「東芝」の版間の差分
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| 業種 = 3650 |
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| 事業内容 = エネルギー<br/>インフラ<br/>電子デバイス<br/>デジタルソリューション<br/>([[#主な製品|主な製品]]も参照) |
| 事業内容 = エネルギー<br/>インフラ<br/>電子デバイス<br/>デジタルソリューション<br/>([[#主な製品|主な製品]]も参照) |
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| 代表者 = [[島田太郎 (実業家)|島田太郎]]([[取締役]] |
| 代表者 = [[島田太郎 (実業家)|島田太郎]]([[代表取締役]][[社長執行役員]][[最高経営責任者|CEO]]) |
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| 資本金 = 2008億69百万円<br/>(2023年3月31日現在)<ref name="yuho">{{Cite press release|和書|title=第181期 有価証券報告書|publisher=株式会社東芝|date=2023-06-28|url=https://www.global.toshiba/content/dam/toshiba/jp/ir/corporate/library/sr/pdf/ssr2022/tsr2022.pdf|accessdate=2023-09-23|format=PDF}}</ref> |
| 資本金 = 2008億69百万円<br/>(2023年3月31日現在)<ref name="yuho">{{Cite press release|和書|title=第181期 有価証券報告書|publisher=株式会社東芝|date=2023-06-28|url=https://www.global.toshiba/content/dam/toshiba/jp/ir/corporate/library/sr/pdf/ssr2022/tsr2022.pdf|accessdate=2023-09-23|format=PDF}}</ref> |
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| 発行済株式総数 = 4億3313万株<br/>(2023年3月31日現在)<ref name="yuho" /> |
| 発行済株式総数 = 4億3313万株<br/>(2023年3月31日現在)<ref name="yuho" /> |
2023年12月31日 (日) 01:50時点における版
![]() | |
![]() 東芝本社(浜松町ビルディング) | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
機関設計 | 指名委員会等設置会社[1] |
市場情報 |
東証プライム 6502 名証プレミア 6502 |
本社所在地 |
![]() 〒105-8001(浜松町本社事務所) 東京都港区芝浦一丁目1番1号 浜松町ビルディング[2] 北緯35度39分5.8秒 東経139度45分27.9秒 / 北緯35.651611度 東経139.757750度 〒212-8585(川崎本社事務所) 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地34 ラゾーナ川崎東芝ビル[2] |
設立 |
1904年6月25日 (株式会社芝浦製作所) |
業種 | 電気機器 |
法人番号 | 2010401044997 |
事業内容 |
エネルギー インフラ 電子デバイス デジタルソリューション (主な製品も参照) |
代表者 | 島田太郎(代表取締役社長執行役員CEO) |
資本金 |
2008億69百万円 (2023年3月31日現在)[3] |
発行済株式総数 |
4億3313万株 (2023年3月31日現在)[3] |
売上高 |
連結:3兆3616億57百万円 単体:944億30百万円 (2023年3月期)[3] |
営業利益 |
連結:1105億49百万円 単体:△348億65百万円 (2023年3月期)[3] |
純利益 |
連結:1265億73百万円 単体:2307億71百万円 (2023年3月期)[3] |
純資産 |
連結:1兆3370億67百万円 単体:7018億34百万円 (2023年3月期)[3] |
総資産 |
連結:3兆5392億68百万円 単体:1兆6835億66百万円 (2023年3月期)[3] |
従業員数 |
連結:10万6648人 (2023年3月31日現在) |
決算期 | 3月末日 |
会計監査人 | PwCあらた有限責任監査法人 |
主要子会社 |
東芝インフラシステムズ 東芝エネルギーシステムズ 東芝デバイス&ストレージ 東芝デジタルソリューションズ 東芝テック(52.4%) 「#関連企業」を参照 (2023年3月31日時点)[3] |
関係する人物 |
初代田中久重(電信機工場創業者) 三井高泰(芝浦製作所初代会長) 藤山雷太(芝浦製作所支配人) 藤岡市助(合資会社 白熱舎創業者) 立川勇次郎(合資会社 白熱舎共同創業者) |
外部リンク | https://www.global.toshiba/jp/top.html |
特記事項:米国会計基準のため連結純利益は当社株主に帰属する当期純利益。 |
概要
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/7b/Norio_Sasaki_and_Shinzo_Abe_20131212.jpg/200px-Norio_Sasaki_and_Shinzo_Abe_20131212.jpg)
歴史
創業
創業者の、初代田中久重︵1799年 - 1881年︶は、からくり人形﹁弓曳童子﹂や和時計﹁万年時計︵万年自鳴鐘︶﹂などを開発したことから、﹁からくり儀右衛門﹂として知られる。初代久重が東京・銀座に工場︵諸器械製造所︶を興し、弟子であり養子の田中大吉︵後の2代目久重︵1846年 - 1905年︶が東京・芝浦に移転させた。この工場の技術者の中に、後の沖電気工業創業者・沖牙太郎や池貝創業者・池貝庄太郎、宮田工業創業者・宮田栄助らがいた。沿革
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/ec/TOSHIBA_Logo_1950.svg/240px-TOSHIBA_Logo_1950.svg.png)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/99/TOSHIBA_Logo_1969.svg/240px-TOSHIBA_Logo_1969.svg.png)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/5a/Radio-tubes.jpg/240px-Radio-tubes.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/2d/Chunichi1967-09-13-1.jpg/240px-Chunichi1967-09-13-1.jpg)
歴代社長
代[116] | 氏名 | 在任期間 |
---|---|---|
初代 | 山口喜三郎(やまぐちきさぶろう)[117] | 1939年9月 - 1943年6月 |
2代 | 津守豊治[118] | 1943年6月 - 1947年3月 |
3代 | 新開廣作(広作)[118] | 1947年3月 - 1949年4月 |
4代 | 石坂泰三[119] | 1949年4月 - 1957年11月 |
5代 | 岩下文雄[120] | 1957年11月 - 1965年5月 |
6代 | 土光敏夫[119] | 1965年5月 - 1972年8月 |
7代 | 玉置敬三 | 1972年8月 - 1976年 |
8代 | 岩田弐夫(いわたかずお)[121] | 1976年 - 1980年 |
9代 | 佐波正一 | 1980年 - 1986年4月 |
10代 | 渡里杉一郎(わたりすぎいちろう)[122] | 1986年4月 - 1987年7月 |
11代 | 青井舒一 | 1987年7月 - 1992年6月 |
12代 | 佐藤文夫[123] | 1992年6月 - 1996年6月 |
13代 | 西室泰三 | 1996年6月 - 2000年6月 |
14代 | 岡村正 | 2000年6月 - 2005年6月 |
15代 | 西田厚聰 | 2005年6月 - 2009年6月 |
16代 | 佐々木則夫 | 2009年6月 - 2013年6月 |
17代 | 田中久雄 | 2013年6月 - 2015年7月 |
18代 | 室町正志[注 3] | 2015年7月 - 2016年6月 |
19代 | 綱川智 | 2016年6月 - 2020年3月 |
20代 | 車谷暢昭[注 4][124] | 2020年4月 - 2021年4月 |
21代 | 綱川智(再任)[注 5] | 2021年4月 - 2022年2月 |
22代 | 島田太郎 | 2022年3月 - |
拠点
本社事務所
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/c4/Lazona_Kawasaki_Toshiba_Building.jpg/220px-Lazona_Kawasaki_Toshiba_Building.jpg)
製造・研究拠点
自社拠点
