表参道駅
表参道駅[* 1] | |
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B4番出入口(2019年5月) | |
おもてさんどう Omote-sando | |
所在地 |
東京都港区北青山三丁目6-12 北緯35度39分55秒 東経139度42分45秒 / 北緯35.66528度 東経139.71250度座標: 北緯35度39分55秒 東経139度42分45秒 / 北緯35.66528度 東経139.71250度 |
所属事業者 | 東京地下鉄(東京メトロ) |
電報略号 | サン |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム |
2面4線(銀座線・半蔵門線) 1面2線(千代田線) |
乗降人員 -統計年度- |
[メトロ 1]154,173人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1938年11月18日 |
乗入路線 3 路線 | |
所属路線 | ●銀座線 |
駅番号 | G02 |
キロ程 | 13.0 km(浅草起点) |
(0.7 km) 外苑前 G 03► | |
所属路線 | ●千代田線 |
駅番号 | C04 |
キロ程 | 20.9 km(北綾瀬起点) |
◄C 03 明治神宮前 (0.9 km) (1.4 km) 乃木坂 C 05► | |
所属路線 | ●半蔵門線 |
駅番号 | Z02 |
キロ程 | 1.3 km(渋谷起点) |
◄Z 01 渋谷 (1.3 km) (1.4 km) 青山一丁目 Z 03► | |
備考 | 駅務管区所在駅 |
表参道駅︵おもてさんどうえき︶は、東京都港区北青山三丁目にある、東京地下鉄︵東京メトロ︶の駅である。
港区最西端の駅。駅名の由来となっている明治神宮の表参道︵東京都道413号赤坂杉並線︶と青山通り︵国道246号︶の交差点の地下に位置する。
地下2階の千代田線コンコース︵2018年︶
当駅は駅務管区所在駅である。表参道駅務管区として、表参道地域、永田町地域、明治神宮前地域を管理する。また表参道地域として、外苑前駅を管理する[10]。
乗り入れ路線[編集]
銀座線・千代田線・半蔵門線の3路線が乗り入れ、各路線ごとに駅番号が与えられている。銀座線と半蔵門線は同じホームにある。 ●東京メトロ 銀座線 - 駅番号はG 02。 千代田線 - 駅番号はC 04。 半蔵門線 - 駅番号はZ 02。歴史[編集]
●1938年︵昭和13年︶11月18日‥東京高速鉄道の青山六丁目駅︵あおやまろくちょうめえき︶として開業。 ●1939年︵昭和14年︶9月16日‥神宮前駅︵じんぐうまええき︶へ改称。 ●1941年︵昭和16年︶9月1日‥陸上交通事業調整法により東京高速鉄道が帝都高速度交通営団︵営団地下鉄︶に統合、営団地下鉄の駅となる。 ●1954年︵昭和29年︶8月27日‥神宮前駅拡張工事が決定[1]。 ●1955年︵昭和30年︶5月1日‥銀座線輸送力増強に伴い運行開始となった4両編成の浅草方1両を締切扱いとする[1]。 ●1957年︵昭和32年︶7月1日‥神宮前駅ホームが6両対応に延長され、締切扱いがなくなる[2]。 ●1972年︵昭和47年︶10月20日‥千代田線の表参道駅が開業。銀座線の神宮前駅も同名に改称。 ●1978年︵昭和53年︶8月1日‥半蔵門線の駅が開業[3]。同時に銀座線のホームを浅草駅方面に約180 m移設し、現在の形態になる[3]。 ●1986年︵昭和61年︶9月27日 - 1988年︵昭和63年︶3月31日‥駅弁﹁METRO-LUNCH PAC-CIKA﹂が販売[注 1]。 ●2004年︵平成16年︶4月1日‥営団地下鉄の民営化に伴い、当駅は東京地下鉄︵東京メトロ︶に継承される[4]。 ●2005年︵平成17年︶12月2日‥駅ナカ商業施設﹁エチカ表参道﹂が開業[5]。 ●2007年︵平成19年︶3月18日‥ICカード﹁PASMO﹂の利用が可能となる[6]。 ●2008年︵平成20年︶3月15日‥小田急ロマンスカーの千代田線への直通運転が開始される[7]。 ●2017年︵平成29年︶12月1日 - 12月18日‥地下鉄開通90周年記念のイベントの一環﹁幻の駅ライトアップ﹂として、銀座線旧神宮前駅跡と旧萬世橋駅跡を期間限定でライトアップ[8]。 ●2018年︵平成30年︶ ●9月13日‥半蔵門線ホームに発車メロディを導入[9]。 ●10月27日‥千代田線ホームに発車メロディを導入。 ●11月22日‥銀座線ホームに発車メロディを導入。駅構造[編集]
