「北海道の難読地名一覧」の版間の差分
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[[File:oshamappu_iriguchi.jpg|thumb|200px|right|老者舞(おしゃまっぷ)<br />(釧路町老者舞集落入口にある標識)]] |
[[File:oshamappu_iriguchi.jpg|thumb|200px|right|老者舞(おしゃまっぷ)<br />(釧路町老者舞集落入口にある標識)]] |
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'''北海道の難読地名一覧'''(ほっかいどうのなんどくちめいいちらん)は、[[北海道]]の[[難読地名]]の一覧である。 |
'''北海道の難読地名一覧'''(ほっかいどうのなんどくちめいいちらん)は、[[北海道]]の[[難読地名]]の一覧である。 |
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アイヌ語に起因する部分が多く、漢字との繋がりの無い地名も多い。 |
[[アイヌ語地名|アイヌ語]]に起因する部分が多く、漢字との繋がりの無い地名も多い。 |
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== 北海道の難読地名一覧 == |
== 北海道の難読地名一覧 == |
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:<small>※市町村コード順</small> |
:<small>※市町村コード順</small> |
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* 茨戸(ばらと) - [[札幌市]][[北区 (札幌市)|北区]]<!--01102--> [[アイヌ語]]の「パラ・ト」(広い沼)に由来。 |
* [[茨戸川|茨戸]]︵ばらと︶ - [[札幌市]][[北区 (札幌市)|北区]]<!--01102--> [[アイヌ語]]の﹁パラ・ト﹂︵広い沼︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=27}}。行政地名は、東茨戸、東茨戸1条~東茨戸4条、西茨戸及び西茨戸1条~西茨戸7条。
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* [[簾舞]](みすまい) - 札幌市[[南区 (札幌市)|南区]]<!--01106--> アイヌ語の「ニセイ・オマㇷ゚」(峡谷があるもの)に由来。 |
* [[簾舞]]︵みすまい︶ - 札幌市[[南区 (札幌市)|南区]]<!--01106--> アイヌ語の﹁ニセイ・オマㇷ゚﹂︵峡谷があるもの︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=34}}。行政地名は、簾舞及び簾舞1条~簾舞6条。
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* [[発寒]](はっさむ) - 札幌市[[西区 (札幌市)|西区]]<!--01107--> アイヌ語の「ハッチャムペッ」(桜鳥の川)、または「ハッ・サ |
* [[発寒]]︵はっさむ︶ - 札幌市[[西区 (札幌市)|西区]]<!--01107--> アイヌ語の﹁ハッチャムペッ﹂︵桜鳥の川︶、または﹁ハッ・サㇺ﹂︵[[ヤマブドウ]]の傍ら︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=22}}。行政地名は、発寒1条~発寒17条。
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* 庵原町(いおはらちょう) - [[函館市]]<!--01202--> 周辺地域を開拓した[[庵原菡斎]]に由来。 |
* 庵原町(いおはらちょう) - [[函館市]]<!--01202--> 周辺地域を開拓した[[庵原菡斎]]に由来。 |
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* 川汲(かっくみ) - 函館市 アイヌ語の「カッコ・クニ」([[カッコウ]]のいるところ)に由来。 |
* [[川汲温泉|川汲町]]︵かっくみちょう︶ - 函館市 アイヌ語の﹁カッコ・ク・ニ﹂︵[[カッコウ]]のいるところ︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=426}}。
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* 木直(きなおし) - 函館市 アイヌ語の「キナ・ウㇱ」([[蒲]]の生えるところ)に由来。 |
* 木直町(きなおしちょう) - 函館市 アイヌ語の「キナ・ウㇱ」([[蒲]]の生えるところ)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=426}}。 |
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* 椴法華(とどほっけ) - 函館市 アイヌ語の「トー・ポㇰ・ケ」(山の根の下のところ)に由来。 |
* [[椴法華村|椴法華]]︵とどほっけ︶ - 函館市 アイヌ語の﹁トー・ポㇰ・ケ﹂︵山の根の下のところ︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=427}}。行政地名に存在しない。
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* 忍路(おしょろ) - [[小樽市]]<!--01203--> アイヌ語の「オショロ」(尻のような窪み)に由来。 |
* [[忍路郡|忍路]]︵おしょろ︶ - [[小樽市]]<!--01203--> アイヌ語の﹁オショロ﹂︵尻のような窪み︶、あるいは﹁ウㇲ・オ・ロ﹂︵入江の中︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=492}}。
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* 勝納町︵かつないちょう︶ - 小樽市 アイヌ語の﹁ヘロキ・アッ・トマリ・ナイ﹂︵[[ニシン]]が群集する入江の川︶が短縮され、アッがカッに転訛したもの{{sfn|山田秀三|1984|pp=497}}。
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* 文庫歌︵ぶんがた︶ - 小樽市 アイヌ語の﹁プンカル・コタン﹂︵蔓植物の村︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=493}}。行政地名に存在しない。
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* [[神居古潭]]︵かむいこたん︶ - [[旭川市]]<!--01204--> アイヌ語の﹁カムイ・コタン﹂︵神の村︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=92}}。行政地名は、神居町神居古潭︵かむいちょうかむいこたん︶。
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* 雨紛︵うぶん︶ - 旭川市 アイヌ語の﹁ウプン﹂︵吹雪︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=110}}。行政地名は、神居町雨紛︵かむいちょううぶん︶。
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* [[大楽毛駅|大楽毛]]︵おたのしけ︶ - [[釧路市]]<!--01206--> アイヌ語の﹁オタ・ノㇱケ﹂︵砂浜の中央︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=277}}。
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* 知茶布(ちちゃっぷ) - 釧路市 行政地名は、阿寒町知茶布。 |
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* 徹別︵てしべつ︶ - 釧路市 アイヌ語の﹁テㇱ・ペッ﹂︵[[簗]]のある川︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=279}}。行政地名は、阿寒町上徹別、阿寒町下徹別、阿寒町中徹別、阿寒町西徹別及び阿寒町徹別中央。
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* 基松町(もといまつちょう) - [[帯広市]]<!--01207--> |
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* 馬主来︵ぱしくる︶ - 釧路市、[[白糠郡]][[白糠町]]<!--01668--> アイヌ語の﹁パㇱクㇽ﹂︵[[カラス]]︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=283}}。行政地名は、釧路市音別町馬主来及び白糠郡白糠町馬主来
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* 以平町(いたいらちょう) - 帯広市 アイヌ語の「イ・タラタラケイ」(動揺する地)に由来。 |
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* 相内(あいのない) - [[北見市]]<!--01208--> アイヌ語の「アイヌ・ナイ」(人がいる川)に由来。 |
* 相内町(あいのないちょう) - [[北見市]]<!--01208--> アイヌ語の「アイヌ・ナイ」(人がいる川)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=201}}。 |
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* 留辺蘂(るべしべ) - 北見市 アイヌ語の「ルペㇱペ」(道に沿って下る川)に由来。 |
* 留辺蘂町(るべしべちょう) - 北見市 アイヌ語の「ルペㇱペ」(道に沿って下る川)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=201}}。 |
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* 呼人︵よびと︶ - [[網走市]]<!--01211--> アイヌ語の﹁イ・オ・ピト﹂︵それを捨て去った沼{{Refnest|group=注釈|この場合の﹁それ﹂とは、親沼を意味する}}︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=209}}。
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* 呼人(よびと) - [[網走市]]<!--01211--> アイヌ語の「イ・オ・ピト」(親沼を捨て去った沼)に由来。 |
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* 癸巳町(きしちょう) - [[美唄市]]<!--01215--> [[屯田兵]]の[[騎兵隊]]が[[入植]]した[[明治26年]]の[[十二支]][[十干]]に由来。 |
* 癸巳町(きしちょう) - [[美唄市]]<!--01215--> [[屯田兵]]の[[騎兵隊]]が[[入植]]した[[明治26年]]の[[十二支]][[十干]]に由来。 |
