北陸中日新聞
表示
北陸中日新聞 | |
---|---|
中日新聞社北陸本社 | |
種類 | 日刊紙 |
サイズ | ブランケット判 |
| |
事業者 | 中日新聞社北陸本社 |
本社 |
〒920-8573 石川県金沢市駅西本町二丁目12番30号 |
代表者 | 小出宣昭 |
創刊 | 1960年 |
前身 | 北陸新聞(1952年創刊) |
言語 | 日本語 |
価格 |
1部 朝刊110円、夕刊50円 月極 朝夕刊セット3,870円 統合版2,905円 |
発行数 |
(朝刊)91,462部 (夕刊)7,081部 (2018年5月、日本ABC協会調べ[1]) |
ウェブサイト | http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/ |
北陸中日新聞︵ほくりくちゅうにちしんぶん︶は、中日新聞北陸本社︵石川県金沢市︶が発行している日本の地方新聞。中日新聞社が東海地方で発行する﹃中日新聞﹄の北陸版である。2017年9月期の販売部数︵日本ABC協会調査︶は約9万部[2]。通称は﹁北陸中日﹂か﹁北中︵ほくちゅう︶﹂。
概要
1952年に北日本新聞社が﹃北陸新聞﹄として創刊。1960年に中部日本新聞社︵現・中日新聞社︶が北陸新聞の発行・編集権を買収。北陸新聞を﹁北陸中日新聞﹂に改称し、同紙を発行。1967年に中日新聞北陸本社から発行されるようになる。 かつて北中は北陸3県︵富山県、石川県、福井県︶に向けて発行していたが、現在は富山県と石川県の2県のカバーとなっている。福井県内向けは、1992年に経営不振に陥っていた同県の地方紙﹁日刊福井﹂を買収し、1993年に北中・福井版と紙面統合。1994年には﹁日刊県民福井﹂︵県福︶として発行するようになった。夕刊は石川県︵一部除く︶のみで発行。ただし現在でも、富山・福井両県内のごく一部で北中の夕刊などが販売されている場合もあるほか、福井県では福井市など極限られた地域で名古屋本部発行の中日新聞も併売されている。 紙面の一部は中日新聞・東京新聞と紙面共有している︵﹁こちら特報部﹂など︶。なお福井県内では、県福とは別に名古屋発行の中日新聞・福井版が一部地域で発行されている。2016年7月、北中の富山県向けの朝刊、及び中日スポーツの石川・富山版を、2017年秋からの予定で、競合地方紙の北國新聞白山工場︵運営﹁株式会社ショセキ﹂︶に委託することで業務提携を結んだと発表した︵なお北中の石川県向け朝夕刊、中スポの福井・京滋版、並びに県福の各紙はこれまで通り北中の工場にて印刷する︶[3] 中日新聞・東京新聞と同様に憲法改正・首相の靖国神社参拝・君が代起立命令判決に反対、批判的である。2017年6月11日には﹁I♡NK﹂(I love North Korea)という一面を出している。 北陸の地域新聞といっても、中日新聞、東京新聞の紙面をそのまま引用する事が多く、平成27年3月14日の北陸新幹線開業時には、北國新聞、北日本新聞がそれぞれ朝刊並みの号外を発行したにも関わらず、同紙は号外そのものを発行していない︵しかし、金沢駅での開業の瞬間を生放送で伝えた北陸朝日放送の特別番組には、提供スポンサーとして名を連ねている︶。 中日新聞・東京新聞の共同連載企画﹁平和の俳句﹂︵選者‥金子兜太・いとうせいこう︶が北中でも朝刊1面で掲載されている。 広告キャラクターは、2018年2月から石川県能美市出身の中日ドラゴンズ・京田陽太が起用されている。過去には又吉直樹︵ピース︶と遼河はるひ︵女優。元宝塚歌劇団︶、杉咲花、高橋尚子、吉瀬美智子、米倉涼子が起用されていた。朝刊・夕刊
1部売り ●朝刊110円、夕刊50円 発行部数︵2017年9月、日本ABC協会調べ︶ ●朝刊‥9万2905部、夕刊‥7523部発行所
本社 ●石川県金沢市駅西本町二丁目12番30号︵郵便番号 920-8573︶ ●2010年10月12日に、編集・制作・業務部門と中日広告社、中日サービス、日刊県民福井などの機能が移転した[4]。 旧本社 ●石川県金沢市南町3番20号︵金沢中日ビル︶ ●石川テレビ放送の別館︵現在は本社機能を統合し廃止︶、富山テレビ放送の金沢支社、金沢中日文化センターなどが入居していた。また、印刷拠点である幸工場︵金沢市北安江︶では、2011年4月から朝日新聞︵大阪本社版︶の石川県・富山県向け紙面の委託印刷を開始した[5]。支局・通信局・通信部
支局
石川県 ●小松、白山、七尾 富山県 ●富山、高岡通信局
石川県 ●加賀、輪島、羽咋 富山県 ●砺波、魚津、黒部通信部
石川県 ●津幡、鶴来、能美、珠洲、穴水、能登、志賀、門前 富山県 ●南砺、氷見、八尾題字の地紋
