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|位置図種類 = Tokyo city#Japan Tokyo#Japan
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' ' ' 東 京 ス カ イ ツ リ ー ' ' ' ︵ と う き ょ う ス カ イ ツ リ ー 、 { { L a n g - e n - s h o r t | T O K Y O S K Y T R E E } } ︶ は 、 [ [ 東 京 都 ] ] [ [ 墨 田 区 ] ] [ [ 押 上 ] ] 1 - 1 - 2 に あ る [ [ 電 波 塔 ] ] ︵ [ [ 送 信 所 ] ] ︶ で あ り 、 [ [ 東 武 鉄 道 ] ] 及 び [ [ 東 武 グ ル ー プ ] ] の シ ン ボ ル 的 存 在 で あ る 。 [ [ 2 0 1 2 年 ] ] [ [ 2 月 29 日 ] ] に 完 成 し 、 同 年 5 月 に 電 波 塔 ・ 観 光 施 設 と し て 開 業 し た 。 観 光 ・ 商 業 施 設 や [ [ オ フ ィ ス ビ ル ] ] が 併 設 さ れ て お り 、 電 波 塔 を 含 め 周 辺 施 設 は ﹁ [ [ 東 京 ス カ イ ツ リ ー タ ウ ン ] ] ﹂ と 呼 ば れ て い る 。 [ [ と う き ょ う ス カ イ ツ リ ー 駅 ] ] ・ [ [ 押 上 駅 ] ] が 最 寄 駅 で あ る 。
' ' ' 東 京 ス カ イ ツ リ ー ' ' ' ︵ と う き ょ う ス カ イ ツ リ ー 、 { { L a n g - e n - s h o r t | T O K Y O S K Y T R E E } } ︶ は 、 [ [ 東 京 都 ] ] [ [ 墨 田 区 ] ] [ [ 押 上 ] ] 1 - 1 - 2 に あ る [ [ 電 波 塔 ] ] ︵ [ [ 送 信 所 ] ] ︶ で 、 [ [ 東 武 鉄 道 ] ] 及 び [ [ 東 武 グ ル ー プ ] ] の シ ン ボ ル 的 存 在 。 [ [ 2 0 1 2 年 ] ] [ [ 2 月 29 日 ] ] に 完 成 し 、 同 年 5 月 に 電 波 塔 ・ 観 光 施 設 と し て 開 業 し た 。 観 光 ・ 商 業 施 設 や [ [ オ フ ィ ス ビ ル ] ] が 併 設 さ れ て お り 、 電 波 塔 を 含 め 周 辺 施 設 は ﹁ [ [ 東 京 ス カ イ ツ リ ー タ ウ ン ] ] ﹂ と 呼 ば れ て い る 。 [ [ と う き ょ う ス カ イ ツ リ ー 駅 ] ] ・ [ [ 押 上 駅 ] ] が 最 寄 駅 で あ る 。
東京スカイツリーについての名称・ロゴマーク・シルエットデザイン・完成予想[[コンピュータグラフィックス]]といった[[知的財産]]は[[東武グループ]]の一社である[[東武タワースカイツリー]]株式会社等の[[著作権]]および[[商標権]]により保護されている。このため公式案内では「東京スカイツリー®」と[[登録商標マーク|®マーク]]が記載されている<ref>{{Cite web
東京スカイツリーについての名称・ロゴマーク・シルエットデザイン・完成予想[[コンピュータグラフィックス]]といった[[知的財産]]は[[東武グループ]]の一社である[[東武タワースカイツリー]]株式会社等の[[著作権]]および[[商標権]]により保護されている。このため公式案内では「東京スカイツリー®」と[[登録商標マーク|®マーク]]が記載されている<ref>{{Cite web
2021年7月19日 (月) 14:31時点における版
概要
計画の基本的情報
● 計 画 名 ‥ 業 平 橋 押 上 地 区 開 発 計 画 ︵ 新 タ ワ ー 計 画 ︶
● 所 在 地 ‥ 東 京 都 墨 田 区 押 上 一 丁 目 1 番 1 号 他
● 建 築 主 ‥ 東 武 鉄 道 、 東 武 タ ワ ー ス カ イ ツ リ ー
● 施 工 ‥ 大 林 組
● 設 計 ・ 監 理 ‥ 日 建 設 計 [ 注 釈 1 ]
