NHK富山放送局
所在地 | 〒930-8502 |
---|---|
富山市新桜町4-8 | |
北緯36度41分51秒 東経137度12分40秒 / 北緯36.69750度 東経137.21111度座標: 北緯36度41分51秒 東経137度12分40秒 / 北緯36.69750度 東経137.21111度 | |
総合テレビ | |
開局日 | 1958年10月15日 |
放送対象地域 | 富山県 |
コールサイン | JOIG-DTV |
親局 | 富山 27ch (キーID 3) |
Eテレ | |
放送対象地域 |
全国放送 (名古屋放送局管轄) |
コールサイン | JOIC-DTV |
親局 | 富山 24ch (キーID 2) |
ラジオ第1 | |
開局日 | 1935年12月13日 |
放送対象地域 | 富山県 |
コールサイン | JOIG |
親局 | 富山 648kHz |
ラジオ第2 | |
放送対象地域 | 全国放送 |
コールサイン | JOIC |
親局 | 富山 1035kHz |
FM | |
放送対象地域 | 富山県 |
コールサイン | JOIG-FM |
親局 | 81.5MHz |
NHK富山放送局(エヌエイチケイとやまほうそうきょく)は、富山県を放送対象地域とする日本放送協会(NHK)の地域放送局。テレビとラジオで県域放送を行っている。
現在の放送会館には1階に170インチの8Kモニターやマスコットキャラクターとおかあさんといっしょのキャラクターの記念撮影コーナーなどを備えた「ハートプラザ」を設けている。
放送局データ[編集]
- 出典 [1]
AMラジオ放送概要[編集]
「富山県内中波放送放送所#富山本局」を参照
FMラジオ放送概要[編集]
デジタルテレビ放送概要[編集]
- 親局(呉羽)
- 中継局(総合、教育の順)
- 総合テレビのリモコンキーIDは原則として「1」であるが、富山県ではかつてのアナログ放送の親局が1chの日本テレビ系列の北日本放送に割り当てられたため、NHK富山にはかつてのアナログの親局チャンネルでもある「3」が割り当てられた。
アナログテレビ放送概要[編集]
以下は2011年7月24日の12時で終了した時点のもの。
親局
●総合テレビ 3ch JOIG-TV︵富山局︶
●教育テレビ 10ch JOIC-TV︵富山局︶
中継局
●宇奈月 40 42
●宇奈月大原 8 12
●新川62︵総合のみ︶
●上市 40 42
●大山小見 51 49
●大沢野 59 61
●細入 51 49
●細入猪谷 43 45
●八尾小長谷 59 61
●氷見 53 51
●氷見論田 43 45
●福光 54 52
●利賀 4 8
●越中平 2 11
●上平 47 49
●上平赤尾 60 62
●高岡二上 54 56
●高岡矢田 59 61
●高岡万葉 48 46
●小矢部 45 47
歴史[編集]
●1935年︵昭和10年︶12月13日 - 新総曲輪に社団法人日本放送協会富山放送局開局、ラジオ第1放送開始︵呼出符号:JOIG︶[2]。 ●1945年︵昭和20年︶8月1日 - 富山大空襲が発生したが、局舎は焼け残る。 ●1949年︵昭和24年︶1月3日 - ラジオ第2放送開始[3]。 ●1950年︵昭和25年︶6月1日 - 放送法施行に伴い社団法人日本放送協会が解散。特殊法人としての日本放送協会が設立され一切の権利義務を継承[4]。 ●1951年︵昭和26年︶11月2日 - 同年11月6日まで、富山市商工奨励館でテレビを富山県内初公開する[5]。 ●1958年︵昭和33年︶10月15日 - 総合テレビ放送開始[6]。 ●1961年︵昭和36年︶4月1日 - 教育テレビ放送開始。同時に豊田ラジオ送信所︵無人局︶運用開始[6]。 ●1962年︵昭和37年︶7月22日 - 総合テレビ、カラー放送開始。[7][注 1][8] ●1964年︵昭和39年︶ ●4月1日 - 教育テレビ、カラー放送開始。