●北陸中日新聞の題字の地紋には、発行エリアの名所名物である、兼六園の徽軫灯籠、花見橋、金沢城、立山とライチョウ、チューリップ、漆器の椀の絵が描かれている。紙面割り
2010年11月1日の紙面リニューアルによって、地域面の地紋が刷新された。2018年6月1日には、石川の地域面を全面改訂し各地域面が2面構成、合計6面構成と変更されている[6]。同時に、野々市市の地域分けを﹁かが白山﹂面から﹁金沢﹂面へと変更している。石川・富山共通
●ほくりく経済︵火曜日から土曜日に掲載︶ ●popress︵ポプレス、若手記者による企画記事︶ - 2018年現在は不定期掲載となっている。地域版
石川県 月曜日には﹁石川スポーツ﹂面が別途組まれる。また、石川テレビの平日朝の情報番組﹃石川さん情報Live リフレッシュ﹄の番組案内、2018年4月からは﹃石川さん プライムニュース﹄の番組案内も掲載されている︵いずれも放送日のみ︶。 ●各地域面 ●金沢‥金沢市・野々市市・かほく市・河北郡 ●かが白山‥白山市・小松市・加賀市・能美市・川北町 ●能登‥羽咋市・七尾市・輪島市・珠洲市・羽咋郡・鳳珠郡・鹿島郡 富山県 ●富山総合 ●富山 ●なお、石川県のように各地域ごとの紙面設定はしていない。テレビ・ラジオ欄
2012年3月17日に、BSの新チャンネル﹁Dlife﹂が開局したことに伴い、掲載するチャンネルおよび放送局が変更された。これまで、ラジオ面に掲載されていたFM福井、FM長野の番組表がこの日から掲載を取り止めた。最終面
中日系では民放系のBSチャンネルが唯一最終面に掲載されておらず、紙面3分の1が広告となっている。- 石川県版
- フルサイズ
- ハーフサイズ
- 4分の1サイズ
- 富山県版
- フルサイズ
- NHK総合、NHK Eテレ、BBTテレビ、チューリップ、KNBテレビ、HAB
- ハーフサイズ
- NHK BS1、NHK BSプレミアム、WOWOWプライム
- 4分の1サイズ
- 石川テレビ、MROテレビ、テレビ金沢、新潟放送
中面
- 石川県版
- 富山県版
- ラジオ
- ハーフサイズ - NHK第一、NHK第二、KNBラジオ、MROラジオ、FMとやま、FM石川、NHKFM
- 3分の1サイズ - FBC福井、ラジオNIKKEI
- BSデジタル
- 3分の1サイズ - BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ
- 4分の1サイズ - WOWOWライブ、WOWOWシネマ、スターチャンネル1、BS11、TwellV、Dlife
- ケーブルテレビ
- CSデジタル
- MTV、GAORA、スカイ・A sports+、衛星劇場、チャンネルNECO、スペースシャワー
- コミュニティ放送(「富山」面に記載)
連載漫画
- 朝刊
- 「ねえ、ぴよちゃん」(青沼貴子)
- 夕刊
- 「ウチのげんき予報」(新田朋子)
関連放送事業者
脚注
- ^ “18年5月ABC部数”. 新聞情報. (2018年6月16日)
- ^ 中日新聞社広告局メディアガイド
- ^ 北陸中日の一部、北国新聞で印刷 来秋目標に委託 Archived 2016年7月30日, at the Wayback Machine.(中日新聞2016年7月28日 7月31日閲覧)
- ^ 北陸中日新聞2010年10月11日付朝刊記載
- ^ 朝日新聞社インフォメーション(中日新聞社と相互委託印刷で提携します)
- ^ 感動と驚きの新紙面! 6月から地域版を6ページに拡大! - 北陸中日新聞・中日新聞からのお知らせ 2018年6月1日
- ^ かつては『石川 ITC』と表記されていた
- ^ かつては『北陸 MRO』と表記されていた
関連項目
●中日新聞・中日新聞社 ●日刊県民福井 ●北陸中日新聞ニュース ●FNN北陸中日新聞 日曜夕刊 ●FNN石川テレニュース ●FM石川ニュース ●FMとやまニュース ●朝日新聞︵2011年4月1日より富山・石川版の委託印刷開始。富山版は1989年9月-2011年3月までは輸送の都合上東京本社管轄であったが、今回の委託印刷開始を受けて22年ぶりに大阪本社の管轄になった。またこれまで京都市の自社工場で製作されていた石川版も、同様に北陸中日新聞の工場発行に移行した。福井版は距離的な関係で、従前と同じ京都で印刷されている[1]。︶外部リンク
●中日新聞 北陸中日新聞から- ^ ただし、当初の計画では福井版も金沢での印刷に移行する予定だった(福井版の金沢移行が見送られた理由については不明)