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南海トラフ巨大地震

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
主要カテゴリ > 地震 > 連動型地震 > 南海トラフ巨大地震
過去の南海トラフ地震の発生年と震源域の場所[注 1]

[ 2]沿[2][3][4][5]沿[6][7][8]

20118沿[9][10]

[]

Mw 9.12013調 調

西
中央防災会議、2012年[11]

90 - 15020031605200姿[12]調8

18541946西41[13]3[3]

14981001361131096100200[14][15][16][17]

17071854[18]5 - 6m11m18m[19]3,0823,2022,4815,60811,167[20]481[21]21300 - 6002,000[8][22][23]

沿[24][25]1[26][27]

2000[28]100%16.5cm19441946西[29]

西[30][31]2[32]2011320127[33][11]

201867201410[34]

[]

[]

[18]
1.8m1.2m1.15m
BPT201930

 (time predictable model) (slip predictable model)[35]

1977沿[36][37]

M8 - 9[36][37][38]M888.2
発生確率などの評価
領域 様式 規模 (M) 30年以内の発生確率
南海トラフ プレート間地震 M8 - 9 クラス 2013年1月1日時点 60% - 70% 程度[39]
2018年1月1日時点 70% - 80% 程度[40]

115cm[41] (1.2m)[42]52 (1.5m)[42]521.8m[36]

88.2α0.20α0.20-0.24BPTBrownian Passage Time30[38]

M9100 - 2001[43]

[44]

沿

13mm/5-7mm/

2[45]

[46]

[47]

[]


160568413611707西1[48]
2013年から30年以内の発生確率(時間予測モデルを用いない場合)
ケース 平均活動間隔 30年以内の発生確率(最尤法)
白鳳以降全て 157.6年 10%程度 (α=0.40)
慶長を除く白鳳以降 180.1年 6% (α=0.37)
正平以降全て 116.9年 20%程度 (α=0.20)
慶長を除く正平以降 146.1年 10%程度 (α=0.35)
宝永以降 119.1年 30%程度 (α=0.34)

歴史[編集]


沿西[49][50][51](2015)180252︿[52]

ABCDE駿[53][ 3]ABCDE駿A西[54]3[55]1498
南海トラフの地震の発生領域(従来説)[56]
Z
日向海盆
A
土佐海盆
B
室戸海盆
C
熊野海盆
D
遠州海盆
E
駿河湾
連動時の間隔
石橋(2002)による
発生領域
:確実
:確実視
:可能性がある
:説がある
:津波地震
684年 白鳳地震 同時期[57]
887年 仁和地震 同時期[57]
1096/1099年 永長康和地震 2年2カ月間隔[57]あるいは同時[58][59]
1361年 正平(康安)地震 同時期[57][60]あるいは2日間隔[61]など
1498年 明応地震 同時あるいは近い間隔[62]
1605年 慶長地震 不明[57][63]
1707年 宝永地震 同時[64]
1854年 安政地震 32時間間隔[65]
1944/1946年 昭和地震 2年間隔[66]
南海トラフの地震の発生領域(見直し後)[52][注 4]
Z
日向海盆
A
土佐海盆
B
室戸海盆
C
熊野海盆
D
遠州海盆
E
駿河湾
地震サイクルの再来間隔
南海道沖 東海道沖
古村(2015)による
発生領域
:確実
:可能性がある
684年 白鳳地震 -
887年 仁和地震 203年 203年
1096年 永長地震 474年 209年
1361年 正平(康安)地震 265年
1498年 明応地震 346年 137年
1707年 宝永地震 209年
1854年 安政地震 147年 147年
1944/1946年 昭和地震 92年 90年

[]


調20139[13]西

1922[67]1923[68][67]調2013[57]


