空耳アワー
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概要[編集]
視聴者から﹁日本語以外で歌われているが、あたかも日本語のように聞こえる歌詞﹂︵﹁空耳﹂と呼んでいる︶の投稿を募り、制作サイドでつけたイメージ映像を交えて紹介するという内容である。﹃タモリ倶楽部﹄の放送開始から数えて21番目のミニコーナーである。﹁空耳アワー﹂における﹁空耳﹂[編集]
元来﹁空耳﹂とは、聴覚の幻覚である幻聴や、聞こえても聞こえない振りをすることを意味するが[1]、﹁空耳アワー﹂では﹁洋楽の歌詞の音韻をダブル・ミーニングやぎなた読みなどを利用して、意図的に違う文としてとらえること﹂を﹁空耳﹂と呼んでいる[2]。空耳アワーで言う﹁空耳﹂の類義語として、モンデグリーンということばがある。 また、必ずしも﹁遊び﹂とは呼びがたいが、以前から諸外国の言語を響きの似た日本語に置き換えるという発想は存在した。 What time is it now?︵今は何時ですか?︶→﹁掘った芋いじるな﹂ ジョン万次郎が帰国後に教えたとされる言葉[3]。なお、この逸話自体の真偽は不明。 I surrender.︵私は投降します︶→﹁愛されんだぁ﹂ 日本兵に向けたビラに、軍から取り残された時のための言葉として岡繁樹︵1878 - 1959、日本からの帰化アメリカ人︶が書いたもの[4]。﹁I surrender﹂は、SF作家のコードウェイナー・スミスが中国軍向けの情報将校だった時代に、﹁中国語の単語三文字の組み合わせ﹂で、中国人兵士に言わせていたこともある。なお、空耳アワーではレインボーの﹁アイ・サレンダー﹂が3度採用されたことがあり、そのうちの一つに﹁踊り頑張ってみぃ 朝練だ 朝練だ 君の苦労は見てんだ﹂という空耳が投稿されていた。歴史[編集]
﹁空耳アワー﹂以前の他局の企画[編集]
1972年10月14日から1986年9月まで、ラジオ関東︵現在‥ラジオ日本︶で過去に放送されていた、﹃アメリカントップ40﹄︵ラジオ関西でも遅れネット︶の番組中で、同局アナウンサーの坂井隆夫が、1980年頃より﹁坂井隆夫のJoke Box﹂という日本独自のコーナーで﹁空耳アワー﹂にそっくりの企画を放送していたが、本コーナーへの関連性は不明である。 また、ニッポン放送の﹃笑福亭鶴光のオールナイトニッポン﹄の投稿コーナーで1982年頃から始まった﹁この歌は、﹃こんな風﹄に聞こえる﹂でも同様の企画が放送されていた。この番組が直接のヒントとなったとされている。 1989年に始まった﹃スーパーFMマガジン・坂崎幸之助のNORU SORU﹄内にも空耳を題材にしたコーナー﹁ジョビジョバポップス﹂が存在していた。あなたにも音楽を[編集]
﹁空耳アワー﹂のミニコーナーの元々は、1992年4月3日放送分から開始された﹁あなたにも音楽を﹂というミニコーナーであった。初回のパーソナリティーは、当時﹃タモリ倶楽部﹄の構成を担当していた町山広美であった。このミニコーナーに自信があったため自ら出演し、番組のスタッフらが作ったネタを発表した。 このコーナーの本来の趣旨は映像に﹁テーマ曲﹂として、一見場違いだが詞の内容が映像の内容に繋がるような音楽を入れることによって、﹁︵本来の映像と︶全く違う、美しいもの、きれいな、面白い﹂︵スタッフ談︶映像にするという言葉落ち的なもので、コンセプトは﹁人に名前があるように、あらゆるもの状況にテーマミュージックがある﹂であった。初回で初めて発表されたのは、重量挙げの映像に﹃日本一の色男﹄の劇中歌﹁どうしてこんなにもてるんだろう﹂が被さるものであった。その直後、空耳ネタの1作目としてアース・ウィンド・アンド・ファイアーの﹁Getaway﹂︵"I know we can"という歌詞が﹃青森県﹄に聞こえる箇所がある︶が披露される。レギュラーコーナー化[編集]
その後、徐々に内容がミニコーナーの趣旨から外れてきたということで、1992年7月3日放送より現在の﹁空耳アワー﹂というコーナー名に変更になった。 取り上げられる楽曲も日本語以外[5]で歌われる曲になる。 1995年8月18日放送分の﹁第4回空耳アワード﹂をもっていったん﹁空耳アワー﹂は終了したが、1996年1月5日放送分の﹁帰ってきた空耳アワー名作30連発﹂から再開された。末期[編集]
番組末期には規制強化、権利関係の都合、意外と予算がかかる点などから、放送関係者からは先を危ぶむ声も出ていたという。そんな中、2020年より国内でも新型コロナウイルスが流行[6]、2020年4月10日の放送をもって1995年以来再びのコーナー休止に至った[7][8]。 その後、同年10月30日の放送から再開されたが[9]、同年11月13日放送分で以前のように毎週放送ではなく、年2回程度の不定期放送となった。その後、2023年4月1日をもって番組が終了することに伴い、最終回前週となる3月25日の﹁頑張ったけどスベったらゴメンね ALL新作空耳アワー﹂をもって本コーナーも終了した。構成[編集]
当コーナーのオープニング映像は、背景が“空”︵青空に雲︶が流れ、中央部分に大きな“耳”のCGが映し出される。﹁空耳アワー﹂のタイトル曲を歌っているのは、同番組のナレーターであった武田広︵HIROSHI︶と、シンガーソングライターの辛島美登里︵MIDORI︶の2人。合わせて︵HIROSHI&MIDORI︶。 2016年9月2日に﹃タモリ倶楽部﹄のオープニング映像が変更されたのと同時に、﹁空耳アワー﹂のタイトル画面もコーナー始まって以来大幅に変更された。背景が空、中央部分に耳という構成は変わらないものの、その形状や色調などが浮世絵風なものとなった。また、﹁HIROSHI&MIDORI﹂のクレジットも表示されなくなった。 ﹃タモリ倶楽部﹄の司会を務めるタモリと﹁ソラミミスト[10]﹂と呼ばれる安斎肇が司会進行を行う。コーナー構成[編集]
毎週放送時代はコーナーが番組後半に設定されていた。司会のタモリが﹁誰が言ったか知らないが、言われてみれば確かに聞こえる﹃空耳アワー﹄のお時間がやってまいりました。お相手は、こちらのお方です﹂[11]の挨拶から始まり、ソラミミストの安斎肇を紹介。画面上の座り位置は安斎が左、タモリは右である。オープニングでは、安斎の近況︵安斎自身の個展などのイベント告知も含む︶や﹃タモリ倶楽部﹄のその回の企画に関することなどを話し︵OAではカットされる場合もある︶、そのあと視聴者から投稿された﹁空耳﹂作品、1〜3作品を紹介する。紹介の際にアーティストの名曲が紹介される事もあり、タモリが﹁ありますか?﹂とか言う場合がある。 ﹁空耳﹂で日本語に聞こえる歌詞は、イントネーションや文章の構成、内容が日本語に近いものもあれば、意味不明のものや不自然なものもある。 画面下に曲名・アーティスト名・投稿者の都道府県と市区郡町村名・投稿者名をテロップ表示[12]、作品VTRを見た後で、その﹁空耳﹂の部分が本当は何と歌われているのかを確認するため、画面下にテロップで実際の歌詞[13]が表示され、タモリと安斎はモニターに表示された、歌詞を見て﹁空耳﹂に当てはめて歌う。