加藤剛
かとう ごう 加藤 剛 | |||||
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主婦と生活社『主婦と生活』第19巻19号(1964年)より | |||||
本名 | 加藤 剛(かとう たけし) | ||||
生年月日 | 1938年2月4日 | ||||
没年月日 | 2018年6月18日(80歳没) | ||||
出生地 | 日本 静岡県榛原郡白羽村(現・御前崎市) | ||||
死没地 | 日本 東京都 | ||||
国籍 | 日本 | ||||
身長 | 173 cm | ||||
職業 | 俳優 | ||||
ジャンル | 映画・テレビドラマ・演劇 | ||||
活動期間 | 1962年 - 2018年 | ||||
活動内容 |
1962年:デビュー 1970年:『大岡越前』 1973年:『剣客商売』 1974年:『砂の器』 1976年:『風と雲と虹と』 1979年:『陽はまた昇る』 2001年:紫綬褒章 2008年:旭日小綬章 2009年:『坂の上の雲』 | ||||
配偶者 | 伊藤牧子 | ||||
著名な家族 | 夏原諒(長男)・加藤頼(次男) | ||||
所属劇団 | 俳優座 | ||||
主な作品 | |||||
映画 『上意討ち 拝領妻始末』 『砂の器』 『夜叉ヶ池』(1979年) テレビドラマ 『孤独のメス』/『大岡越前』 『風と雲と虹と』/『陽はまた昇る』 『蒼き狼 成吉思汗の生涯』/『ちょっと神様』 『関ヶ原』 | |||||
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加藤 剛︵かとう ごう、1938年︿昭和13年﹀2月4日[1] - 2018年︿平成30年﹀6月18日[2]︶は、日本の俳優[1]。本名‥加藤 剛︵かとう たけし︶[3]。身長173cm[4]。体重70kg[1]。俳優座所属[4]。
2001年、紫綬褒章受章。2008年、旭日小綬章受章[4]。
テレビドラマ﹃人間の條件﹄の放映終了︵1963年4月1日︶直後、 週刊誌で特集される。
主婦と生活社﹃主婦と生活﹄第19巻19号︵1964︶より
大学4年の時、20倍の難関を突破して俳優座養成所に入る[10]。
1962年10月1日放映開始のテレビドラマ﹃人間の條件﹄︵TBS、全26話︶で主人公の梶役に抜擢された。出演のため1年﹁休学﹂。同作品では﹁ぼくという裸身の素材にこの男︵主人公の梶︶の一生を忠実に刻み込んでゆくこと﹂で演じきり、原作者の五味川純平より﹁テレビ映画の優れた主演者﹂と評された[11]。後、13期生として修了。修了時の同級生には石立鉄男・佐藤友美・細川俊之・横内正らがいる。27歳で正月公演で安部公房作﹃お前にも罪がある﹄で﹁男﹂を演じ、演出上傾いた舞台装置﹁男の部屋﹂上で2時間の連続演技を行う主役に抜擢[12]。
同期の横内正は、養成所で加藤と初めて会った際、その美男子ぶりに驚いたといい﹁欠点のない男。こんな二枚目がいるんじゃ、かなわないと思った﹂と振り返り、﹁︵俳優座の先輩の︶平幹二朗さんは、仲代達矢がいる限り劇団で上にいけない、と思ったように、僕も加藤剛がいる限り上にはあがれないだろう﹂と、横内が後に俳優座を退団する決意をするほど存在が大きかった。
また、不思議な縁だが、加藤は﹁大岡越前﹂︵TBS︶を主演、横内は﹁暴れん坊将軍﹂︵テレビ朝日︶で同じ大岡役をレギュラー出演、﹁同じ役で“競演”しているつもりで演じていましたよ﹂と回想していた[13]。
1969年︵昭和44年︶12月26日︵金曜日︶、﹃週刊実話﹄に対し慰謝料などを求める訴訟を起こし、地裁に続き高裁でも勝訴[14]。
熊井啓監督の映画主演でも有名。忍ぶ川︵三浦哲郎原作︶栗原小巻 の恋人役と、北の岬︵辻邦生原作︶クロード・ジャド の恋人役であった。