●小向事業所︵神奈川県川崎市幸区小向東芝町1︶[129] ●1937年に操業開始した歴史ある工場。1952年には工場所在地の町名も﹁小向東芝町﹂となった[130]。敷地内に研究開発センター︵RDC︶[131] 、ソフトウェア技術センター[132] を置く[128]。 ●府中事業所︵東京都府中市東芝町1︶[129] ●旧称﹁府中工場﹂。1940年に操業開始。1961年に工場所在地名が﹁東芝町﹂となった。武蔵野線北府中駅の近く。 ●産業機器、OA機器、電気機関車、放送機器、通信機器などの開発・製造工場として機能する。電力流通・産業システム工場、電力システム工場、社会システム工場を併設。 ●2007年10月、佐久分工場が操業開始︵長野県佐久市︶。 ●横浜事業所︵横浜市磯子区新杉田町8︶[129] ●磯子地区に生産技術センター︵CMC︶[133] を置く[128]。 ●杉田地区に磯子エンジニアリングセンター、電力・社会システム技術開発センター、半導体研究開発拠点であるデバイスプロセス開発センターを併設。 ●京浜事業所︵横浜市鶴見区︶ ●発電所の発電機や変圧器を製造している。東芝の敷地内にあり、東芝の従業員以外は駅の外に出られないことで有名な海芝浦駅がある工場。ひとつ手前の新芝浦駅から東芝の敷地になる。 ●入船分工場が新芝浦駅の隣の浅野駅にある。 ●浜川崎工場︵神奈川県川崎市川崎区浮島町︶ ●所在地は、多摩川を挟んで東京国際空港の対岸にある浮島町。浜川崎駅からは遠い。 ●姫路工場︵兵庫県姫路市余部区上余部50︶[129] ●従業員数1400人超で、個別半導体・蛍光灯の製造を行っている。 ●かつては姫路工場内に太子分工場があり、1966年から東芝のブラウン管製造の拠点でもあった。2004年にブラウン管製造ラインを停止し太子分工場は閉鎖。半導体工場のみ残った。 ●周辺に、東芝エレベータ、西芝電機︵戦後に東芝の網干工場が独立︶などの関連企業の工場群が存在する。 ●柏崎工場︵新潟県柏崎市大字軽井川931番地21柏崎フロンティアパーク︶[129] ●リチウムイオン二次電池生産拠点。2010年9月29日竣工。 ●三重工場︵三重県三重郡朝日町︶ ●半導体システム技術センター分室︵神奈川県川崎市幸区堀川町︶ ●マイクロエレクトロニクスセンター︵神奈川県川崎市幸区小向東芝町︶ ●前身は1958年に操業開始のトランジスタ工場。1983年に多摩川工場に改称。1999年にマイクロエレクトロニクスセンターが発足[134]。主要子会社の拠点
●東芝エネルギーシステムズ ︵神奈川県川崎市︶ - エネルギー事業 ●東芝デバイス&ストレージ株式会社 姫路半導体工場︵兵庫県揖保郡太子町︶ ●東芝エレベータ株式会社︵神奈川県川崎市︶ - エレベーターなどの製造。 ●東芝ライテック株式会社︵神奈川県横須賀市︶ - 照明器具・管球の開発、製造。 ●東芝テック株式会社︵東京都品川区︶ - リテール&プリンティングソリューション事業。 ●東芝デジタルソリューションズ株式会社︵旧・東芝ソリューション株式会社︶︵神奈川県川崎市︶ - ICT事業。かつて存在した拠点
●川崎事業所︵神奈川県川崎市幸区堀川町︶ ●1908年、神奈川県橘樹郡御幸村に東京電気川崎工場として操業開始。1945年に堀川町工場と改称。戦前はタングステンランプ、戦後はブラウン管、半導体製造の拠点として機能していた[135]。1998年に川崎事業所と改称。1999年9月に生産を終了し、翌2000年に閉鎖。 ●東京・芝浦の東芝ビルディングへの本社移転後も2000年の閉鎖まで堀川町を登記上の本店としていた[125]。東芝︵旧・東京芝浦電気︶の本社機能もここに置かれていた。 ●跡地は三井不動産との共同開発によりラゾーナ川崎となり[136]、ラゾーナ川崎東芝ビルが建設されて川崎本社事務所が入居した[2]。現在でもラゾーナ川崎の敷地内に、堀川町工場の看板、消火用ポンプ、﹁東芝ブラウン管発祥の地﹂の碑などのモニュメントが残されている。 ●柳町工場︵神奈川県川崎市幸区柳町︶ ●1936年に操業開始。郵便物宛名自動読取区分機や自動改札装置等の自動化省力機器、電力計等を生産していた[137]。2005年に閉鎖[137]。跡地はキヤノン川崎事業所[138] となっている。 ●日野工場/日野モバイル工場︵東京都日野市旭が丘︶ ●スマートフォンを含む携帯電話全般の設計を行っていた。2009年10月までは携帯電話の製造も行っていた。携帯電話事業の移管に伴い、2010年10月に閉鎖。 ●跡地は三井不動産へ売却され[139]、三井不動産の物流施設﹁MFLP日野﹂[140] となっている。関連企業
主要グループ企業
●東芝デバイス&ストレージ︵旧・ストレージ&デバイスソリューション社︶ ●ニューフレアテクノロジー ●東芝マテリアル ●東芝ホクト電子 ●姫路東芝電子部品 ●ジャパンセミコンダクター ●加賀東芝エレクトロニクス ●豊前東芝エレクトロニクス ●東芝コンピュータテクノロジー ●東芝エネルギーシステムズ︵旧・エネルギーシステムソリューション社︶ ●北芝電機 ●原子燃料工業 ●東芝三菱電機産業システム ●KK6安全対策共同事業 ●日本核燃料開発 ●東芝検査ソリューションズ ●東芝ジーイータービンコンポーネンツ ●東芝ジーイー・タービンサービス ●東芝インフラシステムズ︵旧・インフラシステムソリューション社・東芝電機サービス︶ ●西芝電機 ●西芝エンジニアリング ●川俣精機 ●東芝EIコントロールシステム ●東芝インフラ機器テクノロジー ●東芝産業機器システム ●東芝電波テクノロジー ●東芝通信インフラシステムズ ●日本エレクトロニツクシステムズ - 民放各社との合弁。東芝グループの出資比率50% ●東芝プラントシステム ●関西東芝エンジニアリング ●芝浦プラント ●ベジノーバ ●東芝エレベータ ●山陰東芝エレベータ ●沖縄東芝エレベータ ●東芝エレベータエンジニアリング ●東芝エレベータサービス ●東芝ライテック ●東芝テック︵東証プライム 6588︶ ●テーイーアール ●テックインフォメーションシステムズ ●テックプレシジョン ●TDペイメント ●ティー・ティー・ビジネスサービス ●東芝グローバルコマースソリューション・ホールディングス ●東芝デジタルソリューションズ︵旧・東芝ソリューション・インダストリアルICTソリューション社︶ ●東芝デジタルエンジニアリング ●トスバックシステムズ ●東芝ITサービス ●東芝情報システム ●東芝データ ●東芝環境ソリューション ●東芝ITコントロールシステム ●アジアエレクトロニクス ●共同建物 ●東芝アカウンティングサービス ●東芝インフォメーションシステムズ ●東芝アイエス・コンサルティング ●東芝ウィズ ●東芝システムテクノロジー ●東芝自動機器システムサービス ●東芝ツーリスト ●東芝保険サービス ●東芝ブレイブルーパス東京 ●非営利活動 ●公益財団法人東芝国際交流財団 ●東芝未来科学館その他の出資企業
●芝浦機械︵東証一部 6104︶ - 2017年3月2日までは東芝が筆頭株主であったが、自己株式取得に伴い現在はグループ企業から離脱。現在の東芝の出資比率は3%未満。2020年4月1日付で東芝機械から社名変更。 ●芝浦メカトロニクス︵東証一部 6590︶ - 持分法適用関連会社であったが、2017年12月に株式を売却。2018年1月時点の出資比率は10%。 ●東芝ライフスタイル - 2016年6月30日に株式の80.1%を中華人民共和国の美的集団に売却。東芝は残り19.9%を保有。同社の子会社の東芝ホームテクノなども子会社から外れる。 ●東芝ホームテクノ ●東芝コンシューママーケティング ●東芝エルイートレーディング ●東芝電池 ●TVS REGZA - 2018年2月28日、株式の95%を中華人民共和国のハイセンスグループに売却。東芝は残り5%を保有[6]。 ●みずほ東芝リース - 2012年に東芝ファイナンス︵現・イオンプロダクトファイナンス︶の企業向け事業を分離し、興銀リース︵現・みずほリース︶が株式の90%を取得し子会社化。東芝の出資比率は10%。 ●SWCC - 1936年に東京電気を母体として設立された電線メーカー。東芝の現在の出資比率は3.2%。 ●チタン工業︵東証一部 4098︶ ●キオクシア - 2018年6月1日に、株式の100%をベインキャピタルを主軸とするコンソーシアム・Pangeaに売却した。なお、東芝はPangeaに出資しており、出資比率は40.2%である。従業員数6,200人超で、日本の半導体メモリ製造の拠点。スマートフォンやSSDなどに使われている、NAND型フラッシュメモリを製造。サンディスクと共同で製造合弁会社を設立し、第5製造棟まで稼働中。第6製造棟︵第1期︶とメモリ開発センターが2018年9月に竣工。2010年︵平成22年︶に瞬時電圧低下事故の影響を受けた。2019年10月1日付で、社名を﹁東芝メモリ﹂から﹁キオクシア株式会社﹂に変更した[150]。 ●中部東芝エンジニアリング 2022年6月1日、キオクシアホールディングスへ全株式譲渡。 ●セコムトセック - 2018年8月にセコムへ株式の80.1%を譲渡したと同時に、社名を東芝セキュリティからセコムトセックへ変更。当初東芝は残り19.9%を継続保有していたが、後にセコムへ17.9%を売却したため、現在の出資比率は2%。 ●東光東芝メーターシステムズ - 株式会社東光高岳が51%、東芝エネルギーシステムズが49%出資している。 ●SBS東芝ロジスティクス - 2020年11月にSBSホールディングスへ株式66.6%を譲渡。2021年1月1日付で商号を東芝ロジスティクスからSBS東芝ロジスティクスへ変更。東芝は残り33.4%を保有。 ●西日本家電リサイクル - 東芝インフラシステムズ、東芝環境ソリューションの他、パナソニック、シャープ、ソニー、日立グローバルライフソリューションズ、富士通ゼネラル、三菱電機の合弁。 ●東芝キヤリア - 2022年8月にキヤリア社側へ株式55%を譲渡。東芝は残り5%を保有。 ●東芝キヤリアエンジニアリング&ライフサポートかつてのグループ企業・出資企業
