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「囲碁」の版間の差分

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Tribot (会話 | 投稿記録)
 
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*『[[鬼手]](キシュ)』[[リ・ゴン]]監督

*『[[鬼手]](キシュ)』[[リ・ゴン]]監督

*『[[勝負 (2023年の映画)|勝負]]』

*『[[勝負 (2023年の映画)|勝負]]』

*『[[碁盤斬り]]』(2024年)



==== 文楽・歌舞伎====

==== 文楽・歌舞伎====


2024年5月19日 (日) 11:43時点における最新版


2


[]


219×19()

[ 1]#4

2000##

西2010

使[1]

歴史[編集]


 / 

17使[2]

57[1]

[ 2]

80

[]




[3]1919使13976使17

1234199[3]

1191610

1II0OO



2181180[4]2[5][3][6]

[]






西

5

(一)

(二)

(三)

(四)

(五)

[]


[7][ 3][8]

[9][10][10]11[11]

ab[12]abcd[13]

石を取るルールと自殺手の禁止のルールによって、囲碁では下図のような石の配置には決してなり得ない。

  • 自分が打つことによって、相手が打った直前の局面に戻してはならない。下図の形で、黒がaに打てば△の白石を取り上げることができる。

1b[14][ 4]ab[14]

ハンディキャップ(コミ、置石)[編集]




6706



[15]

[15]

29調




石の死活[編集]

先に述べた着手禁止点のルールから、2か所の離れた空間(眼と称する)を持った石は、決して取り上げることができないことになる。たとえば下図左上の黒は周辺をびっしりと白に囲まれているが、白からはaにもbにも打てないのでこの黒の一団を取り上げることができない。この場合、「黒は生きている」と言う。すなわち、眼を2つ(二眼)作ることができればその石は生きになる。

下図右下の黒は独立した2か所の眼を持っているわけではないため、白からcとdに打って取ることができる。これは二眼ではなく、黒は「死に」ということになる。





[]


[ 5][16]

929236

6[15]290.5

[17][17][18]

[19]

2[20]

[]

[]




20



33
小目(こもく)
碁盤の隅から3・4あるいは4・3の位置のこと。古来から布石の基本とされる。
(ほし)
碁盤の隅から4・4の位置のこと。現在の布石の花形。また置碁ではこの位置に石を置いて打ち始める。
目外し(もくはずし)
碁盤の隅から3・5あるいは5・3の位置のこと。相手の作戦をくじくための物として打たれることが多い。
高目(たかもく)
碁盤の隅から4・5あるいは5・4の位置のこと。目外しと同じように使われるが、目外しより多少地に甘く(意識が低い)、中央重視の場合に打たれる。
五ノ五(ごのご)
碁盤の隅から5・5のこと。打たれる頻度はかなり低い。
大高目(おおたかもく)
碁盤の隅から4・6、あるいは6・4、あるいは6・6、あるいは15・15の位置のこと。
天元(てんげん)
碁盤の中心。中心に打つため四方すべての向きからのシチョウに有利であるが、五の五・大高目とともにいまだあまり研究がなされていない。五の五同様、打たれる頻度はかなり低い。

19



2







使調



2000



1990

[]



















[]


201010


[]





[]



[]



[]


2

[]





競技としての囲碁[編集]

段級位制度[編集]


西

30 - 50


囲碁の大会[編集]

日本では室町時代末期から棋士による大会が行われていた。20世紀に入り日本棋院が設立されると、新聞社の協賛により多くの大会が開催されるようになった。また、戦後からは韓国・中国を中心として世界規模の大会も開催されるようになった。

プロ組織[編集]


[21]

1612[22][23]1924[23][22]19451962[22][22]

現在の日本のトップ棋士[編集]

現在の七大タイトル保持者
棋聖 一力遼(27) 3連覇 王座 井山裕太(35) 3連覇
名人 芝野虎丸(24) 2連覇 天元 一力遼(27) -
本因坊 一力遼(27) 2連覇 碁聖 井山裕太(35) 3連覇
2024年本因坊戦挑戦手合終了時 十段 井山裕太(35) -



[]


AlphaGo6000[24]2016180017004650[25]202360001500[26]

198010002119991980

11
  • 1976年 770万人(調査開始)[27]
  • 1982年 1130万人(ピーク)[27]
  • 1985年 700万人[27]
  • 1990年 570万人[27]
  • 1995年 490万人[27]
  • 2000年 460万人[27]
  • 2002年 480万人(ヒカルの碁ブーム)[27]
  • 2005年 450万人[27]
  • 2008年 250万人(訪問留置法による調査の最後の年)[27]
  • 2009年 640万人(ネット調査開始)[27]
  • 2010年 610万人[28]
  • 2015年 250万人[27]
  • 2020年 180万人[29][30]