絶妙な作品が登場したときは、安斎が再現VTRが終わる前から笑いだしたり、﹁えー!何これ?﹂などと驚愕したりすることも多いが、正反対に、投稿された空耳があまりに強引すぎる場合は、タモリが苦笑して﹁聞こえないよ!﹂﹁言ってないよ!﹂﹁違うよ、これは!﹂﹁何だこれ!?﹂などとツッコミを入れることもある。反対に、空耳の日本語にしか聞こえない場合は、﹁︵空耳の歌詞を︶言ってるねえ﹂と突っ込んだり、元の英語の歌詞に全く聞こえない場合は﹁︵元の歌詞○○︶とは言ってないよ!﹂と元の歌詞自体否定する事もある。また、タモリが特に気に入ったり、発音を確認したい作品VTRは、タモリのリクエストでもう一度流されることがある。最後にタモリが投稿者に送る賞品︵詳細は賞品を参照︶を決める。 エンディング部分では、当コーナーのみのテーマ曲である、Brian Hyland / ﹃Baby Face﹄のBGMが流れて、タモリが﹁皆さん方もどんどん探して︵﹁どんどん聞いて﹂の時もある︶送ってください。宛先はこちらです︵タモリが手で、宛先が表示されているテレビ朝日の住所テロップ[14]に向かって動作をする︶。お待ち申し上げます︵タモリと安斎が一礼をする︶﹂と言い、コーナーは終了する。コーナーの不定期放送化後も、次回予告前のワンカットで同様の応募告知が流れている。収録について[編集]
通常は、その日の企画におけるロケ地︵テレビ朝日やハウフルスの会議室や各企業の会議室、飲食店、和室など︶で収録され、2人の後ろにはその企画で使われた、セットや小道具などの残骸が残されている。だが、﹁空耳アワー﹂として固定されているセットとしては、タモリと安斎の2人の真ん中に﹁空耳アワー﹂としての最高の評価商品︵背中側に﹁TAMORI KU楽BU﹂と描かれているジャンパーが毎回掛かっている︶と安斎側に黄色の板に安斎が描いた、キャラクターが描かれているのと木で作られた円盤の机が置かれている。 安斎が本編にも出演する場合、移動中のバス・鉄道車両の中や、作業場などで﹁空耳アワー﹂を紹介することもあり、その際、本編に出演したゲストも当ミニコーナーに出演する場合もある︵特に2週にわたる場合や鉄道関連に顕著︶。2015年2月20日放映の﹁タモリ電車クラブJR初進出!鶴見線&南武線直通列車で満喫旅・前編﹂では本編の内容が濃すぎ、空耳アワーを入れる余裕が無かったため、翌週2月27日放映の後編の最初と後半の2回に入れるという形になった。 また、2019年11月23日・30日放送の相模鉄道企画﹁夢の相鉄全線一筆書きツアー﹂では、23日放送分は当時開業前だった︵後半放送日の11月30日に開業した︶相鉄線直通列車の羽沢横浜国大駅で収録を行っており、安斎が同駅まで来ることが困難であったためコーナーが中止となり、30日放送分は相鉄の事務所と思われる場所での収録だったが安斎が遅刻したため収録途中からの参加となった︵下記も参照︶。安斎遅刻時の対応[編集]
本業でも筆が遅く、時間にルーズであることで有名な安斎はこの収録によく遅刻をし、間に合った時はタモリから小言を言われている︵2002年2月22日放送分では、それが説教に発展してしまい、作品の発表がなしになってしまう事態が発生した︶。間に合わなかった時はタモリが1人で進行するか、その回の収録で出たゲストが同席する︵渡辺祐が担当することが多い︶。先述の2019年11月30日放送分では市川紗椰が進行役となり、遅刻した安斎はタモリの後ろに座っていた。 なお、2004年は無遅刻無欠勤の偉業を成し遂げた︵ただし、これは安斎が遅刻することを前提に彼にのみ集合時間が早く伝えられていただけであり、実際は遅刻している[15]︶。また、2006年も無遅刻を達成した[16]が2007年初収録でいきなり遅刻した︵フジテレビ系列﹃笑っていいとも!﹄の﹁テレフォンショッキング﹂に安斎がテレフォンゲストとして出演した際タモリが暴露︶。その回は翌週の﹁空耳アワード2007﹂にも出演したマーティ・フリードマンが代役として同席し︵安斎はコーナー途中から出演︶、タモリがコーナーの最後の宛先紹介で司会はどちらがいいか投稿者から意見を募った。その後2008年3月14日放送の﹁空耳アワード2008﹂後編で、実際に投稿者から4通の手紙が届いていたことが明らかになった。内訳はフリードマン3通、安斎1通。 また、テレビ朝日本社内での収録の際に奥田民生が偶然見学に来ており、スタッフはこれ幸いとコーナー司会の代役を頼んだが、安斎が意外に早く到着したため︵収録開始から5分ほど後︶スタッフはしきりに残念がったという。来てしまったものは仕方ないので、奥田は司会では無くタモリの代わりの判定役で出演。なお彼は手ぬぐいレベルの作品にもすべてにソラミミかきを出したので、タモリは﹁甘いなー﹂﹁大インフレだ﹂と嘆いていた。なお早々に代役を立てられた事に対し安斎は﹁5分しか遅れていない﹂と訴えたが﹁5分も遅刻、1時間も遅刻﹂とタモリは突っこんでいる。 東京が大雪に見舞われた2014年2月8日収録の回では、安斎は現場に到着せず、出演していたインパルスの板倉俊之がそのまま司会を務めた。 ﹁空耳アワー﹂出演の依頼に対して﹁最初は嫌で苦手だったので1回のみ出演後は断ろうと思っていたが、その1回目の収録で大遅刻してしまい断りにくくなってしまったため、出演を続けている﹂と雑誌のインタビューで語っていた事がある。遅刻の理由の例として、﹁締め切りが過ぎた仕事を徹夜で片付けていて、出掛けに風呂に入ろうとしたが水だった﹂と語っていた。他にも﹁冷蔵庫が安売りしていたので﹂という理由で大遅刻したこともあり、代々木での収録では安斎が間違えて代々木上原に行ってしまい遅刻したこともある。 近年では[いつ?]﹁空耳アワー﹂の収録において、安斎のみ予定よりも2時間前の集合時刻を伝えられているとのこと︵最初は﹁30分前﹂であったがあまりにも遅刻するため﹁1時間前﹂となり、その後さらにスタッフらは余裕の時間をとり﹁2時間前﹂になったとのこと︶。投稿方法[編集]
投稿はコーナー開始当時から2019年1月までははがきでの応募のみであったが、2019年2月より番組公式サイトの応募フォームでも投稿を受け付ける様になった[17]。 コーナー初期には、空耳曲を収録したカセットテープと手紙を添えた封筒が送られてきたこともあった。しかし、料金不足で送付されたものがあり、不足分の料金を番組側で支払わなければならなかったためタモリが当コーナー内でその件に触れて苦言を呈し、禁止となっていた。 2019年11月8日に放送された﹁第22回﹃空耳アワード2019 ﹄後編﹂番組内で、﹁空耳働き方改革﹂と題し﹁投稿者のみなさんにお知らせ﹂とのテロップに続き﹁働き方改革に伴う業務の外部委託﹂とし﹁空耳作品の完パケ納品を解禁﹂すると発表、空耳ネタを見つけた本人が自ら“空耳作品”映像を制作・投稿する﹁動画応募﹂を解禁した[18]。こちらは番組公式サイトの応募フォームに動画をアップロードする形式で受付を行っている。特別企画[編集]