●Dynabook︵企業︶- パソコン︵dynabook︶事業‥2018年10月にシャープが株式の80.1%を取得。2020年8月残りの株式をシャープに完全売却[91]。 ●東芝コンポーネンツ - 2012年解散。 ●東芝機器 - 2011年解散。 ●東芝鋼管 - 1993年に新日本製鐵の子会社化。日鉄鋼管への名称変更、新日本製鐵の完全子会社化を経て、新日本製鐵と住友金属工業の統合に伴い、2013年に住友鋼管と合併し、日鉄住金鋼管となるが、親会社の社名変更に伴い、2019年4月1日、日鉄鋼管に社名が戻った。 ●日本ビクター - 1927年にアメリカのビクタートーキングマシンの日本法人として日本ビクター蓄音器が設立。ビクタートーキングマシンがRCAに吸収合併されると、日本法人は合弁体制に移行し東芝が資本参加。1938年に戦前の政治事情から外資のRCAが資本撤退を余儀なくされ、RCAの株式持分は日産コンツェルンを経由して東芝に譲渡され東芝子会社となる。戦中には日本音響へ戦後には日本ビクターへの社名変更を経たのち、東芝の持株は日本興業銀行を経由して1954年に松下電器産業︵現・パナソニック︶に譲渡された。2007年にケンウッドと経営統合、2011年に合併しJVCケンウッドとなっている。 ●日本タングステン - 東芝が資本介入していた時期もあったが、その後東芝資本から離脱。 ●東芝ビデオプロダクツジャパン - 2001年解散。 ●富士通東芝モバイルコミュニケーションズ - 東芝のモバイルコミュニケーション社︵社内カンパニー︶を分離して富士通の資本を受け入れ2010年に設立。2012年に富士通へ全株式を売却し、富士通モバイルコミュニケーションズに社名変更、2016年に富士通コネクテッドテクノロジーズの傘下に異動した後、2018年に同社に統合され消滅。 ●オンキヨー - 1957年より東芝の子会社だったが、1993年に複数の会社再建を手がけていた大朏直人が個人で買収。 ●IHIアグリテック - IHI子会社の農機具メーカーで、旧社名は石川島芝浦機械→IHIシバウラ。 東京石川島造船所と芝浦製作所︵東芝の﹁芝﹂部分の由来︶が共同出資し、石川島芝浦タービン松本工場を設立したのが同社の起源である。2017年︵平成29年︶にIHI子会社だったIHIスター︵存続会社。旧・スター農機︶と経営統合し現在の社名となった。2018年︵平成30年︶現在、ヤンマーホールディングス︵ヤンマー︶と業務提携中。 ●東芝ケミカル - 2002年に京セラへ全株式を売却。京セラケミカルに社名変更ののち、2016年に京セラへ吸収合併。2000年代初頭に行っていたグループ再編計画によるグループ離脱。 ●東芝セラミックス - 2007年にMBOにより資本撤退し米カーライルとユニゾン・キャピタルの折半出資ファンドが全株式を取得。社名はコバレントマテリアルを経て、2015年にクアーズテックへ変更。 ●東芝シリコーン - 1971年にアメリカのゼネラル・エレクトリック︵GE︶との合弁企業として設立。1999年にGEシリコーンの一部機能を移管しジーイー東芝シリコーンに社名変更。2006年にGEがGEアドバンス・マテリアルズをアポロ・グローバル・マネジメントに譲渡したことを受け資本撤退。2007年にモメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパンに社名変更。 ●東芝タンガロイ - 2004年にMBOにより資本撤退しタンガロイに社名変更。オーエスジーとの資本提携の締結と解消を経て、2008年からオランダのIMC︵インターナショナル・メタルワーキング・カンパニーズ︶が全株式を取得。 ●デンカ生研 - 旧東芝化学工業および旧東芝製薬。両社は電気化学工業に売却、後者︵東芝製薬︶の事業縮小を挟み合併、デンカ生研と社名変更したが、2020年4月1日にデンカへ吸収合併され解散。 ●東芝ベックマン - アメリカの分析機器メーカー、ベックマン・インスツルメンツとの合弁企業として設立。1977年に資本撤退しベックマン単独の日本法人、ベックマン・ジャパンとして再設立。ベックマンへの社名変更を経て、1998年に米コールター日本法人と合併しベックマン・コールターに社名変更。 ●東芝硝子 - 1999年に旭硝子傘下の岩城硝子︵株式上場企業︶に吸収合併され旭テクノグラスに社名変更。東芝の出資比率は14.3%で連結対象を外れる。のちに東芝との資本関係は清算され、2005年の旭硝子による全株式取得を経て2007年にAGCテクノグラスに社名変更。 ●東芝エンタテインメント - 2007年に博報堂DYメディアパートナーズへ全株式を売却。社名はショウゲート経て、2015年に博報堂DYミュージック&ピクチャーズへ変更。 ●東芝音楽工業 - 1973年よりイギリスのEMIグループの資本を受け東芝EMIに社名変更し合弁会社化されていたが、2007年にEMIへ東芝の保有する全株式を売却しEMIミュージック・ジャパンに社名変更。のちのEMIの解体消滅に伴い2013年にユニバーサル ミュージックに吸収合併。 ●駅探 - 2007年にMBOによりポラリス・プリンシパル・ファイナンスのファンドが筆頭株主となり、東芝の出資比率は約20%で連結対象を外れる。2011年のマザーズ上場、2012年の筆頭株主のシーエスアイ︵現・CEホールディングス︶への移動などを経て資本関係が清算された。 ●麻布プラザ - 東京麻布のテレビ番組の制作事業、及び同名の制作スタジオ運営・管理を行う会社。合弁元であった現・ウッドオフィスグループ︵初代ウッドオフィス︶により完全買収。 ●トワーニ - 日本テレビ、タイム ワーナー エンターテイメント ジャパンとの3社共同出資による邦画の合弁企業。製作作品の不振により2004年に会社解散し、ワーナー エンターテイメント ジャパンに事業・版権譲渡している。 ●東芝ファイナンス - 2013年にイオンフィナンシャルサービスへ全株式を売却し、イオンプロダクトファイナンスに社名変更。 ●モバイル放送 - 2009年サービス終了。サービス終了時は子会社。 ●東芝メディカルシステムズ - 2016年にキヤノンへ全株式を売却。2018年にキヤノンメディカルシステムズに社名変更。 ●東芝医用ファイナンス - 株式の65%を保有︵残り35%はキヤノン傘下の東芝メディカルシステムズが保有︶していたが、2017年3月31日にキヤノンに全株式を売却[151]。2018年にキヤノンメディカルファイナンスへ社名変更。 ●TOSEI - 東芝テックの完全子会社であったが、2017年3月31日に株式の90%をキョウデンエリアネットに譲渡。 ●ランディス・ギア - 2011年に株式の60%を取得したが、2017年に全株式売却。 ●ウェスティングハウス・エレクトリック・カンパニー - 2007年に買収したが、2017年に連邦破産法を申請し連結子会社から外れる。2018年にはブルックフィールド・ビジネス・パートナーズが買収することで合意。 ●ストーン・アンド・ウェブスター︵WHが買収した原発サービス会社︶ ●東芝プラットフォームソリューション - 2018年にアスパラントグループが運営するファンドが設立したTOPSホールディングスへ全株式を売却し、ソードへ社名変更。 ●ニュージェネレーション - WHが買収したイギリスの原発運営会社。WHが法的整理手続きに入ったため東芝が全株式を引き受け。19年に会社解散手続きに入った。 ●東芝アメリカLNGコーポレーション - 2019年にトタルへ売却。 ●東芝燃料電池システム - 2019年に東芝エネルギーシステムズと合併した。 ●国際チャート - 元東芝テックの子会社で2017年にOA・文具大手のナカバヤシへ株式公開買付けにより売却。 ●野村不動産ビルディング - 2008年12月に野村不動産ホールディングスが株式の65%を取得し、野村不動産グループ入り[152]。2020年までに全株式を譲渡。主な製品
管球・照明設備
電子部品
HDD
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/96/Toshiba_MK4313MAT_HDD_%28dark1%29.jpg/220px-Toshiba_MK4313MAT_HDD_%28dark1%29.jpg)
電子管
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/47/221129_Toshiba_Hi-Fi_6BM8.jpg/160px-221129_Toshiba_Hi-Fi_6BM8.jpg)
半導体
現在はパワー半導体などのディスクリート半導体、アナログIC、そしてマイコンについてはモーター制御用製品の開発・生産を行っている。DRAM
メモリーでは、1985年に世界初となる1メガビットCMOSのDRAMを開発。メモリー開発分野で世界トップとなった。だが、1990年代に入ってから韓国など海外に技術者が流出し、DRAMではサムスン電子にシェアを奪われた。当初は半導体技術者が、サムスン電子に技術情報をリークしていたが、後に東芝が公式に技術提供を行うようになった。この結果、東芝はマーケットシェアを失い、2002年にはDRAM事業から撤退することとなった[159]。フラッシュメモリ
フラッシュメモリに関しては、当時東芝の舛岡富士雄が1980年︵昭和55年︶に発明し、続いて1984年にNOR型、更に1986年には大容量化が容易なNAND型も開発している。しかし東芝はDRAMの高度化に集中していたため、ライセンスを受けて全社的に投資した米インテルに市場シェアを失うこととなった。以降東芝も本格的に参入したが技術ライセンシングを止めなかった結果、米韓メーカーを筆頭に競合が増えて利潤を得るのは難しく、2000年よりは米サンデイスク社︵現・ウェスタンデジタル傘下︶と提携して共同で設備投資を行ってきた。 2015年に発覚した粉飾決算事件以降、事業部門を東芝メモリ︵現・キオクシア︶として分社化し、過半数の株式を売却している。プロセッサ
CPUでは、古くは1973年にフォード社からエンジン制御用マイコンの開発依頼を受けてTLCS-12という世界初のワンチップ12ビットマイコンを自社開発した。フォードの環境テストに合格し、市販車にはじめて搭載されたCPUであった。90年代末には、ソニー・コンピュータエンタテインメントと共同でPlayStation 2用のCPU﹁Emotion Engine﹂を開発した。その協力関係は、PlayStation 3用のCPU﹁Cell﹂開発で続いていた。画像認識プロセッサでは﹃Viscontti﹄を開発していた。これらの製品からは2020年を最後にすでに撤退が発表されており、継続開発は行われていない[160]。イメージセンサー
競合他社と比べてCMOSセンサーへ早く移行し、小型の先端製品で上位の市場シェアを持っていたが、2015年に一部の産業向け製品を外してソニーに事業譲渡することにより、撤退した[161]。量子デバイス
量子力学の性質を活用する次世代デバイス全般の基礎研究・開発を傘下の研究開発センターで継続しており、2010年代後半からは事業化されている。 量子計算機では、量子焼きなまし法で最適化問題を解く新たなアルゴリズムを元に開発した﹁シミュレーテッド︵模擬︶分岐マシン﹂の事業化を2020年に始めた[162]。量子暗号通信に関しては、世界最多の特許を擁する。2020年に欧米と日本で事業化に着手し、2021年には子会社の東芝デジタルソリューションズに同事業を移管した[163]。 光量子の発生などに使われる量子ドットの研究も早くから着手し、新しい発光ダイオードや記録媒体を開発している。放送機器