[9] ●7月1日 - FM実用化試験放送開始︵本放送は1969年︵昭和44年︶3月1日︶。 ●1966年︵昭和41年︶3月25日 - 呉羽山のテレビ送信所が無人化される[10]。 ●1967年︵昭和42年︶3月20日 - 新総曲輪の二代目の局舎が完成[10]。 ●1985年︵昭和60年︶3月1日 - 総合テレビ、音声多重放送を開始[11]。 ●1986年︵昭和61年︶ - 文字放送開始。 ●1991年︵平成3年︶ ●3月21日 - 教育テレビ、音声多重放送を開始。 ●8月3日 - 局舎を改修[12]。 ●2004年︵平成16年︶10月1日 - 総合・教育テレビ、地上デジタル放送開始[13]。 ●2009年︵平成21年︶11月25日 - ﹁宇奈月大原﹂・﹁細入猪谷﹂の両デジタル中継局開局。これにより富山県内でのデジタル中継局の整備が完了︵参考リンク︶。 ●2011年︵平成23年︶7月24日 - 正午でアナログ放送終了。翌7月25日の0時で完全停波。 ●2022年︵令和4年︶ ●2月14日 - 富山中央警察署の旧庁舎跡地である富山市新桜町4番8号に新放送会館︵地上3階建て鉄筋コンクリート造り、高さは鉄塔含めて59.7mで、壁面にNHKの番組や番組・関連イベントの広告を表示するLEDモニターを搭載︶が竣工[14][15][16][17]。 ●8月29日 - 現放送会館が運用開始。現放送会館での最初の番組は6:55放送の﹃おはよう富山﹄︵﹃NHKニュースおはよう日本﹄の富山県ローカルパート︶[18]。 ●2023年︵令和5年︶ ●4月1日 - 令和改革により、部制︵放送部・営業推進部等︶からセンター制に見直され、コンテンツセンター、経営管理企画センターへ再編された。 ●5月29日 - NHKプラスで地域向けのテレビ番組の見逃し配信が開始[19]。支局[編集]
●高岡[20] ●魚津[20]お天気カメラ設置ポイント[編集]
●NHK富山放送局屋上 ●富山ステーションフロントCiC屋上 ●富山空港︵ターミナルビル屋上︶ ●呉羽山 ●滑川︵滑川市民交流プラザ︶ ●高岡︵高岡商工ビル︶ ●氷見 ●五箇山︵南砺市相倉︶ ●砺波︵となみ夢の平スキー場︶ - 夏季設置・運用 ●砺波チューリップ公園 - となみチューリップフェア期間中に設置・運用 ●立山天狗平・室堂 - 季節運用 ●黒部ダム - 季節運用 ●岩瀬浜海水浴場 - 季節運用 ●八尾 - おわら風の盆期間中に設置・運用主な制作番組[編集]
太字はNHKプラスの﹁ご当地プラス﹂において見逃し配信を実施している番組。現在[編集]
総合テレビ ●おはよう富山︵平日 6:55 - 7:00、7:45 - 8:00︶ ●ゴールデンウィーク・お盆期間中などは﹁おはよう東海・北陸﹂を放送するため休止。 ●富山県内の気象情報︵平日 11:57 - 12:00、お盆などは﹁東海・北陸の気象情報﹂を放送するため休止︶ ●ニュース︵富山︶︵平日 12:15 - 12:20︶ ●2024年度から土日・祝日の昼ローカルニュースは金沢局制作の﹁ニュース︵北陸3県︶﹂に移行。 ●ニュース富山人︵平日 18:10 - 19:00︶ ●ニュースとやま845︵平日 20:45 - 21:00︶ ●祝日は、20:55 - 21:00に﹁東海・北陸のニュース・気象情報﹂を5分間放送。 ●ゴールデンウィーク・お盆期間中などは﹁ニュース845 東海・北陸﹂を放送するため休止。 ●UPっぷ富山 きとラボ︵不定期金曜日 19:30 - 19:55、再放送‥不定期土曜日 9:30 - 9:55[注 2]または不定期日曜日 13:05 - 13:30︶ ●ニュースとやま︵土日・祝日 18:45 - 18:59︶過去[編集]