空耳アワード[編集]
﹃タモリ倶楽部﹄の番組全体を使って、過去1年間の﹁空耳アワー﹂の作品を厳選し、分野別にダイジェスト形式にして数多くの作品を紹介、年間最優秀作品︵グランプリ︶を決定する﹁空耳アワード﹂という拡大版が放送されている。 審査委員長はタモリが務め、ソラミミスト安斎肇の他にゲスト3〜4組を迎えて年間最優秀グランプリ賞を決定する。ナレーターは2018年まで武田広、2018年からは増谷康紀が務めている。 1992年から2003年は半年から数年に1度の放送だったが、2004年からは年に1回ペースとなり、2005年からは、前・後編の2週にわたって放送されている。通常は﹃タモリ倶楽部﹄内のレギュラー放送で放送されるが、2001年12月30日放送分の﹃タモリ倶楽部スペシャル 空耳アワード2001﹄では、ネオプライムタイム︵23:00〜24:54︹JST︺︶の2時間スペシャルに進出した事もある。 最優秀グランプリを獲得した投稿者には、その日のゲストから通常の﹁空耳アワー﹂の賞品ではない湯呑みやジャンパーなどが賞品として贈呈される。NIGOが出演するようになった2008年からは、A BATHING APEのロゴが入った自身デザインのファッションアイテムが賞品となっている。 ﹁空耳アワード2004﹂以降、音楽ジャンル︵部門︶ごとにまとめて作品を紹介している。ただし、発表される部門はその年の投稿状況によって毎年異なり、例としてワールドミュージック部門は﹁空耳アワード2008﹂では設けられなかったが、﹁空耳アワード2009﹂では2年ぶりに復活している。また﹁空耳アワード2006﹂ではMasterpiece部門があったが、﹁空耳アワード2009﹂では同種の部門を名曲部門、﹁空耳アワード2010﹂ではグレイテスト・ヒッツ部門とそれぞれ呼んでいる。他には﹁HIPHOP部門﹂、﹁メタル部門﹂、﹁ロック部門﹂、﹁スーパースター部門﹂、﹁ディーヴァ部門﹂、﹁ワールドミュージック部門﹂など。一方音楽ジャンルに関係なく空耳ネタの内容や演出で分類した﹁アンダー部門﹂﹁VFX部門﹂などに分けられて紹介されることもある。 また、﹁空耳ニュース﹂として毎年、過去1年間の﹁空耳アワー﹂に関するニュースが紹介されるのも恒例となっている。取り上げられるトピック数に毎年差があるため、ランキング形式にて紹介する年や、幕間コーナーとして行う年など形式はさまざまである。 以下、放送日はいずれもテレビ朝日および同時ネット局においての放送日︵JST︶。日付を跨いだ後に開始の番組も金曜日基準。第1回空耳アワード[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
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1993年4月1日 | 野村義男 ローリー寺西 |
『あんたがた ほれ見やぁ 車ないか… こりゃ まずいよ…』 ジプシー・キングス「ベン・ベン・マリア」より (1993年3月19日放送) |
耳かき(金色) |
コーナー開始1周年を記念して開催。
第2回空耳アワード[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
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1993年10月1日 | 蛭子能収 萩原健太 マイケル富岡 |
『農協牛乳』 プリンス「バットダンス」より (1993年5月28日放送) |
耳の形をした金色のトロフィー |
第3回空耳アワード[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
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1994年4月8日 | 赤坂泰彦 萩原健太 |
『パン 茶 宿直』 マイケル・ジャクソン「スムーズ・クリミナル」より (1994年3月11日放送) |
綿棒(金色) |
第4回空耳アワード[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
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1995年8月18日 | クリス・ペプラー 濱田マリ |
『チンコ すごい』 ジャングル・ブック・オリジナル・サウンドトラック「アイ・ウォナ・ビー・ライク・ユー」より (1995年1月13日放送)[19] |
耳の形をした 金色のトロフィー |
第5回空耳アワード[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
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1998年5月8日 | ANI(スチャダラパー) 濱田マリ 山本シュウ |
『できれば スパゲティー』 エラ・フィッツジェラルド、ルイ・アームストロング「チーク・トゥ・チーク」より (1997年4月18日放送) |
盾、空耳サンダル、空耳パンツ |
第6回空耳アワード[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
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2000年1月14日 | クリス・ペプラー BOSE(スチャダラパー) 松田純 |
『おっさん おっさん おっさんか? おっさん えー 自分だと思う』 TLC「ウィスパリング・プラヤ」より (1999年12月3日放送) |
空耳スウェット上 |
『混ぜて飲んでぇ』 ラムシュタイン「ヘイレイト・ミッシュ」より (1999年5月21日放送) |
空耳スウェット下 |
21世紀に残したい空耳アワー大賞[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
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2000年12月22日 | クリス・ペプラー MAX |
『チンコ すごい』 ジャングル・ブック・オリジナル・サウンドトラック「アイ・ウォナ・ビー・ライク・ユー」より (1995年1月13日放送) |
トロフィー |
空耳アワード2001[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
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2001年12月30日 (23:00〜24:54) |