﹃大岡越前﹄は長年に渡る当たり役で、TBSテレビ月曜8時の看板番組として、1970年︵昭和45年︶3月16日︵月曜日︶から、﹃水戸黄門﹄﹃江戸を斬る﹄等とローテーションを組みながら、足掛け約30年間、2006年3月20日放送の最終回スペシャル版を含めれば36年間にも及ぶ長きに渡り主演し通した︵詳しくは﹃大岡越前﹄参照︶。﹃大岡越前最終回スペシャル版﹄では実子である夏原諒、頼三四郎︵現:加藤頼︶との共演を果たした。
﹃大岡越前﹄で親友役を演じた竹脇無我とは私生活でも40年間以上親友関係にあり、2011年︵平成23年︶8月21日︵日曜日︶午後2時5分に竹脇が急死した際は、手書きの追悼文を寄せた[15]。その間大河ドラマ﹃風と雲と虹と﹄、﹃獅子の時代﹄も主演している。﹃大岡越前﹄の終了後は、﹃命のビザ﹄や﹃そして戦争が終わった﹄、﹃坂の上の雲﹄など近現代史ドラマにも出演した。
2018年6月18日︵月曜日︶午前10時11分、胆嚢がんのため東京都内で死去[16][17]。80歳没[2]。テレビドラマ遺作は2017年10月5日テレビ朝日放送の﹁事件18﹂、映画作品の遺作は2018年公開の﹁今夜、ロマンス劇場で﹂であった。
2007年11月26日︵月曜日︶、健康大使任命式にて厚生労働大臣舛添 要一︵右︶と当時69歳の加藤︵左︶
●たばこは吸わず、酒も飲まず、ギャンブルとは無縁である[18]。
●戦争反対の一心で俳優を続けてきた[18]。
●高校時代、実家でチェーホフの戯曲を読んで俳優を志した[18]。
●映画﹃砂の器﹄に出演した際、後に芸能レポーターとなった石川敏男が﹁僕は当時、宣伝部の助手だったので、宣伝のキャンペーンをお願いすることが多かったんです。10歳も年下の僕に対して、何でも“はい、はい”と聞いてくれましたね。決してイヤだとは言いませんでした。どんなに忙しくても、きちんと人の話を聞く方でしたよ﹂と語っている[19]。
●家族でいる時間をとても大切にしており、京都で撮影があっても、必ず週末には自宅に帰り、子供を肩車をして家の中を回ったり、庭でかけっこをしていた[19]。
●長男・諒は﹁声を荒らげて怒ったことは1度もありません。いい俳優になるということよりも、“人間として上質であること”、“人間として美しい生き方をすること”、“人に恥じない生き方をすること”を常に優先していたんじゃないかと思います。あれだけ嘘がない人はいないですね。人の悪口を言ったことは1度もなく、常にいい部分を見ていました。だから僕も怒られたことがなかったのかもしれません﹂﹁自分のやっていることと役のキャラクターが見事に一致した稀有な例ですよね。いい人の役をやっている人が、本当にいい人とは限らない世界ですから。父は大岡越前そのものでしたよ﹂と人柄を伝えている[19]。
●長男・諒が独立して一人暮らしを始めた時、加藤は普段はしない買い物をして息子の家を訪ね﹁珍しいものがあったから買ってきたよ﹂﹁これは焼かないのに焼きそばができるらしいんだ。おもしろいからちょっと一緒に食ってみよう﹂とペヤングのカップ焼きそばを見せた。諒は﹁珍しくないよ﹂と言いにくく、﹁ああ、そうなんだね﹂と2人でしみじみと食べた[19]。
●厚生労働省にて健康日本21推進国民会議の委員を務め、健康大使にも任命された。
来歴[編集]
出生から学生時代まで[編集]
静岡県榛原郡白羽村︵御前崎市︶出身。父鉉一郎は小学校の校長[5]。姉四人と兄、弟がいる[6]。俳優のうえだ峻とは叔父・甥の間柄で、うえだの母は自身の姉にあたる。父親が校長というのはプレッシャーにはならなかった[7]。父・鉉一郎は剛を医者にしたかった[8]。 加藤家は古くからの地主で、農地改革で大半を失ったとはいえ自宅の敷地は八百坪近く、敷地に続くすぐ裏に持ち山があり[6]、庭にはたくさん木があった[6]。いわゆる腕白少年ではなく、よく母の台所仕事を手伝い[7]、畑仕事もした[7]。自作するだけの畑はあったため、サツマイモや麦を交代で作っていた[7]。 剛は御前崎の遠州灘に続く茶畑のある風景の中で育ち、中学三年の時に地元を離れた[9]。戦争未亡人となり美容室を開いていた文京区の長姉宅に寄宿した[9]。 もともと俳優になろうと思っていたわけではなく、﹁何か演劇や映画に関係する仕事ができればいいかな﹂と思っていた[9]。小石川高校の時、柔道部に入っていたが先輩が演劇もやっており﹁お前も手伝え﹂と命じられ舞台に立ったのがきっかけだった[10]。 東京都立小石川高等学校を経て、早稲田大学第二文学部演劇科で学ぶ[9]。学内の劇団、自由舞台で活躍する[9]。俳優として[編集]
