各務原市
表示
かかみがはらし ![]() 各務原市 | |
---|---|
![]() | |
国 |
![]() |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 岐阜県 |
市町村コード | 21213-0 |
法人番号 | 7000020212130 |
面積 |
87.81km2 |
総人口 |
141,778人 [編集] (推計人口、2024年6月1日) |
人口密度 | 1,615人/km2 |
隣接自治体 |
岐阜市、関市、加茂郡坂祝町、羽島郡岐南町、笠松町 愛知県:一宮市、犬山市、江南市、丹羽郡扶桑町 |
市の木 | 松 |
市の花 | つつじ |
市のマスコット 市の歌 イメージソング |
ららら 各務原音頭、各務原市民の歌 新各務原音頭、きらめく心模様、元気ですか |
各務原市役所 | |
市長 | 浅野健司 |
所在地 |
〒504-8555 岐阜県各務原市那加桜町一丁目69番地 北緯35度23分55.7秒 東経136度50分54.3秒 / 北緯35.398806度 東経136.848417度 ![]() |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキプロジェクト |
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/90/Kawashima-Parking-Area-2.jpg/250px-Kawashima-Parking-Area-2.jpg)
各務原市︵かかみがはらし︶は、岐阜県の南部に位置する市。
濃尾平野の北部に位置し、岐阜地区に含まれる。中山道の宿場町︵鵜沼宿︶として栄え、近現代には自衛隊岐阜基地などに関連する工業都市として発展した。今日では岐阜市や名古屋市のベッドタウンとなっており、人口は岐阜県で岐阜市、大垣市に続いて3番目である[1]。
岐阜大学農学部跡地に造られた各務原市民公園をはじめとする多数の大規模な公園緑地があり、まちづくりの政策として﹁パークシティ﹂︵公園都市︶を掲げている。2005年︵平成17年︶には﹁緑の都市賞﹂内閣総理大臣賞を受賞した[2]。
地理
北部から東部にかけては俗に各務原アルプスと呼ばれる標高200-300mの秩父古生層の砂岩、チャート層山地が広がり、南部を木曽川が流れ、愛知県との県境となっている。市の中心部には標高30~60mの各務原台地が広がり、極めて水はけの良い洪積層の黒ぼく土壌であるため稲作には不向きで、鵜沼宿などの宿場町や街道沿いに街があったほかは、明治期までは大部分が原野であった。名鉄の六軒、二十軒という駅名や、溜め池の苧ヶ瀬池は当時の名残である。明治以降は、このような広大な原野と水はけの良すぎる土壌を生かす形で、軍事基地や演習場、かつては岐阜大学の農学部と工学部がおかれ、機械や紡績の工場、少ない水で成長する人参などの生産が主な産業となった。山地は古生代〜中生代のチャートが主体で、堅いチャートが浸食されずに残ったもので、山地が空中写真で“>”という形に褶曲していることが確認できる。鵜沼地域の木曽川の岸からは、ジュラ紀の放散虫が豊富に出土し[3]、“Unuma”と命名された放散虫もあるほどである。2004年に合併した旧川島町や旧稲羽町の南側は木曽川によって運ばれた沖積層の平地が広がっており、古くから木曽川が氾濫しやすい地域で、洪水が発生するたびに地形が変わる幾つかの川中島で形成されていた。昭和20年代にようやく現在の河川流域に定まり、木曽川が3つの流路に分けられ、三派川と呼ばれている。北派川は現在は新境川流路となっており機能していないが、南派川は愛知県との県境となっている。地域としては、岐阜地区に分類される。