地震発生年月日または発生間隔 震央地名 北緯
(°N)[注 5]
東経
(°E)[注 5]
深さ
(km)
規模
(M)
最大
震度
概要
  • 紀元(西暦)頃(弥生時代) - M9級の超巨大地震の可能性が疑われている。高知県土佐市宇佐の海岸から200m以上離れた蟹ヶ池で、津波による宝永地震の厚さ50cm前後をも超える堆積物が発見されている[8][23][70]
  • 允恭年間頃(5世紀前半) - 静岡県坂尻遺跡および大阪府久宝寺遺跡の液状化跡、天理市赤土山古墳に地滑り跡から、この時期に南海トラフ巨大地震が発生したとする説がある[71]
  • 684年11月26日(11月29日)(天武13年10月14日) - 白鳳地震当日、伊豆諸島で噴火があり島が生じたと解釈できる記録がある[72]
684年11月26日(11月29日)(天武13年10月14日) 814
Mw 8 - 9[73]
白鳳地震(天武地震)。『日本書紀』の伊予湯泉の停止、土佐の記録は南海道沖の巨大地震を示唆するものであるが[72]、地質調査により同時期に東海道沖でも巨大地震が発生したと推定され、南海トラフほぼ全域が震源域の宝永型の可能性がある[74][75]。諸国で山崩れ、家屋、社寺の倒壊多数。津波の襲来後、土佐で船が多数沈没、田畑約12平方キロメートルが沈下し海となったと記録されている[76]。地震の前後に伊予温泉や紀伊の牟婁温泉の湧出が止まった記録がある[57][67]
約203年間
887年8月22日(8月26日)(仁和3年7月30日) 33.0 135.0 8.0 - 8.5 仁和地震。『日本三代実録』の記録は南海道沖の巨大地震を示唆するが、地質調査により同時期に東海道沖でも地震が発生したと推定されている[27][60]五畿七道諸国、京都で民家、官舎の倒壊による圧死者多数。特に摂津での被害が大きかった。余震が1か月程度記録されている[57][67]
約209 - 212年間
1096年12月11日(12月17日)(嘉保3年11月24日) 8.0 - 8.5 永長地震。東海道沖の巨大地震と推定される[75]皇居大極殿に被害があり、東大寺の巨鐘が落下[57][67]近江瀬田の唐橋が落ちた[60]。津波により駿河で民家、社寺400余が流失。伊勢の安濃津でも津波被害があった[57][67]。2年2カ月後の康和地震との時間差連動との見方もあり[57]、合わせて永長・康和地震と呼ばれる。
1099年2月16日(2月22日)(承徳3年1月24日) 6.4 - 8.3 康和地震。南海道沖の巨大地震とする説がある[75]。大和の興福寺で門や回廊に被害があり、摂津の天王寺でも被害があった。津波そのものの記録は認められないが、康和2年1月X4日に土佐で田畑約10km2が水没したという記録[81]を康和元年の誤記であり大和・摂津の地震と同一のものと考え、水没は津波の可能性があるとされる[57][67]。2年2カ月前の永長地震との時間差連動と考えて[57]、合わせて永長・康和地震と呼ばれる。石橋(2016)は、本地震は南海道沖の地震では無く畿内の地震であり、土佐の記録が康和元年とは限らず永長地震が東海道沖の地震に加えて南海道沖の地震をも含む連動型地震であるとする可能性を唱えている[82]
約262 - 265年間
  • 1112年永正8年)伊豆諸島で噴火があったと推定される[83]
  • 1200年ごろ(前後数十年) - 静岡県の上土遺跡、大阪府堺市石津太神社遺跡、和歌山県箕島の藤並遺跡および那智勝浦町川関遺跡に残る地震痕跡から、この時期の南海トラフ巨大地震の可能性を推定する説がある[84]。1185年の近畿を襲った文治地震が相当するとする説もあるが[85][86]、比良断層の活動による内陸地震との説もあり[87]。『吾妻鏡』など鎌倉や京都の地震記録からこの時期の南海トラフ巨大地震の発生日時を探求する試みもある[88]
  • 1360年11月13日・14日(11月21日・22日)(正平15年、延文5年10月4日・10月5日) 紀伊・摂津地震 - M7.5 - 8.0、4日と5日の2度大きな地震があった。死者多数。尾鷲や兵庫に津波あり[67]。これを東海道方面の地震とする説がある[89]。しかし信頼度が劣る史料によるものであり地震の存在自体が疑問視されている[90][61]
1361年7月26日(8月3日)(正平16年、康安元年6月24日) 33.0 135.0 814 - 8.5 正平地震(康安地震)。『太平記』の記録は南海道沖の巨大地震を示唆するものである。摂津四天王寺の金堂転倒し、圧死5人。そのほかにも畿内の諸寺諸堂に被害が多かった。摂津・阿波・土佐で津波被害があり[91]、特に阿波の雪(由岐)湊で1700戸が流失、死者60人余り。湯ノ峰温泉の湧出が止まった記録がある。同月に伊勢神宮の被害記録もある[92]。宇佐美(2003)は震源域を南海・東南海の両領域としている[57][67]ほか、発掘調査により同時期に東南海地震が発生したとされる[60]。これに前後して多数の地震記録があり、6月16日-8月24日の約10回ある。石橋・佐竹(1998)はこの中の7月24日(8月1日)の地震が東海道沖の地震であった可能性を指摘している[61]