人物・エピソード[編集]
家族・親族[編集]
加藤家[編集]
︵静岡県御前崎市、東京都︶ 加藤家は古くからの地主で農業も営んでいた[6]。家族九人が揃っていた頃は食事の時など壮観だった[6]。茶の間の広い板の間で作男の人たちが箱膳でご飯を食べた[6]。 ●父・鉉一郎︵教育者、小学校校長︶[5] 1893年9月16日生。静岡県榛原郡白羽村︵御前崎市︶出身。父・又重は在世中郡会議員に推されて地方政界に馳駆した名士[20]。1914年静岡師範学校を卒業し、1942年7月三保造船常務、1946年4月御前崎漁船組合理事、翌年2月清水商工会議所理事、同年7月に三保松風寮長を歴任した[21]。 厳格な明治の男ながら、家事を分担するリベラルさと進取の気性に富む人物だった[5]。﹁何をしてもいいが、自分の行動に責任を持て﹂と述べ、それ以外は放任主義だった[8]。1981年、88歳で死去[8]。 ●母・せつ[8] 1899年12月生。地頭方銀行頭取を務めた西原文平の三女。静岡精華女学校︵現・静岡大成中学校・高等学校︶卒[21]。 ●姉︵四人︶[6] ●兄・明[6][21] ●弟・勝[6][21] ●妻・伊藤牧子︵女優・声優︶ 1937年生 - ●長男・夏原諒︵俳優︶ 1975年生 - ●次男・加藤頼︵俳優︶ 1980年生 - ●甥・うえだ峻︵俳優︶ 1943年生 -出演[編集]
テレビドラマ[編集]
●人間の條件︵1962年、TBS︶ ●剣︵1964年、TBS︶ ●わが心のかもめ︵1966年、NHK総合︶ - 北原潔 ●三匹の侍︵1966年 - 1969年、フジテレビ︶ ●若者たち︵1966年、フジテレビ︶ ●ナショナルゴールデン劇場︵NET︶ ●逃亡︵1966年︶ - 源次 ●北斗の人︵1967年︶ - 千葉周作 ●男はつらいよ︵1969年、フジテレビ︶ - 藤村薫 ●たこたこあがれ︵1969年、日本テレビ︶ - 山田誠 ●孤独のメス︵1969年、TBS・国際放映︶ - 岩下健 ●ナショナル劇場︵TBS・C.A.L︶ ●水戸黄門 第1部 第16話﹁命かけるとき -松江-﹂︵1969年11月17日︶ - 氷川隼人 ●大岡越前︵1970年 - 1999年、2006年︶ - 大岡忠相 ●第2部 第5話﹁生きていた男﹂︵1971年6月14日︶ - 香川小源太 ※一人二役 ●第9部 第14話﹁奉行に似ていた復讐鬼﹂︵1986年1月27日︶ - 佐原雄之進 ※一人二役 ●張込み︵1970年、日本テレビ︶ - 柚木刑事 ●太陽の涙︵1971年、TBS︶ - 及川正司 ●新・だいこんの花 第7話﹁ライバルに敬礼﹂︵1972年、NET︶ - 小泉 ●剣客商売︵1973年、フジテレビ・俳優座・東宝︶ - 秋山大治郎 ●黄色いトマト︵1973年、NET︶ - 緑川春樹 ●わが愛︵1973年1月 - 4月、TBS︶- 野中宗助 ●江戸を斬る 梓右近隠密帳 第15話﹁笹野権三郎誉れの仇討ち﹂︵1974年 TBS・C.A.L︶ - 笹野権三郎 ●ヨイショ︵1974年6月 - 11月、TBS︶ ●金曜劇場 ちんどんどん︵1975年、日本テレビ︶ - 岩田俊也 ●大河ドラマ︵NHK総合︶ ●風と雲と虹と[22]︵1976年︶ - 平将門 ●獅子の時代︵1980年︶ - 苅谷嘉顕 ●土曜グランド劇場 三丁目の古寺に、照る日曇る日、恋の雨︵1976年、日本テレビ︶ - 風間一弘 ●金曜劇場 ちちんぷいぷい︵1977年、日本テレビ︶ - 香取信也 ●海は甦える︵1977年、TBS︶ - 広瀬武夫 ●風が燃えた︵1978年、TBS︶ - 吉田松陰 ●金曜ドラマ 波 わが愛︵1978年10月 - 12月、TBS︶ - 行介 ●ただいま誕生︵1978年、NHK総合︶ ●陽はまた昇る︵1979年、フジテレビ︶ - 塩田吾平 ●大いなる朝︵1979年、TBS︶ - 山本五十六 ●蒼き狼 成吉思汗の生涯︵1980年、テレビ朝日・国際放映︶ - チンギス・ハーン ●関ヶ原︵1981年、TBS︶ - 石田三成 ●時代劇スペシャル ︵CX︶ ●愛妻武士道︵1981年︶ - 五十三右衛門 ●清水次郎長シリーズ︵1981年 - 1983年︶- 山岡鉄舟 ●刺客街道︵1982年︶ - 東馬 ●剣客商売 辻斬り︵1982年︶ - 秋山大治郎 ●剣客商売 誘拐︵1983年︶ - 秋山大治郎 ●花隠密︵1983年、 映像京都︶ - 田吹矢十郎 ●ちょっと神様︵1982年、TBS︶* ザ・サスペンス﹁温情判事﹂︵1982年、TBS︶ - 宇野貞三判事 ●月曜ワイド劇場﹁想い出のグリーングラス﹂︵1984年、テレビ朝日・東映︶ ●そして戦争が終った︵1985年、TBS︶ - 昭和天皇 ●残月の決闘︵1991年、CX / 松竹︶ - 小鹿七兵衛 ●上意討ち 拝領妻始末︵1992年、テレビ東京︶ - 笹原伊三郎 ●命のビザ︵1992年、フジテレビ︶ - 杉原千畝 ●孤臣 お命守り申し候︵1993年、テレビ東京︶ - 浪人 刑部 役 ●荒木又右衛門 男たちの修羅︵1994年、テレビ東京︶ - 荒木又右衛門 ●命なりけり 悲劇の外相東郷茂徳︵1994年、TBS︶ - 東郷茂徳 ●冬の訪問者︵1994年、フジテレビ︶ - ムロイ ●校長がかわれば学校が変わる!︵1997年、1998年、TBS︶ - 校長・南条信弘 ●女と愛とミステリー 殺意の果てに 飛騨高山夫人絞殺事件︵2001年、テレビ東京︶ - 笛木透 ●冤罪シリーズ︵2000年、2002年、2003年、TBS︶ - 若杉徹 ●北朝鮮拉致・めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる︵2003年、テレビ東京︶ - 横田滋 ●教授検事・東京地検特捜部︵2004年、TBS︶ - 香車勇人 ●捜査検事・右近誠の殺人調書︵2005年、テレビ朝日︶ - 右近誠 ●土曜ワイド劇場︵テレビ朝日︶ ●森村誠一の密閉山脈︵2005年、テレビ朝日︶ - 熊耳敬介 ●金曜時代劇 密命 寒月霞斬り︵2008年、テレビ東京︶ - 荒神屋喜八 ●水曜ミステリー9 森村誠一サスペンス 刑事の証明︵2008年 - 2015年、テレビ東京︶ - 那須恵一 ●坂の上の雲︵2009年 - 2011年、NHK︶ - 伊藤博文 ●月曜ゴールデン︵TBS︶ ●森村誠一サスペンス 正義の証明︵2011年︶ - 那須宏明 ●特捜弁護士・橘竜太郎 -雪冤の旅-︵2013年︶ - 大貫義郎 ●森村誠一サスペンス 魔性の群像 刑事・森崎慎平︵2013年 - 2017年︶ - 朝比奈公介 ●南極大陸 第1話︵2011年10月16日、TBS︶ - 牧野茂 ●負けて、勝つ 〜戦後を創った男・吉田茂〜︵2012年、NHK総合︶ - 牧野伸顕 ●百合子さんの絵本 〜陸軍武官・小野寺夫婦の戦争〜︵2016年、NHK総合︶ - 佐佐木信綱 ●BS新春時代劇﹃大岡越前スペシャル 白洲に咲いた真実﹄︵2017年1月3日、NHK BSプレミアム︶ - 風間五郎左衛門 [23][24] ●事件18︵2017年10月5日、テレビ朝日︶ - 熊倉喜久夫 ※テレビドラマ遺作その他のテレビ番組[編集]
●プレミアム8・トライ・エイジ〜三世代の挑戦〜﹁第一回 島家三代の物語﹂︵2011年2月3日、NHK BShi︶- 島安次郎 役映画[編集]
※太字はキネマ旬報ベストテンにランクインした作品
