佐久橋

佐久橋
佐久橋
基本情報
国	日本
所在地	長野県佐久市伴野 - 鳴瀬
交差物件	千曲川
用途	道路橋
路線名	長野県道78号佐久小諸線
管理者	長野県佐久建設事務所
設計者	タイヨーエンジニヤ
施工者	角藤
着工	2013年度（平成25年度）
開通	2017年（平成29年）11月7日
座標	北緯36度15分1.1秒東経138度25分40.2秒 / 北緯36.250306度東経138.427833度
構造諸元
形式	トラス橋・桁橋
材料	鋼
全長	249.2 m
幅	9.5 m
関連項目
	橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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佐久橋︵さくばし︶は、長野県佐久市伴野 - 鳴瀬の千曲川に架かる長野県道78号佐久小諸線の橋長249.2 m︵メートル︶のトラス橋・桁橋。

概要[編集]

佐久橋旧橋は80年以上供用され、地域に親しまれていたことや地形を考慮して旧橋と似た構造である単純下路トラスと連続鈑桁の橋種が選定された。 ●形式 - 鋼単純下路曲弦ワーレントラス橋1連+鋼4径間連続鈑桁橋 ●橋長 - 249.2 m ●トラス部 - 82.2 m ●鈑桁部 - 165.8 m ●幅員 - 9.5 m ●車道 - 6.5 m ●歩道 - 片側3.0 m ●橋台 - 逆T式橋台 ●橋脚 - 壁式橋脚 ●基礎 - 場所打ち杭基礎︵A1 - P2︶・直接基礎︵P3 - A2︶ ●床版 - 鉄筋コンクリート ●鋼重 - 340 t︵トラス部︶・321 t︵鈑桁部︶ ●設計 - タイヨーエンジニヤ ●施工 - 角藤 ●架設工法 - トラッククレーンベント工法 ^[1]^[2]^[3]^[4]^[5]

歴史[編集]

1923年︵大正12年︶3月4日木造の無補剛吊橋として建設される^[^6]。 1933年︵昭和8年︶5月25日には鋼トラスとRC桁からなる永久橋として架設された^[7]^[8]^[9]^[10]。老朽化による損傷のため、2008年︵平成20年︶12月から車両総重量6 tの制限を実施していた上、幅員狭小で歩道がないことから2013年度︵平成25年度︶に架替事業に着手し、2017年︵平成29年︶11月7日に新橋が供用された。後に旧橋は解体されたが、橋名板は地元に寄贈された^[1]^[2]^[11]^[12]。

旧橋の諸元[編集]

●形式 - 鋼単純下路曲弦ワーレントラス橋1連+RC桁橋 ●橋長 - 260.3 m ●トラス部 - 56.0 m ●幅員 - 5.5 m ●施工 - 櫻田機械製造所^[注釈 1]︵トラス部︶ ^[8]^[7]^[9]

脚注[編集]

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注釈[編集]

^ 1990年に商号をサクラダに変更

出典[編集]

(一)^ ^a ^b﹁︵主︶佐久小諸線佐久橋が完成し11月7日︵火︶に供用を開始しました﹂︵PDF︶﹃佐久建設事務所だより﹄第9号、長野県佐久建設事務所、2017年11月、1–3、2021年9月2日閲覧。 (二)^ ^a ^b“旧佐久橋の撤去状況について”. 長野県佐久建設事務所 (2018年9月25日). 2021年9月2日閲覧。 (三)^ “佐久橋橋詳細設計”. タイヨーエンジニヤ. 2021年9月2日閲覧。 (四)^ “(仮称)佐久橋工事状況”. 角藤. 2021年9月2日閲覧。 (五)^ “(仮称)佐久橋トラス工事状況”. 角藤. 2021年9月2日閲覧。 (六)^ “佐久橋1923-3-4”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2021年9月2日閲覧。 (七)^ ^a ^b“佐久橋1933-5-25”. 土木学会附属土木図書館. 歴史的鋼橋収攬. 土木学会. 2021年9月2日閲覧。 (八)^ ^a ^b“佐久橋”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2021年9月2日閲覧。 (九)^ ^a ^b小西純一, 水口正敬 & 瀬河敏典 2000, p. 355. (十)^ “﹁佐久橋﹂工事児童が見守る /長野”. 毎日新聞 (2017年1月26日). 2021年9月2日閲覧。 (11)^ “地域見つめた佐久橋の名板岸野と高瀬の両地区に贈呈”. 小諸新聞 (2018年3月23日). 2021年9月2日閲覧。 (12)^ “新﹁佐久橋﹂開通 100人が渡り初め /長野”. 毎日新聞 (2017年11月8日). 2021年9月2日閲覧。

参考文献[編集]