銀座線・半蔵門線[編集]
銀座線と半蔵門線は地下1階に島式ホーム2面4線を方向別配線で共有している。内側2線が銀座線で、外側2線が半蔵門線である。それぞれの渋谷方面および青山一丁目方面の列車は同一ホームで乗り換えが可能である。一部コンコースは改札階の上層の地下1階にあるが、中央の改札階は地下2階にあり、地上に出るために階下に降りる必要がある。銀座線ホームの深さは8.4 m、半蔵門線ホームの深さは8.5 mで、半蔵門線ホームは全駅で最も浅い位置にある[11]。なお、東京地下鉄における﹁駅の深さ﹂とは、駅中心部における地表からレール面までの深さを表す[11]。 4番線壁面の駅名標は、かつては次駅表示が半蔵門線と銀座線の両方の駅名︵青山一丁目/外苑前︶が路線名とともに併記されていたが、銀座線の表記はシールで隠されていた。コンコース[編集]
地下2階には改札口や商業施設を備えたコンコースがある。また、その上階の地下1階もコンコースとなっている。なお、千代田線代々木上原寄りの改札は地下1階にあり、地下2階を経ることなく地下3階から直結している。それ以外の改札口は地下2階にある。 駅ナカ商業施設﹁エチカ表参道﹂のテナントが改札内外に展開されている。そのため、土曜・休日には買い物客などで大変混雑する。また、Tokyo Metro To Me Card専用のポイントチャージ機が、東京地下鉄の定期券売り場以外では唯一、当駅に設置されている。 地下2階︵銀座線・半蔵門線ホーム真下︶の円柱には、話題性のある広告が貼付される場合があり、ひとつの特徴でもある[注 2]。 トイレは地下1階に2箇所あり、中央側の改札外、千代田線代々木上原寄りの改札内にある。千代田線[編集]
千代田線ホームは地下3階に位置しており、島式ホーム1面2線を有する。乃木坂寄りには両渡り線が設置されており、緊急時に折り返しが可能である[12]。駅ホームの深さは18.8 m[11]。 当時の帝都高速度交通営団︵営団地下鉄︶は大型の方面表示板の多くを昭和時代末期に小型のものに交換したが、当駅の千代田線ホームには平成時代に入ってもこれが残されており、加えて﹁こんどの電車は○○を出ました﹂と表記される接近ランプや宙吊り式の時刻表も残されていた。これらは改装工事の際に撤去され、他駅と同様のスタイルになった。のりば[編集]
番線 | 路線 | 行先[13] |
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千代田線ホーム(地下3階) | ||
1 | 千代田線 | 代々木上原・伊勢原方面 |
2 | 北綾瀬・我孫子・取手方面 | |
銀座線・半蔵門線ホーム(地下1階) | ||
3 | 半蔵門線 | 渋谷・長津田・中央林間方面 |
4 | 銀座線 | 渋谷ゆき |
5 | 浅草方面 | |
6 | 半蔵門線 | 押上〈スカイツリー前〉・久喜・南栗橋方面 |
(出典:東京メトロ:構内図)
発車メロディ[編集]
全ホームでスイッチ制作の発車メロディ(発車サイン音)を使用している[14][15][16]。
番線 | 路線 | 曲名 | 作曲者 |
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1 | 千代田線 | ハイヒールパレード | 大和優子 |
2 | 三つの願い | 塩塚博 | |
3 | 半蔵門線 | 薫風 | 福嶋尚哉 |
4 | 銀座線 | 永遠に続く道 | 塩塚博 |
5 | 早瀬 | 福嶋尚哉 | |
6 | 半蔵門線 | エントランス |
エスカレーター・エレベーター[編集]
- エスカレーターは次の場所に設置されている。
- 改札内:ホーム - コンコース間
- 改札外:地下2階コンコース - 地下1階コンコース(A4・A5出口方面/A3出口方面/B4出口方面)間、B3・B4・B5出入口