矢口真里 石川梨華 (以上、当時モーニング娘。) キャイ〜ン(天野ひろゆき・ウド鈴木) 坂下千里子 佐野史郎 CHAGE PUFFY(大貫亜美・吉村由美) 上島竜兵 下平さやか(テレビ朝日アナウンサー) セイン・カミュ |
『ど・ど・ど・ど・童貞ちゃうわ!」』 アット・ザ・ドライヴイン「スリープウォーク・カプセル」より (2001年11月16日放送) |
ジャンパー(金色) |
空耳アワー外国編[編集]
2001年12月30日放送分の﹁空耳アワード2001﹂内で放送。﹁海外で空耳アワーの類似企画が放送されている﹂との触れ込みの後、海外のテレビ局が製作した映像を独自に入手したとの設定で放送された。イギリス︵英語︶版、ドイツ︵ドイツ語︶版、中国︵中国語︶版、ロシア︵ロシア語︶版が流されたがそれはすべてタモリと安斎がその土地の人間に扮して︵例えば、ドイツ版ではバイエルン・ミュンヘンのユニフォームを着て付け鼻をし、日本語名をドイツ語に直訳したような名前テロップが表示され︵タモリ="Wiese Wald"、安斎="billig zurückhalten"︶、テーブルにはビールが置かれている︶、その土地の言語のような適当な言葉を喋っているだけだった。安斎に至っては結局その国を代表する固有名詞に頼っていた︵例‥ドイツ版で﹁ベッケンバウアー﹂に引っ掛けて﹁ベッケンばんわ﹂、ロシア版で﹁フルシチョフ﹂︶。タモリにとっては、駆け出し時代からの持ちネタ﹁インチキ外国語﹂を久々に披露する場となった。 放送内容は﹁邦楽の歌詞がその土地の言語ではこんな風に聞こえる﹂というもの。流れは、通常の﹁空耳アワー﹂と同じではあるが、空耳部分のテロップが外国語となること、曲が邦楽であることと紹介後にナレーターによる解説が入るところが違っている。最後の空耳募集の告知も外国語で表記される︵テレビ局などの表記は実在のものではない︶。また﹁賞品﹂も変わっている︵ロシア版ではロシア帽など︶。 その後、﹁空耳アワード2006﹂前編でも外国語の文章に聞こえる邦楽の歌詞を紹介した﹁逆空耳アワー﹂︵コーナー名のバックの耳は反転した︶が行われた。紹介された作品は2つで、いずれも浜崎あゆみの曲からマーティ・フリードマンが見つけた。この時は映像ではなく簡単なイラストで再現された。また﹁空耳アワード2008﹂後編においてもフリードマンは﹁逆空耳﹂を見つけ、2つ紹介された︵このときは映像であった。B'z、mihimaru GTの楽曲より︶。空耳アワード2004[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
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2004年1月9日 | 近田春夫 萩原健太 クリス・ペプラー |
『レンコン好きです レンコン好きです レンコン好きです 今 誰っすか?』 マッドハニー「ヒア・カムズ・シックネス」より (2003年11月28日放送) |
耳の形をしたイヤリング |
神奈川県横浜市の常連投稿者の自宅をスタッフが訪問、インタビューが行われた。さらにその場から作品が投稿され、賞品として投稿はがき100枚が贈呈された。
空耳アワード2005[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
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2005年3月4日、11日 | ZEEBRA 萩原健太 クリス・ペプラー |
『熱いお茶を飲む』 ウエストサイド・コネクション「ライツ・アウト」より (2004年9月17日放送) |
湯飲み2点セット |
この年より2週(前/後編)にわたって放送。後編では、安斎が初めてネタ作りに挑戦。作品は3本でイメージ映像のコンテも手がけたがどれも滑ってしまい、結局「3枚投稿して1枚の手ぬぐいもなし」という評価に。さらに萩原から「音楽評論家がよい音楽を作れる訳ではない(つまり「そういう人は作る方には回らないほうがいい」)」とキツく釘を刺された。その後も通常回でネタを作るがこの時も滑っている。
空耳アワード2006[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
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2006年1月13日、20日 | マーティ・フリードマン 近田春夫 萩原健太 クリス・ペプラー |
『お酢を下さい』 エルヴィス・プレスリー「ボサ・ノヴァ・ベイビー」より (2005年3月18日放送) |
手ぬぐい柄のTシャツ |
作品の投稿時の評価は手ぬぐい。この事実にタモリを含む全員が驚愕していた。またフリードマンが浜崎あゆみの楽曲から逆空耳(日本語の歌詞が英語に聞こえるというもの)を2つ発見、紹介したが、タモリによる評価はされず、賞品はなし。
空耳アワード2007[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
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2007年2月9日、16日 | マーティ・フリードマン 木村カエラ 近田春夫 クリス・ペプラー |
『嫁 ブサイクでした 嫁 ブサイクでした』 アレクシスオンファイアー「メイルボックス・アーサン」より (2007年1月19日放送) |
湯飲み3点セット |
空耳アワード2008[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
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2008年3月7日、14日 | マーティ・フリードマン 木村カエラ NIGO 桜庭和志 近田春夫 クリス・ペプラー |
『はい 電話した?』 アッシャー「コンフェッションズ・パート2(リミックス)」より (2007年6月22日放送) |
湯飲み4点セット NIGOデザインの空耳Tシャツ |
木村が空耳初投稿。2枚投稿し耳かき1つという評価。ちなみに、木村はハガキの投稿を自身が担当していたJ-WAVE『OH! MY RADIO』の生放送中に行った[21]。またフリードマンが再び逆空耳を発見、紹介したが前年と同じくタモリによる評価はされず、賞品はなし。
空耳アワード2009[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
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2009年4月3日、10日 | マーティ・フリードマン 松たか子 Perfume (のっち・かしゆか・あ〜ちゃん) NIGO 近田春夫 クリス・ペプラー |
