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取組に懸賞金がかけられた場合、仕切中に[[土俵]]の回りを[[呼出]]が[[スポンサー]]の企業名や商品名が書かれた懸賞旗を持って回る。この懸賞旗は、スポンサーを希望する企業が[[蔵前]]([[東京都]][[台東区]])にある専門業者に依頼して制作。その後、相撲協会に持ち込むことになっている<ref name=":1" /><ref name=":0" />。懸賞旗は大きさ(縦120cm、横70cm)や旗の上の部分に木の棒、下の部分には金色のモールを付けるなどの厳格な条件がある<ref name=":0" />。 |
取組に懸賞金がかけられた場合、仕切中に[[土俵]]の回りを[[呼出]]が[[スポンサー]]の企業名や商品名が書かれた懸賞旗を持って回る。この懸賞旗は、スポンサーを希望する企業が[[蔵前]]([[東京都]][[台東区]])にある専門業者に依頼して制作。その後、相撲協会に持ち込むことになっている<ref name=":1" /><ref name=":0" />。懸賞旗は大きさ(縦120cm、横70cm)や旗の上の部分に木の棒、下の部分には金色のモールを付けるなどの厳格な条件がある<ref name=":0" />。 |
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公共放送である[[日本放送協会|NHK]]の[[大相撲中継|テレビ中継]]は、[[広告]]放送を禁止した[[放送法]]83条に抵触するという判断から、この場面になると遠景からの土俵の撮影に切り替えて、過去1年間の取組対戦成績を記した[[スーパーインポーズ (映像編集)|スーパー]]を被せる<ref name=":1" />。懸賞を掛けた[[スポンサー]]名が読み上げられるため、場内音声を絞った上から解説のコメントを被せる(ただし懸賞の本数について、放送内で言及することはある)。同じくNHKのラジオ中継でも懸賞読み上げの場内音声は絞られ、アナウンサーは勝負の展望やこれまで行なわれた取組の結果を伝える。一方、日本相撲協会ホームページの公式取組映像配信は場内音声もそのまま配信されているため聴くことができる。 |
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[[横綱]]・[[大関]]クラスの取組ともなると、かなりの数(多い場合は40本以上)の懸賞がかけられる。[[2005年]](平成17年)9月場所千秋楽結びの一番である[[朝青龍明徳|朝青龍]]vs[[栃東大裕|栃東]]は当時史上最多の49本の懸賞がついた。これだけの数になると、仕切りの制限時間の間、懸賞の垂れ幕が土俵を回り続けることになり、仕切りの緊張感を殺ぐという意見が出たため、[[2006年]](平成18年)1月場所からは1つの取組につき50本(東京場所は後述の森永賞を含めて51本)までという制限が設けられた。2006年(平成18年)9月場所千秋楽結びの一番、朝青龍vs[[白鵬翔|白鵬]]に初の制限いっぱいの51本の懸賞がかけられた。ただし横綱クラスでも毎回のように大量の懸賞がかけられるとは限らない。[[2008年]](平成20年)1月場所で朝青龍の取組にかけられた懸賞は、謹慎処分明けということもあり、横綱としては異例の2本であった[http://www.nikkansports.com/sports/sumo/p-sp-tp3-20080118-308555.html]。