囲碁と数学[編集]



[]


19192 = 361 33611.7×1017217320162.1×10170171[31][31]

208 168 199 381 979 984 699 478 633 344 862 770 286 522 453 884 530 548 425 639 456 820 927 419 612 738 015 378 525 648 451 698 519 643 907 259 916 015 628 128 546 089 888 314 427 129 715 319 317 557 736 620 397 247 064 840 935  2.1×10^170

1068 - 1069[32]1050[33]1048[34]1028[33]1020[33]

133.7×107991.0×1038[31]

[]


10226101231015010400[34][ 6]

[]


1923452003[36][ 7]525[37]519931994[37]67[36]

コンピュータ囲碁[編集]


199619976620062012退2000

92005[33]92008MoGo12[33]9201220141[38][39]

[33][33][33]

2006Crazy Stone[40][33][40]200611-22012201510[40]

2016AlphaGoGoogle DeepMindAlphaGo201510201634120173退

AlphaGoAlphaGo使AIAlphaGoAI[41]

[]

[]










3422

19×19361  136536136510401


[]


 

[42][43]

 

調使

21















      



     


























[]

[]


宿




























[]




π









(2024)

[]


 - 

[]

























[]





[]


 - 

1988

1968LP使

QR

[]

注釈[編集]



(一)^ 使

(二)^ 

(三)^ [7]

(四)^ 

(五)^ 

(六)^ [35]

(七)^ 

出典[編集]



(一)^ ab359  -  - 

(二)^  | . www.ntkr.co.jp. 2023413

(三)^ abc. . 2021731

(四)^ . . 2021731

(五)^ ,,.  . 2021731

(六)^ 使2012103820121119181

(七)^ ab 12. . 202182

(八)^  1314. . 202182

(九)^  4. . 202182

(十)^ ab 5. . 202182

(11)^  . . 202184

(12)^  . . 202184

(13)^ . . 202181

(14)^ ab . . 202184

(15)^ abc. . 202181

(16)^  8. . 202184

(17)^ ab 6. . 202182

(18)^  9. . 202182

(19)^  1112. . 202182

(20)^  . . 20231211

(21)^ 30124

(22)^ abcd   2009

(23)^ ab 

(24)^ The Sadness and Beauty of Watching Googles AI Play Go. WIRED (2016311). 2016312

(25)^ https://www.intergofed.org/wp-content/uploads/2016/06/2016_Go_population_report.pdf

(26)^ . www.afpbb.com (2023522). 20231015

(27)^ abcdefghijk

(28)^ asahi.com  - 

(29)^  -  - Yahoo!

(30)^ 2021400110  

(31)^ abcJohn Tromp; Gunnar Farnebäck (2007). Combinatorics of Go. Lecture Notes in Computer Science. 4630. Springer. doi:10.1007/978-3-540-75538-8_8. https://tromp.github.io/go/gostate.pdf. 

(32)^ . www.nara-wu.ac.jp.  . 20181222

(33)^ abcdefghi-4962008615686693 

(34)^ abYen, Chen, Yang, Hsu (2004) "Computer Chinese Chess" Archived 201579, at the Wayback Machine.

(35)^ 651201393-102CRID 1390001205066482304doi:10.11429/sugaku.0651093ISSN 0039470X 

(36)^ ab (2012), , 27: 497500, doi:10.11517/jjsai.27.5_497 

(37)^ abErik van der Werf. 5x5 Go is solved. 2022327GIF

(38)^  .  . 20181222

(39)^ 1. (2014211). 20181222

(40)^ abc10AlphaGoWIRED.jp. WIRED.jp. 20181222

(41)^ AIAWS . ITmedia . 202363

(42)^ No.37304 5612

(43)^ .  goo. 2020924 

参考文献[編集]

  • 中山典之『囲碁の世界』岩波新書 1986年
  • 『囲碁・将棋文化史展-その伝来から近代まで』国立国会図書館 1988年
  • 『江戸時代の囲碁の本―文化遺産詳解』日本棋院 1996年
  • 水口藤雄『囲碁の文化誌―起源伝説からヒカルの碁まで (碁スーパーブックス) 』日本棋院 2001年

関連項目[編集]

外部リンク[編集]