- エレベーターは次の場所に設置されている。
- 改札内:ホーム - コンコース間
- 改札外:B3出入口
-
A2番出入口(2011年9月)
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1・2番線ホーム(2020年12月)
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3・4番線ホーム(2022年4月)
利用状況[編集]
●東京メトロ - 2022年度の1日平均乗降人員は154,173人である[メトロ 1]。 東京メトロ全130駅の中では高田馬場駅に次ぐ第12位。この値は東京メトロ線同士の乗換人員を含まない。 ●東京メトロ線同士の乗換人員を含んだ、2019年度の路線別1日平均乗降人員は以下の通りである[乗降データ 1]。 ●銀座線 - 204,870人 - 同線内では新橋駅、日本橋駅、渋谷駅に次ぐ第4位。 ●千代田線 - 196,946人 - 同線内では綾瀬駅、北千住駅、代々木上原駅、大手町駅に次ぐ第5位。 ●半蔵門線 - 193,981人 - 同線内では渋谷駅に次ぐ第2位。年度別1日平均乗降人員[編集]
近年の1日平均乗降人員は下表の通り。年度別1日平均乗降人員[乗降データ 1] 年度 営団 / 東京メトロ 1日平均
乗降人員増加率 1992年(平成 4年)109,187 1993年(平成 5年)105,437 −3.4% 1994年(平成 6年)110,124 4.4% 1995年(平成 7年)111,978 1.7% 1996年(平成 8年)113,119 1.0% 1997年(平成 9年)114,151 0.9% 1998年(平成10年) 114,601 0.4% 1999年(平成11年) 118,615 3.5% 2000年(平成12年) 122,369 3.2% 2001年(平成13年) 125,280 2.4% 2002年(平成14年) 126,496 1.0% 2003年(平成15年) 129,292 2.2% 2004年(平成16年) 129,824 0.4% 2005年(平成17年) 134,651 3.7% 2006年(平成18年) 144,877 7.6% 2007年(平成19年) 151,667 4.7% 2008年(平成20年) 151,601 0.0% 2009年(平成21年) 148,428 −2.1% 2010年(平成22年) 146,476 −1.3% 2011年(平成23年) 143,772 −1.8% 2012年(平成24年) 150,569 4.7% 2013年(平成25年) 163,137 8.3% 2014年(平成26年) 168,713 3.4% 2015年(平成27年) 174,394 3.4% 2016年(平成28年) 177,078 1.5% 2017年(平成29年) 182,125 2.9% 2018年(平成30年) 186,923 2.6% 2019年(令和元年) 183,989 −1.6% 2020年(令和 2年)[メトロ 2]113,687 −38.2% 2021年(令和 3年)[メトロ 3]133,378 17.3% 2022年(令和 4年)[メトロ 1]154,173 15.6% 年度別1日平均乗車人員(1956年 - 2000年)[編集]
近年の1日平均乗車人員は下表の通り。
年度別1日平均乗車人員 年度 銀座線 千代田線 半蔵門線 出典 1956年(昭和31年) 3,522 未開業 未開業 [東京都統計 1] 1957年(昭和32年) 3,751 [東京都統計 2] 1958年(昭和33年) 3,955 [東京都統計 3] 1959年(昭和34年) 6,348 [東京都統計 4] 1960年(昭和35年) 6,816 [東京都統計 5] 1961年(昭和36年) 7,032 [東京都統計 6] 1962年(昭和37年) 5,703 [東京都統計 7] 1963年(昭和38年) 7,142 [東京都統計 8] 1964年(昭和39年) 8,140 [東京都統計 9] 1965年(昭和40年) 10,192 [東京都統計 