総合テレビ ●ニュースワイドとやま ●モーニングワイドとやま ●くらしの富山→富山いきいき情報→とやまおしらせたまご ●CLIPS ●ゆうどきネットワーク富山 ●とやま640→ニュースセンターとやま→イブニングネットワークとやま→とやまイブニングワイド→みんまいけ富山ワイド→とやま 夢・航海︵2002年4月から2006年3月まで︶→デジタル連峰→イブニングアクセス富山 ●越中とやまスペシャル ラジオ第1放送 ●ラジオ富山人︵金曜日 17:05 - 17:55︶ FM放送 ●今晩は富山です 総合テレビ・BSプレミアム ●富山発スペシャルドラマ 港町相撲ボーイズ[21] ●2011年12月16日︵総合テレビ、東海・北陸地方︶[22]ならびに2012年1月28日︵BSプレミアム︶に放送。令和6年能登半島地震における対応[編集]
この節の加筆が望まれています。 |
全国放送[編集]
●2024年︵令和6年︶1月1日16時10分、令和6年能登半島地震発生。能登半島東部にあたる氷見市はじめ富山県西部で震度5強記録し、富山県日本海沿岸部に津波警報発生。その瞬間より、NHKの全てのチャンネル︵BS系、NHKワールドも含む︶で地震・津波警報情報の全波共通︵九波全中とも言う︶放送を開始。テレビ副音声︵教育テレビを除く国内放送のテレビチャンネルとNHKワールド・プレミアム。アナログ・デジタルともモノラル二重音声︶とラジオ第2放送は英語・韓国語・中国語・ポルトガル語・スペイン語を使って津波警報を断続的に放送。 ●1月2日1時15分、津波警報解除。 ●1月2日1時30分、全波共通放送終了し、一部を除き通常番組に復帰。 ●1月2日10時、津波注意報解除。 ●1月2日11時41分、BSが通常番組に復帰。 ●1月2日21時、総合テレビが通常番組に復帰。県内放送[編集]
テレビ[編集]
●月曜日 - 金曜日の18時台に放送している﹃ニュース富山人﹄を震災関連の情報を中心として編成した。 ●1月19日、緊急報道特番﹁“震度5強” 初めての衝撃 ~地震が富山に突きつけたもの~﹂︵19:30 - 20:35︶を放送。ラジオ[編集]
●ラジオ第1放送では、能登半島地震の富山県内の被災地に関する生活情報を、1月16日から1月26日まで富山県のローカル番組で、概ね5時間おきに放送している︵10:40 - 11:00、15:40 - 16:00の1日2回︶。このため全国放送の番組が、一部時間帯において休止となっている。独自編成を行っていた時間帯[編集]
富山県向けに独自編成を行っていた主な時間帯は以下の通り。富山県向けのニュース特番などに差し替えていた。この節の加筆が望まれています。 |
- 『中部ネイチャーシリーズ』(『UPっぷ富山 きとラボ』と『ホクロック!』代替)
アナウンサー・キャスター[編集]
- 氏名の後の*は、過去に富山局勤務経験があるアナウンサー。
氏名 | 前任地 | 担当番組 | 備考 |
---|---|---|---|
アナウンサー | |||
大木浩司 | ラジオセンター | アナウンスグループ統括 | 高岡市出身 |
早瀬雄一* | G-Media出向 | ニュース富山人 (キャスター) |
|
橋爪秀範* | 津 | きときと!スクールライフ 富山県のニュース |
|
若林則康 | 名古屋 | 富山県のニュース | |
梶原典明* | |||
柴田拡正 | 初任地 | ||
福元まりあ | 名古屋 | ||
契約キャスター | |||
山本愛美 | ニュース富山人 (キャスター) |
||
日比あゆみ | チューリップテレビ | ||
針山莉奈 | ニュース富山人 (スポーツキャスター) |
氷見市出身 | |
武田祐季 | フリーアナウンサー(NTB所属) | おはよう富山 | |
高橋まどか* | |||
気象予報士 | |||
芦沢涼 | ニュース富山人 | ウェザーマップ所属 |
マスコットキャラクター[編集]
局キャラクターは、きとっピ。
テーマソングは富山におるちゃ。
共同キャンペーン[編集]
2020年4月24日から、富山県内のテレビ・ラジオ局と共同で新型コロナウイルス対策のキャンペーンを展開した[23]。共同出演者は以下のとおり︵いずれも放送時点︶。- テレビ(4月 - 5月)[24]:梶原典明(富山局)・上野透(北日本放送)・西美香(チューリップテレビ)・吉村尚郎(富山テレビ放送)