● 監 修 者 ‥ 澄 川 喜 一 、 安 藤 忠 雄
● 階 数 ‥ 地 下 1 階 ・ 地 上 29 階 ・ 塔 屋 4 階 ︵ 床 の な い 層 は 除 く ︶
● 高 さ ‥ 6 3 4 m [ 注 釈 2 ]
● 敷 地 面 積 ‥ 3 6 , 8 4 4 . 3 9 ㎡ ︵ 施 設 全 体 ︶
● 建 築 面 積 ‥ 3 1 , 8 3 2 . 6 0 ㎡ ︵ 施 設 全 体 ︶
● 延 べ 面 積 ‥ 2 2 9 , 4 1 0 . 3 0 ㎡ ︵ 施 設 全 体 ︶
● 建 設 地 点 ‥ ほ ぼ 平 行 す る 東 武 伊 勢 崎 線 と 北 十 間 川 間 の 幅 約 1 0 0 m 強 と 都 営 地 下 鉄 浅 草 線 に 囲 ま れ た 場 所 に 一 辺 約 6 8 m の 三 角 形 型 の 基 礎 。 東 西 に 向 く 一 辺 は 北 十 間 川 と ほ ぼ 平 行 。
● 構 造 ‥ 鉄 骨 造 、 鉄 骨 鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 造 、 鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 造
● 鉄 骨 ‥ 最 大 直 径 2 . 3 m 、 厚 さ 10 cm [ 1 2 ]
● 基 礎 工 法 ‥ 場 所 打 ち コ ン ク リ ー ト 造 ︵ 一 部 鉄 骨 鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 造 ︶ 工 法 固 有 名 称 ‥ ナ ッ ク ル ウ ォ ー ル 工 法
● 基 礎 の 深 さ ‥ 5 0 m [ 1 2 ]
● 地 上 部 分 本 体 重 量 ‥ 約 4 1 , 0 0 0 t [ 1 2 ]
● 用 途 ‥ 電 波 塔 、 展 示 場 、 店 舗 、 ミ ュ ー ジ ア ム 、 事 務 所 、 ホ ー ル 、 各 種 学 校 、 地 域 冷 暖 房 施 設 、 駐 車 場
● 電 波 塔 内 の 施 設 ‥ 放 送 施 設 ・ 展 望 施 設 ︵ 第 1 展 望 台 ・ 第 2 展 望 台 ︶ ・ 商 業 施 設 ほ か
● 高 さ 3 5 0 m の 第 1 展 望 台 天 望 デ ッ キ に は レ ス ト ラ ン や カ フ ェ 、 シ ョ ッ プ な ど も 併 設 さ れ る 。 ま た 4 階 に は 出 発 ロ ビ ー 、 5 階 に は 到 着 ロ ビ ー が そ れ ぞ れ 設 置 さ れ る 。
● 高 さ 4 5 0 m の 第 2 展 望 台 に は 天 望 回 廊 と 呼 ば れ る チ ュ ー ブ 型 で ガ ラ ス 張 り の 回 廊 を 設 置 。 天 望 回 廊 は 第 2 展 望 台 の 2 つ の フ ロ ア を 結 ぶ 約 1 1 0 m の ス ロ ー プ に な っ て い る 。
● エ レ ベ ー タ ー ‥ 地 上 4 階 か ら H 3 5 0 の 高 さ に あ る 第 1 展 望 台 ま で 約 50 秒 間 の 分 速 6 0 0 m / 4 0 人 乗 り 4 台 ︵ 東 芝 製 、 う ち 2 台 は 1 階 ま で 到 達 す る ︶ 、 第 1 展 望 台 と H 4 5 0 の 高 さ に あ る 第 2 展 望 台 を 結 ぶ 約 30 秒 間 の 分 速 2 4 0 m / 4 0 人 乗 り 2 台 ︵ 日 立 製 ︶ 、 昇 降 距 離 が 4 6 4 . 4 m と 日 本 最 長 で あ る 、 地 下 駐 車 場 ︵ 地 下 1 階 ︶ か ら 天 望 回 廊 の 更 に 上 の 高 さ で あ る H 4 5 8 ま で を 結 ぶ 分 速 2 4 0 m ︵ 非 常 時 ‥ 分 速 5 4 0 m ︶ 27 人 乗 り 業 務 用 2 台 ︵ 東 芝 製 ︶ [ 1 3 ] 、 そ の ほ か に も 第 1 展 望 台 内 の 移 動 用 に 1 台 ︵ 日 立 製 ︶ 、 タ ワ ー の 足 元 の 施 設 に 4 台 が あ る ︵ 日 立 製 ︶ [ 1 4 ] 。