隣接する自治体
●北‥関市
●東‥加茂郡坂祝町
●西‥岐阜市、羽島郡笠松町、岐南町︵笠松町地内の木曽川流域に飛び地がある︶
●南‥愛知県一宮市、江南市、犬山市、丹羽郡扶桑町
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/0b/Kakamigahara_city_center_area_Aerial_photograph.1987.jpg/750px-Kakamigahara_city_center_area_Aerial_photograph.1987.jpg)
各務原市中心部周辺の空中写真。市中心部の南側に航空自衛隊岐阜基地 がある。1987年撮影の9枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/0b/Kakamigahara_city_center_area_Aerial_photograph.1987.jpg/750px-Kakamigahara_city_center_area_Aerial_photograph.1987.jpg)
町名
各務原市の地名を参照
歴史
詳細は[4] を参照
●1963年︵昭和38年︶4月1日 - 稲葉郡那加町、稲羽町、鵜沼町、蘇原町が合併し各務原市が誕生
●6月 - 人口6万人を突破
●1965年︵昭和40年︶1月 - 市庁舎を現位置に移転
●1967年︵昭和42年︶11月 - 人口7万人を突破
●1968年︵昭和43年︶ - ライン大橋完成。各務原市誕生前の1925年11月に完成した犬山橋に次いで、当市と愛知県犬山市とを結ぶ2つめの橋である。
●1969年︵昭和44年︶ - 愛岐大橋完成。当市と愛知県とを結ぶ3つめ︵江南市との間では初︶の橋である。
●1973年︵昭和48年︶3月 - 現市庁舎完成
●4月 - 市制10周年
●1976年︵昭和51年︶11月 - 人口10万人を突破
●1983年︵昭和58年︶4月 - 市制20周年
●1986年︵昭和61年︶3月5日 - 東海北陸自動車道の岐阜各務原IC・美濃IC間が開通︵1998年12月13日、東海北陸自動車道が名神高速道路︵一宮JCT︶に連結︶
●1992年︵平成4年︶10月 - 人口13万人を突破
●1993年︵平成5年︶4月 - 市制30周年
●1996年︵平成8年︶3月23日 - 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館オープン
●2000年︵平成12年︶3月28日 - 犬山橋に隣接した道路専用の﹁ツインブリッジ﹂が完成。道路橋に名鉄電車が通っていた︵路面電車と同様だった︶のが改善され、旧橋は電車専用の鉄橋となる。
●6月 - ふれあいバス運行開始
●2003年︵平成15年︶4月 - 市制40周年
●2004年︵平成16年︶11月1日 - 羽島郡川島町を編入
●2006年︵平成18年︶11月5日 - 神明小網橋完成
●2008年︵平成20年︶3月 - 人口15万人を突破
●2013年︵平成25年︶4月 - 市制50周年
●3月24日 - 各務原大橋完成。旧市区と川島地区︵旧・川島町︶とが1本の道で結ばれ、神明小網橋も利用して各務原市役所~江南駅方面へのルートができた。
人口
各務原市(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
行政
歴代市長
代 | 氏名 | 就任 | 退任 | 着任期数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 武藤嘉一 | 1963年(昭和38年)4月1日 | 1968年(昭和43年)6月 | 2期 | 病気により2期途中で辞任 |