●死闘の伝説︵1963年︶ - 園部秀行
●五瓣の椿︵1964年︶ - 青木千之助
●香華︵1964年︶ - 江崎
●逃亡︵1965年︶ - 堀内靖
●獣の剣︵1965年︶ - 山根十郎太
●ヒロシマ一九六六︵1966年︶ - 田岡一夫
●喜劇 東京の田舎っぺ︵1967年︶ - 熊倉喜久夫
●上意討ち 拝領妻始末︵1967年︶ - 笹原与五郎
●天狗党︵1969年︶ - 加多源次郎
●こちら55号応答せよ!危機百発︵1970年︶ - 大岡越前
●戦争と人間 第一部 運命の序曲︵1970年︶ - 服部医師
●影の車︵1970年︶ - 主演・浜島幸雄
●黒の斜面︵1971年︶ - 主演・辻井喬
●戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河︵1971年︶ - 服部達夫
●忍ぶ川︵1972年︶ - 哲郎
●子連れ狼 死に風に向う乳母車︵1972年︶ - 孫村官兵衛
●日本侠花伝︵1973年︶ - 賀川豊彦
●忍ぶ糸︵1973年︶ - 増住洋三
●砂の器︵1974年︶ - 和賀英良
●化石︵1975年︶ - ナレーション
●北の岬︵1976年︶ - 主演・大野光雄
●雲霧仁左衛門︵1978年︶ - 大久保佐渡守
●子育てごっこ︵1979年︶ - 吉井信吉
●衝動殺人 息子よ︵1979年︶ - 中谷勝
●夜叉ヶ池︵1979年︶ - 萩原晃
●父よ母よ!︵1980年︶ - 新聞記者
●天城越え︵1983年︶ - 国立病院の医師
●この子を残して︵1983年︶ - 永井隆
●空海︵1984年︶ - 最澄
●新・喜びも悲しみも幾歳月︵1986年︶ - 主演・杉本芳明
●次郎物語︵1987年︶ - 主演・俊亮
●千利休 本覺坊遺文︵1989年︶ - 古田織部
●ハラスのいた日々︵1989年︶ - 主演・徳田健次
●復活の朝︵1992年︶ - 吉岡教授
●わが愛の譜 滝廉太郎物語︵1993年︶ - 滝吉弘
●草刈り十字軍︵1997年︶ - 主演・足立原貫
●郡上一揆︵2000年︶ - 助左衛門
●アカシアの町︵2000年︶ - 沢田正作
●伊能忠敬 子午線の夢︵2001年︶ - 伊能忠敬
●ウイニング・パス︵2003年︶ - 林医師
●同窓會︵2004年︶ - 俊介
●アダン︵2005年︶ - 住友先生
●筆子・その愛 -天使のピアノ-︵2007年︶ - 渡辺清
●日本の青空︵2007年︶
●沈まぬ太陽︵2009年︶ - 利根川泰司
●いのちの山河〜日本の青空II〜︵2010年︶ - 深沢晟訓
●舟を編む︵2013年︶ - 松本朋佑
●今夜、ロマンス劇場で ︵2018年︶ - 牧野健司︵晩年︶ ※映画遺作
舞台[編集]
●俳優座1965年正月公演 ﹃お前にも罪がある﹄作‥安部公房、演出‥千田是也 - 主演・﹁男﹂ 役 ●次郎長が行く - 清水次郎長 役 ●コルチャック先生 - コルチャック先生 役 ●伊能忠敬物語 - 伊能忠敬 役 ●大岡越前〜卯の花が咲くとき〜 - 大岡忠相 役 ●月光の海 ギタラ - 速水 役 ●﹁門-わが愛﹂﹁心-わが愛﹂﹁波-わが愛﹂劇場アニメ[編集]
●アンネの日記︵1995年︶ - オットー・フランク 役朗読[編集]
●東京こどもクラブ︵アカデミー出版︶ ●﹁ごうおじさん﹂名義での童話の朗読。 ●銀の匙︵中勘助作、日本音声保存︶ ●CDブックNHK新漢詩紀行 聞いて楽しむ漢詩100選︵NHK出版︶CM[編集]
●ロート製薬﹃新パンシロン﹄ ●雪印乳業﹃クリーマ﹄ ●カネボウ﹃旅の宿﹄ ●サントリー﹃BOSS大人の流儀﹄ ●トヨタホーム﹃ホーム大臣﹄ ●DHC﹃グルコサミン﹄﹃コンドロイチン﹄ディスコグラフィー[編集]
シングル[編集]
●風と雲と虹と︵1976年、CBSソニー︶著書[編集]
●海と薔薇と猫と︵1980年、創隆社/1984年、中公文庫︶ ●歩く人 加藤剛 写真&エッセイ集︵解説‥蔵原輝人、撮影‥しゃっせただお、1985年、創隆社︶ ●こんな美しい夜明け︵2001年、岩波書店/2008年、岩波現代文庫︶脚注[編集]