● 収 容 人 数 ‥ 天 望 デ ッ キ ︵ 第 1 展 望 台 ︶ ‥ 約 2 , 0 0 0 人 、 天 望 回 廊 ︵ 第 2 展 望 台 ︶ ‥ 約 9 0 0 人 [ 1 2 ]
● 非 常 階 段 数 ‥ 2 5 2 3 段 ︵ 地 上 1 階 か ら 天 望 回 廊 上 の 業 務 フ ロ ア H 4 5 8 ま で の 数 ︶ [ 1 5 ] 。
● タ ワ ー 周 辺 は 東 京 ス カ イ ツ リ ー タ ウ ン と し て 整 備 さ れ 、 地 上 31 階 建 て の オ フ ィ ス 棟 の ほ か 、 中 層 の 商 業 棟 、 広 場 、 約 1 , 1 0 0 台 分 の 駐 車 場 な ど も 建 設 さ れ た 。
● 高 度 ・ 高 さ を 示 す ﹁ H ﹂ は 、 H e i g h t の 頭 文 字 で 示 し て い る 。 例 え ば 、 高 さ 3 5 0 m な ら H 3 5 0 で 示 さ れ る 。
高さ
世界の塔の高さランキング(支線式鉄塔を除く) 1. 東京スカイツリー (日本 ) 2. 広州塔 (中国 ) 3. CNタワー (カナダ ) 4. オスタンキノ・タワー (ロシア ) 5. 東方明珠電視塔 (中国) 6. ボルジェ・ミーラード (イラン ) 7. クアラ・ルンプール・タワー (マレーシア )
タワーデザイン・ライティング
東京スカイツリーの作図されたシルエット(影)と地上が正三角形 (1辺 68メートル)で次第に丸くなり、H320でほぼ真円 となる断面 [21]
2 0 0 6 年 ︵ 平 成 18 年 ︶ 11 月 24 日 に デ ザ イ ン が 公 表 さ れ た 。 以 下 の 3 つ の コ ン セ プ ト に 基 づ き 、 デ ザ イ ン さ れ て い る 。
● 時 空 を 超 え た 都 市 景 観 の 創 造 ‥ 日 本 の 伝 統 美 と 近 未 来 的 デ ザ イ ン の 融 合
● ま ち の 活 性 化 へ の 起 爆 剤 ‥ 賑 わ い と 親 し み を 感 じ る 3 つ の ゲ ー ト と 2 つ の 展 望 台
● 都 市 防 災 ﹁ 安 全 と 安 心 ﹂ へ の 貢 献 ‥ 日 本 古 来 の 建 築 ﹁ 五 重 塔 ﹂ に 通 じ る 新 た な 構 造 シ ス テ ム
塔 内 部 は 円 筒 ︵ 鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 造 の H 3 7 5 で 直 径 約 8 m 、 筒 内 部 は 階 段 ︶ に な っ て お り 、 外 側 の ト ラ ス 部 分 と 構 造 的 に 独 立 さ せ 地 震 な ど に よ る 揺 れ を 抑 え る 制 震 構 造 と な っ て い る 。 タ ワ ー を 設 計 し た 日 建 設 計 は こ の 制 振 シ ス テ ム を 五 重 塔 に な ぞ ら え て 、 ﹁ 心 柱 制 振 ﹂ と 呼 ん だ こ と な ど か ら 、 マ ス コ ミ か ら 五 重 塔 の 技 術 が 用 い ら れ た か の よ う に 報 道 さ れ た 。 し か し 、 五 重 塔 の 制 震 構 造 は 解 明 さ れ て お ら ず 、 実 際 に は 現 代 の 制 振 技 術 を 応 用 し た も の で あ る [ 2 2 ] 。 ま た 、 ア ン テ ナ が 取 り 付 け ら れ る ﹁ ゲ イ ン 塔 ﹂ の 上 に は 制 振 装 置 ︵ 総 重 量 約 1 0 0 ト ン で 、 バ ネ の 上 に 乗 っ た 重 り で ア ン テ ナ の 揺 れ を 抑 え る ︶ が 設 置 さ れ 、 心 柱 自 体 の 重 み と 共 に 付 加 質 量 機 構 を 形 成 す る 。 ゲ イ ン 塔 外 周 の 直 径 約 6 m 、 ア ン テ ナ 外 周 直 径 約 8 m [ 2 3 ] 。