10] 1966年(昭和41年) 9,557 [東京都統計 11] 1967年(昭和42年) 10,445 [東京都統計 12] 1968年(昭和43年) 11,967 [東京都統計 13] 1969年(昭和44年) 13,019 [東京都統計 14] 1970年(昭和45年) 15,205 [東京都統計 15] 1971年(昭和46年) 18,128 [東京都統計 16] 1972年(昭和47年) 18,246 [備考 1]7,987 [東京都統計 17] 1973年(昭和48年) 19,660 9,225 [東京都統計 18] 1974年(昭和49年) 15,704 6,715 [東京都統計 19] 1975年(昭和50年) 15,221 8,096 [東京都統計 20] 1976年(昭和51年) 15,370 8,307 [東京都統計 21] 1977年(昭和52年) 14,945 8,386 [東京都統計 22] 1978年(昭和53年) 14,362 10,545 [備考 2]1,856 [東京都統計 23] 1979年(昭和54年) 15,205 11,404 3,101 [東京都統計 24] 1980年(昭和55年) 16,926 12,378 3,737 [東京都統計 25] 1981年(昭和56年) 18,236 13,395 4,342 [東京都統計 26] 1982年(昭和57年) 19,170 13,863 4,855 [東京都統計 27] 1983年(昭和58年) 20,052 14,779 5,730 [東京都統計 28] 1984年(昭和59年) 21,386 15,608 6,707 [東京都統計 29] 1985年(昭和60年) 21,866 16,644 7,310 [東京都統計 30] 1986年(昭和61年) 22,814 17,074 8,044 [東京都統計 31] 1987年(昭和62年) 22,847 17,650 8,331 [東京都統計 32] 1988年(昭和63年) 23,060 18,005 9,060 [東京都統計 33] 1989年(平成元年) 22,781 17,542 11,304 [東京都統計 34] 1990年(平成 2年)22,745 18,016 13,129 [東京都統計 35] 1991年(平成 3年)22,385 18,172 13,612 [東京都統計 36] 1992年(平成 4年)21,712 17,874 13,444 [東京都統計 37] 1993年(平成 5年)21,496 17,885 13,370 [東京都統計 38] 1994年(平成 6年)22,447 17,800 14,200 [東京都統計 39] 1995年(平成 7年)22,943 17,150 14,683 [東京都統計 40] 1996年(平成 8年)23,589 17,367 14,830 [東京都統計 41] 1997年(平成 9年)23,942 17,225 14,882 [東京都統計 42] 1998年(平成10年) 24,129 17,227 15,167 [東京都統計 43] 1999年(平成11年) 24,544 17,533 15,546 [東京都統計 44] 2000年(平成12年) 25,288 17,430 16,104 [東京都統計 45] 年度別1日平均乗車人員(2001年以降)[編集]
年度別1日平均乗車人員[乗降データ 2] 年度 銀座線 千代田線 半蔵門線 出典 2001年(平成13年) 25,759 16,707 16,625 [東京都統計 46] 2002年(平成14年) 25,655 17,129 16,841 [東京都統計 47] 2003年(平成15年) 25,730 16,757 18,404 [東京都統計 48] 2004年(平成16年) 25,644 17,247 18,838 [東京都統計 49] 2005年(平成17年) 27,266 18,208 19,866 [東京都統計 50] 2006年(平成18年) 29,356 19,671 21,592 [東京都統計 51] 2007年(平成19年) 30,464 20,918 22,087 [東京都統計 52] 2008年(平成20年) 28,118 23,025 21,951 [東京都統計 53] 2009年(平成21年) 26,956 23,195 21,759 [東京都統計 54] 2010年(平成22年) 26,446 22,619 21,898 [東京都統計 55] 2011年(平成23年) 26,033 22,257 21,489 [東京都統計 56] 2012年(平成24年) 27,419 22,951 22,660 [東京都統計 57] 2013年(平成25年) 27,684 25,506 25,747 [東京都統計 58] 2014年(平成26年) 29,095 25,923 26,569 [東京都統計 59] 2015年(平成27年) 29,902 27,019 27,374 [東京都統計 60] 2016年(平成28年) 30,268 27,871 27,493 [東京都統計 61] 2017年(平成29年) 31,153 29,022 28,019 [東京都統計 62] 2018年(平成30年) 31,660 30,184 28,759 [東京都統計 63] 2019年(令和元年) 30,954 29,926 28,205 [東京都統計 64] - 備考
駅周辺[編集]
●港区立青南小学校 ●港区立青南幼稚園 ●事業構想大学院大学 ●国際連合大学 ●学校法人青山学院 ●青山学院大学 ●青山学院中等部・高等部 ●青山学院初等部 ●青山学院幼稚園 ●根津美術館 ●みずほ銀行青山支店 ●三菱UFJ銀行 ●表参道支店 ●青山支店 ●三井住友銀行青山支店 ●きらぼし銀行本店 ●表参道ヒルズ ●オーク表参道︵ハナエ・モリビル跡にある複合商業施設︶ ●スパイラル ●JBPオーバルビル ●Ao ●フロム・ファーストビル ●ワールド (企業) 北青山オフィス ●オスカープロモーション ●ワタナベエンターテインメント ●表参道GROUND︵旧表参道FAB︶ ●伊藤病院 ●渋谷区立神宮前小学校 ●小原流会館 ●骨董通り ●みゆき通り ●国道246号︵青山通り︶ ●東京都道305号芝新宿王子線︵明治通り︶ ●東京都道413号赤坂杉並線︵表参道︶バス路線[編集]
表参道駅 ●ハチ公バス︵東急バス︶ ●神宮の杜ルート‥千駄ケ谷駅・参宮橋・代々木駅・渋谷駅ハチ公口方面 ●ちぃばす︵フジエクスプレス︶ ●青山ルート‥青山一丁目駅前・赤坂見附駅方面/西麻布・六本木ヒルズ方面 ●この他、都営バスが運行する劇場バス︵劇04系統︶の﹁表参道駅前﹂停留所︵降車専用︶がある。これは、2000年︵平成12年︶12月11日まで運行していた茶81系統の渋谷駅行のりばをそのまま使用したものである。御茶ノ水駅方面行のりばは茶81系統廃止と同時に撤去された。 ●上記とは別に、都営バスには当駅と同じ名前の﹁表参道﹂停留所が存在するが、こちらは明治神宮前駅付近の明治通り上にある。その他[編集]
●銀座線では、2003年︵平成15年︶まで接近放送を当駅と虎ノ門駅・上野駅で、発車放送を当駅のみで流していたが、発車標の設置に伴い全駅へと拡大した。 ●両線とも発車メロディ化される以前、半蔵門線の発車ベルは銀座線の発車ベルと重ならないように通常とは違う音が採用されていた。ちなみに、同様の例は赤坂見附駅の丸ノ内線ホームや小竹向原駅においてホームドア稼働前に使用されていた発車ベルにも見られた。 ●2008年︵平成20年︶3月15日から運転を開始した千代田線直通のロマンスカーは、﹁メトロはこね﹂﹁メトロえのしま﹂﹁メトロモーニングウェイ﹂﹁メトロホームウェイ﹂は北千住駅・大手町駅・霞ケ関駅とともに停車するが、以前運行されていた臨時列車の﹁ベイリゾート﹂は千代田線内では当駅のみ停車していた[17]。なお、運転開始告知ポスターには当駅と60000形﹁MSE﹂が映っていた。 ●山下達郎のシングル﹃スプリンクラー﹄は当駅が曲の舞台とされている[18]。 ●hitomiのシングル﹃by myself﹄のPVでhitomiが地下鉄ホームに立つ一幕があるが、これは当駅のホームである。神宮前駅[編集]