『イヤイヤイヤ 違う違う 分けれ分けれ 麺分けれ』 サウンド・プロヴァイダーズ「5ミニッツ」より (2008年5月23日放送) |
NIGOデザインのパーカー |
松が空耳作品を投稿し、手ぬぐいという結果に。ユニコーンが空耳作品に登場(一般人の新作に2作品)。しかし奥田民生個人としては空耳アワード2001に空耳俳優として出演している。
グランプリ作品は2008年5月23日放送分(プロ用電動工具を使って日曜大工をしよう!! 前編)に投稿された際、安斎が1年後に化けるかもしれないとコメントをしていた。
空耳アワード2010[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
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2010年4月2日、9日 | 木村カエラ NIGO スターレス高嶋 萩原健太 クリス・ペプラー |
『朝からちょっと運動 表参道 赤信号』 マイケル・ジャクソン「スムーズ・クリミナル」より (2009年10月2日放送) |
NIGOデザインのスタジャン |
高嶋が空耳作品を投稿したが、前年の松と同様、手ぬぐいという結果となる。
マイケル・ジャクソンの「スムーズ・クリミナル」が、同一曲の別空耳で2度目のグランプリ受賞となった。
空耳アワード2011[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
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2011年3月25日、4月1日 | 松たか子 マーティ・フリードマン 近田春夫 NIGO ダイスケはん(マキシマムザホルモン) ナヲ(マキシマムザホルモン) |
『坊さんの乱闘』 サイモン&ガーファンクル「旧友」より (2010年12月17日放送) |
NIGOデザインのスタジャン |
空耳アワード2012[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
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2012年5月18日、25日 | 横山剣(クレイジーケンバンド) マーティ・フリードマン 近田春夫 NIGO ダイスケはん(マキシマムザホルモン) ナヲ(マキシマムザホルモン) |
『あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ あぁっ あっ パンツが〜!』 オール・ダーティ・バスタード「ゴーイング・ダウン」より (2011年11月11日放送) |
NIGOデザインの空耳ショップコート |
特別企画では、空耳の映像中での勃起VFXの撮影方法や、今年度の空耳VTRの3分の1に出演した空耳俳優・有田久徳の紹介などが行われた(後述)。
空耳アワード2013[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
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2013年8月16日、23日 | マーティ・フリードマン 菊地成孔 池田貴史(レキシ) 二階堂ふみ NIGO |
『パン!パン!夜食のパン(×3) パン!夜食のパン』 レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン「ボムトラック」より (2013年4月19日放送) |
NIGO謹製 空耳カバーオール 空耳ステッカースーパーDX |
グランプリ選考は6作品が同票となり、最後は二階堂(幼少期からの空耳ファンであり、彼女のお気に入り空耳ベスト5も紹介された)に委ねられて決定した。
ゲストの池田貴史と、ワタナベイビーの投稿した新作空耳がそれぞれ紹介された。また「空耳の殿堂」として、一曲から5箇所・6作の空耳が生まれた『ブルース・ブラザース2000』サウンドトラック収録曲「ファンキー・ナッソー」が紹介された。
特集では、空耳俳優に逢えるスポットとしてQVCマリンフィールドを紹介し、空耳俳優・野田美弘が試合前のアナウンスやヒーローインタビューを担当していることが明かされた。
空耳アワード2015[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
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2015年1月9日、16日 | マーティ・フリードマン 菊地成孔 松たか子 ハマ・オカモト |
『エッチをしてるよ(×16)』 レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン「スネイクチャーマー」より (2014年8月8日放送) |
空耳土鍋 (アワード出演者全員のサイン入り) |
空耳アワード2016[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
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2016年3月4日、11日 | クリス・ペプラー 綾小路翔(氣志團) 山口一郎(サカナクション) 菊地成孔 |
『ナゲット割って父ちゃん(×12) どうすんだい!?』 レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン「キリング・イン・ザ・ネーム」より (2015年11月6日放送) |
ジャンパー3枚 |
神奈川県川崎市中原区新城5丁目にある居酒屋ミミちゃんにて収録された。かつての常連ゲストであったクリス・ペプラーが2010年以来の参加となった。
直木賞作家の道尾秀介と、ゲストの山口一郎の投稿した新作空耳がそれぞれ紹介された。また、特集としてサカナクション山口一郎にちなんで、過去の魚ネタの空耳が紹介された。
今回もレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの曲の作品がグランプリ作品に選ばれ、空耳アワード2013、2015、2016の3回連続のグランプリ受賞となった。そのため、最後にグランプリ作品の映像を流す際、画面の右端に「祝 三連覇」というテロップが表示された(実際は「祝」という字は○の中に書かれていた)。
空耳アワード2017[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
---|---|---|---|
2017年8月25日、9月1日 | 星野源 松たか子 浦沢直樹 マーティ・フリードマン |
『さあ 入れろ! 水煮 うめぇ もう一度! 好きだ』 セパルトゥラ「ショー・ミー・ザ・ラス」より (2016年8月12日放送) |
空耳スペシャルTシャツ (3枚パック) |