放送用音響機器等 1937年 - NHK放送技術研究所の依頼で、RCA社の特許を使用して国産ベロシティーマイクロホン︵VI-345A型・通称Aベロ︶を生産。その後、国産ベロシティーマイクロホンを数々手がけて、民放の誕生時には放送機器の製造を始じめ昭和40年代まで放送用音響機器を生産。日本のテレビ放送黎明期にはテレビカメラや送出装置、送信機を始めとする東芝製の放送機材が全国の民放放送局に納入された。 東芝社内で﹁APC装置﹂と呼ばれているテレビマスターを作っており、主にフジテレビ︵地上波・BS・CSの3波統合型マスターを導入[注 7]︶やFNN・FNS系列局︵NNN・NNSクロスネット局のテレビ大分を含む[注 8]︶、BSデジタル放送局又は地上デジタル放送各局を中心に多数納入している他、放送大学[注 9]にも納入している。 その他、ラジオマスター、テレビ・ラジオの送信機やサテライト装置︵中継装置︶なども製造していて、一部の機器︵GFシリーズ︶については、グループ会社の池上通信機と共同で商品展開を行っている。かつてはテレビカメラやハイビジョンVTR︵D6-VTR︶も製造していたほか、NHKにもAPC装置を納入していたが、現在は地方局のラジオ運行装置のみである。重電機
重電部門では、発電用のタービン、発電機、復水器、原子炉などの大型機器を製造する他、ゼネラル・エレクトリック︵GE︶社からライセンスを受け、日立製作所と共に日本における沸騰水型原子炉︵BWR︶のサプライヤーとして東京電力をはじめとする日本の発電事業者にBWRを販売しているほか、小型モジュール炉︵4S (原子炉)など︶の開発も進めている。GE社とは核燃料の製造販売や将来型原子炉の共同研究などを通じて深い繋がりがある。 また2005年に発表された英国核燃料︵BNFL︶社によるウェスティングハウス︵WH︶社の原子力部門売却に応札し、落札に成功した。世界中の商用原子炉の約半分の制作に関わったWH社は加圧水型原子炉︵PWR︶の世界的メーカーとして知られており、発電炉の主流としてPWRを据える欧州などに販路が広がる可能性が期待された。これにより世界一の原子炉メーカーとしての地位を得たが、結果的に東芝全体の経営危機に繋がる多大な負債を作り出した。2017年にWHは連邦破産法を申請し、2018年には東芝よりカナダの投資ファンド・ブルックフィールドへの売却が決定された。 2016年には独自の産業用モノのインターネット︵IIoT︶基盤である﹁SPINEX﹂を開始した[164]。計測機器
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/90/TEPCO_Electricity_meter_SP3E.jpg/200px-TEPCO_Electricity_meter_SP3E.jpg)
防衛関連機器
防衛省関連の製品として、地対空ミサイル・レーダーなどを開発・製造している。鉄道車両
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EF58形電機機関車
写真は同社が製造したお召し用の60号機。 -
EF65形電気機関車
写真は同社が製造した535号機。2013年現在は同社府中事業所敷地内で静態保存中。
別のグループへ継承して製造している製品
薄型テレビ
継承会社‥東芝映像ソリューション株式会社→TVS REGZA株式会社︵中国・ハイセンス傘下︶ 東芝の薄型テレビはハードディスクやネットワークと連携しテレビの映像を簡単に録画できる液晶テレビ﹁REGZA﹂を主軸とし、これまで低かった同社の液晶テレビのシェア率を徐々に伸ばしたが、2008年度の国内の液晶テレビシェアは12%で4位であった。 2009年、中国で液晶テレビの不具合が多発、集団訴訟がおきている[167]。次世代の薄型大画面テレビではSED方式をキヤノンとの合弁会社により共同開発するも、東芝の出資会社であることに特許係争先の米Nano-Proprietary社が難色を示し、問題の早期解決を図るため東芝としての出資分をすべてキヤノンに売却した。しかし東芝からの従業員の出向は継続しており、SED方式のテレビは東芝からも発売を行う予定としている。 ここ数年は海外メーカーとの激しい価格競争が続いており、東芝は2015年、映像事業を抜本的に見直し、今後は画質や録画機能に関して高い評価と安定したシェアを持つ国内市場に注力し、4Kテレビを中心とした高画質モデルの自社開発・販売を継続していくことを明らかにした。海外市場については台湾コンパル社や中国スカイワース社へのブランド供与型ビジネスへ移行する。レコーダ
継承会社‥東芝映像ソリューション株式会社→ TVS REGZA株式会社︵中国・ハイセンス傘下︶ HDD&DVDレコーダでは2001年、世界に先がけ製品化︵RD-2000︶、RD-Styleとして次々と新機種を発売。バグ、動作速度、機能性ともに順次改良されてゆく。その後、地上デジタル放送に対応するためシステムを一新し、ブランド名を﹁VARDIA︵ヴァルディア︶﹂に変更。 NECとともに HD DVD を開発、ソニーの Blu-ray Disc︵BD︶と熾烈な規格争いを繰り広げるも、2008年2月19日、BDとの規格争いに破れ撤退を発表。損失処理に必要な金額は1000億円以上とされている。詳細はHD DVD#東芝の撤退発表後の各業界の動きを参照。 2009年8月10日、BD参入に向けてブルーレイ・ディスク・アソシエーション︵BDA︶への申請しているが、﹁BDに負けたら土下座をする﹂と発言した、当時のDM社社長藤井美英の土下座は行われておらず[168]、東芝側から土下座発言についての見解は一切出ていない。 その後、東芝は正式にBD陣営に参入、先にBDドライブ搭載の﹁dynabook﹂︵ノートパソコン︶を発売。さらに、2010年2月にBlu-ray対応レコーダー﹁VARDIA﹂を発売。その年の9月にVARDIAからREGZAへとブランド名を変更し発売した。REGZAブルーレイは、3Dに対応した機種が東芝では初の発売となった。オーディオ
承継会社‥東芝ライフスタイル株式会社︵中国・美的集団傘下︶ かつては﹁ボストン﹂や﹁Aurex︵オーレックス︶﹂のブランドでオーディオ商品を展開していた。また、ゼネラルオーディオの分野では、80年代初めから半ばにかけ、ヘッドホンステレオ﹁Walky︵ウォーキー︶﹂や、ラジカセ﹁SUGAR︵シュガー︶﹂といった人気ブランドを擁していた。しかし、90年代初めには東芝本体の経営方針転換により、オーディオの自主開発を中止。順次ケンウッドやシャープのOEMに切り替わった後、それらの販売終了と共に東芝ブランドのオーディオは一旦市場から消えた。 2002年、ハードディスク搭載のMP3プレイヤーgigabeatを発売し、東芝ブランドのオーディオ製品が約10年ぶりに復活した。このgigabeatは2007年まで5年間発売されていた。また、マイクロソフトが販売していたMP3プレイヤーZune︵日本公式未発売︶のハードウェアの開発・製造も同時期に行っていた。 なお、2003年からゼネラルオーディオ分野においても、グループ会社の東芝エルイートレーディングが企画・調達する形で、CDラジカセ、ラジオ、スピーカーシステムといった製品ラインナップが復活。東芝ブランド製品として家電量販店や系列の家電品販売店﹁東芝ストア﹂で販売している。2016年、更に機種を増やし、26年ぶりとなる﹁Aurex﹂を冠したハイレゾ対応卓上型CDパーソナルシステムも発売。コンピュータ、パソコン
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/7d/Toshiba_Satellite_A300.jpg/220px-Toshiba_Satellite_A300.jpg)
携帯電話
承継会社‥富士通東芝モバイルコミュニケーションズ株式会社→富士通モバイルコミュニケーションズ株式会社→FCNT株式会社 携帯電話では、自社製の高性能3Dグラフィックアクセラレータ﹁MOBILE TURBO T4G﹂︵一部のワンセグ対応機種は﹁MOBILE TURBO T5GP﹂が搭載される︶を多くの機種に搭載していた。また、グループ企業である東芝モバイルディスプレイ︵旧・東芝松下ディスプレイテクノロジー︶社製のポリシリコンTFT液晶ディスプレイもユーザーからの評判が高かった。 携帯電話で初めて搭載した機能は、J-フォン︵現‥ソフトバンクモバイル︶のJ-T08︵2002年12月発売︶のQVGA液晶や、auのA5304T︵2003年2月発売︶のアプリをダウンロードできるBREW、auのMUSIC-HDD W41T︵2006年2月発売︶の0.85インチHDD、auのW56Tの﹁KCP+﹂によるマルチプレイウインドゥ機能がある︵2008年2月発売。同社のW56Tの実質的な兄弟機種のソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製端末W54Sと同時発売。ただし、日本語入力システムなどの機能が一部異なる。KCP+のオペレーティングシステムはKDDIテクノロジーおよび三洋電機︵大阪、現・京セラ SANYOブランド︶との共同開発である︶。 撤退時は、NTTドコモ、KDDI/沖縄セルラー電話の各auブランド︵旧‥IDO/DDIセルラー︶、ソフトバンクモバイル︵旧‥デジタルフォン/デジタルツーカー → J-PHONE → ボーダフォン︵日本︶︶、ウィルコム︵旧・DDIポケット︶、イー・モバイルの5つの携帯・PHS全キャリアに端末を供給していた。このうち、NTTドコモ向けには、T2101V以降7年間端末供給が途絶えていたが、2009年6月20日にdocomo PRO seriesとして発売されたスマートフォンのT-01Aで供給が再開された。しかし発売直後に一部の地域にダイヤル不具合が発覚し、発売を一時中止することとなった[171]。 かつてはツーカー向けにも端末を供給していたが、ツーカーのサービス終了に伴い、供給を停止している。2008年2月には、イー・モバイルにも参入する事を発表した︵イー・モバイル向けの第1号機は音声用端末の﹁H11T﹂︶しており、ドコモへの再参入により、事実上東芝はシャープと同様、携帯・PHS全キャリアに端末を供給する事となった。すでにサービスを終了したキャリア︵ツーカー・アステル・ドコモPHS︶を含めた全キャリアに供給実績があるのは唯一、東芝だけである。