現在の銀座線の駅が、1938年︵昭和13年︶に﹁青山六丁目駅﹂の名で開業した当時は、現在の位置よりも180mほど渋谷寄りにあった[19]。駅名も翌1939年に明治神宮に近いことから改称され、﹁神宮前駅﹂となった[19]。 1972年︵昭和47年︶の千代田線開業時に明治神宮前駅が設置されたことで、混同を避けるため神宮前駅を﹁表参道駅﹂に改称し、同時に同線との乗り換え駅となったが、一度地上を経由する改札外連絡で不便な乗り換え形態であった[19]。これらを解消するため、半蔵門線の開業に合わせて同線と銀座線の新ホームを建設し、旧ホームの新橋寄りの現在の位置に銀座線のホームを移動させ、さらに旧ホームと直結していたB1・B2出入口と新駅のコンコースとの間に連絡通路を設けて現在の形になった。表参道︵青山六丁目→神宮前︶駅の旧ホームは銀座線線路のすぐ渋谷寄りに現存し、連続して建設されているが、立入禁止となっており、資材置き場として使用している[20]。 2012年︵平成24年︶8月6日から同年8月12日まで、映画﹃プロメテウス﹄の宣伝のため、この銀座線旧ホームを使用して、映画に関係するオブジェなどを配置した﹁﹃プロメテウス﹄ミステリー・ステーション﹂と題されたタイアップキャンペーンが実施された[21]。この映画は同年5月にフランスで公開された際にも、パリメトロ8号線のストラスブール=サン=ドニ駅とレピュブリック駅間にあるサン=マルタン駅跡を使って同様のキャンペーンを実施しており、配給元の20世紀フォックスが日本でも実施するために使われなくなった駅を探して実現させたものである[21]。隣の駅[編集]
- 東京地下鉄(東京メトロ)
- 銀座線
- 千代田線
- □特急ロマンスカー「メトロはこね」「メトロえのしま」「メトロモーニングウェイ」「メトロホームウェイ」停車駅
- ■ロマンスカー以外の列車種別(千代田線内は各駅に停車)
- 明治神宮前〈原宿〉駅 (C 03) - 表参道駅 (C 04) - 乃木坂駅 (C 05)
- 半蔵門線
- 渋谷駅 (Z 01) - 表参道駅 (Z 02) - 青山一丁目駅 (Z 03)
脚注[編集]
記事本文[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
(一)^ ab帝都高速度交通営団史、p.572。 (二)^ 帝都高速度交通営団史、p.574。 (三)^ ab藤井和之﹁90周年を迎える東京メトロ銀座線をめぐる改良工事﹂﹃鉄道ピクトリアル﹄第67巻第12号︵通巻939号︶、電気車研究会、2017年12月1日、50-57頁、ISSN 0040-4047。 (四)^ ﹃﹁営団地下鉄﹂から﹁東京メトロ﹂へ﹄︵プレスリリース︶営団地下鉄、2004年1月27日。 オリジナルの2006年7月8日時点におけるアーカイブ。2020年3月25日閲覧。 (五)^ ﹃東京メトロの駅が進化します!表参道駅が新しく生まれ変わります!﹁Echika︵エチカ︶表参道﹂26店舗12月2日︵金︶グランドオープン!﹄︵プレスリリース︶東京地下鉄、2005年10月3日。 オリジナルの2012年5月12日時点におけるアーカイブ。2020年5月2日閲覧。 (六)^ ﹃PASMOは3月18日︵日︶サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー﹄︵PDF︶︵プレスリリース︶PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。 オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブ。2020年5月5日閲覧。 (七)^ ﹃2008年3月15日︵土︶からロマンスカー・MSEによる東京メトロ線への直通運転を開始します﹄︵プレスリリース︶東京地下鉄、2007年12月20日。 オリジナルの2012年5月12日時点におけるアーカイブ。2020年5月2日閲覧。 (八)^ ﹃銀座線幻の駅をライトアップします!萬世橋と神宮前の2駅、12月1日︵金︶〜18日︵月︶の期間限定﹄︵PDF︶︵プレスリリース︶東京地下鉄、2017年11月28日。 オリジナルの2018年1月21日時点におけるアーカイブ。2020年5月2日閲覧。 (九)^ ﹃半蔵門線に初めて発車メロディを導入します 半蔵門駅、三越前駅にはその駅にゆかりのある曲を採用﹄︵PDF︶︵プレスリリース︶東京地下鉄、2018年9月6日。 オリジナルの2018年9月13日時点におけるアーカイブ。2020年3月20日閲覧。 (十)^ 関田崇︵東京地下鉄経営企画本部経営管理部︶﹁総説‥東京メトロ﹂﹃鉄道ピクトリアル﹄第66巻第12号︵通巻926号︶、電気車研究会、2016年12月10日、17頁、ISSN 0040-4047。 (11)^ abc東京地下鉄﹃東京メトロハンドブック2023﹄、pp.144 - 148。 (12)^ ﹁線路略図﹂﹃鉄道ピクトリアル﹄第66巻第12号︵通巻926号︶、電気車研究会、2016年12月10日、巻末、ISSN 0040-4047。 (13)^ “表参道駅 時刻表”. 東京メトロ. 2024年4月22日閲覧。 (14)^ “東京メトロ銀座線発車サイン音を制作”. スイッチオフィシャルサイト. スイッチ (2018年8月27日). 2021年3月31日閲覧。 (15)^ “東京メトロ千代田線発車サイン音を制作”. スイッチオフィシャルサイト. スイッチ (2018年10月6日). 2021年3月31日閲覧。 (16)^ “東京メトロ半蔵門線発車サイン音を制作”. スイッチオフィシャルサイト. スイッチ (2018年9月10日). 2021年3月31日閲覧。 (17)^ ﹃平成21年3月14日︵土︶﹁特急ロマンスカー﹂運転時刻一部変更について 利便性の向上を図ります﹄︵プレスリリース︶東京地下鉄、2009年1月14日。 オリジナルの2020年12月8日時点におけるアーカイブ。2021年4月24日閲覧。 (18)^ ﹃OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜﹄2012年9月26日発売 MOON ⁄ WARNER MUSIC JAPAN 4CD:WPCL-11201/4︻初回限定盤︼, 3CD:WPCL-11205/7︻通常盤︼ (19)^ abc“裏参道はどこに 表参道駅に移転・改称の歴史”. NIKKEI STYLE. 日経BP社 (2015年6月19日). 2017年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月30日閲覧。 (20)^ “︻銀座線探偵団︼表参道駅にも幻のホームがある!!潜入してみた”. 銀座線リニューアル情報サイト. 東京地下鉄 (2016年9月30日). 2018年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月15日閲覧。 (21)^ ab“総制作費2000万円!﹁プロメテウス﹂が地下鉄と驚がくタイアップ”. 映画com (2012年8月7日). 2021年4月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月9日閲覧。利用状況[編集]
- 東京地下鉄の1日平均利用客数
(一)^ abc“各駅の乗降人員ランキング”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。 (二)^ “各駅の乗降人員ランキング(2020年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。 (三)^ “各駅の乗降人員ランキング(2021年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。- 地下鉄の統計データ
- 東京都統計年鑑
- ^ 昭和31年 (PDF) - 15ページ
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- ^ 平成28年
- ^ 平成29年
- ^ 平成30年
- ^ 平成31年・令和元年
参考文献[編集]
- 『帝都高速度交通営団史』東京地下鉄、2004年12月。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 表参道駅/G02/C04/Z02|路線・駅の情報 - 東京メトロのページ
- エチカ表参道|Echika