前編の特別企画では、この一年で活躍した空耳俳優の藤田佳彦と金枝修が紹介され、共にビデオで出演した。後編の特別企画では、ANZEN漫才のみやぞん主演の空耳作品(未公開没作品1作を含む)と、前年にノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランの空耳作品が紹介された。
空耳アワード2018[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
---|---|---|---|
2018年11月9日、16日 | 宮沢りえ HISASHI マーティ・フリードマン 浦沢直樹 |
『洗うな! ウソ!? お茶の間へ 盗られないかね? 洗うな!』 エレファントマン「ダット・ユー・ナ・フィ・タッチ」より (2018年6月22日放送) |
特製空耳道着 |
前編の特別企画では、ゲストの宮沢りえをおもてなしする企画として、宮沢をテーマにした空耳の紹介と、HISASHIによるGLAYの楽曲の空耳を紹介が行われた。後半の特別企画では、番組ADが空耳チェック用にCDを借りていたレコードショップが閉店することに関する企画が設けられた。
空耳アワード2019[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
---|---|---|---|
2019年11月1日、8日 | 天海祐希 尾上右近 グローバー ハマ・オカモト |
『兄ちゃん卵 なんで投げた?』 フェイス・ノー・モア「キンダーガートゥン」より (2019年2月8日放送) |
特製空耳壁紙 |
新作コレクション[編集]
2020年4月10日を最後に通常の各週放送を休止して以降、新作の発表は不定期でまとめて行われている。空耳作品は、空耳アワードと類似の形式で、部門ごとに一気にまとめて紹介される。VTR前の安斎によるアーティスト・曲名等の紹介や、VTR後の原詞との比較などは行われない。全ての空耳の原詞が必ず紹介された通常回とは異なり、原詞の紹介が割愛される空耳もある。投稿者名のテロップもVTR前には表示されず、タモリが賞品を判定した際に表示される形となっている。その他に、様々な形で新作の撮影を試みたり、過去の名作を振り返ったりする特別企画なども行われている。
新作・名作大放出!! 帰ってきちゃった空耳アワー復活祭[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
---|---|---|---|
2020年10月30日、11月6日 | 松たか子 星野源 市川紗椰 |
『嫁 ブサイクでした 嫁 ブサイクでした』 アレクシスオンファイアー「メイルボックス・アーサン」より (2007年1月19日放送) |
特製ロンT |
コーナー休止中の期間に寄せられた作品の新作紹介の後にグランプリ審査。 空耳アワード2001以来、19年ぶりにグランプリの審査は全空耳が対象[22]。
空耳アワー'21スプリングコレクション[編集]
放送日 | ゲスト | グランプリ作品 | グランプリ賞品 |
---|---|---|---|
2021年3月12日 | 小峠英二(バイきんぐ) milet |
『洋なし むけよ(×7) 洋なし むけー!!』 ニルヴァーナ「スクール」より |
空耳あて |
タモリが出演する空耳をスタジオにてその場で撮影するという特別企画が行われた。 2010年代のレジェンド空耳として、空耳アワード2011・2012・2013・2014・2015のグランプリが紹介された。
空耳アワー'21サマーコレクション[編集]
放送日 | ゲスト |
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2021年9月10日 | グローバー 奥田民生 EBI |
新作からのグランプリ選出は無し。 ゲストの奥田民生とEBIが出演した過去の空耳が紹介された。 映像系専門学校3校に空耳の映像を作ってもらい大賞を決定する特別企画が行われた。
頑張ったけどスベったらゴメンね ALL新作空耳アワー[編集]
放送日 | ゲスト |
---|---|
2023年3月25日 | 松たか子 星野源 クリス・ペプラー |
演出[編集]
賞品[編集]
投稿者には、1作品につきタモリの選択により評価の高い順にランク(順位) | 賞品 | 開始時期 |
---|---|---|
1 | ジャンパー | 1992年5月 - |
2 | Tシャツ(フリーサイズ) | |
3 | 耳掻き(ソラミミかき) | 2007年10月 - |
4 | 手ぬぐい | 1992年4月 - |
空耳オブジェ[編集]
﹁番組美術からのお願い!空耳オブジェを作って下さい!!﹂︵2011年10月8日放送分︶の企画にて、毎回﹁空耳アワー﹂でテーブルの上に飾りとして置かれていた﹁空耳オブジェ﹂が不慮の事故で壊れてしまい︵その前週である、2011年10月1日放送分で壊れたことが発覚し、この回ではオブジェが撤去されていた︶2代目﹁空耳オブジェ﹂を出演者全員で専門家の指導の元に製作する回があった。 3名のエキスパート︵専門家︶をゲストに招き入れ、自ら図案を製作した﹁空耳オブジェ﹂の中から1つを採用するコンペ方式[33]。エンディング部分にて3作品製作したものは各自、番組に寄付することで合意を得て、毎週1〜3をローテーション方式で﹁新空耳オブジェ﹂を使用することになった。空耳オブジェ名 | 機能性 |
---|---|
旧初代「空耳オブジェ」 | |
ドイトモデルの新機能 | |
ヤサカモデル | |
武蔵野美術大学モデル |
下ネタ表現[編集]
また、男性器が登場することも多々ある。実際に下半身を露出している場合はモザイク処理されるが、作り物やシルエット描写、布柄やイラストなどによるソフトな表現はそのまま放映される。 男性の生理現象である勃起も、着衣したうえで表現されている。空耳アワード2012前編では、VTRの演出を担当する番組ADが、勃起の表現方法の移り変わりや、撮影シーンのメイキングを紹介した。 作品VTRに登場する男優の下着は白のブリーフが多く、童貞はメガネをかけている描写が多い。 なお、VTRでは直接登場させることができない下ネタが含まれる空耳については、意図的に別の表現に変更することがある[38]。
空耳役者[編集]