2 | 松原啓吉 | 1968年(昭和43年)9月8日 | 1973年(昭和48年)4月18日 | 2期 | 学校給食センター、市の指定金融機関を めぐる汚職事件により2期途中で引責辞任 |
3 | 平野喜八郎 | 1973年(昭和48年)5月20日 | 1997年(平成9年)5月19日 | 6期 | 各務原市市制施行20周年記念事業の一つとして『各務原市史』の編集を行い、1986年に刊行までこぎつける |
4 | 森真 | 1997年(平成9年)5月20日 | 2013年(平成25年)5月19日 | 4期 | |
5 | 浅野健司 | 2013年(平成25年)5月19日 | (現職) | 2期目 |
各務原市議会
- 定数:24名
- 任期:2021年(令和3年)3月4日 - 2025年(令和7年)3月3日
- 議長:川嶋一生 (政和クラブ、4期)
- 副議長:黒田昌弘 (市議会公明党、3期)
会派名 | 議席数 | 議員名(◎は代表) |
---|---|---|
政和クラブ | 11 | 川瀬勝秀、◎足立孝夫、仙石浅善、小島博彦、指宿真弓、瀬川利生、塚原甫、井戸田直人、川嶋一生、坂澤博光、水野盛俊 |
颯清会 | 4 | ◎津田忠孝、池戸一成、大竹大輔、岩田紀正 |
市議会公明党 | 3 | ◎横山富士雄、五十川玲子、黒田昌弘 |
日本共産党各務原市議会議員団 | 2 | ◎波多野こうめ、永冶明子 |
市民派・チームみらい | 2 | ◎杉山元則、古川明美 |
無会派 | 2 | 吉岡健、水野岳男 |
経済
産業
工業出荷高は県内第2位であり、飛行実験隊に位置づけられている航空自衛隊岐阜基地に隣接する川崎重工業株式会社の岐阜工場︵川崎重工業航空宇宙システムカンパニー航空機工場︵所在地は﹁各務原市川崎町﹂︶などの関連航空機部品企業群、自動車関連工場など輸送用車輌機器、金属団地にはその名の通り金属加工企業が群立している。
市北部の須衛町に位置するテクノプラザは、バーチャルリアリティやロボット技術の研究開発拠点として岐阜県庁により設置され、早稲田大学WABOT-HOUSE研究所や岐阜県科学技術振興センターを中核とし、事業所や研究開発専用の産業団地で構成され、多くのベンチャー企業が進出している。また、日本一ソフトウェアなどテクノプラザ出身の企業から上場企業も誕生している。
各務原市内の工業団地として各務原工業団地︵上戸町︶、各務原第2工業団地︵松本町︶、各務東町工業団地︵各務東町︶がある。
名産
- ニンジン
- 貞奴ゆかりの里(和菓子)
- 若アユの一夜干し(アユの開きを干したもの)
- 錦の舞(和菓子)
- にんじん村(ジュース)
- かかみがはら絵巻(和菓子)
- 絵絹(掛け軸に用いられる絵絹の市場占有率100%)
- 守口大根(生産のみ)
- 各務原キムチ
- 篝火(清酒 菊川 )
主な企業
- 川崎重工業航空宇宙システムカンパニー
- カルビー各務原工場 - 地域限定各務原キムチ味ポテトチップスを製造
- 日本一ソフトウェア
- ムトー精工
- 岐阜車体工業
- 中日本ダイカスト工業
- 天龍ホールディングス
- エーザイ
- 大東乳業
- 大幸精工(株)
- ゼロスポーツ(ゼロマックス)
- 大雄
姉妹都市・提携都市
国内
- 友好都市
福井県敦賀市
- 1989年(平成元年)10月2日 友好都市提携
- 都市交流
愛知県犬山市
海外
- 姉妹都市
- 都市交流
- GDCN(Global Digital City Network)世界知識産業都市連合
- 8カ国12都市が会員となっており、各務原市が会長都市を務めている
ユタ州(アメリカ合衆国)
セリトス市(アメリカ合衆国カリフォルニア州)
- 連携協定
教育