ただし、ドコモに参入していない状態が長く続いたため、2008年上半期時点の国内出荷台数に占めるシェアは5位と低迷している[172]。 ソフトバンクモバイル向け端末には待ち受けキャラクターとして﹁くーまん﹂が採用されており、またau向け端末にはW53T以降のCDMA 1X WIN対応端末には待ち受けキャラクターとして﹁トウシバ犬﹂が採用され、このうちbiblioとT002に限り待ち受けキャラクターとして﹁デコレ村ソーダ﹂が採用されていた。 2008年4月よりスタートしたドラマ﹃ケータイ捜査官7﹄では、同社製の﹃SoftBank 815T﹄が改造され人工知能が付いた携帯電話が登場する。その後、SoftBankから﹃フォンブレイバー 815T PB﹄として発売されている。また、製作にも協力している。 日立製作所がハイエンド機に力を入れているのに対して、東芝は普及型端末からハイエンド︵高機能︶機まで︵ただし、au向けの機種は法人向け音声用端末のE08T、およびIS02、E31Tなどのスマートフォンを含む2008年以降の機種よりKCP+並びにKCP3.0の関係上、ほぼ高機能機のみの展開となっている︶幅広く手がけていた。一方ソフトバンクモバイル向け端末では国際ローミングに消極的な姿勢を見せており、2007年夏モデル以降はスマートフォンのX01T以外の全機種が国際ローミング非対応となってしまった。2008年夏モデルでは3Gローミングのみ対応︵GSM非対応︶となっている。 PHSはアステルグループとウィルコム︵旧・DDIポケット︶に端末を供給。2001年に発売のDL-B01以降供給が止まっていたが2007年にWX320Tでウィルコムに再参入。そちらのUIは日本無線と共通の物となっている。 2009年5月20日、東京都日野市の日野工場での携帯電話製造を同年10月に打ち切り、日本国内での携帯電話生産を終了する事を発表した[注 11]。また、全機種を海外で生産し、その内自社生産分は、中国で生産するスマートフォンのみとなっている[173]。 2010年6月17日、携帯電話事業を富士通と統合させることを発表した。同年10月1日に、富士通と新会社﹁富士通東芝モバイルコミュニケーションズ株式会社﹂︵FTML︶を設立し、東芝の当該部門のみを受け皿とする[174][175][176]。 2012年4月1日、東芝出資分の富士通東芝モバイルの株式を富士通に売却し、携帯電話事業から撤退した[26]。それに伴い富士通東芝モバイルコミュニケーションズは﹁富士通モバイルコミュニケーションズ株式会社﹂︵FMC︶に改称した。 略号は︵FTML製造の東芝ブランド分含め︶﹁T﹂または﹁TS﹂︵後者はNTTドコモのPDC端末のみで使用︶。 2018年10月1日、親会社である富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社が富士通モバイルコミュニケーションズを統合する。 2021年4月1日、富士通コネクテッドテクノロジーズが社名を変更し、FCNT株式会社となる。- CMのイメージキャラクター
- 伴都美子(Do As Infinity)- 「Vodafone V302T」
- 持田香織(Every Little Thing) - 「Vodafone V601T」
- 大塚愛 - 2005年6月の「W31T」から2006年12月の「W47T」までのau(KDDI/沖縄セルラー電話)向け携帯電話
- BoA - 2001年12月の「C5001T」(ちなみに、auのcdmaOne対応端末としては最初にして最後の高額なフラグシップ端末であった)から2005年5月の「W21T」までのau向け携帯電話と2007年2月の「W51T」から2008年2月の「W56T」までのau向け携帯電話
- 倖田來未 - 2006年7月~2008年1月までのソフトバンクモバイル向け携帯電話
- ドリームズ・カム・トゥルー - 「Vodafone(SoftBank) 803T」など2006年6月以前のボーダフォン(現・ソフトバンクモバイル)向け携帯電話
- 黒木メイサ - 2008年6月のau向け携帯電話W62TおよびSportio(W63T)
- 千紗(girl next door) - 2008年11月のau向け携帯電話W65T
- 中田英寿 - 2009年6月からT-01A(NTTドコモ)向けのスマートフォン。
-
au by KDDI W41T
国内初のHDD(4GB)搭載(2006年) -
au by KDDI W52T
東芝製初のWVGA液晶・ワンセグ携帯 -
Vodafone(現:ソフトバンクモバイル)803T
-
Vodafone(現:ソフトバンクモバイル)904T
医療機器
エンターテインメント
承継会社‥東芝EMI株式会社→株式会社博報堂DYミュージック&ピクチャーズ 東芝は日本の電機メーカーではソニーと並んでエンターテインメント分野に積極的に取り組み、音楽や映像で家電製品とのシナジー効果が目指された。 音楽ソフト︵レコード︶部門は1960年10月1日に東芝音楽工業株式会社として分離独立し、同社は米国のキャピトルEMIの出資を経て1973年10月1日に東芝EMI株式会社と社名を変更した︵正式社名は東芝イーエムアイ株式会社︶。また、2003年10月1日にアミューズよりアミューズピクチャーズを買収して東芝エンタテインメントと社名を変更し、ワーナー・ブラザースに資本参加するなど、映画の制作・配給分野にも進出した。かつてはワーナー・ブラザースと日本テレビの合弁企業﹁トワーニ﹂を設立したが、解散している。 東芝は三井グループ内では独立色の強い企業ではあったが、戦前の三井財閥時代から﹁軽工業や第三次産業︵エンターテインメント産業は第三次産業に属する︶には強いが、重化学工業には弱い﹂といわれてきた三井にとって東芝及び東芝傘下の東芝EMIや東芝エンタテインメントを通じてエンターテインメント産業に力を注ぐことは﹁エンターテインメントに強い三井﹂のアピールとなるため、2000年代前半までは東芝は三井グループの一員として、この色彩を強めるものと考えられていた。 しかしその後、東芝本体は経営資源を主力となっている半導体事業や原子力事業に集中し、中核ではないコンテンツ・エンターテインメント分野などの事業は他の事業との相乗効果が見られないと判断、切り離す方針を採る。2006年12月にはこの方針と英EMIグループの日本事業強化に伴う株式買い取り提案とが合致し、2007年度上半期中に保有する東芝EMI株をEMIグループに全株売却し、音楽事業から撤退すると発表︵譲渡後、同年6月30日付で社名を﹁株式会社EMIミュージック・ジャパン﹂に変更︶[注 13]、更に2007年4月には東芝エンタテインメントの全株式を、5月1日付で博報堂DYメディアパートナーズに譲渡すると発表︵譲渡後、同年6月1日付で社名を株式会社ショウゲート︵現・博報堂DYミュージック&ピクチャーズ︶に変更︶し、エンターテインメント分野からは完全撤退をすることとなった。 過去に2本、東芝自身が製作委員会に参加したテレビアニメ作品がある︵下記参照︶。 2012年1月26日に電子ブックリーダー﹃Book Place﹄という製品を発売しており、BookPlaceストアという電子書籍書店をBookLiveと協業していたが、2013年4月4日、新たに﹃BookPlace Cloud Innovations﹄という直営ストアを開店。BookPlace MONOというE-Ink搭載端末を販売したが、2015年にサービス全体はU-NEXTに譲渡された。 ほぼ完全にエンターテインメント分野と手が切れた形だが、同社のテレビ、レグザではクラウド録画機能﹁みるコレ﹂の拡充で角川書店などのアニメ作品などと提携するなどして細々とコンテンツ業界との関係は維持している。主な製品ブランド
子会社のブランドを含む。現行
●E-CORE︵イー・コア︶ - LED照明器具・LED電球 ●メロウホワイト / メロウ5 / メロウZ / メロウZロングライフ / メロウZ PRIDE - 蛍光ランプ ●ネオスリムZ / ネオスリムZ PRIDE - 高周波点灯専用蛍光ランプ ●ネオボールZ / ネオボールZリアル / ネオボールZリアルPRIDE - 電球型蛍光灯 ●CANVIO︵キャンビオ︶ - 外付けハードディスク ●EXCERIA︵エクセリア︶ - プレミアム系SDメモリーカード ●MAGNIA︵マグニア︶ - IAサーバー ●e-STUDIO︵イー・スタジオ︶ - 複合機 ●Dynario︵ダイナリオ︶ - モバイル燃料電池 ●CuteBeat︵キュートビート︶ - CDラジオカセット ●Aurex - ハイレゾ対応プレミアム系パーソナルCDシステム[注 14] ●RENECAT︵ルネキャット︶ - 酸化タングステンを使用した可視光応答型光触媒過去
●TRY-X - BCLラジオ受信機、﹁SOUND750﹂の後継機。 ●SOUND750︵サウンドナナハン︶ - BCLラジオ受信機、1973年にはテレビ音声が受信できるタイプも発売された。 ●アラカルト - 電子レンジ ●置けちゃうビッグ - 大型冷凍冷蔵庫 ●置けちゃうスリム - 中型冷凍冷蔵庫 ●鮮蔵庫 - 冷凍冷蔵庫。 ﹁リーチin保湿鮮蔵庫﹂、﹁the鮮蔵庫﹂、﹁theノンフロン鮮蔵庫﹂、﹁光プラズマ鮮蔵庫﹂など、世代や型番によりバリエーションがあった。 ●プラズマ鮮蔵 - 冷凍冷蔵庫 ●グラシーオ - 大型冷凍冷蔵庫 ●みはりばん庫 - 冷凍冷蔵庫 ●かわりばん庫 - 冷凍冷蔵庫 ●野菜収納名人 / まるごと鮮度名人 - 冷凍冷蔵庫 ●I wish - 小型冷凍冷蔵庫 ●快速冷凍 - 東京芝浦電気時代の冷蔵庫。1982年。 ●優凍生セレクト ●冷吉 - 冷凍庫 ●北斗星 - 冷凍冷蔵庫 ●Great北斗星 - 1975年頃製造。また縦に大型なGreat北斗星なる製品もあった。3段で一番下はワンタッチ式の開閉可能な野菜室、直冷式。 ●クリアーナ北斗星 - 1970年代製造。快速冷凍ボタン装備。 ●IC快速冷凍冷蔵庫 ●プラスワン - 下段収納庫が付いた冷蔵庫。 ●フリーザーMAX - 1965年発売の1ドア冷凍冷蔵庫。 ●Dailycook︵デイリークック︶ - オーブンレンジ ●クックモア - 1979年頃製造。反射ガラスを搭載したオーブン ●クロワッサン - 1979年頃製造。自家製パン調理器具 ●剛熱かまど炊き - IH保温釜 ●鍛造はずみ炊き - IH保温釜 ●マイコン - 保温釜 ●かまど炊き風 - 保温釜。1970年代製造。 ●真空ひたし圧力かまど炊き / 真空ひたしかまど炊き / 真空圧力炊き / 真空炊き - 真空IH保温釜 ●一品削り出し本丸釜 - 真空圧力IH保温釜 ●圧力仕込み - 圧力IH保温釜 ●銀河 - 洗濯機。世代や型番、洗濯機のタイプにより﹁S-DD銀河﹂・﹁快速銀河21﹂・﹁DDインバーター銀河﹂・﹁シャワーリンス銀河﹂など違う名称を用いていた。 ●ザ・トップインドラム / ザ・フロントインドラム - ドラム式洗濯乾燥機 ●ハイブリッドドラム / エアコンサイクルドラム S-DD SOLA - ドラム式洗濯乾燥機。﹁ハイブリッドドラム﹂でも S-DD WIND を記したモデルがあった。 ●最洗ターン - 1980年代後半に登場した洗濯機。それまでドラムに付いていた服を回転させる羽根が無い仕様。 ●エアロサイクロン - サイクロンクリーナー ●コードがゼロ - コードレスマジックサイクロンクリーナー ●Typhoon Robo / Typhoon Robo XP / Typhoon Robo Pack - クリーナー ●強と清 - クリーナー ●排気がゼロ - 排気循環式クリーナー ●ひっぱれー - ロールフィルター内蔵型台所用換気扇。 ●守礼 - 沖縄地区限定販売のエアコン。cmのナレーターが横沢啓子。 ●やすらぎ - 電気毛布 ●ホッカー - ホットカーペット ●かなりや、うぐいす、かっこう、めじろ - ﹁マツダ﹂ブランドとして製造販売された真空管式ラジオ。1962年から東芝ブランドに変更。 ●しゃくなげ、金魚草、風鈴草ほか - 1950年代〜1967年に発売した扇風機。機種ごとに花の名前がつけられていた。1964年ごろのモデルより首の部分がボタンひとつで伸縮可能な﹁リモートアップ﹂、分刻みのタイマーで自動的に電源が切れる﹁タイムスイッチ﹂、底部の四隅に内蔵された車輪あるいは底部の真ん中に内蔵されたターンテーブルにより本体ごと向きを変えられる﹁ロータリーベース﹂が採用されるようになった。 ●CRYSTAL ZEPHYR - 1968年頃〜1970年頃に発売された扇風機。﹁リモートアップ﹂や﹁タイムスイッチ﹂が引き続き採用されたが、﹁ロータリーベース﹂のみこのモデルを以て廃止された。 ●Quie - 低騒音型クリーナー ●Mega Wheel︵メガホイール︶ - 紙パック式クリーナー。低騒音仕様の最上位機種として﹁Mega Wheel type Quie﹂も発売されていた。 ●Smarbo︵スマーボ︶ - ロボットクリーナー。 ●木かげ︵こかげ︶ - エアコン ●輝き仕上げ - 食器洗い乾燥機 ●ふんわり - 1970年代に登場した衣類乾燥機 ●マイナスイオン速清快・空気の戦士・臭わんニャー - 空気清浄機 ●GigaEnergy - ニッケル一次電池 ●ULTRA Z - アルカリ乾電池 ●UNICAD - ニッケル・カドミウム蓄電池。ニッケル水素電池への移行に伴い廃止。 ●Electrolux by Toshiba - 白物家電。スウェーデンエレクトロラックス社とのコラボレーションブランド。2006年︵平成18年︶の3月末に販売終了。 ●ユニカラー - 1965年 - 1971年に製造されたブラウン管カラーテレビ。 ●ICブライトロン - 1971年 - 1975年に製造されたブラウン管カラーテレビ。 ●ブラックストライプ - 1975年 - 1979年頃まで製造されたブラウン管カラーテレビ。初代イメージキャラクターは桂三枝︵現‥六代目桂文枝︶が務めた。 ●BAZOOKA - ブラウン管テレビ ●CORE - 1982〜1985年頃まで発売されたブラウン管カラーテレビ。RGB端子などが備わったニューメディア対応型。 ●Premage︵プリマージュ︶ - 1980年代に製造されたブラウン管カラーテレビ。見たい番組の時間が来ると電源が自動で入る仕組み。その後、東芝テックのコピー機などのブランドとしても用いられた。 ●FACE - 液晶テレビ/ブラウン管テレビ/プラズマテレビ ●ときめきの色 - 1970年代製造のカラーテレビ ●スペースイン18 - カラーテレビ ●サーボビジョン - ステレオテレビ、FM付。後発でFMチューナーも装備された。 ●ぱっちりセンサー - デジタルタイマー付き。 ●カンタロウ - 初心者向けHDD/DVDレコーダー。その後﹁VARDIA﹂に統合された。 ●RD-Style/W録 - HD DVD/HDD/DVDレコーダー。﹁W録﹂は機能名として現在も用いられる。 ●ホームスクリーン45 - ビデオプロジェクター ●gigashot - HDDビデオカメラ ●BomBeat - ラジオカセット、1970年代製造。ひとりはテープ、ひとりはラジオを同時に聞ける仕様。 ●Walky - ステレオカセットプレイヤー。チューナー︵初期の機種はカセット型チューナーパック式︶や録音機能、再生EQ、メタルテープ対応等の高機能製品が存在し、今もなお人気があり故障品であってもオークションでの取引も盛ん。このシリーズかは不明だがステレオマイクロカセットプレイヤーも存在していた。 ●Tweety - ﹁Walky﹂の後継機。機械式の安価なカセットプレーヤーのみのラインナップであった。 ●SUGAR - 1980年代後期発売のラジオカセットレコーダー ●ヒットパレード - 小型カラオケ用8トラックプレイヤー。このシリーズ以外にも各メーカーが発売していた木箱の大型カラオケ8トラック・カセットも発売していた。 ●gigabeat - HDDオーディオプレーヤー ●BREZZA - 個人向けデスクトップパソコン ●Qosmio - ノートパソコン ●Libretto - ノートパソコン。一部海外ではdynabookが統合。 ●GENIO e - PDA・ポケットPC ●dynapocket - NTTドコモ・au・ソフトバンクモバイル向け各スマートフォン ●Trance Cube - ワイヤレスステーション ●Rupo - パーソナルワープロ ●ジュースメーカー ●SPOT - ファクシミリ ●miro - ファクシミリ ●風のイマージュ - 扇風機 ●uLos︵ウルオス︶ - 加湿機能付空気清浄機︵CAF-KP40X/KP50X︶、気化式加湿器︵KA-P30X/P50X/P70X︶に用いる。ファン︵ターボ・ブロワーファン︶まですべて外してお手入れできる独自の﹁実感クリーン構造﹂を採用。 ●Sora - デジタルカメラ ●モバビジョン - モバイル放送受信機 ●VIEWSTAR - ベータ方式後期・VHS方式初期のビデオデッキ ●ARENA - VHS方式中・後期のビデオデッキ、DVD&VHSデッキ、8ミリビデオもあった。 ●VARDIA - HD DVDレコーダー・ハイビジョンレコーダー・ブルーレイレコーダー/プレーヤー ●ポータロウ - ポータブルDVDプレーヤー ●ビュースター - 1980年代製造のポータブルビデオ。逆転スロー再生が可能だった。人気シリーズのため、種類の豊富で、10年以上の長期渡って製造された。 ●ハイピクチャー - HiFiビデオ ●マイドリーム - ビデオディスクプレーヤー ●COPIX - 電子ファクシミリ。15秒の高速転送とワンタッチ式操作が売り。 ●デジタル - ビデオレコーダー ●レオドライ - PPC電子複写機。 ●ペルシャム - ホットカーペット ●ツインカラー - 複写機 ●HOTLAND - ファンヒーター ●カラットキーパー - 写真用品向け防湿庫。写真家の間では東洋リビングの防湿庫と人気を二分していた。他にも明暗を切り替えられる暗室電球も生産していた。 ●カスタム、コンピュータ×××︵×には機種名が入る︶ - カメラ用フラッシュ ●TOSFile - コンピュータ用記憶装置。1979年︵昭和54年︶に発売され、30cm大の光ディスクにレーザースキャンで読み取った画像を保存可能であった。光ディスクの容量は約1GB。他社にも似た記憶装置があったが、互換性はない。 ●TOSWORD - 文字記録装置。 ●TOSBAC漢字システム15 - 漢字記録装置。 ●週録ビデオ - 多機能録画装置。 ●ノイズレス - NHKとの共同開発。点灯時におけるテレビ・ラジオの雑音を防ぐ蛍光灯。 ●マジック - 家庭用電気掃除機 ●ヤング・セブン - 1964年頃に製造販売されたトランジスタラジオ、ジェリー藤尾によるイメージソングは東芝音楽工業よりレコード化もされた。 ●ランドリエ - 家庭用衣類乾燥機。 ●ボストン - セパレートステレオ装置 ●アクタス - ポータブルラジオ ●カレッジエース - テープレコーダー ●リズミー - ポータブル電蓄、ポータブルステレオ電蓄 ●ミエロン - 1970年代後半~80年代前半に製造販売されたスチームアイロン。カセット式の中身が見える水タンクが特徴。 ●クリフティ - 1970年代末に登場した石油暖房器具。 ●ドライ7 - 1970年代に製造された除湿温風乾燥機。多機能で布団や衣類、押入れも乾燥できた。 ●ネオブルー - 1970年代製造。体温計。目盛りが赤かではなく青なので体温をはっきりと読み取りやすかった。 ●メロウルック - 1970年代製造の蛍光ランプ ●ダストロン - 掃除機。ワンタッチでゴミをゴミ箱に捨てられる。 ●ミセスコート - 1980年代初頭製造の換気扇 ●ZOLVA - 1980年代初頭に登場した電気シェーバー。回転式と往復式が存在した。 ●ズボンプレッサー - ズボン畳める ●くるりん - 女性用カールブラシ ●インテリアAV - カラーテレビ ●PASOPIA7 - パーソナルコンピュータ ●やぐらこたつ - 1960年代〜1970年代に発売した、赤外線とシーズ線の2つの熱源を採用した家具調こたつ。こたつの使用者から﹁︵足の︶水虫が治った﹂との声が多数寄せられた。 ●新かくれんぼヒーター - 家具調こたつ ●パーソナル - 1975年発売の窓用クーラー。CMキャラクターはフランキー堺が務めた。 ●VEGETA︵ベジータ︶ - 冷凍冷蔵庫︵定格内容積400L以上で、うるおい補給野菜室・まんなか野菜レイアウト・野菜そのまま冷凍を採用した機種に用いる︶ ●マジック大容量 - 冷凍冷蔵庫︵前述の﹁VEGETA﹂の後継モデル。2013年モデル﹁VEGETA﹂とほぼ同じ寸法で大容量化を実現している。現在は605LモデルのGR-H610FVのみ︶ ●石窯ドーム - 過熱水蒸気オーブンレンジ・スチームオーブンレンジ ●石窯オーブン - スチームオーブンレンジ・オーブンレンジ︵かつては過熱水蒸気オーブンレンジにも用いられていたが、順次﹁石窯ドーム﹂に移行、スチームオーブンレンジは2014年モデルのER-M6の発売により再設定される︶ ●かまど炊き - IH保温釜。