コンテンツにスキップ

一宮藩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

一宮藩(いちのみやはん)は、上総国長柄郡一宮陣屋(現在の千葉県長生郡一宮町字城内)を藩庁として、江戸時代後期から廃藩置県まで存在した。1826年、伊勢国八田藩主・加納久儔が飛び地領であった当地に居所を移転して成立した。以後、譜代大名加納家が4代約50年にわたって治めた。石高は1万3000石。

歴史[編集]

一宮藩の位置(千葉県内)
千葉

千葉

大多喜

大多喜

東金

東金

一宮

一宮

関連地図(千葉県)[注釈 1]



182693

218552251863311

318673729

4186921871411

鹿


[]




13000
  1. 加納久儔(ひさとも)〈従五位下 遠江守〉
  2. 加納久徴(ひさあきら)〈従五位下 駿河守〉
  3. 加納久恒(ひさつね)〈従五位下 大和守〉
  4. 加納久宜(ひさよし)〈従五位下 遠江守〉

領地[編集]

幕末の領地[編集]

以上、「旧高旧領取調帳」を元に記載したが、記載どおりとすると所領がゼロになるため、実際に移管されたかどうかは不明である。また、上野国新田郡にも所領があったとする資料もあるが、「旧高旧領取調帳」には記載がなく、調査時には岩鼻県に編入されていたものと思われる。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 赤丸は本文内で藩領として言及する土地。青丸はそれ以外。

出典[編集]

外部リンク[編集]

先代
八田藩
行政区の変遷
1826年 - 1871年 (一宮藩→一宮県)
次代
木更津県