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* [[対雁]](ついしかり) - [[江別市]]<!--01217-->、[[石狩郡]][[当別町]]<!--01303--> アイヌ語の「トエシカリ」(沼がそこで回る)、もしくは「トゥ・イシカリ」(石狩川の古い流れ)に由来。 |
* [[対雁]]︵ついしかり︶ - [[江別市]]<!--01217-->、[[石狩郡]][[当別町]]<!--01303--> アイヌ語の﹁トエシカリ﹂︵沼がそこで回る︶{{sfn|山田秀三|1984|pp=40}}、もしくは﹁トゥ・イシカリ﹂︵石狩川の古い流れ︶{{sfn|榊原正文 石狩Ⅱ|2002|pp=242}}に由来。
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* [[野幌]](のっぽろ) - 江別市 アイヌ語の「ヌㇷ゚・オ |
* [[野幌]](のっぽろ) - 江別市 アイヌ語の「ヌㇷ゚・オㇽ・オ・ペッ」(野中を流れる川)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=40}}。 |
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* 渚滑(しょこつ) - [[紋別市]]<!--01219--> アイヌ語の「ソー・コッ」(滝つぼ)に由来。 |
* 渚滑町(しょこつちょう) - [[紋別市]]<!--01219--> アイヌ語の「ソー・コッ」(滝つぼ)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=180}}。 |
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* 奔別(ぽんべつ) - [[三笠市]]<!--01222--> アイヌ語の「ポン・ペッ」(小さな川)に由来。 |
* 奔別町(ぽんべつちょう) - [[三笠市]]<!--01222--> アイヌ語の「ポン・ペッ」(小さな川)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=44}}。 |
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* 温根沼(おんねとう) - [[根室市]]<!--01223--> アイヌ語の「オンネ・トー」(大きな沼)に由来。 |
* [[温根沼]](おんねとう) - [[根室市]]<!--01223--> アイヌ語の「オンネ・トー」(大きな沼)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=240}}。 |
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* 珸瑶瑁(ごようまい) - 根室市 アイヌ語の「コイ・オマ・イ」(波があるもの)に由来。 |
* 珸瑶瑁(ごようまい) - 根室市 アイヌ語の「コイ・オマ・イ」(波があるもの)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=242}}。 |
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* [[納沙布岬|納沙布]](のさっぷ) - 根室市 アイヌ語の「ノッ・サㇺ」(岬の傍ら)に由来。 |
* [[納沙布岬|納沙布]]︵のさっぷ︶ - 根室市 アイヌ語の﹁ノッ・サㇺ﹂︵岬の傍ら︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=242}}。
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* 穂香(ほにおい) - 根室市 アイヌ語の「ポン・ニ・オ・イ」(小さい木片の多いところ)に由来。 |
* 穂香(ほにおい) - 根室市 アイヌ語の「ポン・ニ・オ・イ」(小さい木片の多いところ)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=241}}。 |
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* 歯舞(はぼまい) - 根室市 アイヌ語の「アポ・オマ・イ」(流氷があるもの)に由来。 |
* [[歯舞諸島|歯舞]]︵はぼまい︶ - 根室市 アイヌ語の﹁アポ・オマ・イ﹂︵流氷があるもの︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=242}}。
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* 奥潭(おこたん) - [[千歳市]]<!--01224--> アイヌ語の「オ・コタン・ウン・ペ」(川口に村があるもの)に由来。 |
* [[オコタンペ湖|奥潭]]︵おこたん︶ - [[千歳市]]<!--01224--> アイヌ語の﹁オ・コタン・ウン・ペ﹂︵川口に村があるもの︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=57}}。
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* 支寒内(ししゃもない) - 千歳市 アイヌ語の「シサㇺ・ナイ」(和人の沢)に由来。 |
* 支寒内(ししゃもない) - 千歳市 アイヌ語の「シサㇺ・ナイ」(和人の沢)に由来{{sfn|榊原正文 石狩Ⅱ|2002|pp=167}}。 |
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* 幌美内(ほろぴない)- 千歳市 アイヌ語の「ポロ・ピ・ナイ」(大きな涸れ沢)に由来。 |
* 幌美内(ほろぴない)- 千歳市 アイヌ語の「ポロ・ピ・ナイ」(大きな涸れ沢)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=57}}。 |
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* 神威(かもい) - [[歌志内市]]<!--01227--> 、[[斜里郡]][[清里町]] <!--01546--> アイヌ語の「カムイ」(神)に由来。 |
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* [[納内村|納内町]]︵おさむないちょう︶- [[深川市]]<!--01228--> アイヌ語の﹁オ・サㇻ・ウン・ナイ﹂︵川尻にヨシ原のある川︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=91}}。
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* 一已町(いちやんちょう) - 深川市 アイヌ語の「イチャン」(鮭や鱒が産卵するところ)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=90}}。 |
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* 富岸町(とんけしちょう) - [[登別市]]<!--01230--> アイヌ語の「トー・ケㇱ」(沼の端)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=397}}。 |
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* 稀府︵まれっぷ︶ - [[伊達市 (北海道)|伊達市]]<!--01233--> アイヌ語の﹁イマリマレㇷ゚﹂︵イチゴがあるところ︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=404}}。行政地名は、北稀府町、南稀府町及び中稀府町。
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* 輪厚(わっつ) - [[北広島市]]<!--01234--> アイヌ語の「ウッ」(あばら骨)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=32}}。 |
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* 送毛(おくりげ) - [[石狩市]]<!--01235--> アイヌ語の「ウクル・キナ」([[サジオモダカ]]・植物)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=117}}。 |
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* [[生振]](おやふる) - 石狩市 アイヌ語の「オ・ヤ・フル」(尻が陸に付く丘)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=27}}。 |
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* 群別(くんべつ) - 石狩市 アイヌ語の「クン・ペッ」(黒い川)に由来。 |
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* [[濃昼]](ごきびる) - 石狩市 アイヌ語の「オキピリ」(川下からそそり立つ崖)に由来{{sfn|榊原正文|2006|pp=134}}。 |
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* [[聚富]](しっぷ) - 石狩市 アイヌ語の「シュオプ」(箱のような峡谷)に由来{{sfn|榊原正文|2006|pp=131}} |
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* 発足︵はったり︶ - 石狩市厚田区厚田、[[岩内郡]][[共和町]]<!--01401--> アイヌ語の﹁ハッタㇽ﹂︵淵︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=472}}。
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* [[花畔]](ばんなぐろ) - 石狩市 アイヌ語の「パナウンクㇽ・ヤソッケ」(川下の衆の漁場)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=27}}。 |
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* [[幌 (石狩市)|幌]]︵ぽろ︶ - 石狩市 アイヌ語の﹁ポロ・クンペッ﹂︵大きい石の川︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=121}}。
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* 正利冠︵まさりかっぷ︶ - 石狩市 アイヌ語の﹁マサㇻ・カ・オマㇷ゚﹂︵砂丘の草地の上にあるもの︶に由来{{sfn|榊原正文 石狩Ⅰ|2002|pp=48}}。行政地名は、2005年に[[厚田村]]が[[浜益村]]と共に石狩市に編入合併に伴って消滅。
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* [[望来]](もうらい) - 石狩市 アイヌ語の「モライ」(遅流)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=113}}。 |
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* 安瀬(やそすけ) - 石狩市 アイヌ語の「ヤ・ソㇱケ」(網で漁をするところ){{sfn|山田秀三|1984|pp=27}}、あるいは「ヤン・ソㇱケ」(陸に上がる、剥げた崖)に由来{{sfn|榊原正文|2006|pp=133}}。 |