●小西純一、水口正敬、瀬河敏典﹁長野県の歴史的橋梁の現況について﹂︵PDF︶﹃土木史研究﹄第20号、土木学会、2000年、doi:10.2208/journalhs1990.20.349、ISSN 0916-7293、NAID 130004038581、2021年9月2日閲覧。

外部リンク[編集]

●長野県佐久建設事務所 - 橋梁管理者

[13] 1990年に商号をサクラダに変更

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[9]

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[11]

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[注釈 1]

表話編歴信濃川の橋
千曲川	(源流甲武信ヶ岳) 蓬2号橋蓬1号橋日本基橋黒厳橋室屋橋秋山1号橋秋山2号橋秋山3号橋居倉橋下木戸橋小坂橋金山橋横沢橋大深山橋赤顔橋本郷橋男橋樋沢新田橋第一千曲川橋梁（小海線）広瀬橋第二千曲川橋梁（小海線）向橋第三千曲川橋梁（小海線）古屋敷橋第四千曲川橋梁（小海線）海ノ口大橋大芝橋第五千曲川橋梁（小海線）海尻橋第六千曲川橋梁（小海線）箕輪橋第七千曲川橋梁（小海線）小海大橋清流ふれあい橋馬流橋東馬流橋高岩橋千曲橋天神橋宮前橋下畑橋南佐久大橋栄海橋栄橋八十厳橋三条大橋臼田橋住吉橋野沢橋佐久大橋浅蓼大橋御影橋千曲川橋（中部横断道）佐久橋琵琶島橋中津橋第一千曲川橋梁（北陸新幹線）浅科大橋宮沢橋 ~~大杭橋~~ 小諸大橋戻り橋大久保橋布引大橋布下橋鏡橋羽毛山橋田中橋大屋橋大石橋第二千曲川橋梁（北陸新幹線）小牧橋常田新橋千曲川橋梁（別所線）上田橋古舟橋上田大橋鼠橋大望橋坂城大橋昭和橋笄橋万葉橋大正橋冠着橋平和橋千曲橋粟佐橋千曲川橋（長野道）第三千曲川橋梁（北陸新幹線）千曲川橋梁（しなの鉄道線）篠ノ井橋岩野橋赤坂橋松代大橋更埴橋関崎橋落合橋 (犀川合流点) 屋島橋村山橋（長野電鉄長野線供用橋）小布施橋第四千曲川橋梁（北陸新幹線）立ヶ花橋北千曲川橋（上信越道）上今井橋笠倉壁田橋（豊田中野線）古牧橋第五千曲川橋梁（北陸新幹線）綱切橋中央橋大関橋常盤大橋柏尾橋湯滝橋市川橋東大滝橋明石大橋箕作平滝大橋百合居橋 (信濃川)
信濃川	(千曲川) 宮野原橋上郷橋田中橋信濃川橋豊船橋信濃川橋梁（飯山線）宮中橋姿大橋信濃川橋梁（ほくほく線）十日町橋妻有大橋栄橋魚沼橋川井大橋越後川口橋（関越道）西倉橋（魚野川合流点）牛ケ島大橋山本山大橋旭橋小千谷大橋越の大橋越路橋信濃川橋梁（信越本線）フェニックス大橋長生橋大手大橋長岡大橋蔵王橋信濃川橋（北陸道）与板橋（大河津分水分派点）本川橋萬盛橋（中ノ口川分派点）蒲原大橋栄橋（北陸道）第一信濃川橋梁（上越新幹線）三条大橋瑞雲橋信濃川橋梁（弥彦線）石上大橋景雲橋加茂大橋五反田橋庄瀬橋小須戸橋臼井橋大郷橋信濃川大橋（中ノ口川合流点）ときめき橋（北陸道）第二信濃川橋梁（上越新幹線）新潟大橋平成大橋（関屋分水分派点）本川大橋千歳大橋信濃川橋梁（越後線）昭和大橋八千代橋萬代橋柳都大橋 (新潟みなとトンネル) (河口日本海)
中ノ口川	(中ノ口水門より分派) 中ノ口水門橋八王寺橋県央大橋燕橋中央橋中ノ口川橋梁（弥彦線）朝日大橋六ヶ江橋中之口川橋（北陸道）中ノ口川橋梁（上越新幹線）佐渡橋新飯田橋児ノ木橋両郡橋針ヶ曽根橋月潟橋萱場橋四ツ合橋富月橋凧見橋白根橋味方橋味方歩道橋高井橋根岸橋中ノ口川大橋松橋橋塩俵橋大野大橋大野橋信濃川大橋 (合流点信濃川)
大河津分水	(大河津可動堰より分派) 大河津可動堰管理橋大河津橋信濃川分水橋梁（越後線）渡部橋野積橋 (河口日本海)
関屋分水	(信濃川水門より分派) 関屋大橋関屋分水橋梁（越後線）有明大橋堀割橋浜浦橋新潟大堰橋(河口日本海)
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