約137年間
  • 1495年9月3日(9月12日)(明応4年8月15日)『鎌倉大日記』にある鎌倉の大地震、津波を相模トラフ巨大地震とし、南海トラフの地震と連動したとする見方もある[93]
  • 1498年6月30日(7月9日)(明応7年6月11日) - 日向地震。九州で家屋被害や山崩れ、伊予で地変が記録されている。畿内での地震被害や紀伊半島・東海地方での津波の記録もあるほか、上海の津波や揚子江(長江)の氾濫の記録もあることから、南海道沖の地震であったとする説がある[94][95][67]。しかし、史料の無理な解釈が含まれ、『九州軍記』の記述を話半分に聞けば九州付近で起こったスラブ内地震であるという解釈も可能[96]。この『九州軍記』は後の創作である可能性が高く日向灘の震源は否定されるとの見方がある[97]
1498年9月11日(9月20日)(明応7年8月25日) 34.0 138.0 8.2 - 8.4 明応地震。寒川(1997)[60]や地震調査委員会(2013)は東海道沖の巨大地震であり、前後の近い時期に南海道沖の地震が別に発生した可能性が高いとしているが、宇佐美(2003)は南海道沖の地震の同時発生の可能性が高いとしている[62]。紀伊から房総までの沿岸と甲斐で揺れが大きく、熊野本宮の社殿倒壊も記録されているが、揺れによる被害は比較的軽かったともされている。一方津波被害は大きく、伊勢・志摩で死者1万人、駿河の志太郡の『林叟院創記』によれば死者2万6千人(260の誤りとする説[98]、あるいは全体の死者数とする説[99]もある)など、紀伊から房総にかけての広い地域に津波が達した。湯ノ峰温泉の湧出が1ヶ月半止まったという記録がある。京都では余震が2カ月近く続いたという[57][67]。この津波により浜名湖が海と繋がった。関東では宝永地震よりも津波被害が大きい一方、四国や九州では津波記録がなく詳細は不明。高知県四万十市のアゾノ遺跡で噴砂が流れ出した直後から誰も住まなくなった。遺跡の調査から激しく揺れたことが分かり、徳島県でも同年代の地震痕跡が見つかっている[100]。羽鳥(1976)[101]や相田(1981)[102]は南海トラフより沖合の銭洲海嶺付近を震源とする地震(アウターライズ地震)であった可能性を指摘している[62][103]
約106年間
  • 1511年永正8年)富士山が噴火[104]
  • 1586年天正地震、1月18日(天正13年11月29日)。宇佐美(1996,2003)はM7.8±0.1、飯田(1978,1987)[105]はM8.2とするなど諸説ある。飛騨・美濃・伊勢・近江を中心に近畿・東海・北陸の広い範囲で揺れによる被害があった。伊勢湾と若狭湾で津波被害が記録されているが、異説もある。宇津(1990,2004)や宇佐美(2003)によれば内陸の断層、伊勢湾の断層、あるいは白川断層と養老断層の両方の連動とする説があるが詳しく分かっていない[67]
  • 1596年9月1日(文禄5年7月9日[注 6])夜、慶長伊予地震発生[106]。3日後(閏7月12日)に慶長豊後地震(M7.0と推定)、さらにその翌日(閏7月13日)に慶長伏見地震(M712と推定)が発生[67]。大分、四国、近畿を跨ぐ中央構造線上で発生した連動型地震との見方がある[106]
1605年2月3日(慶長9年12月16日) a)33.5
b)33.0
a)138.5
b)134.9
7.9[107]または
7.9 - 8.0
慶長地震。八丈島、浜名湖、紀伊西岸、阿波、土佐の各地で津波による家屋流出や死者が記録されている。外房や九州南部でも津波被害があった可能性があるとされる。地震調査委員会(2013)のまとめによると、地震動による被害は信憑性のある記録が無く、地震動があったとしても他の南海道沖・東海道沖の地震に比べて弱かっただろうと推測されている。地震調査委員会は2001年の報告書では南海トラフで発生した津波地震[108]と評価したが、2013年の報告書では南海トラフ以外で発生した地震による津波、あるいは遠隔地津波である可能性も否定できないとした[57][63][67]。石橋克彦(2013)は、伊豆・小笠原海溝の一部が震源である可能性を提唱している[109]。この表の震源は宇佐美(2003)によるが、今村(1943)[110]飯田(1981)[111]なども同様に南海道沖と東海道沖を震源域と考えた。一方、大森(1913)[112]は房総沖を震源と考え、河角(1951)[113]、羽鳥(1976)[101]は紀伊半島沖と房総沖、相田(1981)は東海道沖と房総沖を震源域と推定している[102]