(一)^ abc“加藤剛”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2017年4月12日閲覧。
(二)^ ab加藤剛さん死去 80歳 時代劇﹁大岡越前﹂、映画﹁砂の器﹂など出演 - スポーツニッポン 2018年7月9日
(三)^ “加藤剛 - 略歴・フィルモグラフィー”. KINENOTE. キネマ旬報社. 2017年4月12日閲覧。
(四)^ abc“加藤剛”. 劇団俳優座. 2019年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月8日閲覧。
(五)^ abc斎藤明美﹃家の履歴書 男優・女優篇﹄100頁
(六)^ abcdefghi斎藤明美﹃家の履歴書 男優・女優篇﹄101頁
(七)^ abcd斎藤明美﹃家の履歴書 男優・女優篇﹄102頁
(八)^ abcd斎藤明美﹃家の履歴書 男優・女優篇﹄106頁
(九)^ abcde斎藤明美﹃家の履歴書 男優・女優篇﹄104頁
(十)^ ab斎藤明美﹃家の履歴書 男優・女優篇﹄105頁
(11)^ 夢の肩身﹁人間の条件﹂ほるぷ新聞1969.11.15
(12)^ 加藤剛﹁野鴨まで﹂-﹃海と薔薇と猫と﹄より︵創隆社・1980年︶
(13)^ “横内正﹁加藤剛がいる限り上にあがれない﹂劇団俳優で同期の訃報に思い出で語る”. スポーツ報知. (2018年7月10日) 2018年7月11日閲覧。
(14)^ 加藤剛氏夫妻 高裁でも勝訴﹃朝日新聞﹄1969年12月26日︵夕刊︶3版11面
(15)^ “竹脇無我さん盟友 加藤剛 直筆追悼文﹁天下の名医が…信じられない﹂”. Sponichi Annex. (2011年8月23日) 2014年5月18日閲覧。
(16)^ “俳優・加藤剛さん死去 ﹁砂の器﹂﹁大岡越前﹂など出演”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2018年7月9日) 2018年7月9日閲覧。
(17)^ 俳優の加藤剛さん死去 ﹁大岡越前﹂﹁砂の器﹂ - 日本経済新聞 2018年7月9日
(18)^ abc﹃﹁最後﹂の覚悟で舞台へ﹄生老病死の旅路 2014年6月9日 読売新聞夕刊9面
(19)^ abcd. https://www.jprime.jp/articles/-/12852 2018年7月16日 週刊女性プライム
(20)^ “国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2023年3月20日閲覧。
(21)^ abcd“国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2023年3月20日閲覧。
(22)^ 番組エピソード 大河ドラマ﹃風と雲と虹と﹄-NHKアーカイブス
(23)^ “東山紀之×加藤剛、新旧﹃大岡越前﹄が競演”. ORICON STYLE. (2016年10月6日) 2016年10月7日閲覧。
(24)^ “新旧・大岡越前が白洲で対決 東山紀之、加藤剛との共演は﹁ご褒美﹂”. ORICON STYLE. (2016年12月6日) 2016年12月6日閲覧。
外部リンク[編集]
- 劇団俳優座による公式プロフィール
- 加藤剛 - 日本映画データベース
- 加藤剛 - allcinema
- 加藤剛 - KINENOTE
- Go Kato - IMDb(英語)
- 加藤剛 - MOVIE WALKER PRESS
- 加藤剛 - テレビドラマデータベース
- 加藤剛 - 日本タレント名鑑
- 加藤剛 - タレントデータバンク - ウェイバックマシン(2020年1月1日アーカイブ分)
- 加藤剛 - NHK人物録