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* 弁華別︵べんけべつ︶ - 石狩郡当別町 アイヌ語の﹁ペンケ・チㇷ゚・ペㇱ・ナイ﹂︵川上側の、丸木舟がそれに沿って下る川︶に由来{{sfn|榊原正文 石狩Ⅰ|2002|pp=154}}。
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* 軍川︵いくさがわ︶ - [[亀田郡]][[七飯町]]<!--01337--> アイヌ語の﹁イ・クサ・ㇷ゚﹂︵それを越させる者、渡し守︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=245}}。
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* 長万部(おしゃまんべ) - [[山越郡]][[長万部町]]<!--01347--> アイヌ語の「オ・サマム・ペッ」(川尻が横になっている川)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=414}}。 |
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* 国縫(くんぬい) - 山越郡長万部町 アイヌ語の「クンネ・ナイ」(黒い川)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=415}}。 |
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* 小砂子(ちいさご) - [[檜山郡]][[上ノ国町]]<!--01362--> アイヌ語の「チシ・エㇺコ」(立岩の水源)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=439}}。 |
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* 厚沢部(あっさぶ) - 檜山郡[[厚沢部町]]<!--01363--> アイヌ語の「ハッチャム・ペッ」(桜鳥の川)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=441}}。 |
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* [[美利河駅|美利河]]︵ぴりか︶ - [[瀬棚郡]][[今金町]] <!--01370--> アイヌ語の﹁ピㇼカ・ペッ﹂︵美しい川︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=452}}。
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* 貝取澗(かいとりま) - [[久遠郡]][[せたな町]]<!--01371--> アイヌ語の「カイェ・ウトゥル」(折岩の間)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=446}}。 |
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* 歌棄町︵うたすつちょう︶ - [[寿都郡]][[寿都町]]<!--01392-->、[[古平郡]][[古平町]]<!--01406--> アイヌ語の﹁オタ・スッ﹂︵砂浜の根元︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=457}}。
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⚫ | * 千走(ちわせ) - [[島牧郡]][[島牧村]] <!--01391--> アイヌ語の「チウ・アㇱ」(波立つところ)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=456}}。 |
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* 寿都(すっつ) - 寿都郡寿都町<!--01392--> アイヌ語の「シュプト・ペッ」([[ヨシ]]の川)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=456}}。 |
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* 熱郛︵ねっぷ︶ - 寿都郡[[黒松内町]]<!--01393--> アイヌ語の﹁クンネ・プ﹂︵黒いもの︶。あるいは﹁ネプ﹂︵流木︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=457}}。
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* 真狩(まっかり) - [[虻田郡]][[真狩村]]<!--01396--> アイヌ語の「マㇰ・カㇼ・ペッ」(奥で曲がる川)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=464}}。 |
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* 倶知安(くっちゃん) - 虻田郡[[倶知安町]]<!--01400--> アイヌ語の「クチャ・アン・ナイ」(小屋のある川)、あるいは「クッ・サㇺ・ウン・ペッ」(崖の傍らにある川)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=465-466}}。 |
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* 梨野舞納(りやむない) - [[岩内郡]][[共和町]]<!--01401--> アイヌ語の「リヤㇺ・ナイ」(年を越す川)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=472}}。 |
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* 老古美(おいこみ) - 岩内郡共和町 |
* 老古美(おいこみ) - 岩内郡共和町 |
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* 堀株(ほりかっぷ) - [[古宇郡]][[泊村]]<!--01403--> アイヌ語の「ホ |
* 堀株村(ほりかっぷむら) - [[古宇郡]][[泊村]]<!--01403--> アイヌ語の「ホㇿカ・ㇷ゚」(後戻りするもの)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=471}}。 |
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* 神恵内(かもえない) - 古宇郡[[神恵内村]]<!--01404--> アイヌ語の「カムイ・ナイ」(神の川)に由来。 |
* 神恵内村(かもえないむら) - 古宇郡[[神恵内村]]<!--01404--> アイヌ語の「カムイ・ナイ」(神の川)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=477}}。 |
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* 積丹(しゃこたん) - [[積丹郡]][[積丹町]]<!--01405--> アイヌ語の「サㇰ・コタン」(夏の村)に由来。 |
* 積丹(しゃこたん) - [[積丹郡]][[積丹町]]<!--01405--> アイヌ語の「サㇰ・コタン」(夏の村)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=482}}。 |
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* 南幌(なんぽろ) - [[空知郡]][[南幌町]]<!--01423--> 「ポロ・モイ」= 幌向(大きな川の曲がり)の南部に位置したことに由来。 |
* 南幌(なんぽろ) - [[空知郡]][[南幌町]]<!--01423--> 「ポロ・モイ」= 幌向(大きな川の曲がり)の南部に位置したことに由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=42}}。 |
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* 晩生内(おそきない) - [[樺戸郡]][[浦臼町]]<!--01431--> アイヌ語の「オ・ショ |
* [[晩生内駅|晩生内]]︵おそきない︶ - [[樺戸郡]][[浦臼町]]<!--01431--> アイヌ語の﹁オ・ショㇱケ・ナイ﹂︵川尻が崩れている川︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=48}}。
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* 留久(るうく) - 樺戸郡[[新十津川町]]<!--01432--> アイヌ語の「ル・クㇱ・ペッ」(道が通る川)に由来。 |
* 留久(るうく) - 樺戸郡[[新十津川町]]<!--01432--> アイヌ語の「ル・クㇱ・ペッ」(道が通る川)に由来。行政地名には、存在しない。 |
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* 妹背牛(もせうし) - [[雨竜郡]][[妹背牛町]]<!--01433--> アイヌ語の「モセ・ウㇱ」([[イラクサ]]の生えるところ)に由来。 |
* 妹背牛︵もせうし︶ - [[雨竜郡]][[妹背牛町]]<!--01433--> アイヌ語の﹁モセ・ウㇱ﹂︵[[イラクサ]]の生えるところ、あるいは草刈りをするところ︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=89}}。
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* 秩父別(ちっぷべつ) - 雨竜郡[[秩父別町]]<!--01434--> アイヌ語の「チェㇷ゚・ペッ」(魚の川)に由来。 |
* 秩父別︵ちっぷべつ︶ - 雨竜郡[[秩父別町]]<!--01434--> アイヌ語の﹁チェㇷ゚・ペッ﹂︵魚の川︶、あるいは﹁チ・クㇱ・ペッ﹂︵我ら通る川︶、﹁チㇷ゚・クㇱ・ペッ﹂︵舟が通る川︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=81}}。
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* 和(やわら) - 雨竜郡[[北竜町]]<!--01437--> [[開拓者]]の出身地[[千葉県]][[埜原村]](やわらむら)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=79}}。 |
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* 比布︵ぴっぷ︶ - [[上川郡 (石狩国)|上川郡]][[比布町]]<!--01455--> アイヌ語の﹁ピピペッ﹂︵石のごろごろしている川︶、あるいは﹁ピオㇷ゚﹂︵石の多いもの︶に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=100}}。
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* 勇駒別(ゆこまんべつ) - 上川郡[[東川町]]<!--01458--> アイヌ語に「ユ・コ・オマン・ペッ」(湯に向かう川)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=109}}。 |