楽曲と共に放映されるVTRの出演者は、そのほとんどが制作スタッフ[39]やスタッフの身内、小規模プロダクションの所属俳優やお笑い芸人が多く、中には作品に頻繁に登場する﹁空耳俳優﹂もいるものの、低予算の深夜番組であるため、世間で広く知られているような人はまれにしか登場しない︵空耳アワー作品に出演した事のある著名人も参照︶。子役についても中学入学時等の分かれ目に引退しなおかつ現在の連絡先も不明のケースが多く、ほとんどの子役が引退していると﹁空耳アワード2012﹂にて語られている。エロチックな作品ではAV女優を起用していることもある。 ただし、同局のトーク番組﹃徹子の部屋﹄出演時に撮影された写真画像を引用して、ジュディ・オングやそのまんま東︵当時︶が出演したこともある。﹁昔はプロデューサーの行きつけの高級クラブのお姉ちゃんとかもよく出てた﹂︵以前のスペシャル内でのタモリの発言︶とのことである。 空耳部分に﹁安斎﹂とあった際には、安斎が実際にVTRに出演したが[40]、空耳部分が﹁タモリ﹂の時はタモリの白黒の顔写真[41]、タモリの顔写真の面をかぶった別人[42]、タモリをデザインしたユンケルの風船人形[43]、タモリをイメージしたサングラスとカツラ[44]、テレビ朝日本社のアトリウム︵エントランスホール︶にある﹃ミュージックステーション﹄のコーナー︵直近に放送された回の出演アーティストが書いたサイン色紙を展示︶に飾ってあるタモリの蝋人形[45]などが出演した。 また、出演者の都合などのいわゆる大人の事情により、過去に発表された空耳作品の映像を後年、別の出演者で新たに撮り直したものに差し替えられた作品もある[46]。空耳アワードで紹介された空耳役者[編集]
●及川達郎 - 2010年より出演。本職はイラストレーターであるが[47]、妻の勧めで俳優業[48]を始める事となった。空耳アワード2011で顔写真と氏名が紹介された。余談だが、タモリとは2009年に放送されたアコムのCM﹁計画CLUB 会食計画篇﹂[49]で共演している[50]。 ●野田美弘 - 1990年代後半頃より出演しており、現在メインで出演している役者陣の中ではベテランの部類に入る。萩原流行に顔が似ており、タモリがVTR視聴後に﹁出演されているのは萩原流行さんではない﹂とネタにしたことがあった。空耳アワード2011で顔写真と氏名が紹介された。空耳アワード2013では、千葉マリンスタジアム︵現‥ZOZOマリンスタジアム︶で千葉ロッテマリーンズの選手紹介やヒーローインタビュー呼び出しのアナウンスを担当していることが紹介された︵なおスタジアムDJは2021年3月7日をもって卒業[51]︶。 ●菊川浩二 - 2000年代初頭より出演しており、上の野田美弘とともにベテランの部類に入る今田耕司似︵六角精児談︶の俳優。 ●有田久徳 - お笑いコンビ﹁ダンサブル﹂の片割れ。下ネタのVTRに出演することが多く、その際は尻や下半身を露出するシーンが多い。空耳アワード2011で顔写真と氏名が紹介された。空耳アワード2012では﹁尻男優﹂として紹介され、インタビューで自分の尻へのこだわりを明かした。2006年より出演。 ●キンパラヒロキ︵金原弘樹︶ - お笑いコンビ﹁ネモキン︵旧名‥アクアライン︶﹂の片割れ。相方・根本ユタカ︵根本豊︶との出演経験もある。空耳アワード2011で顔写真と氏名が紹介された。2011年まで出演。 ●中山裕介 - 同じ本名を持つ俳優とは別人。ボクシングプロテスト合格経験あり。空耳アワード2011で顔写真と氏名が紹介された。2013年まで出演。 このうち及川、有田、中山、野田の4人はくるり︵ボーカルの岸田繁は番組の準レギュラーであり後述のように投稿・採用経験もある︶の﹁chili pepper japonês﹂︵アルバム﹃坩堝の電圧﹄収録︶に﹁空耳俳優﹂として出演している。 ●上原袈裟俊 - 2002年より出演しており、空耳アワード2008で、空耳10大ニュースの第6位にて喜寿を迎えたことが取り上げられ、上原の出演作品を振り返った。空耳アワード2011では顔写真と氏名が紹介された。2011年まで出演。 ●山元豊洋︵ハウフルス︶ - 当番組のディレクター経験者。BEGINのボーカル・比嘉栄昇に似ているため番組内では﹁ビギン﹂と呼ばれていた。出演のみならず、VTRに登場するイラストを制作することもあった。2012年現在は番組を離れている。空耳アワード2007の空耳10大ニュースの第3位では、新川ディレクターと共に、空耳のVTR撮影のためにわざわざ白馬岳[52]へ登頂したことが取り上げられた。また、同じく空耳アワード2007の10大ニュース第1位では﹁ビギンブーム到来!﹂と、山元が出演する作品はTシャツを獲得する確率が高いことが取り上げられ、過去の出演作品が紹介された。さらに空耳アワード2008の空耳10大ニュースの第3位では、空耳のVTR撮影に訪れた東京電機大学で同学生からサインを求められ、それに応じたことが取り上げられた。 ●藤田佳彦 - 本職は行政書士。小さい頃から役者としてテレビに出たいという夢を持っていたため、45歳の時に役者事務所に登録した。空耳アワード2017にて、2017空耳主演男優賞を受賞し、インタビューや仕事光景や多彩な趣味などが紹介された。2015年より出演。事務所から﹁ブーメランパンツを履いて身体に金粉を塗る仕事[53]があるんだけど行くか?﹂と紹介されたことがきっかけで、空耳VTRに出演するようになった。 ●金枝修 - 元々は浅草にあった老舗ねじ問屋﹁鋲定﹂の4代目社長だったが、51歳の時に会社と実家の土地を売却して引退。その後、余った時間を活かすために、昔から興味があった役者業を始める。空耳アワード2017にて、2017空耳準主演男優賞を受賞し、インタビューや自身のプライベートが紹介された。また、この時のインタビューでは、下ネタや服を脱ぐ[54]シーンへの出演を断っていることを明かしている。その他[編集]
1990年代まで出演 ●秋田宗好 ●鈴木和浩 ●関根康史 - 2002年頃まで岩井ジョニ男とともに﹁バカ王子﹂という漫才コンビで活動していた。 ●高崎隆二 2000年代前半まで出演 ●今井彰一 - お笑い芸人﹁汗かきジジイ﹂としても活動 ●岡本純治 ●小川パンプキン ●川品雅子 ●ザ・たっち ●窪田かね子 ●山崎祐世 ●山本華世 ●米谷真一 ●渡辺城太郎 2000年代後半まで出演 ●遠藤匠 ●木村木 - 役者業の傍ら、もんじゃ焼き屋の店長も務める[55]。 ●清水恵美 ●高村信 ●馬場真彦 ●星川みなみ ●山崎浩 2010年代前半まで出演 ●荒井武司 ●柿辰丸 - 悪役商会所属。 ●末次浩一 ●二階堂栄 ●根本豊 ●福島祐次 ●星野あかり ●山口貴之 ●山本啓之 2010年代後半まで出演 ●ANZEN漫才︵みやぞん、あらぽん︶ - それぞれピンでの出演のみで、コンビでの出演はない。 ●石田亮介 ●小田飛鳥 ●お見送り芸人しんいち ●柿弘美 ●門脇のりや - お笑いコンビ﹁サツキ﹂の片割れ。 ●斉藤ひかり ●涼原ゆき ●ティーチャ - お笑いコンビ﹁めいどのみやげ﹂の片割れ。 ●中島せいや - 当番組のカメラマン︵前述︶。頭髪に関わる空耳に多く出演。 ●七海なな ●ねろめ︵根路銘恵吾︶ - お笑いコンビ﹁ピンポン﹂の片割れ。 ●パニーニ︵木坂哲平、飯沼博貴︶ - コンビでもピンでも出演。 ●真中乃亜 ●望月ムサシ 番組終了まで出演 ●河合恭嗣 ●頑張れヒロムくん - お笑いトリオ﹁お団子まんじゅう﹂の元メンバー。 ●ダラニ - お笑い芸人のYouTuber﹁REI NO ORERA﹂の元メンバー。 ●はっちゴーゴー!! ●浜辺のウルフ - お笑いトリオ﹁モストデンジャラストリオ﹂の元メンバー。 ●古沢一郎類似企画[編集]