[[白鵬翔]]が最多記録となる33度目の優勝を決めた[[2015年]](平成27年)1月場所千秋楽および[[稀勢の里寛]]が初優勝を果たした2017年1月場所千秋楽<ref>https://www.youtube.com/watch?v=yFaswffphk8</ref>は、懸賞依頼が殺到し、緊急措置として<ref>{{Cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/01/25/kiji/K20150125009693000.html|title=注目度示す懸賞は最多 18年ぶり15日間大入り「なぜこんなに人気が出たか…」 |newspaper=スポーツニッポン|date=2015-1-26|accessdate=2015-1-26}}</ref>60本(森永賞を含めて61本)の懸賞が設けられ、現在はこれが懸賞最多記録となっている。のちに相撲人気の上昇や懸賞の拡大もあって、[[2017年]](平成29年)3月場所の時点で1つの取り組みにつき最大60本の懸賞が認められている<ref>[http://www.asahi.com/articles/ASK5D53R4K5DUTQP01T.html 夏場所、懸賞本数が史上最多に 3割近くが稀勢の里指定] 朝日新聞 2017年5月12日16時13分</ref>。 |
[[横綱]]・[[大関]]クラスの取組ともなると、かなりの数(多い場合は40本以上)の懸賞がかけられる。[[2005年]](平成17年)9月場所千秋楽結びの一番である[[朝青龍明徳|朝青龍]]vs[[栃東大裕|栃東]]は当時史上最多の49本の懸賞がついた。これだけの数になると、仕切りの制限時間の間、懸賞の垂れ幕が土俵を回り続けることになり、仕切りの緊張感を殺ぐという意見が出たため、[[2006年]](平成18年)1月場所からは1つの取組につき50本(東京場所は後述の森永賞を含めて51本)までという制限が設けられた。2006年(平成18年)9月場所千秋楽結びの一番、朝青龍vs[[白鵬翔|白鵬]]に初の制限いっぱいの51本の懸賞がかけられた。ただし横綱クラスでも毎回のように大量の懸賞がかけられるとは限らない。[[2008年]](平成20年)1月場所で朝青龍の取組にかけられた懸賞は、謹慎処分明けということもあり、横綱としては異例の2本であった[http://www.nikkansports.com/sports/sumo/p-sp-tp3-20080118-308555.html]。[[白鵬翔]]が最多記録となる33度目の優勝を決めた[[2015年]](平成27年)1月場所千秋楽および[[稀勢の里寛]]が初優勝を果たした2017年1月場所千秋楽<ref>https://www.youtube.com/watch?v=yFaswffphk8</ref>は、懸賞依頼が殺到し、緊急措置として<ref>{{Cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/01/25/kiji/K20150125009693000.html|title=注目度示す懸賞は最多 18年ぶり15日間大入り「なぜこんなに人気が出たか…」 |newspaper=スポーツニッポン|date=2015-1-26|accessdate=2015-1-26}}</ref>60本(森永賞を含めて61本)の懸賞が設けられ、現在はこれが懸賞最多記録となっている。のちに相撲人気の上昇や懸賞の拡大もあって、[[2017年]](平成29年)3月場所の時点で1つの取り組みにつき最大60本の懸賞が認められている<ref>[http://www.asahi.com/articles/ASK5D53R4K5DUTQP01T.html 夏場所、懸賞本数が史上最多に 3割近くが稀勢の里指定] 朝日新聞 2017年5月12日16時13分</ref>。 |
2022年2月15日 (火) 00:03時点における版
概説