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* 占冠︵しむかっぷ︶ - [[勇払郡]][[占冠村]]<!--01463--> アイヌ語の﹁シ・ムカㇷ゚﹂︵[[鵡川]]の本流︶より{{sfn|山田秀三|1984|pp=374}}。︵鵡川は、アイヌ語の﹁ムッカ・ペッ﹂︵塞がる川︶、あるいは﹁ムカㇷ゚﹂︵[[ツルニンジン]]のあるところ︶から{{sfn|山田秀三|1984|pp=370}}︶
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* [[トマム駅|苫鵡]](とまむ) - 勇払郡占冠村<!--01463--> アイヌ語の「トマㇺ」(湿地)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=374}}。 |
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* 和寒︵わっさむ︶ - [[上川郡 (天塩国)|上川郡]][[和寒町]]<!--01464--> アイヌ語の﹁アッ・サㇺ﹂︵[[オヒョウ (植物)|オヒョウ]]の傍ら︶より{{sfn|山田秀三|1984|pp=153}}。
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* 美羽烏(びばかるうし{{Refnest|group=注釈|「びばからす」、「びばがらす」とも言う}}) - 上川郡[[剣淵町]]<!--01465--> アイヌ語の「ピパ・カㇽ・ウㇱ」(カラス貝を取るところ)より。 |
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* 音威子府︵おといねっぷ︶ - [[中川郡 (天塩国)|中川郡]][[音威子府村]]<!--01470--> アイヌ語の﹁オ・トイネ・ㇷ゚﹂︵川尻が汚れたもの︶より{{sfn|山田秀三|1984|pp=143}}。
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* 咲来(さっくる) - 中川郡音威子府村 アイヌ語の「サㇰ・ル」(夏の道)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=143}}。 |
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* [[北母子里駅|母子里]]︵もしり︶ - [[雨竜郡]][[幌加内町]]<!--01472--> アイヌ語の﹁モシㇼ・ウン・ナイ﹂︵島がある川︶より{{sfn|山田秀三|1984|pp=88}}。
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* [[天売島|天売]]︵てうり︶ - [[苫前郡]][[羽幌町]]<!--01484--> アイヌ語の﹁テウレ﹂︵魚の背腸︶、あるいはチェウレ︵足︶より{{sfn|山田秀三|1984|pp=133}}。
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* [[焼尻島|焼尻]]︵やぎしり︶ - 苫前郡羽幌町 アイヌ語の﹁ヤンケ・シㇼ﹂︵水揚げする島︶より{{sfn|山田秀三|1984|pp=133}}。
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* 雄信内︵おのぶない{{Refnest|group=注釈|幌延町の雄信内駅は﹁おのっぷない﹂とも言う}}︶ - [[天塩郡]][[天塩町]]<!--01487--> アイヌ語の﹁オ・ヌㇷ゚・ウン・ナイ﹂︵川尻に原野がある川︶より{{sfn|山田秀三|1984|pp=141}}。
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* 男能富(だんのっぷ) - 天塩郡天塩町 |
* 男能富(だんのっぷ) - 天塩郡天塩町 |
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* 振老(ふらおい) - 天塩郡天塩町 アイヌ語の「フラ・ウェン・イ」(臭いの悪い所)より。 |
* 振老(ふらおい) - 天塩郡天塩町 アイヌ語の「フラ・ウェン・イ」(臭いの悪い所)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=140}}。 |
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* 敏音知(ぴんねしり) - [[枝幸郡]][[中頓別町]]<!--01513--> アイヌ語の「ピンネ・シㇼ」(男の山)より |
* [[敏音知駅|敏音知]]︵ぴんねしり︶ - [[枝幸郡]][[中頓別町]]<!--01513--> アイヌ語の﹁ピンネ・シㇼ﹂︵男の山︶より{{sfn|山田秀三|1984|pp=170}}。
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* 枝幸(えさし) - 枝幸郡[[枝幸町]]<!--01514--> アイヌ語の「エサシ」(岬)より。 |
* 枝幸(えさし) - 枝幸郡[[枝幸町]]<!--01514--> アイヌ語の「エサシ」(岬)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=172}}。 |
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* 活汲(かっくみ)- [[網走郡]][[津別町]] <!--01544--> 、[[中川郡 (十勝国)|中川郡]][[本別町]]<!--01646--> アイヌ語の「カックㇺ」(柄杓)より。 |
* 活汲︵かっくみ︶- [[網走郡]][[津別町]] <!--01544--> 、[[中川郡 (十勝国)|中川郡]][[本別町]]<!--01646--> アイヌ語の﹁カックㇺ﹂︵柄杓︶より{{sfn|山田秀三|1984|pp=211}}。
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* 止別(やむべつ) - |
* 止別(やむべつ) - 斜里郡[[小清水町]]<!--01547--> アイヌ語の「ヤム・ペッ」(冷たい川)より。 |
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* 訓子府(くんねっぷ) - [[常呂郡]][[訓子府町]]<!--01549--> アイヌ語の「クンネㇷ゚」(黒いもの)より。 |
* 訓子府(くんねっぷ) - [[常呂郡]][[訓子府町]]<!--01549--> アイヌ語の「クンネㇷ゚」(黒いもの)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=203}}。 |
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* 富武士(とっぷし) - [[常呂郡]][[佐呂間町]]<!--01552--> アイヌ語の「トプ・ウㇱ」(竹が群生しているもの)より。 |
* 富武士(とっぷし) - [[常呂郡]][[佐呂間町]]<!--01552--> アイヌ語の「トプ・ウㇱ」(竹が群生しているもの)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=190}}。 |
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* 丸瀬布(まるせっぷ) - [[紋別郡]][[遠軽町]]<!--01555--> アイヌ語の「マウレセㇷ゚」(3つの川の集まる広い所)より。 |
* [[丸瀬布町|丸瀬布]](まるせっぷ) - [[紋別郡]][[遠軽町]]<!--01555--> アイヌ語の「マウレセㇷ゚」(3つの川の集まる広い所)より。 |
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* 札久留(さっくる) - 紋別郡[[滝上町]]<!--01560--> アイヌ語の「サㇰ・ル」(夏の道)より。 |
* 札久留(さっくる) - 紋別郡[[滝上町]]<!--01560--> アイヌ語の「サㇰ・ル」(夏の道)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=170}}。 |
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* 興部(おこっぺ) - 紋別郡[[興部町]]<!--01561-->、紋別郡[[西興部村]]<!--01562--> アイヌ語の「オウコッ・ペッ」( |
* 興部︵おこっぺ︶ - 紋別郡[[興部町]]<!--01561-->、紋別郡[[西興部村]]<!--01562--> アイヌ語の﹁オ・ウ・コッ・ペッ﹂︵川尻が互いにくっつくもの︶より{{sfn|山田秀三|1984|pp=178}}。
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* 雄武(おうむ) - 紋別郡[[雄武町]]<!--01563--> アイヌ語の「オ |
* 雄武(おうむ) - 紋別郡[[雄武町]]<!--01563--> アイヌ語の「オ・ム」(川尻が塞がる)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=177}}。 |
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* |
* 礼文華︵れぶんげ︶ - 虻田郡[[豊浦町]]<!--01571--> アイヌ語の﹁レプン・ケ・ㇷ゚﹂︵沖の先へ削るもの{{Refnest|group=注釈|崩れた断崖を意味する}}︶より{{sfn|山田秀三|1984|pp=413}}。
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* |
* 壮瞥(そうべつ) - [[有珠郡]][[壮瞥町]]<!--01575--> アイヌ語の「ソー・ペッ」(滝の川)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=406}}。 |
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* |
* 平取(びらとり) - [[沙流郡]][[平取町]]<!--01601--> アイヌ語の「ピラ・ウトゥル」(崖の間)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=363}}。 |
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* |
* 貫気別(ぬきべつ) - 沙流郡平取町 アイヌ語の「ヌㇷ゚キ・ペッ」(濁り水の川)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=365}}。 |
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* |
* 新冠(にいかっぷ) - [[新冠郡]][[新冠町]]<!--01604--> アイヌ語の「ニカㇷ゚」(木の皮)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=344}}。 |
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* 月寒(つきさっぷ) - [[浦河郡]][[浦河町]]<!--01607--> アイヌ語の「チキサニ」([[ハルニレ]])より{{sfn|山田秀三|1984|pp=344}}。 |
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⚫ | * 染退(しぶちゃり |