この地震の他にも、慶長の約20年間には被害地震が多発した(慶長大地震参照)。

約103年間
  • 1611年12月2日(慶長16年10月28日)慶長三陸地震 - 河角(1951)はM8.1と推定したが[67][113]、従来震源域と考えられていた三陸沖よりも北の北海道や千島列島沖の日本海溝を震源とする巨大地震だったとする説もあり、産業技術総合研究所(2012)はM8.9以上とした[114][115]
  • 1614年11月26日 (慶長19年10月25日) 慶長十九年地震 - 高田領大地震とされたが、信憑性は極めて低い。他に関東、東海、近畿、四国で地震被害の記録があるが、詳細不明。
  • 1703年12月31日(元禄16年11月23日)元禄地震 - M8.1、相模トラフ沿いの巨大地震[67]。この地震で南海トラフの鍵が外れ宝永地震につながったとする説がある[116][117]
1707年10月28日(宝永4年10月4日) 33.2 135.9 8.4
8.6[118]
Mw 8.9[119] - 9.3[120]
宝永地震。南海トラフのほぼ全域が震源域と推定される。東海道沖と南海道沖の巨大地震が同時に発生したとされていた[121][122]。石橋(1977)[123]および相田(1981)[102]は駿河湾も震源域に含まれていたとしているが、震源域が駿河湾奥までは達していないとする説も出され[3][124]、さらに、駿河では翌日に発生した富士山西麓の地震の被害が含まれ過大評価と考えられることから駿河湾付近(東海地震の震源域)が震源域でなく、銭洲方面へ南下させるなど単純に安政のような東海道沖地震と南海道沖地震が同時発生したものではないとする説(松浦ほか、2010,2011[55])があるほか、九州東岸の津波が高い事から日向灘地震の震源域も含まれていたという説(古村ほか、2011[54])もある[125]。東海道、伊勢湾岸、紀伊半島を中心に、九州から東海北陸までの広範囲で揺れによる家屋倒壊などの被害。津波は土佐市青龍寺の参道の標高25mの地点に達するなど土佐湾沿岸で顕著であり[126]、土佐で家屋流失11,000棟以上・死者1,800人以上となったのをはじめ、九州から伊豆までの太平洋岸と大阪湾・伊予灘で津波被害。死者2万人余、倒壊家屋6万戸余。高知で地盤沈下、室戸岬や串本などで隆起が見られたほか、道後温泉など複数の温泉の湧出停止が記録されている[57][67]。Mw9以上の可能性も指摘されている[120]
約147年間
1854年12月23日(嘉永7年11月4日)[注 7] 34.0 137.8 8.4[129]
Mw 8.6[130]
安政東海地震。東海道沖の巨大地震。石橋(1981)[131]および相田(1981)[102]は、遠州灘沖に加えて駿河湾に震源断層モデルを推定している。宇佐美(2003)によると各地の推定震度は、近畿地方と中部地方の大部分及び関東地方の一部で震度5弱以上、志摩半島、中部地方内陸部、駿河湾で震度6弱以上、遠州灘沿岸では震度7の可能性もあるという。四国東部から房総半島にかけて津波があり、特に潮岬から渥美半島までの地域では昭和東南海地震の2倍近い高さで、三重県では10mに達したところがあった[65]。家屋の倒壊・焼失3万軒、死者2-3千人と推定されている[67]