2019年︵令和元年︶9月場所以降、幕内力士の場合1回の取組で1本につき7万円[1]が協賛する企業・団体から提供される。政治利用を避けるため、個人名義の申し込みは認められていない[2][3]。1991年︵平成3年︶5月場所から2014年︵平成26年︶3月場所までは1本が6万円、2014年︵平成26年︶5月場所から2019年︵令和元年︶7月場所までは1本が6万2000円だった[4]。申し込みは原則として取組5日前まで、取組指定は取り組み前日︵千秋楽除く︶の14時までを期限とする。 懸賞金7万円のうち、1万円は日本相撲協会の事務経費︵取り組み表への掲載費、会場内の懸賞提供アナウンス費及びその際の企業・団体名含め15字以内のキャッチコピー費︶として、3万円は納税充当金[注 1]として日本相撲協会が獲得者本人名義の預り金として天引きするので、勝利力士は勝ち名乗りに際し懸賞1本当たり手取りで現金3万円を受け取る[4]。 現金が包まれている熨斗袋︵封筒︶は東京の麻布十番にある長門屋商店で制作されている。 場内アナウンス例 特定のアナウンスだけが長くならないよう、公平に扱う観点から、15字以内に限られている[4]。 ●単数﹁この取組には、フリー百科事典のウィキペディアから、懸賞があります。﹂ ●複数︵2つの場合︶﹁この取組には、フリー百科事典のウィキペディア、並びに、誰でも記者になれるウィキニュースから、懸賞があります。﹂ ●複数︵3つないしそれ以上の場合︶﹁この取組には、フリー百科事典のウィキペディア、誰でも記者になれるウィキニュース、並びに、投稿・編集自由な辞書のウィクショナリーから、懸賞があります。﹂ 取組に懸賞金がかけられた場合、仕切中に土俵の回りを呼出がスポンサーの企業名や商品名が書かれた懸賞旗を持って回る。この懸賞旗は、スポンサーを希望する企業が蔵前︵東京都台東区︶にある専門業者に依頼して制作。その後、相撲協会に持ち込むことになっている[3][4]。懸賞旗は大きさ︵縦120cm、横70cm︶や旗の上の部分に木の棒、下の部分には金色のモールを付けるなどの厳格な条件がある[4]。 公共放送であるNHKのテレビ中継は、広告放送を禁止した放送法83条に抵触するという判断から、この場面になると遠景からの土俵の撮影に切り替えて、過去1年間の取組対戦成績を記したスーパーを被せる[3]。懸賞を掛けたスポンサー名が読み上げられるため、場内音声を絞った上から解説のコメントを被せる︵ただし懸賞の本数について、放送内で言及することはある︶。同じくNHKのラジオ中継でも懸賞読み上げの場内音声は絞られ、アナウンサーは勝負の展望やこれまで行なわれた取組の結果を伝える。一方、日本相撲協会ホームページの公式取組映像配信は場内音声もそのまま配信されているため聴くことができる。 横綱・大関クラスの取組ともなると、かなりの数︵多い場合は40本以上︶の懸賞がかけられる。2005年︵平成17年︶9月場所千秋楽結びの一番である朝青龍vs栃東は当時史上最多の49本の懸賞がついた。これだけの数になると、仕切りの制限時間の間、懸賞の垂れ幕が土俵を回り続けることになり、仕切りの緊張感を殺ぐという意見が出たため、2006年︵平成18年︶1月場所からは1つの取組につき50本︵東京場所は後述の森永賞を含めて51本︶までという制限が設けられた。2006年︵平成18年︶9月場所千秋楽結びの一番、朝青龍vs白鵬に初の制限いっぱいの51本の懸賞がかけられた。ただし横綱クラスでも毎回のように大量の懸賞がかけられるとは限らない。2008年︵平成20年︶1月場所で朝青龍の取組にかけられた懸賞は、謹慎処分明けということもあり、横綱としては異例の2本であった[1]。白鵬翔が最多記録となる33度目の優勝を決めた2015年︵平成27年︶1月場所千秋楽および稀勢の里寛が初優勝を果たした2017年1月場所千秋楽[5]は、懸賞依頼が殺到し、緊急措置として[6]60本︵森永賞を含めて61本︶の懸賞が設けられ、現在はこれが懸賞最多記録となっている。のちに相撲人気の上昇や懸賞の拡大もあって、2017年︵平成29年︶3月場所の時点で1つの取り組みにつき最大60本の懸賞が認められている[7]。 懸賞金は原則中入後の取組に懸けられ、十両力士同士の取組は懸けられない[8]︵唯一の例外として1970年︵昭和45年︶の輪島vs長浜︿豊山﹀︶。