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日本の宗教

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日本の宗教(2018年NHK調査[1][2]

  仏教 (31%)
  神道 (3%)
  その他 (1%)
  無回答 (2%)
日本の宗教の信者比率
神道

  

70.4%
仏教

  

69.8%
キリスト教

  

1.5%
その他

  

6.9%
CIAの『ザ・ワールド・ファクトブック』に記された2015年の調査の数値(複数回答形式)[3]
横浜市八聖殿郷土資料館に置かれた「八聖」の像と神鏡
熊野那智大社和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
浅草寺東京都台東区浅草

[4]20

202021231180,544[5]21248332812484,36176,5724,49213,972

[]

調[]


32021202012318792408748.58397113946.419152941.1)[ 1]73355724.0181146092126001.5[7]調23



調



調

便調44[ 2][ 3]

調[]


調NHKISSP調2008[9]49.4342.71.10.70.249.438.7調NHK調

調8.711.94.319.223.232.025.952.9

2017調調686629%2[10]

2018ISSP調宿[11]

政府と宗教[編集]

日本国憲法第20条には

信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
三 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。

との条文があり、日本国では信教の自由が認められ、国教は定められていない。

個々の宗教[編集]

神仏習合[編集]

シンクレティズムの例。 仏塔稲荷が合体している。

2

2

[]


 

神道[編集]


GHQ[12]
法隆寺奈良県生駒郡斑鳩町
日本の仏教宗派

仏教[編集]




6使1051

2[ 1][14]

189851900

キリスト教[編集]

聖イグナチオ教会カトリック教会東京都千代田区
ニコライ堂日本正教会、東京都千代田区)。国の重要文化財

1549鹿

1587

退貿

1873西1889218848退[15]西1899512

[16]191361940使2320

[]


西西[17]

1%2919141961.1JMR調2017201820179764340.82%[ 1]637[ 2]1/10

10827[21][ 2]2725561[24]4411074790674595314490901272581(11999551115343PL818467685145604015

NHKISSP調2008[9]54.936.765.828.4 26.253.71.48.0187.9

儒教[編集]



[]



[]



イスラム教[編集]


5[25]20[26]1000[?][?]100.08%[27]







2013[25][28]

日本の新宗教[編集]

新宗教とは、幕末・明治以後、近現代に成立した宗教であり、統一した教義や戒律などはない。新興宗教(しんこうしゅうきょう)とも呼ばれる。

日本の民間信仰[編集]


殿




[]




12[29]18[26]12000[30]50002000[31]2000








[]




UFOThealogyQ


[]

姿201612
3





1787 - 1856



1892 - 1927[32][ 1]

1954 - [33]

[]


調199911:%[34]
非常に信頼 まあまあ信頼 あまり信頼できない まったく信頼できない わからない
神道 7.3 34.9 18.5 12.3 27
仏教 14.9 46 13.7 7.5 17.9
キリスト教 4.5 25.2 19.5 17.1 33.8
新しい宗教団体 0 2.2 14 52.3 31

2005867調75%23%1979調34%11%?54%44%47%?35%60%[35]

[36]

[]



脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ これに類似する現象としては、ヒンドゥー教のシステムでも、他の宗教の究極の信仰対象を勝手に、ヒンドゥーの神々の一人という扱いにしてしまうことが知られている。仏教が台頭した時も、ヒンドゥー教の指導層のバラモン階級は(対抗策として)ブッダもあくまでヒンドゥーの神々の一人という扱いにしている。また、現代ではイエス・キリストもヒンドゥー教の神々の一人という位置づけにされることがある(NHKのある番組でもヒンドゥー教徒らがヒンドゥーの神々の一人としてのイエス・キリスト(の肖像)に、他の神々同様に蝋燭の火を捧げる様子が放送された)。

宗教の分類[編集]

  1. ^ 「諸教とは、神道系、仏教系、キリスト教系のそのいずれとも特定しえない教団をいう。すなわち、神道と仏教、あるいは神道と仏教とキリスト教など、複数の宗教が混合してできた宗教や、それらの宗教のいずれとも関係なく、独自に創唱された宗教などである。」「戦前、公認された宗教は、神道、仏教、キリスト教の三教のみであり、非公認の宗教団体は、行政上、「類似宗教」として扱われたのであった。宗教団体法では、教派、宗派、教団、寺院、教会以外はこの法における宗教団体としては認められなかった。ただし、これらの宗教団体以外に、教義を宣布したり儀式の執行を行う組織については、宗教結社として届出させるものとした。大正末期から昭和期にかけて、新宗教が多く出現しているが、これらは公認されている宗教団体の中に所属して活動したり、非公認の類似宗教団体として活動し、宗教団体法下にあっては宗教結社として活動するなどした。しかし終戦後、宗教法人令により宗教法人の設立が届出制になると、いわゆる新宗教も、それぞれ宗教法人を設立していった。」[6] したがって、解脱会(戦前は真言宗醍醐派に属した)や円応教のように神仏混淆シンクレティズム)の宗教は「神道系かつ仏教系」とはされず、どちらとも特定しえないので「諸教」に分類される。また世界救世教のように神道、仏教、キリスト教いずれの要素も包含しているものや、天照皇大神宮教GLAのようにまさに神道系、仏教系、キリスト教系いずれとも特定し難いもの、イスラム教のように神道系、仏教系、キリスト教系いずれでもないことが明らかな宗教も「諸教」となる。天理教は戦後自ら教派神道ではないと表明して「諸教」となり(後述)、パーフェクト リバティー教団は上部団体の神道教派から独立して「諸教」となっている。日本発祥の一部の新宗教世界宗教であるイスラム教が日本の宗教行政上は同じ「諸教」になっている、という事実は非常に特徴的であるが、「諸教」なる分類が「戦前、公認された宗教は、神道、仏教、キリスト教の三教のみ」であり、いかなる教会・団体も必ず三教のうちどれかに属していなければ公認されなかった、という経緯を受けて新設された分類項目であることによるものである。
  2. ^ 天理教は、もと神道教派13派のひとつであったが、その後、自らの教団が神道でないことを表明したため、現在、諸教の中に含まれている。天理教系のほんみちも元は教派神道に数えられていたが、諸教に移った。」[6]
  3. ^ 「Q5 この統計表に用いた各欄について教えて下さい。A イ 系統は、由緒、沿革、教典、教義、儀式などから見て、また、各宗教団体の判断によって、整理の便宜上、神道系、仏教系、キリスト教系、諸教の4つとし、更に神道系を神社神道系、教派神道系、新教派系、仏教系を天台系、真言系、浄土系、禅系、日蓮系、奈良仏教系、その他、キリスト教系を旧教、新教としました。諸教には、神道、仏教、キリスト教各系統のいずれにも入らないと見なされる諸派を入れました。したがって、伝統宗教、新宗教などの分類によるものではありません。」[8]