- テレビ(5月 - ):石井智也(富山局)・網谷辰海(北日本放送)・日比あゆみ(チューリップテレビ)・矢野美沙(富山テレビ放送)
- ラジオ(行動編):梶原典明(富山局)・小林淳子(北日本放送)・今井隆信(富山エフエム放送)
- ラジオ(3密を避けよう編):梶原典明(富山局)・木下一哉(北日本放送)・堀池真緒(富山エフエム放送)
- ラジオ(手洗い編):梶原典明(富山局)・佐藤栄治(北日本放送)・堀池真緒(富山エフエム放送)
- ラジオ(相互理解編):石井智也(富山局)・陸田陽子(北日本放送)・堀池真緒(富山エフエム放送)
- ラジオ(油断禁物編):石井智也(富山局)・柳川明子(北日本放送)・今井隆信(富山エフエム放送)
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
(一)^ 受信情報 - NHK富山放送局
(二)^ ﹃地域と向き合った70年﹄︵2006年3月15日、NHK富山放送局発行︶12ページより。
(三)^ ﹃地域と向き合った70年﹄︵2006年3月15日、NHK富山放送局発行︶13ページより。
(四)^ ﹃地域と向き合った70年﹄︵2006年3月15日、NHK富山放送局発行︶14ページより
(五)^ ﹃新聞に見る20世紀の富山 第2巻﹄︵1999年7月30日、北日本新聞社発行︶60頁。
(六)^ ab﹃地域と向き合った70年﹄︵2006年3月15日、NHK富山放送局発行︶15ページより。
(七)^ NHK年鑑'63 P.197
(八)^ ﹃北日本新聞﹄1962年7月23日付朝刊9面﹃豪華な色彩に感嘆 カラーテレビ放送始まる﹄より。
(九)^ NHK年鑑'65 P.5,26
(十)^ ab﹃地域と向き合った70年﹄︵2006年3月15日、NHK富山放送局発行︶16ページより。
(11)^ 日本放送協会放送文化調査研究所放送情報調査部﹃NHK年鑑'85﹄日本放送出版協会、1985年、101頁。
(12)^ ﹃地域と向き合った70年﹄︵2006年3月15日、NHK富山放送局発行︶24ページより。
(13)^ ﹃北日本新聞﹄2004年10月1日付朝刊38面﹃地上デジタルきょう開始 KNB NHK富山﹄
(14)^ “新富山放送会館の整備方針・概要について” (PDF). NHK経営委員会 (2018年3月27日). 2018年9月26日閲覧。
(15)^ “NHK新館移転 富山中央署跡へ”. 中日新聞 (中日新聞社). (2017年4月19日)
(16)^ ﹃富山新聞﹄2021年10月4日付25面﹃富山工高の生徒 建設現場を見学 NHK新放送会館など﹄より。
(17)^ 新放送会館の竣工について︵NHK富山放送局、2022年2月14日︶
(18)^ “新しい放送会館で運用始まる NHK富山放送局”. NHK (2022年8月29日). 2022年8月29日閲覧。
(19)^ “NHKプラスで地域のニュース配信を拡大”. NHK広報局 (2023年4月6日). 2023年5月6日閲覧。
(20)^ abアクセスマップ - NHK富山放送局
(21)^ NHKドラマ 富山発スペシャルドラマ﹁港町相撲ボーイズ﹂
(22)^ “Toyama Just Now No.535-1:12月16日夜は、伏木舞台のNHKドラマ﹁港町相撲ボーイズ﹂!”. 富山県経営管理部広報課 (2011年12月7日). 2020年2月28日閲覧。
(23)^ “上野透ブログ みんなで乗り越えよう!”. 北日本放送 (2020年4月24日). 2020年4月29日閲覧。
(24)^ 民放の新型コロナ対応 ~視聴者・リスナーに向けて 地域内での共同キャンペーン - 日本民間放送連盟
外部リンク[編集]
- NHK富山放送局
- NHKとやま (@nhk_toyama) - X(旧Twitter)
- ウィキメディア・コモンズには、NHK富山放送局に関するカテゴリがあります。