カムイト沼
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座標: 北緯45度14分8.3秒 東経142度12分36秒 / 北緯45.235639度 東経142.21000度
カムイト沼 | |
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朝霧の中のカムイト沼 | |
面積 | 0.19 km2 |
周囲長 | 2.3 km |
最大水深 | 5.2 m |
平均水深 | 3.5 m |
貯水量 | 0.0007 km3 |
水面の標高 | 5 m |
成因 | 海跡湖 |
淡水・汽水 | 淡水 |
湖沼型 | 腐植栄養湖 |
プロジェクト 地形 |
カムイト沼︵カムイトぬま︶は、北海道宗谷管内猿払村にある沼である。浅茅野湿原と呼ばれる地域にあり、北オホーツク道立自然公園に含まれる。名称は、アイヌ語のカムイ︵神︶ト︵沼︶による。北オホーツクの海岸に近く、夏、朝霧に包まれることもある。
カムイト沼周辺の空中写真。1977年撮影。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
猿払川の下流域にあり、日本の重要湿地500のひとつ猿払原野に含まれる[1]。タテヤママリモが生息していることで知られ、魚類ではイトウが生息する。
周辺は北オホーツク道立自然公園に指定される湿地帯。沼の周囲はハンノキやトドマツの林となっているほか、多様な水生植物群落を有す。付近にはヒオウギアヤメやゴゼンタチバナなどの高山性植物が群落をなしている。
地理[編集]
●河川 : 猿払川水系自然[編集]
利用[編集]
湖畔付近は、看板、駐車場があるほかは大規模な整備はされておらず、静謐である。旧国鉄天北線の線路跡が北オホーツクサイクリングロードとして整備されており、猿払もしくは浜頓別方面から自転車でアクセス可能である。宗谷バス浅茅野停留所が最寄である。脚注[編集]
- ^ 「「重要湿地」 No.005 猿払原野」環境省(2021年7月14日閲覧)