信者数[編集]

  1. ^ 文化庁の調査における「信者」の定義については、「信者は、各宗教団体が、それぞれ氏子、檀徒、教徒、信者、会員、同志、崇敬者、修道者、道人、同人などと称するものの全てを含んでいます。信者の定義、資格などはそれぞれの宗教団体で定められ、その数え方もおのおの独自の方法がとられています。」と注記されている通り、文化庁が信者の要件を定めているわけではなく、各宗教団体に共通する一定の基準もない。
  2. ^ 創価学会は「文部科学大臣所轄単位宗教法人(仏教系)」に分類される単立宗教法人である[22]。文化庁『宗教年鑑』に創価学会単独の信者数は記載されていないが、文部科学大臣所轄単位宗教法人(仏教系)全体の信者数は3471万4707人である[23]ので、統計上創価学会の信者数はこの中に含まれている。

仏教関係[編集]

  1. ^ 禅宗で新たに得度受戒した者に初めて法諱を付与すること、またその文書のことをいい、現代曹洞宗では法諱自体を表すようになった[13]

キリスト教関係[編集]



(一)^ JMR調201720184調12SDATCU[18]KGK殿1265002014216472[19]2009566[20]117773492283398419

(二)^ 7

出典[編集]



(一)^  調 20194

(二)^  NHK 201941 2022526

(三)^ CIA World Factbook "Japan"2020318

(四)^ , 602004ISBN 978-4496036644http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/9460.html 

(五)^  3 31228 

(六)^ ab 29 24

(七)^  3 31228 [ 1]

(八)^  29 32

(九)^ ab調調 西 ISSP調 調 調20095NHK

(十)^ 7 2 調. . (201861). https://www.christiantoday.co.jp/articles/25615/20180601/religion-prevails-in-the-world-gallup-international.htm 201915 

(11)^ NHK

(12)^ 2217

(13)^  |   SOTOZEN-NET  2017103

(14)^ .  . 2015830

(15)^ 退159退160  

(16)^ 211995 

(17)^   - [o_O]

(18)^   

(19)^ 2014 

(20)^  Books Esoterica[]2010

(21)^ 2014 

(22)^ 29139

(23)^ 295253

(24)^ 297879

(25)^ ab. NHK. (201375). http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/161421.html 20131215 

(26)^ ab (201387). 200 . . http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38328 2013811 

(27)^ 調. AFPBB News. (2014123). https://www.afpbb.com/articles/-/3007075 2016829 

(28)^  . . (201373). http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/6004 20131215 

(29)^ http://www.missionislam.com/knowledge/japan.htmInternational Religious Freedom Report 2008.  US Department of State (2008). 2011322

(30)^ Japan Profile. About Asia.  Overseas Missionary Fellowship International (2006). 2008220

(31)^ Golub, Jennifer, JAPANESE ATTITUDES TOWARD JEWS. PACIFIC RIM INSTITUTE OF THE AMERICAN JEWISH COMMITTEE

(32)^ http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/68_15177.html]ISBN 4101025045 ISBN 4480020845

(33)^ 2003 ISBN 419891906212006 ISBN 9784198622312

(34)^ , 200231 

(35)^ 75% 54% 調 - CHRISTIAN TODAY 200509022009522

(36)^ LeFebvre, Jesse (2015-11-02). Christian Wedding Ceremonies "Nonreligiousness" in Contemporary Japan. Japanese Journal of Religious Studies 42 (2). doi:10.18874/jjrs.42.2.2015.185-203. http://nirc.nanzan-u.ac.jp/nfile/4454. 

参考文献[編集]

  • 『日本宗教事典』弘文堂、1985年(現在は縮刷版あり。『縮刷版 日本宗教事典』弘文堂、1994 ISBN 978-4-335-16024-0

関連項目[編集]

外部リンク[編集]