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* 西舎(にしちゃ) - 浦河郡浦河町 アイヌ語の「ニチャ」(木を伐る)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=343}}。 |
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* 鳧舞(けりまい) - 日高郡新ひだか町 アイヌ語の「ケリマㇷ゚」(履き物焼くところ)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=349}}。 |
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* |
* 音更(おとふけ) - [[河東郡]][[音更町]]<!--01631--> アイヌ語の「オトプケ」(髪が生ずるところ)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=314}}。 |
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⚫ | |||
* 居辺︵おりべ︶ - [[河東郡]][[士幌町]]<!--01632--> 、[[河東郡]][[上士幌町]]<!--01633--> アイヌ語の﹁ウㇽ・ペッ﹂︵丘の川︶より{{sfn|山田秀三|1984|pp=296}}。
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⚫ | |||
* 雄馬別(おまべつ)- [[河西郡]][[芽室町]]<!--01637--> |
* 雄馬別(おまべつ)- [[河西郡]][[芽室町]]<!--01637--> |
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* 更別(さらべつ) - 河西郡[[更別村]] <!--01639--> アイヌ語の「サラ・ペッ」(アシ・カヤが生い茂る地)より。 |
* 更別(さらべつ) - 河西郡[[更別村]] <!--01639--> アイヌ語の「サラ・ペッ」(アシ・カヤが生い茂る地)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=344}}。 |
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* 生花苗(おいかまない) - [[広尾郡]][[大樹町]]<!--01641--> アイヌ語の「オイカ・オマ・ナイ」(波が越えて入る川)より。 |
* 生花苗(おいかまない) - [[広尾郡]][[大樹町]]<!--01641--> アイヌ語の「オイカ・オマ・ナイ」(波が越えて入る川)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=324}}。 |
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* 萠和(もいわ) - 広尾郡大樹町 アイヌ語の「モイワ」(小さな聖なる山)より。 |
* 萠和(もいわ) - 広尾郡大樹町 アイヌ語の「モイワ」(小さな聖なる山)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=328}}。 |
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* 音調津(おしらべつ) - 広尾郡[[広尾町]]<!--01642--> アイヌ語の「オ・シララ・ウン・ペッ」(川 |
* 音調津(おしらべつ) - 広尾郡[[広尾町]]<!--01642--> アイヌ語の「オ・シララ・ウン・ペッ」(川尻に岩礁のある川)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=332}}。 |
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* 白人(ちろっと) - 中川郡[[幕別町]]<!--01643--> アイヌ語の「チロ・ト」(鳥の沼)より。 |
* 白人(ちろっと) - 中川郡[[幕別町]]<!--01643--> アイヌ語の「チロ・ト」(鳥の沼)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=308}}。 |
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* 利別(としべつ) - 中川郡[[池田町 (北海道)|池田町]]<!--01644--> アイヌ語の「トゥシ・ペッ」(縄の川)より。 |
* [[利別川|利別]]︵としべつ︶ - 中川郡[[池田町 (北海道)|池田町]]<!--01644--> アイヌ語の﹁トゥシ・ペッ﹂︵縄の川︶より{{sfn|山田秀三|1984|pp=294}}。
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* 旅来(たびこらい)- 中川郡[[豊頃町]]<!--01645--> アイヌ語の「タㇷ゚コㇷ゚・ライ」(瘤のような山の近くの、流れのない川)より。 |
* 旅来(たびこらい)- 中川郡[[豊頃町]]<!--01645--> アイヌ語の「タㇷ゚コㇷ゚・ライ」(瘤のような山の近くの、流れのない川)より。 |
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* 押帯(おしょっぷ) - 中川郡本別町 アイヌ語の「オ・シュップ」(川 |
* 押帯(おしょっぷ) - 中川郡本別町 アイヌ語の「オ・シュップ」(川尻の箱のような峡谷)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=296}}。 |
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* 負箙(おふいびら) - 中川郡本別町 アイヌ語の「ウフイ・ピラ」(燃える崖)より。 |
* 負箙(おふいびら) - 中川郡本別町 アイヌ語の「ウフイ・ピラ」(燃える崖)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=297}}。 |
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* 勇足(ゆうたり) 中川郡本別町 アイヌ語の「エサン |
* 勇足︵ゆうたり︶ 中川郡本別町 アイヌ語の﹁エ・サン・ピタㇻ﹂︵頭が浜のほうに出ている川原︶より。これに﹁勇足﹂を当てて﹁えさんぴたら﹂と読ませたが難読なので﹁ゆうたり﹂と読みが変えられた{{sfn|山田秀三|1984|pp=296}}。
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* 足寄(あしょろ) - [[足寄郡]][[足寄町]]<!--01647--> アイヌ語の「エショロ・ペッ」(沿って下る川)より。 |
* 足寄(あしょろ) - [[足寄郡]][[足寄町]]<!--01647--> アイヌ語の「エショロ・ペッ」(沿って下る川)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=299}}。 |
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* 愛冠(あいかっぷ) - 足寄郡足寄町、[[厚岸郡]][[厚岸町]]<!--01662--> アイヌ語の「アイカㇷ゚」(矢が届かない)より。 |
* [[愛冠駅|愛冠]]︵あいかっぷ︶ - 足寄郡足寄町、[[厚岸郡]][[厚岸町]]<!--01662--> アイヌ語の﹁アイカㇷ゚﹂︵矢が届かない︶より{{sfn|山田秀三|1984|pp=300}}。
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* 大誉地(およち) - 足寄郡足寄町 アイヌ語の「オ・イ・オチ」(川のそばに |
* 大誉地︵およち︶ - 足寄郡足寄町 アイヌ語の﹁オ・イ・オチ﹂︵川のそばに﹁それ﹂の多い所{{Refnest|group=注釈|この場合の﹁それ﹂︵アイヌ語ではイ︶は、アイヌが敬う[[ヒグマ]]、あるいは不吉な生き物として恐れる蛇のことである。実名を言うのを憚り、婉曲に﹁それ﹂と表現した。}}︶より{{sfn|山田秀三|1984|pp=301-302}}。
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* 螺湾(らわん) - 足寄郡足寄町 アイヌ語の「ラ・アン」( |
* 螺湾(らわん) - 足寄郡足寄町 アイヌ語の「ラウ・アン」(低い所)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=299}}。 |
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* 鷲府(わしっぷ) - 足寄郡足寄町 |
* 鷲府(わしっぷ) - 足寄郡足寄町 |
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* 斗満( |
* 斗満(とまむ) - 足寄郡[[陸別町]]<!--01648--> アイヌ語の「トマㇺ」(湿地)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=302}}。 |
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* 勲祢別(くんねべつ) - 足寄郡陸別町 アイヌ語の「クンネ・ペッ」(黒い川)より。 |
* 勲祢別(くんねべつ) - 足寄郡陸別町 アイヌ語の「クンネ・ペッ」(黒い川)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=304}}。 |
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* 止若内(やむわっかない) - 足寄郡陸別町 アイヌ語の「ヤㇺ・ワッカ・ナイ」(冷たい水の川)より。 |
* 止若内(やむわっかない) - 足寄郡陸別町 アイヌ語の「ヤㇺ・ワッカ・ナイ」(冷たい水の川)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=303}}。 |
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* 鼈奴(べっちゃろ) - [[十勝郡]][[浦幌町]]<!--01649--> アイヌ語の「ペッチャロ」(川の口)より。 |
* 鼈奴(べっちゃろ) - [[十勝郡]][[浦幌町]]<!--01649--> アイヌ語の「ペッチャロ」(川の口)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=290}}。 |
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* 跡永賀(あとえか) - [[釧路郡]][[釧路町]]<!--01661--> アイヌ語の「アトゥイ・オカケ」(海の跡)より。 |
* 跡永賀(あとえか) - [[釧路郡]][[釧路町]]<!--01661--> アイヌ語の「アトゥイ・カ」(海の上)、または「アトゥイ・オカケ」(海の跡)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=261}}。 |
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* 老者舞(おしゃまっぷ) - 釧路郡釧路町 アイヌ語の「オ・イチャン・オマㇷ゚」(川尻に鮭鱒が卵を産むところ)に由来。 |