かつては岐阜大学の工学部・農学部と付属農場があったが、工学部は1981年[8]、農学部は1982年に岐阜市柳戸に移転した[9]。跡地は各務原市民公園になっている。
幼稚園・認定こども園
すべて私立。
- みどり幼稚園
- ひよし幼稚園
- さくら幼稚園
- 子苑第一幼稚園
- 子苑第二幼稚園
- うぬま第一幼稚園
- うぬま第二幼稚園
- うぬま中央幼稚園
- 尾崎幼稚園
- 合歓の木幼稚園
- 合歓の木南幼稚園
- 各務原幼稚園
- 那加幼稚園
- 認定こども園各務保育園
- かわしま育ちの庭
- かわしま学びの庭
- さらき遊びの庭
- 認定こども園前宮保育園
- 川島東こども園
- 新生こども園
- 認定こども園だいち
- 認定こども園ひよし幼稚園
小学校
中学校
高等学校
- 岐阜県立各務原高等学校(普通科)
- 岐阜県立各務原西高等学校(単位制 - 普通科)
- 岐阜県立岐阜各務野高等学校(情報科・福祉科・ビジネス科)
特別支援学校
大学・短期大学
- 東海学院大学短期大学部
- 東海学院大学(旧:東海女子大学)
- 中部学院大学-人間福祉学部(こども福祉学科=募集停止)、こども学部、経営学部
- 中部学院大学短期大学部-経営情報学科=募集停止
その他の教育機関
- 消防学校
- 看護学校
- 外国人学校
- 保育園
- 各務原市立那加中央保育所
- 各務原市立尾崎保育所
- 各務原市立中屋保育所
- 各務原市立鵜沼西保育所
- 各務原市立蘇原保育所
- 那加保育園
- 鵜沼東保育園
- 鵜沼中保育園
- 蘇原南保育園
- 蘇原西保育園
- 雄飛ヶ丘保育園
- 指定自動車教習所
交通
鉄道路線
市の中心となる駅‥名鉄各務原市役所前駅︵市役所最寄り︶
なお、各務原市内で利用者最多の駅は、犬山線の起点・終点︵名古屋方面への特急・急行︶かつ各務原線に直通し、高山線JR鵜沼駅とも直接隣接している名鉄新鵜沼駅である。
東海旅客鉄道︵JR東海︶
高山本線‥︵岐阜市︶ - 那加駅 - 蘇原駅 - 各務ケ原駅 - 鵜沼駅 - ︵加茂郡坂祝町︶
名古屋鉄道︵名鉄︶
●KG 各務原線‥︵岐阜市︶ - 新加納駅 - 新那加駅 - 市民公園前駅 - 各務原市役所前駅 - 六軒駅 - 三柿野駅 - 二十軒駅 - 名電各務原駅 - 苧ヶ瀬駅 - 羽場駅 - 鵜沼宿駅
●IY 犬山線‥新鵜沼駅 - ︵愛知県犬山市︶
名古屋市から鉄道アクセスは、名鉄各務原線の利用であれば名古屋本線(名鉄本線)を利用し名鉄岐阜駅で乗り換えるか、犬山線を利用し、犬山駅・犬山遊園駅・新鵜沼駅のいずれかで乗り換える。JR利用の場合は東海道線の岐阜駅で高山線に乗り換える。JR特急︵ワイドビュー︶ひだ号のJR鵜沼駅停車が一日数本あり、名鉄からの乗り換えに利用可能だが、ひだ号は鵜沼駅は通過の方が多い。岐阜市内とのアクセスは、運賃や所要時間ではJRに、運転本数では名鉄に分がある。
他に、市外ではあるが、JR木曽川駅、名鉄江南駅が旧川島町や旧稲羽町といった市南部からのアクセス圏内である。市西部の旧那加町・旧蘇原町からも高山線や各務原線では名古屋方面には遠回りになり、乗換を要するので、JR木曽川駅や名鉄江南駅を利用することが多くなっている。
2005年までは市北西部のごく一部区間を名鉄美濃町線が通っていたが、当市内に駅は設置されていなかった。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/03/JR_logo_%28central%29.svg/25px-JR_logo_%28central%29.svg.png)