幕内対十両の取組に懸けることはできる。原則として一場所15日間、毎日懸賞を出すことが求められていたが、2000年︵平成12年︶からは5本以上であれば1日だけ、あるいは同じ取組に複数本懸賞を出せるようになった。形式は、後援する力士の取組すべてにかけたり、出場力士にかかわらず結びの一番は必ずかけるなど、さまざまである。 相手力士が休場︵引退︶し、不戦勝となった場合は懸賞を受け取ることができない。この場合既に懸けられていた懸賞については、相撲協会が懸賞を懸けた企業に連絡し、懸け主は同日の他の取組に懸け替えるか、懸賞を取り止めるかのいずれかを選択することになる[4]。例えば2015年︵平成27年︶5月場所8日目の白鵬vs大砂嵐では40本の懸賞が懸けられていたが、大砂嵐が休場となったため、23本が他の取組に懸け替えられ、17本が取りやめになった[9]。作法
懸賞本数の記録
1つの取組にかけられた懸賞の本数は、長らく1964年︵昭和39年︶1月場所の栃ノ海 -大鵬︵14日目︶、栃ノ海 - 豊山︵千秋楽︶の26本が最多であったが、2004年︵平成16年︶1月場所の朝青龍 - 千代大海︵14日目︶に27本の懸賞がかけられて以降、本数が急増した。取組別記録
順位 | 本数 | 取組 | 場所 |
---|---|---|---|
1位 | 61本 | 白鵬翔 - 鶴竜力三郎 | 2015年(平成27年)1月場所千秋楽 |
鶴竜力三郎 - 照ノ富士春雄 | 2015年(平成27年)9月場所千秋楽 | ||
稀勢の里寛 - 鶴竜力三郎 | 2016年(平成28年)5月場所14日目 | ||
白鵬翔 - 稀勢の里寛 | 2017年(平成29年)1月場所千秋楽 | ||
稀勢の里寛 - 御嶽海久司 | 2017年(平成29年)5月場所5日目 | ||
2位 | 60本 | 貴景勝光信 - 徳勝龍誠 | 2020年(令和2年)1月場所千秋楽 |
3位 | 55本 | 稀勢の里寛 - 御嶽海久司 | 2019年(平成31年)1月場所初日 |
4位 | 51本 | 朝青龍明徳 - 白鵬翔 | 2006年(平成18年)9月場所千秋楽 |
場所記録
順位 | 本数 | 場所 |
---|---|---|
1位 | 2,160本 | 2018年(平成30年)9月場所 |
2位 | 2,153本 | 2017年(平成29年)5月場所 |
3位 | 1,993本 | 2018年(平成30年)1月場所 |
4位 | 1,979本 | 2015年(平成27年)9月場所 |
5位 | 1,959本 | 2019年(令和元年)9月場所 |
- 2015年(平成27年)9月場所、2016年(平成28年)5月場所は50本の上限が特例として解除された一番がある。
場所記録(個人)
順位 | 本数 | 力士 | 場所 |
---|---|---|---|
1位 | 545本 | 白鵬翔 | 2015年(平成27年)1月場所 |
2位 | 515本 | 白鵬翔 | 2010年(平成22年)11月場所 |
3位 | 487本 | 白鵬翔 | 2016年(平成28年)5月場所 |
4位 | 473本 | 白鵬翔 | 2011年(平成23年)1月場所 |
5位 | 438本 | 鶴竜力三郎 | 2015年(平成27年)9月場所 |
(記録は1991年(平成3年)5月場所以降、2019年(平成31年)3月場所終了現在)
- 2015年(平成27年)1月場所と同9月場所は50本の上限が特例として解除された一番がある。
年間記録(個人)
順位 | 本数 | 力士 | 年 |
---|---|---|---|
1位 | 2,111本 | 白鵬翔 | 2010年(平成22年) |
2位 | 1,990本 | 白鵬翔 | 2012年(平成24年) |
3位 | 1,932本 | 白鵬翔 | 2014年(平成26年) |
4位 | 1,728本 | 白鵬翔 | 2015年(平成27年) |