この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
エンディングBGM[編集]
●Brian Hyland/﹃Baby Face﹄ ※﹁Best One オールディーズ﹂ MVCM-2302 ︵Universal Victor︶のCDには、番組テーマ曲の﹁Short Shorts﹂とあわせて収録されている。 ※この曲も歌詞の一部が﹁夕方、キュウリ捨てる﹂に聞こえるとの投稿があり、クリス・ペプラーは﹁完璧な空耳﹂と評価していた。 ※﹁あなたにも音楽を﹂時代はオープニングBGMだった。空耳作品として採用数の多いアーティスト[編集]
※作品数は2020年4月10日放送分まで ※10作品以上採用 ※五十音順︵個人名は苗字を基準︶- アース・ウィンド・アンド・ファイアー(21作品)
- アイアン・メイデン(12作品・13回)
- アット・ザ・ドライヴイン(10作品)
- アバ(17作品)
- アンスラックス(10作品)
- ヴァン・ヘイレン(18作品)
- ウータン・クラン(12作品)
- エアロスミス(19作品)
- エミネム(14作品)
- エルヴィス・プレスリー(10作品)
- オフスプリング(10作品)
- ガンズ・アンド・ローゼズ(12作品)
- キッス(12作品)
- クイーン(53作品)
- ザ・クラッシュ(12作品・13回)
- サイモン&ガーファンクル(12作品)
- ジェームス・ブラウン(21作品)
- システム・オブ・ア・ダウン(25作品)
- ジプシー・キングス(34作品)
- ジミ・ヘンドリックス(10作品)
- ジャニス・ジョプリン(11作品)
- ジューダス・プリースト(18作品)
- ジョアン・ジルベルト(16作品)
- スコーピオンズ(11作品)
- スティーヴィー・ワンダー(11作品)
- スリップノット(12作品)
- スレイヤー(21作品)
- セパルトゥラ(26作品)
- セリーヌ・ディオン(10作品)
- セルジュ・ゲンスブール(20作品)
- ダリル・ホール&ジョン・オーツ(10作品)
- ディープ・パープル(10作品)
- ディープ・フォレスト(10作品)
- ハロウィン(11作品)
- パンテラ(14作品)
- ビースティ・ボーイズ(19作品)
- ザ・ビートルズ(37作品)
- ビョーク(16作品)
- ビリー・ジョエル(16作品)
- ザ・フー(13作品)
- ブラック・アイド・ピーズ(10作品)
- プリンス(37作品)[56]
- ブルース・ブラザーズ(10作品)
- ボン・ジョヴィ(15作品)
- マイケル・ジャクソン(27作品)
- マライア・キャリー(10作品)
- メガデス(18作品)
- メタリカ(42作品)
- モトリー・クルー(11作品)
- ラムシュタイン(16作品)
- ランシド(12作品)
- リンプ・ビズキット(11作品)
- ルイ・アームストロング(12作品)
- レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(20作品)
- レインボー(22作品)
- レッド・ツェッペリン(27作品)
- レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(23作品)
- ザ・ローリング・ストーンズ(16作品)
- AC/DC(18作品)
空耳アワー作品に出演した事のある著名人[編集]
写真のみの出演の場合は出演者が多岐にわたるため割愛する。
※五十音順
- あびる優
- あらぽん(ANZEN漫才)
- アリtoキリギリス
- 安斎肇
- 石塚英彦[57]
- 井手らっきょ
- 岩井ジョニ男
- 内村光良(ウッチャンナンチャン)[58]
- ウルフルズ[59]
- 大仁田厚
- 尾形貴弘(パンサー)
- お見送り芸人しんいち
- 柿辰丸(悪役商会)
- 火災報知器
- 加藤清史郎[60]
- カズレーザー(メイプル超合金)
- カミナリ
- 川上つよし(東京スカパラダイスオーケストラ)
- 川村エミコ
- キラー・カーン
- クレイジーケンバンド[61]
- 桑野信義
- 小峠英二(バイきんぐ)
- ザ・たっち
- 清水圭[62]
- 霜降り明星
- せんだみつお
- ダイスケはん(マキシマム ザ ホルモン)[63]
- 高橋茂雄[58]
- 竹山隆範
- 玉置浩二[58]
- 近田春夫
- チョコボール向井
- デーブ・スペクター
- デニス
- 堂本光一(KinKi Kids)[64]
- タモリ
- 中島せいや[65]
- 中野浩一
- なぎら健壱
- ノッチ(デンジャラス)
- 野村義男
- バカルディ(現:さまぁ〜ず)
- はなわ
- 濱田マリ
- 林家こぶ平(現:林家正蔵)
- 林家パー子
- 林家ペー
- 髭男爵
- ビビる大木
- 深沢邦之(Take2)[66]
- 福山雅治
- ホルスタイン・モリ夫(モリマン)[67]
- ほんこん
- マイコーりょう
- 真壁刀義
- 松尾貴史
- 松村邦洋
- みうらじゅん
- みやぞん(ANZEN漫才)
- 村上知子(森三中)
- 茂出木浩司
- やす(ずん)
- 山田五郎[68]
- ユニコーン[69]
- 吉田照美
- 吉田靖直(トリプルファイヤー)
- 渡辺祐[70]
空耳アワー作品に投稿した事のある著名人[編集]
- 安斎肇
- 安斎香代子(肇の妻)[76]
- 伊集院光
- 内村光良[77]
- 浦沢直樹
- 大橋裕之
- 加藤紀子
- 金澤ダイスケ(フジファブリック)
- 岸田繁(くるり)[78]
- 木村カエラ
- クリス・ペプラー
- 桑田佳祐(サザンオールスターズ)
- 佐伯チズ
- サンコンJr.(ウルフルズ)
- 敷島勝盛[79]
- 清水圭
- 城咲仁
- ダイスケはん(マキシマムザホルモン)
- 髙嶋政宏[80]
- 高橋茂雄
- 玉置浩二
- 近田春夫
- チン中村(銀杏BOYZ[81])
- 野村義男
- ハマ・オカモト
- パラダイス山元
- 久本雅美
- 堀部圭亮
- 前山田健一
- 松たか子
- 眞鍋かをり
- 道尾秀介
- 武双山正士
- 森朗
- 山口一郎(サカナクション)
- ルーク篁(聖飢魔II、CANTA)
- ローリー寺西(現:ROLLY)
その他特記事項[編集]
過去の空耳をまとめたサークル「空耳アワー研究所」は、空耳アワーが開始した1992年から活動を行っており、コミックマーケットの時期に同人誌である「空耳アワー大辞典」を発行している。2021年4月には、ナタリーのコラムとしてサークルの主催者がインタビューを受けており、この際、常連投稿者であった高橋力(たかはし つよし)が2019年10月1日に死去したことも改めて公表している[82][83]。