![CG](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f1/JR_Central_Takayama_Line.svg/20px-JR_Central_Takayama_Line.svg.png)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/37/Meitetsu_logomark_2.svg/20px-Meitetsu_logomark_2.svg.png)
バス路線
●岐阜バス
●かつては岐阜バスの子会社の岐阜バスコミュニティも独自路線を運行していたが、2017年4月に岐阜バスと合併。路線は岐阜バスに引き継がれた。
●名鉄バス
●名鉄一宮駅と市内川島にある川島バス停とを結んでいる。(車両回送を兼ねた江南駅とを結ぶ便も少数ある)。なお、2021年現在、岐阜県内で名鉄の一般路線バスが走っているのは各務原市川島のみである。
●各務原市ふれあいバス
道路
高速道路
一般国道
主要地方道
一般県道
- 岐阜県道114号一宮各務原線
- 岐阜県道115号一宮川島線
- 岐阜県道152号岐阜各務原線
- 岐阜県道178号下中屋笠松線
- 岐阜県道180号松原芋島線
- 岐阜県道181号岐阜那加線
- 岐阜県道192号六軒停車場線
- 岐阜県道205号長森各務原線
その他
- 東海自然歩道が市内を通過している。
- 当市鵜沼各務原町附近と愛知県丹羽郡扶桑町とを結ぶ新愛岐大橋の計画がある。扶桑町中央部を経由して国道41号小牧インター方面との新たなルートとなり、当市と愛知県とをつなぐ第5(扶桑町との間は初)のルートになる予定。
名所・旧跡・観光スポット
名所
遺跡・史跡
主な寺院
主な神社
主なキリスト教会
- 友愛キリスト教会:友愛グループ (蘇原)
- 岐阜純福音教会 (鵜沼)
- 各務原バプテスト教会:日本バプテスト連盟 (稲羽)
- 各務原教会:カトリック教会 (稲羽)
- 各務原教会:日本基督教団 (蘇原)
- 那加教会:日本キリスト改革派教会 (那加)
- ニューホープ岐阜 (鵜沼)
公園
博物館
競技場
- 岐阜県グリーンスタジアム ホッケー用人工芝スタジアム。ホッケー女子日本代表のホームグラウンドとして使用されたことがある。
商業施設
祭事・イベント
2005年までは毎年5月にかさだ広場でオオキンケイギク祭りが開催されていたが、オオキンケイギクが外来種で駆除対象の植物となった煽りを受け、2006年以降は中止となった。
公共施設
国の機関
- 国土交通省中部地方整備局木曽川上流河川事務所木曽川第一出張所
- 国土交通省中部地方整備局木曽川上流河川事務所水辺共生体験館
- 国立研究開発法人土木研究所自然共生研究センター
- 自衛隊岐阜地方協力本部岐阜基地分室
県の機関
市役所・サービスセンター
- 市役所本庁舎
- 市役所北庁舎
- 川島市民サービスセンター 川島地区
- 尾崎市民サービスセンター 尾崎団地(那加地区北部)
- 稲羽市民サービスセンター 稲羽地区
- 鵜沼市民サービスセンター 鵜沼地区
- みどり坂市民サービスセンター 鵜沼地区
- 蘇原市民サービスセンター 蘇原地区
複合施設
警察署
消防
- 各務原市消防本部
- 西部方面消防署
- 川島分署
- 尾崎出張所
- 南出張所
- 東部方面消防署
- 北分署
- みどり坂出張所
- 西部方面消防署
図書館
医療機関
文化・学習施設
- 各務原市産業文化センター
- 各務原市民会館(プリニーの市民会館)
- 中央ライフデザインセンター
- 東ライフデザインセンター
- 川島ライフデザインセンター
- 川島健康福祉センター
- 各務原市少年自然の家
- 中山道鵜沼宿町屋館
子育て支援施設
スポーツ施設
- 各務原市民プール
- 各務原市弓道場
- 各務原スポーツ広場
- 各務原リバーサイド21
- いこいの広場・伊木の森
- 各務原市民球場
- 飛鳥球場
- 各務原市総合体育館(プリニーの総合体育館)