5位 | 1,613本 | 白鵬翔 | 2009年(平成21年) |
企業による懸賞
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f4/Yobidashi_with_sponsor_banners_May_2014_001.jpg/220px-Yobidashi_with_sponsor_banners_May_2014_001.jpg)
森永賞
森永賞︵もりながしょう︶は森永製菓協賛の懸賞金。東京場所に限り、観客がミルクキャラメルやチョコレート等の森永製品の空き箱に当日の幕内の注目取組を一番選んで投票する[16]。投票は十両の取り組みが行われる15時半ごろまで。中入り時に森永賞の対象取組が発表され、対象となった取組に於いては勝った力士に森永製菓からの懸賞金が、投票した観客に抽選で記念品︵主に森永製品の詰め合わせ︶がそれぞれ贈賞される。土俵上における呼出の懸賞幕掲揚では、森永賞の懸賞幕は必ず最後に披露されることとなっている。 森永製菓が大相撲に懸賞を出すようになったのは1951年︵昭和26年︶1月場所からで、現在のように場内のファン投票により懸賞を懸ける一番を決めるようになったのは1952年︵昭和27年︶1月場所からである[16]。なお、森永賞の提供が中止されたのは、1985年︵昭和60年︶1月場所︵グリコ・森永事件の影響によるもの︶と、2011年︵平成23年︶5月︵技量審査場所のため︶の2度しかない[17]。 2020年︵令和2年︶7月場所では、新型コロナウイルス感染拡大防止対策により、両国国技館の観客人数を制限して開催されるため、デジタル森永賞を導入。初のインターネットで投票する形式にて行われた[17][18]。過去の時代の懸賞
江戸時代は、感動した取組に対しては、見物客は自分の着物を土俵に投げてその意をあらわした。着物は後刻に力士自身や付け人の手で持ち主へ返され、持ち主はそれと引き換えに何らかの報償を手渡した。このような﹁投げ祝儀(投げ纏頭とも)﹂は1909年に旧両国国技館が建造されて以降正式に禁止行為となった[19][2][20]。現在でも、大金星や番狂わせがあった時など記憶に残る一番で、会場に座布団が舞う光景が見られるのはこの習わしに由来するのだが、本来の意味はほぼ失われている。 天覧相撲や上覧相撲の勝者は特に、羽織、刀、弓などが下賜された。弓取り式は、寛政3年(1791年)の上覧相撲で将軍徳川家斉から弓を賜った谷風梶之助が、これを手に舞ってみせたのがはじまりとされている。現在でも本場所の千秋楽結び3番﹁これより三役﹂で、勝者に弓矢が贈られる。 懸賞制度は1949年︵昭和24年︶の1月から始まったが[4]、当時の昭和20年代は戦後期だったこともあり、米・味噌などの食料品が懸賞に出されることも多かった。現在の様に一律の懸賞金になったのは1960年︵昭和35年︶の9月場所からである[2]。懸賞を巡る問題・トラブルなど
懸賞の手違い
2009年︵平成21年︶3月場所4日目、朝青龍にかけられる予定だった懸賞が白鵬にかけられるという間違いがあった。このときの企業はコノミヤで、提供者であるコノミヤ会長の芋縄純市は高砂部屋と繋がりが深い。協会は芋縄に謝罪したが、白鵬への返却の要求や、朝青龍への弁済措置は一切行わないと決めており[21]、朝青龍本人もこの手違いを﹁まあいいよ、俺からの祝儀だ!﹂と受け入れていた。[22] 2017年︵平成29年︶9月場所2日目、幕内3取組にかけられる予定だった高須クリニックの懸賞が漏れる手違いがあった。当日観戦に来て取組表を見た高須クリニック院長・高須克弥が相撲協会に抗議した結果、1番目の取組を除き懸賞はかけられた[23]。株式会社ヘルスによる宣伝利用
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/95/Powerhealth_Sumo.jpg/220px-Powerhealth_Sumo.jpg)