32時間後の安政南海地震との時間差連動と見られ[65]、合わせて安政地震と呼ばれる[132]

1854年12月24日(嘉永7年11月5日)[注 7] 33.0 135.0 8.4[133]
Mw 8.7[130]
安政南海地震。南海道沖の巨大地震。宇佐美(2003)によると各地の推定震度は、九州東部から四国、中国地方、近畿地方西部までの地域で震度5弱以上、高知、徳島、兵庫、和歌山の沿岸部で震度6弱以上。九州東部から紀伊半島にかけて津波があり、四国太平洋岸と紀伊半島南西岸で4-8mに達した。なお、紀伊半島より東側の被害の様子は東海地震との区別が難しく不確実[65]。高知県久礼で16m、和歌山県串本で15mなど高い津波の記録もある。死者は数千人と推定されている[67]。余震は9年間記録されている[134]

32時間前の安政東海地震との時間差連動と見られ[65]、合わせて安政地震と呼ばれる。これら2地震の他にも、安政の7年間には被害地震が続発した(安政の大地震参照)。

約90 - 92年間
  • 1854年12月26日(安政1年11月7日)豊予海峡地震 - M7.3-7.5、伊予西部と豊後を中心に被害があったが、安政南海地震の40時間後であり被害の区別が難しいとされる[67]
  • 1855年3月18日(安政2年2月1日)飛騨地震 - M634、死者2人。
  • 1855年10月2日(安政2年11月11日)安政江戸地震 - M6.9、死者約4,000人、江戸市内で1万4千棟が倒壊・焼失[67]
  • 1857年10月12日(安政4年8月25日)伊予・安芸で地震(芸予地震) - M714、死者5人[67]
  • 1858年4月9日(安政5年2月26日)飛越地震 - M7.0-7.1、土砂崩れや地震湖の決壊による被害が目立つ。死者203人[67]。江戸地震、飛騨地震、飛越地震などは安政東海地震の誘発地震と考えられている[135]
  • 1891年10月28日 濃尾地震 - M8.0 日本国内観測史上最大の内陸地殻内地震。死者7,273人、負傷者17,175人[67]。この地震の左横ずれの地殻変動によって南西側の東南海地震震源域では圧縮変形が加速され、東北側の東海地震震源域が空白域として取り残される影響がでた可能性がある[136]
  • 1941年(昭和16年)11月19日 日向灘で地震 - M 7.2、死者2人、九州東岸や四国西岸で最大1mの津波[67]
  • 1943年(昭和18年)9月10日 鳥取地震 - M 7.2、死者1,083人[67]
1944年(昭和19年)12月7日 三重県南東沖 33.573 136.175 40 7.9
Mw 8.2[130][137]
6 昭和東南海地震。東南海地震。揺れや津波の範囲がこれ以前の「東海道沖地震」よりも西寄りで狭く、駿河湾付近は震源域にならなかったとされている。このことが、昭和期に駿河湾のみを震源とする東海地震の発生が危惧された原因となった。紀伊半島から伊豆半島にかけての沿岸に津波があり、羽鳥(1979)によると紀伊半島東岸で6-9mに達した[66]が、遠州灘では1-2mであった。被害は東海地方が中心であり、飯田(1977)によると死者・行方不明者1223人、住家全壊約1万8千棟・半壊約3万7千棟・流失約3千棟と記録されている。戦時中のため当時は詳細不明で、後になってから被害状況が分析されている[67][138]