- 各務原市勤労者総合グラウンド
- 各務原市総合運動公園(旧・各務原市勤労青少年運動場)
- 川島スポーツ公園
- 各務原市ホッケー場
- 協定グラウンド
- 桜体育館(旧岐阜女子商業高校校舎体育館)
- 那加地区体育館
- 稲羽地区体育館
- 鵜沼地区体育館
- 鵜沼西地区体育館
- 蘇原地区体育館
出身有名人
- 武藤嘉文(元衆議院議員)
- 上原彩子(ピアニスト)
- 小島信夫(小説家)
- 冲方丁(小説家)
- ストーカー市川(プロレスラー)
- 山口晶(シンガーソングライター)
- 大橋麻美子(元CBCアナウンサー)
- 小島三郎(医学者):伝染病研究
- 廣瀬隆正(官僚)
- 杉山武史(技術者):三菱電機社長
- 市川百十郎(歌舞伎役者)
- 辻惟雄(美術史家、東京大学名誉教授)
- 大澤広樹(東海ラジオアナウンサー)
- 伊藤伸久(岐阜放送アナウンサー)
- 小豆畑眞也(プロ野球選手)
- 武智文雄(元プロ野球選手)
- 前原博之(元プロ野球選手)
- 津田知宏(サッカー選手)
- 梅田高志(サッカー選手)
- 雷門幸福(落語家)
- 岩谷真哉(俳優):劇団第三舞台
- 小島勇司(サックス奏者)
- 長澤彩(女子競輪選手)
- 護命(奈良時代末~平安時代前期の法相宗の僧侶)
- 吉田一貴(NHKアナウンサー)
- 大野済也(NHKアナウンサー)
- 奥田朋子(プロボクサー)
- 高田明浩(棋士)
各務原市を舞台とした作品
その他
航空自衛隊岐阜基地
同市に位置する航空自衛隊岐阜基地は、1917年︵大正6年︶に各務原陸軍飛行場として開設されて以来、現存する飛行場としては国内最古の歴史を誇る︵国内最古飛行場は1911年︵明治44年︶4月1日開設の所沢陸軍飛行場であるが戦後に飛行場機能は喪失︶。航空自衛隊に配備される新型機や航空機に関連する装備の試験等を行う飛行開発実験団を擁していることから、日本一早く最新鋭機が飛行しているところを見られる。毎年秋頃に開催される航空祭では異機種混成編隊と呼ばれる全国の航空祭でも珍しいフライト形態を眺めることができる。
基地内に防衛省近畿中部防衛局東海防衛支局岐阜防衛事務所と防衛装備庁岐阜試験場が所在。また、基地と隣接して川崎重工業航空宇宙カンパニー岐阜工場と陸上自衛隊守山駐屯地の分屯地である岐阜分屯地が所在する。
各務原陸軍飛行場はアメリカ軍の空襲を受けている︵各務原空襲︶。岐阜県で焼夷弾ではない大型爆弾︵1t爆弾︶を使用した空襲を受けたのは、ここのみである。
地名の表記・発音
市発足から50年以上を経た現在でも、難読市名であると同時に、この地の表記・発音は一貫していない。市名としては各務原・かかみがはらを採用し、各務原市はこの表記・発音の使用を公共機関・市内企業・市内進出の企業に要請している。名鉄は各務原線の発音をそれまでの各務原・かがみはらから変更してこれに準じたが、JR高山線は現在も各務ヶ原・かがみがはらを使用しており、岐阜県立各務原高校は各務原・かかみはらとする︵これには諸説があり、校歌を作詞した土岐善麿が地名を勘違いしたため、今さら校歌を変更することも出来ず、校名を変更していないともいわれている︶など、公共機関ですら一貫していない。
各務原市民や近隣市町の住民の間でもかかみはら、かがみはら、かかみがはら、かがみがはら、の呼称が使われており、一貫性は無い。なお、一番多い呼称はかがみはらである。この他一時期10代を中心にみっぱらという呼称が流行したことがある。[要出典]
地名の由来諸説
地名の由来は、古代に鏡作部︵かがみつくりべ、銅鏡などの鏡を作る特殊技能集団︶がいたことからと言い伝えられている。︵﹃各務村史﹄︶また、別の説では、各務地域のほぼ中央にある村国真墨田神社に鏡作部の祖神である天糠戸命︵伊斯許理度売命の父神︶が祀られているからとも言われている。いずれにしても、鏡が﹁かかみ・かかむ﹂から﹁各務﹂となったと言うことである。律令の時代には、﹁各牟﹂︵この場合は発音は、かかむ︶とも書いた[10]。