* 老者舞(おしゃまっぷ) - 釧路郡釧路町 アイヌ語の「オ・イチャン・オマㇷ゚」(川尻に鮭鱒が卵を産むところ)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=260}}。 |
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* 来止臥(きとうし) - 釧路郡釧路町 アイヌ語の「キト・ウㇱ」([[ギョウジャニンニク]]があるところ)に由来。 |
* 来止臥(きとうし) - 釧路郡釧路町 アイヌ語の「キト・ウㇱ」([[ギョウジャニンニク]]があるところ)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=261}}。 |
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* 賤夫向(せきねっぷ) - 釧路郡釧路町 アイヌ語の「チェプヌルンゲㇷ゚」(樹木の少ない山で石落ちるところ)に由来。 |
* 賤夫向(せきねっぷ) - 釧路郡釧路町 アイヌ語の「チェプヌルンゲㇷ゚」(樹木の少ない山で石落ちるところ)に由来。 |
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* 初無敵(そんてき) - 釧路郡釧路町 アイヌ語の「ト・ウン・テㇰ」(沼であるような)に由来。 |
* 初無敵(そんてき) - 釧路郡釧路町 アイヌ語の「ト・ウン・テㇰ」(沼であるような)に由来。 |
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* 知方学(ちっぽまない) - 釧路郡釧路町 アイヌ語の「チㇷ゚・オマ・ナイ」(舟のある川)に由来。 |
* 知方学(ちっぽまない) - 釧路郡釧路町 アイヌ語の「チㇷ゚・オマ・ナイ」(舟のある川)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=260}}。 |
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* 重蘭窮(ちぷらんけうし) - 釧路郡釧路町 アイヌ語の「チㇷ゚・ランケ・ウシ」(舟下ろしをするところ)より。 |
* 重蘭窮(ちぷらんけうし) - 釧路郡釧路町 アイヌ語の「チㇷ゚・ランケ・ウシ」(舟下ろしをするところ)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=259}}。 |
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* 入境学(にこまない) - 釧路郡釧路町 アイヌ語の「ニ・オマ・ナイ」(流木のある川)に由来。 |
* 入境学(にこまない) - 釧路郡釧路町 アイヌ語の「ニ・オマ・ナイ」(流木のある川)に由来。 |
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* 冬窓床(ぶいま) - 釧路郡釧路町 アイヌ語の「プイ・モイ」(穴のあいた岩のある入江 |
* 冬窓床(ぶいま) - 釧路郡釧路町 アイヌ語の「プイ・モイ」(穴のあいた岩のある入江)に由来。 |
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* 又飯時(またいとき) - 釧路郡釧路町 アイヌ語の「ワッカ・タ・エトク」(水を汲む源)に由来。 |
* 又飯時(またいとき) - 釧路郡釧路町 アイヌ語の「ワッカ・タ・エトク」(水を汲む源)に由来{{sfn|山田秀三|1984|pp=262-263}}。 |
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* 分遣瀬(わかちゃらせ) - 釧路郡釧路町 アイヌ語の「ワッカ・チャラ・セ」(水がチャラチャラ |
* 分遣瀬(わかちゃらせ) - 釧路郡釧路町 アイヌ語の「ワッカ・チャラ・セ」(水がチャラチャラ音をさせる)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=260-261}}。 |
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* 厚岸(あっけし) - 厚岸郡厚岸町 アイヌ語の「アッケ・ウㇱ」(オヒョウの木の皮を剥ぐところ)より。 |
* 厚岸(あっけし) - [[厚岸郡]][[厚岸町]] アイヌ語の「アッケ・ウㇱ」(オヒョウの木の皮を剥ぐところ)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=257}}。 |
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* 片無去(かたむさり) - 厚岸郡厚岸町 アイヌ語の「カタㇺ・サ |
* 片無去(かたむさり) - 厚岸郡厚岸町 アイヌ語の「カタㇺ・サㇽ」([[ツルコケモモ]]のある湿原)より。 |
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* 別寒辺牛(べかんべうし) - 厚岸郡厚岸町 アイヌ語の「ペカンペ・ウㇱ」([[ヒシ]]のあるところ)より。 |
* 別寒辺牛(べかんべうし) - 厚岸郡厚岸町 アイヌ語の「ペカンペ・ウㇱ」([[ヒシ]]のあるところ)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=256}}。 |
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* 奔渡(ぽんと) - 厚岸郡厚岸町 アイヌ語の「ポン・ト」(小さな湖)より。 |
* 奔渡(ぽんと) - 厚岸郡厚岸町 アイヌ語の「ポン・ト」(小さな湖)より。 |
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* 羨古丹(うらやこたん) - 厚岸郡[[浜中町]]<!--01663--> アイヌ語の「ウライ・ヤ・コタン」(簗網の |
* 羨古丹(うらやこたん) - 厚岸郡[[浜中町]]<!--01663--> アイヌ語の「ウライ・ヤ・コタン」(簗網の村)より。 |
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* 恵茶人(えさしと) - 厚岸郡浜中町 アイヌ語の「エサウㇱ」(頭を浜につけている沼)より。 |
* 恵茶人(えさしと) - 厚岸郡浜中町 アイヌ語の「エサウㇱ」(頭を浜につけている沼)より。 |
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* 瞼暮帰(けんぼっけ) - 厚岸郡浜中町 アイヌ語の「ケネ・ポㇰ」([[ハンノキ]]の下)より。 |
* 瞼暮帰(けんぼっけ) - 厚岸郡浜中町 アイヌ語の「ケネ・ポㇰ」([[ハンノキ]]の下)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=256}}。 |
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* 後静(しりしず) - 厚岸郡浜中町 アイヌ語の「シㇼ・スッ」(山の根本)より。 |
* 後静(しりしず) - 厚岸郡浜中町 アイヌ語の「シㇼ・スッ」(山の根本)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=255}}。 |
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* 仙鳳趾(せんぽう |
* 仙鳳趾(せんぽうし) - 厚岸郡浜中町 アイヌ語の「チェッポ・オッ」(小魚がいる所)より。 |
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* |
* 散布(ちりっぷ) - 厚岸郡浜中町 アイヌ語の「チュルㇷ゚」([[アサリ]]貝)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=256}}。 |
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* 貰人(もうらいと) - 厚岸郡浜中町 アイヌ語の「ポン・モイレ・モイ」(小さな静かな湾)より。 |
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* 標茶(しべちゃ) - [[川上郡]][[標茶町]]<!--01664--> アイヌ語の「シ・ペッ・チャ」(大きな川の岸)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=272}}。 |
|||
* 茶安別(ちゃんべつ) - 川上郡標茶町 アイヌ語の「チャ・アン・ペッ」(岸の川)より。 |
* 茶安別(ちゃんべつ) - 川上郡標茶町 アイヌ語の「チャ・アン・ペッ」(岸の川)より。 |
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* 弟子屈(てしかが) - 川上郡[[弟子屈町]]<!--01665--> アイヌ語の「テㇱ・カ・カ」([[簗]]の岸の上)より。 |
* 弟子屈(てしかが) - 川上郡[[弟子屈町]]<!--01665--> アイヌ語の「テㇱ・カ・カ」([[簗]]の岸の上)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=273}}。 |
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* |
* 跡佐登(あとさのぼり) - 川上郡弟子屈町 アイヌ語の「アトゥサ・ヌプリ」(裸の山)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=276}}。 |
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* |
* [[屈斜路湖|屈斜路]]︵くっしゃろ︶ - 川上郡弟子屈町 アイヌ語の﹁クッチャル﹂︵沼の喉口︶より{{sfn|山田秀三|1984|pp=274}}。
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* |
* 鐺別(とうべつ) - 川上郡弟子屈町 アイヌ語の「ト・ペッ・クシ」(ふたつに分かれる川)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=261}}。 |
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* |
* 最栄利別(もえりべつ) - 川上郡弟子屈町 アイヌ語の「モイレ・ぺッ」(流れの遅い川)より。 |
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* |
* 雪裡(せつり) - 阿寒郡[[鶴居村]]<!--01667--> アイヌ語の「セッ・チリ・ウㇱ・イ」(巣・鳥の多い所)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=268}}。 |
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⚫ | |||
* 標津︵しべつ︶ - [[標津郡]][[中標津町]]<!--01692-->、[[標津町]]<!--01693--> アイヌ語の﹁シ・ペッ﹂︵大きな川︶より{{sfn|山田秀三|1984|pp=232}}。
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|||
* 色丹︵しこたん︶ - [[色丹郡]][[色丹村]]︵[[北方地域|北方領土]]︶<!--01695--> アイヌ語の﹁シ・コタン﹂︵大きな村︶より{{sfn|山田秀三|1984|pp=243}}。
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|||