真空タイプのVRHシリーズは﹁真空かまど炊き﹂、真空圧力タイプのVSHシリーズ・VXHシリーズ・VPHシリーズは﹁真空圧力かまど炊き﹂を名乗る。 ●ZABOON︵ザブーン︶ - 洗濯機。ドラム式洗濯乾燥機が中心だが、2013年2月から縦型洗濯乾燥機、全自動洗濯機の各最上位モデルにも用いられるようになった。 ●La・Coo︵ラクー︶ - コードレスアイロン。現行モデル全機種﹁美︵ミ︶ラクルベース﹂を採用しており、﹁美ラクルLa・Coo﹂を名乗る。 ●TORNEO︵トルネオ︶ - クリーナー。分離集塵方式﹁デュアルトルネードシステム﹂を搭載したサイクロン式︵VC-C3A/C3︶は﹁TORNEO mini﹂、12気筒﹁バーティカルトルネードシステム﹂を搭載したサイクロン式︵VC-S214/SG314/SG413/SG513︶は﹁TORNEO V﹂をそれぞれ用いる。2014年9月には﹁Smarbo︵スマーボ︶﹂で展開していたロボットクリーナーを組み込み、﹁TORNEO ROBO︵VC-RV1/RVD1/RCX1︶﹂を新たに発売した。 ●大清快︵だいせいかい︶ - エアコン ●SIENT︵サイエント︶ - 扇風機︵DCインバーターモーター搭載のリビング扇に用いる︶ ●IMPULSE︵インパルス︶ - アルカリ乾電池。ニッケル水素電池の﹁充電式IMPULSE﹂もラインナップする。2013年10月にはより性能を高めた﹁The IMPULSE﹂・﹁充電式 THE IMPULSE﹂を追加。 ●アルカリ1 - アルカリ乾電池。﹁IMPULSE﹂に移行のため、OEM製品︵企業ユーザー︶専用商品となった。 ●キングパワー - マンガン乾電池。現行品は亜鉛ペレット成形の際に添加する鉛を別の物質に置き換えたことで鉛不使用︵9V形を除く︶を実現した環境配慮型の﹁キングパワークリーク﹂である。昭和30年代から使用されている。 ●REGZA︵レグザ︶ / REGZAケータイ / REGZA Phone - ハイビジョン液晶テレビ・ラックシアター・ブルーレイレコーダー/プレーヤー・ハイビジョンレコーダー・タブレット端末・ワンセグ対応携帯電話・スマートフォン[注 15] ●もちっ子 - 家庭用餅つき機。一部秋冬限定製品。1980年代に同社提供のテレビアニメ﹁サザエさん﹂を起用したテレビCMが放送されたことがある。 ●dynabook︵ダイナブック︶2020年にシャープに売却 / dynabook Qosmio︵コスミオ︶=現在は消滅 / dynabook KIRA︵キラ︶=現在は消滅 / dynabook Satellite︵法人向け︶=現在は消滅 - ノートパソコン ●dynabook REGZA PC︵レグザ ピーシー︶2020年にシャープに売却。 - Qosmio Dシリーズの後継機となるAV機能に特化した個人向け一体型省スペースTVデスクトップだが現在は消滅 ●EQUIUM︵エクイアム︶ - 2020年にシャープに売却。法人向けデスクトップパソコン経営理念・コーポレートスローガン
東芝グループ経営理念 ﹁人と、地球の、明日のために。﹂ コーポレートスローガン ﹁For a new day. 未来を作る人がいる。﹂ コーポレートブランドタグライン 現在は使用なし ●2006年 - 2018年‥﹁TOSHIBA Leading Innovation>>>﹂ - 社標の一部として使用されてきた。2018年に東芝グループ理念体系の見直しにより、廃止となった。 コーポレートイメージキャラクター ●有村架純 - かつては東芝クライアントソリューション︵現在のDynabook︶、東芝映像ソリューション︵現・TVS REGZA︶、東芝メモリ︵現・キオクシア︶のイメージキャラクターも務めていたが、グループ再編により現在はコーポレートCMの出演のみ。 過去のキャッチコピー ●電球から原子力まで電気の総合メーカー東芝 ●明日をつくる技術の東芝 ●E&E︵エネルギーとエレクトロニクス︶の東芝 ●先端技術を暮らしの中へ…E&Eの東芝︵業務用製品のカタログでは﹁暮らしの中へ﹂が﹁オフィスへ﹂などに変わる︶ ●人と、地球の、明日のために。東芝グループ ●あっ!TOSHIBA ●TOSHIBA For Your NO1 1970年代から1980年代には松下電器︵現・パナソニック︶のテーマソング﹁明るいナショナル﹂に対抗して﹁光る東芝の歌﹂のテーマソングが東芝日曜劇場︵現・日曜劇場︶などの東芝一社提供スポンサー番組の冒頭に流されていた。現在でも、社会人野球の応援歌として使用されている。 また、家電商品については﹁FOR BETTER LIFE﹂︵個性ゆたかに 東芝の提案︶というアイキャッチが1980年代に使用していた︵末期には﹁FBL﹂商品に変わった︶。主なテレビ・ラジオCM提供番組
現在放送中︵2022年2月時点︶
●スポット提供のみ ●新・情報7DAYS ニュースキャスター︵TBS、長年続いた大正製薬から引き継いだ︶ ●VOICE愛︵RSK山陽放送、岡山、香川ローカル︶ ●プレバト︵MBS制作・TBS系)(2023年3月以降︶過去
●東京ダイヤル︵第1期、1957年4月1日 - 1959年12月26日︶- ラジオ東京 ●東芝提供 今日の出来事︵番組は2006年9月29日に放送終了︶ - 日本テレビ ●番組開始当初は東芝の単独協賛スポンサーによるもので、タイトルに﹁東芝提供﹂、また本編の項目タイトルにも右下に﹁東芝﹂のクレジットが入っていた。 ●サンデープレゼント - 日本テレビ。1961年まで一社提供だが、それ以降は東芝を除く複数社提供に変更。 ●奥さまは大スター - 日本テレビ ●嫌い!好き!! - 日本テレビ ●光速エスパー︵1967年8月1日 - 1968年1月23日に放送︶ - 日本テレビ︵特撮番組。﹁サザエさん﹂の前に東芝のイメージキャラクターとして多用されたほか、電動鉛筆削り器の名前に﹁エスパー﹂が使われていた︶ ●マキシンの東芝ハレハレ555︵1970年4月 - 1975年3月︶ - 九州朝日放送 ●東芝ファミリーホール特ダネ登場!?︵1970年10月 - 1979年9月に放送︶ - 日本テレビ ●謎のカーテン!?︵1979年10月 - 1980年10月に放送︶ - 日本テレビ ●逆転クイズ スーパービンゴ︵1980年11月 - 1981年3月に放送︶ - 日本テレビ︵この番組の打ち切りをもって単独提供を降りる︶ ●東芝アラカルトサロン・しあわせの味 ︵1973年4月7日 - 1976年12月25日に放送︶ - 讀賣テレビ・日本テレビ ●土曜ワイド劇場 ︵1977年7月2日 - 2017年4月8日に放送︶- テレビ朝日 ●ヘッケルとジャッケル - KRT︵現‥TBS︶。この後フジテレビでも放送されるが、当社は提供せず。 ●東芝土曜劇場︵1959年 - 1964年︶ - フジテレビ ●東芝ワールドクイズ︵1964年7月 - 1965年4月︶ - フジテレビ ●ヨーイドン - フジテレビ ●忍風カムイ外伝︵1969年4月6日 - 9月28日に放送︶ - フジテレビ。東芝初の一社提供国産アニメで、この後の﹃サザエさん﹄につながる。初回放送当時はOPに﹁光る東芝の歌﹂を使用していた。 ●TBSラジオ エキサイトベースボール 1960年代に﹁東芝ナイター中継﹂という題名のプロ野球中継に協賛。 ●東芝ヒット・パレード - TBSラジオ︵東芝レコードのレコードを用いた音楽番組。1950年代後半 - 1960年代前半に放送︶ ●フレッシュイン東芝 ヤング・ヤング・ヤング - ニッポン放送・NRN︵かつて1961年11月から1973年6月にかけて放送されていたラジオ番組︶ ●マイマイカンパニー - ニッポン放送・NRN︵1973年10月 - 1974年3月︶ ●青春ど真ん中 - ニッポン放送・NRN︵1974年4月 - 1975年3月︶ ●東芝 拝啓!青春諸君 - ニッポン放送・NRN︵1976年10月 - 1984年3月。ニッポン放送では、大入りダイヤルまだ宵の口 → くるくるダイヤル ザ・ゴリラ → もてもてスクランブルBEGIN the OJIN内で放送︶ ●KIDS IN TOSHIBA かぼちゃークラブ - ニッポン放送・NRN︵1984年4月 - 1985年10月。ニッポン放送ではヤングパラダイス内で放送︶ ●東芝ワイドワイドサンデー - ニッポン放送︵1970年3月 - 1972年6月︶ ●東芝 ステレオ・サンデー・ミュージック︵FM東京、1970年4月 - 1990年3月︶後年にはタイトルを﹁Toshiba Sunday Music﹂に改めている。 ●プレミア3 - TOKYO FM・JFN︵1990年4月1日 - 1992年3月︶ 山下達郎、坂本龍一、氷室京介の3人が週替わりでパーソナリティを務めたラジオ番組。 ●SPORTS BOX︵東芝スポーツボックス︶︵テレビ東京制作、テレビ愛知・テレビ大阪に同時ネットのスポーツロケ企画番組。国内外で行う珍レース・名レースの数々を企画制作。1980年代中期頃に放送︶ ●東芝今朝一番 - STVラジオ・ニッポン放送・東海ラジオ・ABCラジオ・KBCラジオ︵各局で朝ワイド番組内で放送されていた、企画ネットの情報番組︶ ●TOSHIBA Presents SHOGOのオールナイトニッポン - ニッポン放送・NRN︵パーソナリティは175RのSHOGO。東芝1社提供ではないが、東芝がメインスポンサーのため、﹁TOSHIBA Presents﹂の冠が入っている。2005年にメインスポンサーから降り、大塚製薬に交代し、﹁POCARI SWEAT Presents﹂となる︶ ●永沢君︵TBS︶ ●TOSHIBA presents 福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル・魂のラジオ - ニッポン放送・NRN︵2009年9月 - 2014年9月、一部地域のみ冠スポンサーとして提供。2014年9月を以ってスポンサーから降板し、以降はジャパネットたかたが冠スポンサーとなる︶ ●東芝日曜劇場→日曜劇場 - TBS ●2002年9月まで一社提供、同年10月からは東芝を除く複数社提供となり、後任は花王とトヨタ自動車とNTTドコモとアサヒビールとアサヒ飲料に交代。一時降板し、2009年10月からスポンサーに復帰したが、トヨタ自動車から引き継いだ。経営合理化の為、2018年3月をもってスポンサーを再度降板した[177]。現在はSUBARUに交代。 ●サザエさん - フジテレビ ●1998年11月8日から東芝を含む複数社提供となる[注 16]。宇野ゆう子が歌唱する主題歌の発売元も東芝音楽工業︵現・ユニバーサル ミュージック︶である。 ●以前は﹁サザエさん=東芝﹂というイメージが定着していたが、一社提供から外れたことにより、徐々にイメージは薄らいでいるものの、それでも特に年配者を中心に﹁サザエさん=東芝﹂のイメージは強く残っていた。東芝が﹃サザエさん﹄の単独スポンサーから降りた理由としては、バブル崩壊後の不況と﹃サザエさん﹄の高視聴率を見込んで他のスポンサーからの番組提供希望が多かったことに対し、その提供枠を譲るために東芝が単独提供枠から一部を譲渡したためであると言われている。その後は字幕放送の形で放送していた。TBS﹁日曜劇場﹂と同様、2018年3月でスポンサーを降板した[177]。白物家電事業を中国資本に売却しており、一般消費者への宣伝効果を意識する必要性が薄れていたことを理由としている。 ●ヤッターマン - 読売テレビ制作 ※コラボCMも放映されていた ●水曜ロードショー→金曜ロードショー - 日本テレビ ●トップテンシリーズ︵ザ・トップテン→歌のトップテン︶ - 日本テレビ ●チョット待った!! - フジテレビ ●トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜 - フジテレビ ●日曜洋画劇場 - テレビ朝日 ●みのもんたの朝ズバッ! - TBS ●そうだったのか!池上彰の学べるニュース - テレビ朝日 ●NEWS ZERO - 日本テレビ︵隔週︶ ●スッキリ!! - 日本テレビ︵隔週︶ ※﹁NEWS ZERO﹂から移動 ●クイズプレゼンバラエティーQさま!! - テレビ朝日 ●姉ちゃんの恋人 - 関西テレビ ※長年続いたダイハツから引き継いだ。後任はSky株式会社。 ●月10ドラマ︵関西テレビ︶※ジャパネットたかたから引き継いだ、再びの現在はジャパネットたかたに交代。 この他、テレビ宮崎で平日 16:30に﹁東芝こどもマンガ劇場﹂︵アニメの遅れネット枠︶を﹁宮崎東芝会﹂名義で提供していた。主なスポーツ協賛
●2006FIFAワールドカップ・ドイツ大会の﹁オフィシャルITパートナー﹂であった。パソコン、PCサーバーなどのIT機器の提供、その保守体制の構築をサポートした。︵東芝の﹁オフィシャルITパートナー﹂は2002年開催の日本・韓国大会に引き続き2大会連続︶であった。 ●ラグビーワールドカップ2007でも﹁オフィシャルエレクトロニクススポンサー﹂を務めた。 ●2009年10月29日に開かれた、プロ野球ドラフト会議では、初の冠協賛企業となった。 ●2008年より阪神甲子園球場のバックネット裏前列にあるフィールドシートの命名権を取得して﹁TOSHIBAシート﹂とし、同時に球場そのもののオフィシャルスポンサーとなっている。 なお、かつてオリンピックのスポンサーに立候補したものの、全て松下電器︵現‥パナソニック︶に権利を奪われたという前歴がある。東芝ビジネスエキスパート︵TBEX︶直営のスポーツチーム
●東芝ブレイブルーパス東京︵社会人ラグビー。JAPAN RUGBY LEAGUE ONE所属。旧チーム名‥東芝府中ブレイブルーパス。︶ ●ジャパンセミコンダクター大分ラグビー部︵社会人ラグビー。トップキュウシュウBに所属。旧チーム名‥東芝大分ラグビー部。︶ ●東芝硬式野球部︵社会人野球。﹃ブレイブ・アレウス ︵BRAVE AREUS︶﹄という愛称を持つ。︶ ●東芝FCイーグルス︵社会人サッカー。神奈川県社会人サッカーリーグ所属。前身は東芝堀川町サッカー部。︶ 過去に運営、存在していたスポーツチーム ●北海道コンサドーレ札幌︵プロサッカー。Jリーグ1部所属。前身は東芝堀川町サッカー部。︶ ●岡山シーガルズ︵社会人バレーボール。Vリーグ所属。前身は女子バレーボール部﹁東芝シーガルズ﹂。︶ ●東芝レオスパークルズ︵社会人バスケットボール。1999年に廃部。本社直営の女子バスケットボール部であった。︶ ●東芝川崎事業所ラグビー部︵社会人ラグビー。かつて川崎事業所にあったラグビー部。第1回全国社会人大会に出場した。︶ ●東芝青梅ラグビー部︵社会人ラグビー。2012年に廃部。︶ ●川崎ブレイブサンダース︵プロバスケットボール。B.LEAGUE B1所属。前身は本社男子バスケットボール部﹁東芝ブレイブサンダース神奈川﹂。︶ ●東芝LSI杵築陸上競技部︵前身は東芝杵築陸上競技部。1998年別府大分毎日マラソン優勝の清水昭らが所属。2008年に廃部。︶不祥事
不正会計
所得隠し
2009年7月2日、東芝と子会社の東芝メディカルシステムズによる11億円の所得隠しが、国税庁東京国税局の税務調査で発覚し、追徴課税を約4億5000万円支払うこととなった[178]。 2011年12月にも、同社子会社の東芝コンシューママーケティングで、国税庁東京国税局の税務調査により、2010年3月期に於いて約9億円の所得隠しが発覚し、東芝は同国税局に対し修正申告に応じた[179]。粉飾決算事件
2015年7月20日、第三者委員会の報告書により、経営幹部の関与による2009年3月期から2014年4 - 12月期で、計1518億円の利益を水増しする粉飾決算を行っていたことが報告された[180][181]。 この東芝の粉飾決算事件については、マスメディアでも大きく報道された[182][183][184][185][186][187][188]。 翌7月21日には田中久雄が社長を辞任するほか、副会長で前社長の佐々木則夫、相談役で前々社長の西田厚聰ら7人が取締役を辞任することが発表されるなど[189]、歴代3社長含む経営陣が7年間に渡り、この事件を主導してきたとして東芝株主からも株主代表訴訟で訴えられている[190]。 この不正会計処理の対象は、コモディティ化で利益の出にくくなったパーソナルコンピュータ事業、リーマンショックで落ち込んだ半導体事業、2006年に54億ドルで買収したウェスティングハウス・エレクトリック・カンパニーの原子力発電所事業︵2011年3月の福島第一原子力発電所事故の影響で新規受注が落ち込んだ︶が発覚している。これらの事業の不採算によって財務体質が悪化し、赤字をごまかすために粉飾決算を行った[191]。 この粉飾決算の発覚を引き金に、2016年の第1四半期決算において経営危機に陥り、1万4千人規模の人員削減と注力部門への異動、不採算事業からの撤退といったリストラを行った。不採算事業である家電、パソコン、LED照明やCMOSイメージセンサからは撤退し、発電機などの﹁エネルギー事業﹂、フラッシュメモリやSSDなどの﹁ストレージ事業﹂、およびエレベータなどの﹁社会インフラ事業﹂に注力する方針であると報道された[192]。経営再建の切り札として、医療機器子会社の東芝メディカルシステムズがキヤノンに売却され、債務超過は回避された。 しかし、年度内に売却資金を得るために急遽利用した売却スキームが﹁私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律﹂の﹁脱法行為﹂ではないかと問題視され、キヤノンと落札を争っていた富士フイルムホールディングスが﹁グレーな手法﹂と批難したが[193][194]、売却は公正取引委員会に承認された[195]。また、家電部門は中華人民共和国の美的集団に売却され、パソコン部門は切り離しVAIOに統合する協議が進められていた︵2016年4月に解消︶。 2016年3月期決算では、事業会社で最大となる7,191億円の連結営業赤字となり[196]、4,832億円の最終︵当期︶赤字となった[41]。 2017年1月、証券取引等監視委員会より、前述の3社長により2014年3月期までの3年間で、総額400億円規模の金融商品取引法違反があるという調査結果が発表された[197]。2017年3月15日から、東京証券取引所と名古屋証券取引所より監理銘柄に指定された。 東芝や個人株主が旧経営陣15人に対し、東芝に損害賠償するよう求め提訴し、2023年3月28日、東京地裁は佐々木則夫、田中久雄の両元社長ら5人に1億~3億円の賠償を命じた[198]。副社長による交際費の不正処理
2023年2月、柳瀬吾郎代表執行役副社長COOが2019年に東芝子会社役員を務めていた際、交際費の不適切な処理があったとして、辞任した[199]。労働問題
●東芝が東京電力、東北電力から原子力発電所の定期点検を請け負った際、18歳未満のアルバイト6名が原子力発電所内の放射線管理区域で働いていたことが明らかになった。6名はいずれも住民票を偽造して年齢詐称し就労していた。東京電力福島第一原子力発電所、東北電力女川原子力発電所・東通原子力発電所の3発電所の定期点検にて、東芝の下請け会社が6名のアルバイトを働かせていたため。こうした行為は、下請け企業の労働基準法違反であるとみなされた[200]。 ●2014年には、過労うつ病の女性社員の解雇裁判で、東芝の解雇の無効と東芝に全面的に過失があるとする最高裁判決が出ている︵最高裁判決平成26年3月24日第2小法廷︶[201]。この裁判では、東芝は会社ぐるみで口裏を合わせる等、原告の業務内容を隠蔽工作したり[202]、原告のウェブサイトによれば、会社の寮に住んでいた原告に対して、組織ぐるみの嫌がらせが行われたとされている[203]。その他の事件
- ドリームランドモノレール裁判
- 東京芝浦電気(当時)が車両設計を担当したドリーム開発ドリームランド線が、開通翌年の1967年に車両の設計不良が原因で営業休止を余儀なくされたため、ドリーム開発が当社と三井物産を相手に損害賠償請求の民事訴訟を提起。結果として当社は26億円の損害賠償を支払った。詳細は「ドリーム開発ドリームランド線#運行休止中の動き」を参照・東芝クレーマー事件 ●1999年に東芝製ビデオデッキの不調を訴えて購入者が修理を依頼したところ、東芝の担当者が購入者を﹁クレーマー﹂と言ったことから、購入者が自らウェブサイトを開設してやり取りを秘密録音した音声ファイルを公開。これが2ちゃんねるなどで話題となり炎上し、ネット社会におけるカスタマーサービスのあり方に一石を投じる事件となった。詳細は「東芝クレーマー事件」を参照
- 東京芝浦電気(当時)が車両設計を担当したドリーム開発ドリームランド線が、開通翌年の1967年に車両の設計不良が原因で営業休止を余儀なくされたため、ドリーム開発が当社と三井物産を相手に損害賠償請求の民事訴訟を提起。結果として当社は26億円の損害賠償を支払った。
- 顧客情報流出