市章・市旗の由来
市章のマークは各務原市の﹁各﹂の字を模式化したものだが、4つの菱形が市発足当時の旧構成町︵旧那加町、蘇原町、鵜沼町、稲羽町︶の4町を表し、4町が緊密に協力し合い、市の発展に繋げていくという願いを込めて制定された[11]。
かつて計画された幻の各務原市
1956年︵昭和31年︶に新市町村建設促進法が施行された際、稲葉郡のうち旧・各務郡を中心とした地域︵那加町、蘇原町、鵜沼町、稲羽町、芥見村︶の4町1村で合併し市制施行が計画されたという。しかし、芥見村は名鉄美濃町線、長良川、県道︵後の国道156号︶により岐阜市との繋がりが強いこともあったため、岐阜市への編入を選択することとなり、実現に至らなかった。
地下水汚染
各務原市では昭和50年代に硝酸性窒素による地下水汚染が発見された[12]。原因は特産物である﹁ニンジン﹂の耕作地で使用される窒素肥料の流出であることが後に判明するが、原因特定までに10年の時間がかかった。各務原市は﹁各務原台地﹂と呼ばれる台地の上に位置しており、地質的には1m程度までが表層である﹁黒ボク土﹂と呼ばれるもので、そこから基部岩盤まで最大100m程度の3層の砂礫層が存在している。このような地理的状況から表層面は水はけが良い反面、地下水が豊富で古くから井戸などにより地下水を利用してきたが、表層の汚染が地下水に浸透しやすい状況であったと言える。現在は、減肥対策によってある程度の汚染軽減がなされているが、あくまで負荷がゼロになったわけではないため、依然として汚染が存在する状態が続いている。
脚注
注釈
出典
- ^ 岐阜県市町村別推計人口・世帯数(平成29年4月1日現在) (PDF)
- ^ https://urbangreen.or.jp/cfgreencity/gc25-01 第25回緑の都市賞・内閣総理大臣賞
- ^ 西原ちさと, 八尾昭 (2005). “美濃帯犬山地域のジュラ紀中世(Bajocian)放散虫類の群集変遷”. 化石 78: 32-39. doi:10.14825/kaseki.78.0_32 .
- ^ 各務原市・沿革
- ^ 岐阜県選挙管理委員会 市町村長名簿、市町村長・議員任期一覧
- ^ everett community college
- ^ http://www.city.kakamigahara.lg.jp/shisei/aramashi/5037/016890.html
- ^ http://www.eng.gifu-u.ac.jp/faculty/history.html 岐阜大学工学部・沿革
- ^ http://www.abios.gifu-u.ac.jp/philosophy/history.html 岐阜大学応用生物科学部・沿革
- ^ http://noukakuken.jp/lecture/lec1501.html 各務原という地形(濃尾・各務原地名文化研究会)
- ^ http://www2.city.kakamigahara.lg.jp/reiki_int/reiki_honbun/i314RG00000009.html 各務原市告示第20号
- ^ 環境省環境管理局水環境部. “硝酸性窒素による地下水汚染の浄化技術” (PDF). 硝酸性窒素による地下水汚染対策事例集. 2008年6月11日閲覧。
外部リンク
![]() |
岐阜市 | 関市 | 坂祝町 | ![]() |
岐南町 | ![]() |
犬山市 | ||
![]() ![]() | ||||
![]() | ||||
一宮市 | 江南市 | 扶桑町 |