* 紗那(しゃな) - [[紗那郡]][[紗那村]](北方領土)<!--01699--> アイヌ語の「シャン・ナイ」(下る川)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=250}}。 |
|||
* 蘂取(しべとろ) - [[蘂取郡]][[蘂取村]](北方領土)<!--01700--> アイヌ語の「シ・ペッ・オㇿ」(大きい川のところ)より{{sfn|山田秀三|1984|pp=250}}。 |
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== 脚注 == |
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{{脚注ヘルプ}} |
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{{Notelist|2}} |
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=== 出典 === |
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<!-- 文献参照ページ --> |
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== 参考文献 == |
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* {{Cite book|和書|title=データベース アイヌ語地名2 石狩Ⅰ|author=榊原正文|date=2002-8-5|publisher=北海道出版企画センター|isbn=978-4832802056|ref=harv}} |
|||
* {{Cite book|和書|title=データベース アイヌ語地名3 石狩Ⅱ|author=榊原正文|date=2002-12-5|publisher=北海道出版企画センター|isbn=978-4832802063|ref=harv}} |
|||
* {{Cite book|和書|title=アイヌ語地名釣歩記--北海道のエコ・ツーリズムを考える|author=榊原正文|date=2006-2-25|publisher=北海道出版企画センター|isbn=978-4832806030|ref=harv}} |
|||
* {{Cite book |和書 |author=山田秀三 |author-link=山田秀三 |year=1984 |title=北海道の地名 |publisher=[[北海道新聞社]] |isbn=978-4893633217 |ref=harv}} |
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== 関連項目 == |
== 関連項目 == |
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* [[北海道の地名・駅名]] - 北海道の地名の歴史 |
* [[北海道の地名・駅名]] - 北海道の地名の歴史 |
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北海道の難読地名一覧[編集]
※市町村コード順 ●茨戸︵ばらと︶ - 札幌市北区 アイヌ語の﹁パラ・ト﹂︵広い沼︶に由来[1]。行政地名は、東茨戸、東茨戸1条~東茨戸4条、西茨戸及び西茨戸1条~西茨戸7条。 ●簾舞︵みすまい︶ - 札幌市南区 アイヌ語の﹁ニセイ・オマㇷ゚﹂︵峡谷があるもの︶に由来[2]。行政地名は、簾舞及び簾舞1条~簾舞6条。 ●発寒︵はっさむ︶ - 札幌市西区 アイヌ語の﹁ハッチャムペッ﹂︵桜鳥の川︶、または﹁ハッ・サㇺ﹂︵ヤマブドウの傍ら︶に由来[3]。行政地名は、発寒1条~発寒17条。 ●庵原町︵いおはらちょう︶ - 函館市 周辺地域を開拓した庵原菡斎に由来。 ●川汲町︵かっくみちょう︶ - 函館市 アイヌ語の﹁カッコ・ク・ニ﹂︵カッコウのいるところ︶に由来[4]。 ●木直町︵きなおしちょう︶ - 函館市 アイヌ語の﹁キナ・ウㇱ﹂︵蒲の生えるところ︶に由来[4]。 ●椴法華︵とどほっけ︶ - 函館市 アイヌ語の﹁トー・ポㇰ・ケ﹂︵山の根の下のところ︶に由来[5]。行政地名に存在しない。 ●忍路︵おしょろ︶ - 小樽市 アイヌ語の﹁オショロ﹂︵尻のような窪み︶、あるいは﹁ウㇲ・オ・ロ﹂︵入江の中︶に由来[6]。 ●勝納町︵かつないちょう︶ - 小樽市 アイヌ語の﹁ヘロキ・アッ・トマリ・ナイ﹂︵ニシンが群集する入江の川︶が短縮され、アッがカッに転訛したもの[7]。 ●文庫歌︵ぶんがた︶ - 小樽市 アイヌ語の﹁プンカル・コタン﹂︵蔓植物の村︶に由来[8]。行政地名に存在しない。 ●神居古潭︵かむいこたん︶ - 旭川市 アイヌ語の﹁カムイ・コタン﹂︵神の村︶に由来[9]。行政地名は、神居町神居古潭︵かむいちょうかむいこたん︶。 ●雨紛︵うぶん︶ - 旭川市 アイヌ語の﹁ウプン﹂︵吹雪︶に由来[10]。行政地名は、神居町雨紛︵かむいちょううぶん︶。 ●大楽毛︵おたのしけ︶ - 釧路市 アイヌ語の﹁オタ・ノㇱケ﹂︵砂浜の中央︶に由来[11]。 ●知茶布︵ちちゃっぷ︶ - 釧路市 行政地名は、阿寒町知茶布。 ●徹別︵てしべつ︶ - 釧路市 アイヌ語の﹁テㇱ・ペッ﹂︵簗のある川︶に由来[12]。行政地名は、阿寒町上徹別、阿寒町下徹別、阿寒町中徹別、阿寒町西徹別及び阿寒町徹別中央。 ●幣舞町︵ぬさまいちょう︶ - 釧路市 アイヌ語の﹁ヌサ・オマ・イ﹂︵イナウを捧げるところ︶に由来[13]。 ●馬主来︵ぱしくる︶ - 釧路市、白糠郡白糠町 アイヌ語の﹁パㇱクㇽ﹂︵カラス︶に由来[14]。行政地名は、釧路市音別町馬主来及び白糠郡白糠町馬主来 ●相内町︵あいのないちょう︶ - 北見市 アイヌ語の﹁アイヌ・ナイ﹂︵人がいる川︶に由来[15]。 ●留辺蘂町︵るべしべちょう︶ - 北見市 アイヌ語の﹁ルペㇱペ﹂︵道に沿って下る川︶に由来[15]。 ●呼人︵よびと︶ - 網走市 アイヌ語の﹁イ・オ・ピト﹂︵それを捨て去った沼[注釈 1]︶に由来[16]。 ●癸巳町︵きしちょう︶ - 美唄市 屯田兵の騎兵隊が入植した明治26年の十二支十干に由来。 ●対雁︵ついしかり︶ - 江別市、石狩郡当別町 アイヌ語の﹁トエシカリ﹂︵沼がそこで回る︶[17]、もしくは﹁トゥ・イシカリ﹂︵石狩川の古い流れ︶[18]に由来。 ●野幌︵のっぽろ︶ - 江別市 アイヌ語の﹁ヌㇷ゚・オㇽ・オ・ペッ﹂︵野中を流れる川︶に由来[17]。 ●渚滑町︵しょこつちょう︶ - 紋別市 アイヌ語の﹁ソー・コッ﹂︵滝つぼ︶に由来[19]。 ●奔別町︵ぽんべつちょう︶ - 三笠市 アイヌ語の﹁ポン・ペッ﹂︵小さな川︶に由来[20]。 ●温根沼︵おんねとう︶ - 根室市 アイヌ語の﹁オンネ・トー﹂︵大きな沼︶に由来[21]。 ●珸瑶瑁︵ごようまい︶ - 根室市 アイヌ語の﹁コイ・オマ・イ﹂︵波があるもの︶に由来[22]。 ●納沙布︵のさっぷ︶ - 根室市 アイヌ語の﹁ノッ・サㇺ﹂︵岬の傍ら︶に由来[22]。 ●穂香︵ほにおい︶ - 根室市 アイヌ語の﹁ポン・ニ・オ・イ﹂︵小さい木片の多いところ︶に由来[23]。 ●歯舞︵はぼまい︶ - 根室市 アイヌ語の﹁アポ・オマ・イ﹂︵流氷があるもの︶に由来[22]。 ●奥潭︵おこたん︶ - 千歳市 アイヌ語の﹁オ・コタン・ウン・ペ﹂︵川口に村があるもの︶に由来[24]。 ●支寒内︵ししゃもない︶ - 千歳市 アイヌ語の﹁シサㇺ・ナイ﹂︵和人の沢︶に由来[25]。 ●幌美内︵ほろぴない︶- 千歳市 アイヌ語の﹁ポロ・ピ・ナイ﹂︵大きな涸れ沢︶に由来[24]。 ●神威︵かもい︶ - 歌志内市 、斜里郡清里町 アイヌ語の﹁カムイ﹂︵神︶に由来。 ●納内町︵おさむないちょう︶- 深川市 アイヌ語の﹁オ・サㇻ・ウン・ナイ﹂︵川尻にヨシ原のある川︶に由来[26]。 ●一已町︵いちやんちょう︶ - 深川市 アイヌ語の﹁イチャン﹂︵鮭や鱒が産卵するところ︶に由来[27]。 ●富岸町︵とんけしちょう︶ - 登別市 アイヌ語の﹁トー・ケㇱ﹂︵沼の端︶に由来[28]。 ●稀府︵まれっぷ︶ - 伊達市 アイヌ語の﹁イマリマレㇷ゚﹂︵イチゴがあるところ︶に由来[29]。行政地名は、北稀府町、南稀府町及び中稀府町。 ●輪厚︵わっつ︶ - 北広島市 アイヌ語の﹁ウッ﹂︵あばら骨︶に由来[30]。 ●送毛︵おくりげ︶ - 石狩市 アイヌ語の﹁ウクル・キナ﹂︵サジオモダカ・植物︶に由来[31]。 ●生振︵おやふる︶ - 石狩市 アイヌ語の﹁オ・ヤ・フル﹂︵尻が陸に付く丘︶に由来[1]。 ●群別︵くんべつ︶ - 石狩市 アイヌ語の﹁クン・ペッ﹂︵黒い川︶に由来。 ●濃昼︵ごきびる︶ - 石狩市 アイヌ語の﹁オキピリ﹂︵川下からそそり立つ崖︶に由来[32]。 ●聚富︵しっぷ︶ - 石狩市 アイヌ語の﹁シュオプ﹂︵箱のような峡谷︶に由来[33] ●発足︵はったり︶ - 石狩市厚田区厚田、岩内郡共和町 アイヌ語の﹁ハッタㇽ﹂︵淵︶に由来[34]。 ●花畔︵ばんなぐろ︶ - 石狩市 アイヌ語の﹁パナウンクㇽ・ヤソッケ﹂︵川下の衆の漁場︶に由来[1]。 ●幌︵ぽろ︶ - 石狩市 アイヌ語の﹁ポロ・クンペッ﹂︵大きい石の川︶に由来[35]。 ●正利冠︵まさりかっぷ︶ - 石狩市 アイヌ語の﹁マサㇻ・カ・オマㇷ゚﹂︵砂丘の草地の上にあるもの︶に由来[36]。行政地名は、2005年に厚田村が浜益村と共に石狩市に編入合併に伴って消滅。 ●望来︵もうらい︶ - 石狩市 アイヌ語の﹁モライ﹂︵遅流︶に由来[37]。 ●安瀬︵やそすけ︶ - 石狩市 アイヌ語の﹁ヤ・ソㇱケ﹂︵網で漁をするところ︶[1]、あるいは﹁ヤン・ソㇱケ﹂︵陸に上がる、剥げた崖︶に由来[38]。 ●弁華別︵べんけべつ︶ - 石狩郡当別町 アイヌ語の﹁ペンケ・チㇷ゚・ペㇱ・ナイ﹂︵川上側の、丸木舟がそれに沿って下る川︶に由来[39]。 ●軍川︵いくさがわ︶ - 亀田郡七飯町 アイヌ語の﹁イ・クサ・ㇷ゚﹂︵それを越させる者、渡し守︶に由来[40]。 ●長万部︵おしゃまんべ︶ - 山越郡長万部町 アイヌ語の﹁オ・サマム・ペッ﹂︵川尻が横になっている川︶に由来[41]。 ●国縫︵くんぬい︶ - 山越郡長万部町 アイヌ語の﹁クンネ・ナイ﹂︵黒い川︶に由来[42]。 ●小砂子︵ちいさご︶ - 檜山郡上ノ国町 アイヌ語の﹁チシ・エㇺコ﹂︵立岩の水源︶に由来[43]。 ●厚沢部︵あっさぶ︶ - 檜山郡厚沢部町 アイヌ語の﹁ハッチャム・ペッ﹂︵桜鳥の川︶に由来[44]。 ●美利河︵ぴりか︶ - 瀬棚郡今金町 アイヌ語の﹁ピㇼカ・ペッ﹂︵美しい川︶に由来[45]。 ●貝取澗︵かいとりま︶ - 久遠郡せたな町 アイヌ語の﹁カイェ・ウトゥル﹂︵折岩の間︶に由来[46]。 ●歌棄町︵うたすつちょう︶ - 寿都郡寿都町、古平郡古平町 アイヌ語の﹁オタ・スッ﹂︵砂浜の根元︶に由来[47]。 ●千走︵ちわせ︶ - 島牧郡島牧村 アイヌ語の﹁チウ・アㇱ﹂︵波立つところ︶に由来[48]。 ●寿都︵すっつ︶ - 寿都郡寿都町 アイヌ語の﹁シュプト・ペッ﹂︵ヨシの川︶に由来[48]。 ●熱郛︵ねっぷ︶ - 寿都郡黒松内町 アイヌ語の﹁クンネ・プ﹂︵黒いもの︶。あるいは﹁ネプ﹂︵流木︶に由来[47]。 ●真狩︵まっかり︶ - 虻田郡真狩村 アイヌ語の﹁マㇰ・カㇼ・ペッ﹂︵奥で曲がる川︶に由来[49]。 ●倶知安︵くっちゃん︶ - 虻田郡倶知安町 アイヌ語の﹁クチャ・アン・ナイ﹂︵小屋のある川︶、あるいは﹁クッ・サㇺ・ウン・ペッ﹂︵崖の傍らにある川︶に由来[50]。 ●梨野舞納︵りやむない︶ - 岩内郡共和町 アイヌ語の﹁リヤㇺ・ナイ﹂︵年を越す川︶に由来[34]。 ●老古美︵おいこみ︶ - 岩内郡共和町 ●堀株村︵ほりかっぷむら︶ - 古宇郡泊村 アイヌ語の﹁ホㇿカ・ㇷ゚﹂︵後戻りするもの︶に由来[51]。 ●神恵内村︵かもえないむら︶ - 古宇郡神恵内村 アイヌ語の﹁カムイ・ナイ﹂︵神の川︶に由来[52]。 ●積丹︵しゃこたん︶ - 積丹郡積丹町 アイヌ語の﹁サㇰ・コタン﹂︵夏の村︶に由来[53]。 ●南幌︵なんぽろ︶ - 空知郡南幌町 ﹁ポロ・モイ﹂= 幌向︵大きな川の曲がり︶の南部に位置したことに由来[54]。 ●晩生内︵おそきない︶ - 樺戸郡浦臼町 アイヌ語の﹁オ・ショㇱケ・ナイ﹂︵川尻が崩れている川︶に由来[55]。 ●留久︵るうく︶ - 樺戸郡新十津川町 アイヌ語の﹁ル・クㇱ・ペッ﹂︵道が通る川︶に由来。行政地名には、存在しない。 ●妹背牛︵もせうし︶ - 雨竜郡妹背牛町 アイヌ語の﹁モセ・ウㇱ﹂︵イラクサの生えるところ、あるいは草刈りをするところ︶に由来[56]。 ●秩父別︵ちっぷべつ︶ - 雨竜郡秩父別町 アイヌ語の﹁チェㇷ゚・ペッ﹂︵魚の川︶、あるいは﹁チ・クㇱ・ペッ﹂︵我ら通る川︶、﹁チㇷ゚・クㇱ・ペッ﹂︵舟が通る川︶に由来[57]。 ●和︵やわら︶ - 雨竜郡北竜町 開拓者の出身地千葉県埜原村︵やわらむら︶に由来[58]。 ●比布︵ぴっぷ︶ - 上川郡比布町 アイヌ語の﹁ピピペッ﹂︵石のごろごろしている川︶、あるいは﹁ピオㇷ゚﹂︵石の多いもの︶に由来[59]。 ●勇駒別︵ゆこまんべつ︶ - 上川郡東川町 アイヌ語に﹁ユ・コ・オマン・ペッ﹂︵湯に向かう川︶に由来[60]。 ●占冠︵しむかっぷ︶ - 勇払郡占冠村 アイヌ語の﹁シ・ムカㇷ゚﹂︵鵡川の本流︶より[61]。︵鵡川は、アイヌ語の﹁ムッカ・ペッ﹂︵塞がる川︶、あるいは﹁ムカㇷ゚﹂︵ツルニンジンのあるところ︶から[62]︶ ●苫鵡︵とまむ︶ - 勇払郡占冠村 アイヌ語の﹁トマㇺ﹂︵湿地︶より[61]。 ●和寒︵わっさむ︶ - 上川郡和寒町 アイヌ語の﹁アッ・サㇺ﹂︵オヒョウの傍ら︶より[63]。 ●美羽烏︵びばかるうし[注釈 2]︶ - 上川郡剣淵町 アイヌ語の﹁ピパ・カㇽ・ウㇱ﹂︵カラス貝を取るところ︶より。 ●音威子府︵おといねっぷ︶ - 中川郡音威子府村 アイヌ語の﹁オ・トイネ・ㇷ゚﹂︵川尻が汚れたもの︶より[64]。 ●咲来︵さっくる︶ - 中川郡音威子府村 アイヌ語の﹁サㇰ・ル﹂︵夏の道︶より[64]。 ●母子里︵もしり︶ - 雨竜郡幌加内町 アイヌ語の﹁モシㇼ・ウン・ナイ﹂︵島がある川︶より[65]。 ●天売︵てうり︶ - 苫前郡羽幌町 アイヌ語の﹁テウレ﹂︵魚の背腸︶、あるいはチェウレ︵足︶より[66]。 ●焼尻︵やぎしり︶ - 苫前郡羽幌町 アイヌ語の﹁ヤンケ・シㇼ﹂︵水揚げする島︶より[66]。 ●雄信内︵おのぶない[注釈 3]︶ - 天塩郡天塩町 アイヌ語の﹁オ・ヌㇷ゚・ウン・ナイ﹂︵川尻に原野がある川︶より[67]。 ●男能富︵だんのっぷ︶ - 天塩郡天塩町 ●振老︵ふらおい︶ - 天塩郡天塩町 アイヌ語の﹁フラ・ウェン・イ﹂︵臭いの悪い所︶より[68]。 ●敏音知︵ぴんねしり︶ - 枝幸郡中頓別町 アイヌ語の﹁ピンネ・シㇼ﹂︵男の山︶より[69]。 ●枝幸︵えさし︶ - 枝幸郡枝幸町 アイヌ語の﹁エサシ﹂︵岬︶より[70]。 ●活汲︵かっくみ︶- 網走郡津別町 、中川郡本別町 アイヌ語の﹁カックㇺ﹂︵柄杓︶より[71]。 ●止別︵やむべつ︶ - 斜里郡小清水町 アイヌ語の﹁ヤム・ペッ﹂︵冷たい川︶より。 ●訓子府︵くんねっぷ︶ - 常呂郡訓子府町 アイヌ語の﹁クンネㇷ゚﹂︵黒いもの︶より[72]。 ●富武士︵とっぷし︶ - 常呂郡佐呂間町 アイヌ語の﹁トプ・ウㇱ﹂︵竹が群生しているもの︶より[73]。 ●丸瀬布︵まるせっぷ︶ - 紋別郡遠軽町 アイヌ語の﹁マウレセㇷ゚﹂︵3つの川の集まる広い所︶より。 ●札久留︵さっくる︶ - 紋別郡滝上町 アイヌ語の﹁サㇰ・ル﹂︵夏の道︶より[69]。 ●興部︵おこっぺ︶ - 紋別郡興部町、紋別郡西興部村 アイヌ語の﹁オ・ウ・コッ・ペッ﹂︵川尻が互いにくっつくもの︶より[74]。 ●雄武︵おうむ︶ - 紋別郡雄武町 アイヌ語の﹁オ・ム﹂︵川尻が塞がる︶より[75]。 ●礼文華︵れぶんげ︶ - 虻田郡豊浦町 アイヌ語の﹁レプン・ケ・ㇷ゚﹂︵沖の先へ削るもの[注釈 4]︶より[76]。 ●壮瞥︵そうべつ︶ - 有珠郡壮瞥町 アイヌ語の﹁ソー・ペッ﹂︵滝の川︶より[77]。 ●平取︵びらとり︶ - 沙流郡平取町 アイヌ語の﹁ピラ・ウトゥル﹂︵崖の間︶より[78]。 ●貫気別︵ぬきべつ︶ - 沙流郡平取町 アイヌ語の﹁ヌㇷ゚キ・ペッ﹂︵濁り水の川︶より[79]。 ●新冠︵にいかっぷ︶ - 新冠郡新冠町 アイヌ語の﹁ニカㇷ゚﹂︵木の皮︶より[80]。 ●月寒︵つきさっぷ︶ - 浦河郡浦河町 アイヌ語の﹁チキサニ﹂︵ハルニレ︶より[80]。 ●西舎︵にしちゃ︶ - 浦河郡浦河町 アイヌ語の﹁ニチャ﹂︵木を伐る︶より[81]。 ●染退︵しぶちゃり[注釈 5]︶ - 日高郡新ひだか町 ﹁シペツ・チャリ﹂︵鮭の産卵場︶、﹁シペ・イチャン﹂・﹁シペッ・イチャニ﹂︵本流が散らばる︶など諸説ある[82]。 ●鳧舞︵けりまい︶ - 日高郡新ひだか町 アイヌ語の﹁ケリマㇷ゚﹂︵履き物焼くところ︶より[83]。 ●音更︵おとふけ︶ - 河東郡音更町 アイヌ語の﹁オトプケ﹂︵髪が生ずるところ︶より[84]。 ●長流枝︵おさるし︶ - 河東郡音更町 アイヌ語の﹁オ・サルㇱ﹂︵川尻に茅原が多くある川︶より。 ●居辺︵おりべ︶ - 河東郡士幌町 、河東郡上士幌町 アイヌ語の﹁ウㇽ・ペッ﹂︵丘の川︶より[85]。 ●屈足︵くったり︶- 上川郡新得町 アイヌ語の﹁クッタㇻ・ウㇱ﹂︵イタドリの群生するところ︶より[86]。 ●雄馬別︵おまべつ︶- 河西郡芽室町 ●更別︵さらべつ︶ - 河西郡更別村 アイヌ語の﹁サラ・ペッ﹂︵アシ・カヤが生い茂る地︶より[80]。 ●生花苗︵おいかまない︶ - 広尾郡大樹町 アイヌ語の﹁オイカ・オマ・ナイ﹂︵波が越えて入る川︶より[87]。 ●萠和︵もいわ︶ - 広尾郡大樹町 アイヌ語の﹁モイワ﹂︵小さな聖なる山︶より[88]。 ●音調津︵おしらべつ︶ - 広尾郡広尾町 アイヌ語の﹁オ・シララ・ウン・ペッ﹂︵川尻に岩礁のある川︶より[89]。 ●白人︵ちろっと︶ - 中川郡幕別町 アイヌ語の﹁チロ・ト﹂︵鳥の沼︶より[90]。 ●利別︵としべつ︶ - 中川郡池田町 アイヌ語の﹁トゥシ・ペッ﹂︵縄の川︶より[91]。 ●旅来︵たびこらい︶- 中川郡豊頃町 アイヌ語の﹁タㇷ゚コㇷ゚・ライ﹂︵瘤のような山の近くの、流れのない川︶より。 ●押帯︵おしょっぷ︶ - 中川郡本別町 アイヌ語の﹁オ・シュップ﹂︵川尻の箱のような峡谷︶より[85]。 ●負箙︵おふいびら︶ - 中川郡本別町 アイヌ語の﹁ウフイ・ピラ﹂︵燃える崖︶より[92]。 ●勇足︵ゆうたり︶ 中川郡本別町 アイヌ語の﹁エ・サン・ピタㇻ﹂︵頭が浜のほうに出ている川原︶より。これに﹁勇足﹂を当てて﹁えさんぴたら﹂と読ませたが難読なので﹁ゆうたり﹂と読みが変えられた[85]。 ●足寄︵あしょろ︶ - 足寄郡足寄町 アイヌ語の﹁エショロ・ペッ﹂︵沿って下る川︶より[93]。 ●愛冠︵あいかっぷ︶ - 足寄郡足寄町、厚岸郡厚岸町 アイヌ語の﹁アイカㇷ゚﹂︵矢が届かない︶より[94]。 ●大誉地︵およち︶ - 足寄郡足寄町 アイヌ語の﹁オ・イ・オチ﹂︵川のそばに﹁それ﹂の多い所[注釈 6]︶より[95]。 ●螺湾︵らわん︶ - 足寄郡足寄町 アイヌ語の﹁ラウ・アン﹂︵低い所︶より[93]。 ●鷲府︵わしっぷ︶ - 足寄郡足寄町 ●斗満︵とまむ︶ - 足寄郡陸別町 アイヌ語の﹁トマㇺ﹂︵湿地︶より[96]。 ●勲祢別︵くんねべつ︶ - 足寄郡陸別町 アイヌ語の﹁クンネ・ペッ﹂︵黒い川︶より[97]。 ●止若内︵やむわっかない︶ - 足寄郡陸別町 アイヌ語の﹁ヤㇺ・ワッカ・ナイ﹂︵冷たい水の川︶より[98]。 ●鼈奴︵べっちゃろ︶ - 十勝郡浦幌町 アイヌ語の﹁ペッチャロ﹂︵川の口︶より[99]。 ●跡永賀︵あとえか︶ - 釧路郡釧路町 アイヌ語の﹁アトゥイ・カ﹂︵海の上︶、または﹁アトゥイ・オカケ﹂︵海の跡︶より[100]。 ●老者舞︵おしゃまっぷ︶ - 釧路郡釧路町 アイヌ語の﹁オ・イチャン・オマㇷ゚﹂︵川尻に鮭鱒が卵を産むところ︶に由来[101]。 ●来止臥︵きとうし︶ - 釧路郡釧路町 アイヌ語の﹁キト・ウㇱ﹂︵ギョウジャニンニクがあるところ︶に由来[100]。 ●賤夫向︵せきねっぷ︶ - 釧路郡釧路町 アイヌ語の﹁チェプヌルンゲㇷ゚﹂︵樹木の少ない山で石落ちるところ︶に由来。 ●初無敵︵そんてき︶ - 釧路郡釧路町 アイヌ語の﹁ト・ウン・テㇰ﹂︵沼であるような︶に由来。 ●知方学︵ちっぽまない︶ - 釧路郡釧路町 アイヌ語の﹁チㇷ゚・オマ・ナイ﹂︵舟のある川︶に由来[101]。 ●重蘭窮︵ちぷらんけうし︶ - 釧路郡釧路町 アイヌ語の﹁チㇷ゚・ランケ・ウシ﹂︵舟下ろしをするところ︶より[102]。 ●入境学︵にこまない︶ - 釧路郡釧路町 アイヌ語の﹁ニ・オマ・ナイ﹂︵流木のある川︶に由来。 ●冬窓床︵ぶいま︶ - 釧路郡釧路町 アイヌ語の﹁プイ・モイ﹂︵穴のあいた岩のある入江︶に由来。 ●又飯時︵またいとき︶ - 釧路郡釧路町 アイヌ語の﹁ワッカ・タ・エトク﹂︵水を汲む源︶に由来[103]。 ●分遣瀬︵わかちゃらせ︶ - 釧路郡釧路町 アイヌ語の﹁ワッカ・チャラ・セ﹂︵水がチャラチャラ音をさせる︶より[104]。 ●厚岸︵あっけし︶ - 厚岸郡厚岸町 アイヌ語の﹁アッケ・ウㇱ﹂︵オヒョウの木の皮を剥ぐところ︶より[105]。 ●片無去︵かたむさり︶ - 厚岸郡厚岸町 アイヌ語の﹁カタㇺ・サㇽ﹂︵ツルコケモモのある湿原︶より。 ●別寒辺牛︵べかんべうし︶ - 厚岸郡厚岸町 アイヌ語の﹁ペカンペ・ウㇱ﹂︵ヒシのあるところ︶より[106]。 ●奔渡︵ぽんと︶ - 厚岸郡厚岸町 アイヌ語の﹁ポン・ト﹂︵小さな湖︶より。 ●羨古丹︵うらやこたん︶ - 厚岸郡浜中町 アイヌ語の﹁ウライ・ヤ・コタン﹂︵簗網の村︶より。 ●恵茶人︵えさしと︶ - 厚岸郡浜中町 アイヌ語の﹁エサウㇱ﹂︵頭を浜につけている沼︶より。 ●瞼暮帰︵けんぼっけ︶ - 厚岸郡浜中町 アイヌ語の﹁ケネ・ポㇰ﹂︵ハンノキの下︶より[106]。 ●後静︵しりしず︶ - 厚岸郡浜中町 アイヌ語の﹁シㇼ・スッ﹂︵山の根本︶より[107]。 ●仙鳳趾︵せんぽうし︶ - 厚岸郡浜中町 アイヌ語の﹁チェッポ・オッ﹂︵小魚がいる所︶より。 ●散布︵ちりっぷ︶ - 厚岸郡浜中町 アイヌ語の﹁チュルㇷ゚﹂︵アサリ貝︶より[106]。 ●貰人︵もうらいと︶ - 厚岸郡浜中町 アイヌ語の﹁ポン・モイレ・モイ﹂︵小さな静かな湾︶より。 ●標茶︵しべちゃ︶ - 川上郡標茶町 アイヌ語の﹁シ・ペッ・チャ﹂︵大きな川の岸︶より[108]。 ●茶安別︵ちゃんべつ︶ - 川上郡標茶町 アイヌ語の﹁チャ・アン・ペッ﹂︵岸の川︶より。 ●弟子屈︵てしかが︶ - 川上郡弟子屈町 アイヌ語の﹁テㇱ・カ・カ﹂︵簗の岸の上︶より[109]。 ●跡佐登︵あとさのぼり︶ - 川上郡弟子屈町 アイヌ語の﹁アトゥサ・ヌプリ﹂︵裸の山︶より[110]。 ●屈斜路︵くっしゃろ︶ - 川上郡弟子屈町 アイヌ語の﹁クッチャル﹂︵沼の喉口︶より[111]。 ●鐺別︵とうべつ︶ - 川上郡弟子屈町 アイヌ語の﹁ト・ペッ・クシ﹂︵ふたつに分かれる川︶より[100]。 ●最栄利別︵もえりべつ︶ - 川上郡弟子屈町 アイヌ語の﹁モイレ・ぺッ﹂︵流れの遅い川︶より。 ●雪裡︵せつり︶ - 阿寒郡鶴居村 アイヌ語の﹁セッ・チリ・ウㇱ・イ﹂︵巣・鳥の多い所︶より[112]。 ●御札部︵おさっぺ︶ - 白糠郡白糠町 アイヌ語の﹁オ・サッ・ぺ﹂︵川尻が枯れているところ︶より。 ●標津︵しべつ︶ - 標津郡中標津町、標津町 アイヌ語の﹁シ・ペッ﹂︵大きな川︶より[113]。 ●色丹︵しこたん︶ - 色丹郡色丹村︵北方領土︶ アイヌ語の﹁シ・コタン﹂︵大きな村︶より[114]。 ●紗那︵しゃな︶ - 紗那郡紗那村︵北方領土︶ アイヌ語の﹁シャン・ナイ﹂︵下る川︶より[115]。 ●蘂取︵しべとろ︶ - 蘂取郡蘂取村︵北方領土︶ アイヌ語の﹁シ・ペッ・オㇿ﹂︵大きい川のところ︶より[115]。脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ a b c d 山田秀三 1984, pp. 27.
- ^ 山田秀三 1984, pp. 34.
- ^ 山田秀三 1984, pp. 22.
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- ^ 榊原正文 2006, pp. 134.
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