685[68]

2[66][139]
2年間
1946年(昭和21年)12月21日 和歌山県南方沖 33.935 135.848 24 8.0
Mw 8.4[130][140]
5[注 8] 昭和南海地震。南海地震。九州から房総半島南部にかけての太平洋岸に津波があり、四国と紀伊半島では4-6mに達した[66]。主に九州から近畿までの西日本で被害。死者1330人、家屋の全壊約1万2千棟・半壊約2万3千棟・流失約1500棟・焼失約2600棟と記録されている。室戸や潮岬で隆起、須崎甲浦で沈下が観測されているほか、高知市付近で田園15km2が水没した[67]

中国・四国・中部・九州の計12県で震度5を観測[68]

約2年前の昭和東南海地震との時間差連動と見られ[66]、合わせて昭和地震と呼ばれることがある。

  • 1948年(昭和23年)4月18日 和歌山県南方沖で地震 - M 7.0。
  • 1948年 6月15日 紀伊水道で地震 - M 6.7、死者2人[67]
  • 1948年 6月28日 福井地震 - M 7.1、死者・行方不明者3,769人[67]。三河地震および福井地震は東南海地震の誘発地震と考えられている[135]。またこれらの地震は濃尾地震の断層の延長上でそれぞれ発生した[141][142]

予想と研究[編集]


1900[143][144]1928(1951)[41][145][146]1960(1972)[147]

2003調8.7600km3[148]2011320103[149]

3 - 西沿10m211m[150]141707沿2m8m6m10m[151]

16053M9[152][153]31.52[154][ 9][12][155]

33008317071361684[156]2000[8][23][157]M9[158]M9[159]

1,000kmM9M9[152][153]20041700鹿3[160][161]

[162]2008201220122()[163]

20121200km500m-1km[164][165]

[]

[]


201924.2217201427%13%[166]

地震調査委員会[編集]


調202214090[167]20231892060%[168]

[]


2011312[169]M9.0M8.7[ 10]西[170][171][172]

[ 11]西西[ 12][ 13]750km11km6km210km[ 14]2[170]駿111Mw 9.1[174]

[175]

20123[176]62246871015375.4m316.2m15m24m13m24.5m942.1m21m7[177]3m62.6m42.9m6[178]

地方自治体など[編集]


201110M9[179][180]19m[ 15]130km22m319km2138[ 16][181]3-4[ 17]

201112[182]73km2159km2220.2m19m1-2m[183]20cm3323090[184][182]

20125[185][186]34.4m14.5m14.7m1.5m西20km10km4m7.5m[ 18]

63m5,900750[187]

20183西5162322997

警戒態勢[編集]


[188]31214[189]134245400288159[190]

2017111[191][192]2019531[193]

[191]



8.0-322



7.0-2M7

[]

西

[194][195]15沿[196]調沿195155[197][198]

18[148]西西西[199][161]70004[200][201]

13800100m[202]沿[203]沿[204]

西[205][206]GEONETGPS[207][208]6cm西[209]

日本近海における類似の連動型地震[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]



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 30 91︿2017-11-302018ISBN 978-4-621-30217-0 

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外部リンク[編集]