タ ワ ー の 水 平 方 向 の 断 面 は 地 面 真 上 で は 正 三 角 形 で あ る が 、 高 く な る ほ ど 丸 み を 帯 び た 三 角 形 に 変 化 し 、 H 3 2 0 で 円 と な る 。 概 観 は ﹁ 起 り ﹂ ︵ む く り ︶ や 日 本 刀 の 緩 や か な ﹁ 反 り ﹂ ︵ そ り ︶ の 曲 線 を 生 か し た 日 本 の 伝 統 建 築 の 発 想 を 駆 使 し 、 反 り の 美 的 要 素 も 盛 り 込 ま れ て い る [ 1 7 ] 。 こ の た め 、 タ ワ ー を 見 る 方 角 に よ っ て は 傾 い て い る よ う に も 裾 が 非 対 称 に な っ て い る よ う に も 見 え る 。
2 0 0 9 年 ︵ 平 成 21 年 ︶ 2 月 26 日 に カ ラ ー デ ザ イ ン が 公 表 さ れ 、 ﹁ ス カ イ ツ リ ー ホ ワ イ ト ﹂ と 決 定 さ れ た 。 こ れ は 日 本 伝 統 の ﹁ 藍 白 ﹂ ︵ あ い じ ろ ︶ を ベ ー ス に し た 独 自 の 命 名 の オ リ ジ ナ ル カ ラ ー で 、 青 み が か っ た 白 で あ る 。 な お エ レ ベ ー タ ー シ ャ フ ト は グ レ ー 、 展 望 台 は メ タ リ ッ ク 色 、 頂 部 は 鮮 や か な 白 で あ る [ 2 4 ] 。
2 0 0 9 年 ︵ 平 成 21 年 ︶ 10 月 16 日 に ラ イ テ ィ ン グ デ ザ イ ン が 公 表 さ れ た 。 江 戸 で 育 ま れ て き た 心 意 気 の ﹁ 粋 ﹂ と 、 美 意 識 の ﹁ 雅 ﹂ と い う 2 つ の 異 な る ラ イ テ ィ ン グ を 1 日 毎 に 交 互 に 替 え る ラ イ テ ィ ン グ で あ る 。 こ の ラ イ テ ィ ン グ 機 材 や 調 光 コ ン ト ロ ー ル 全 般 は 東 京 ス カ イ ツ リ ー の オ フ ィ シ ャ ル パ ー ト ナ ー の パ ナ ソ ニ ッ ク ︵ 当 時 ・ パ ナ ソ ニ ッ ク 電 工 ︶ が 請 負 い 、 ラ イ ト ア ッ プ の 全 て を L E D 照 明 と し た [ 2 5 ] 。
● ﹁ 粋 ﹂ は 隅 田 川 の 水 を モ チ ー フ と し た 淡 い ブ ル ー の 光 で タ ワ ー を 貫 く 心 柱 を 照 ら し 出 し た ラ イ テ ィ ン グ 。
● ﹁ 雅 ﹂ は 江 戸 紫 を テ ー マ カ ラ ー と し 、 金 箔 の よ う な き ら め き の あ る 光 を バ ラ ン ス よ く 散 り ば め た ラ イ テ ィ ン グ 。
な お ﹁ 雅 ﹂ は ピ ン ク す ぎ ず 青 す ぎ な い 上 品 な 紫 色 ︵ 複 数 の 色 の L E D を 混 ぜ た も の で な く 単 体 で 表 現 す る ︶ を 目 指 し て お り 、 こ の よ う な 色 の L E D は 従 来 に は な い た め ﹁ オ リ ジ ナ ル の L E D を 新 た に 開 発 す る ﹂ と し て い る 。 ま た 2 0 1 0 年 ︵ 平 成 22 年 ︶ 10 月 13 日 に は L E D 実 験 の た め 、 51 台 の 照 明 器 具 で 数 時 間 だ け ラ イ ト ア ッ プ さ れ た [ 2 6 ] 。 完 成 時 に は 1 9 9 5 台 の 照 明 器 具 が 使 用 さ れ て い る 。
2 0 1 7 年 ︵ 平 成 29 年 ︶ 5 月 18 日 に は 開 業 5 周 年 を 記 念 し て 新 た な ラ イ テ ィ ン グ ﹁ 幟 ﹂ が 追 加 さ れ 、 以 降 は 3 つ の ラ イ テ ィ ン グ を 1 日 毎 に 交 互 に 替 え る 方 式 に 変 更 さ れ た [ 2 7 ] 。
● ﹁ 幟 ﹂ は 橘 色 を 基 調 と し 、 縦 の ラ イ ン で 3 つ の 面 に 区 切 ら れ た 垂 直 性 を 強 調 し た ラ イ テ ィ ン グ 。
2 0 1 9 年 ︵ 令 和 元 年 ︶ 5 月 16 日 か ら 2 0 2 0 年 ︵ 令 和 2 年 ︶ 2 月 19 日 に か け て ラ イ テ ィ ン グ 増 強 工 事 を 行 い 、 照 明 機 器 数 が 2 , 0 7 5 台 か ら 2 , 3 6 2 台 に 増 設 し た 。 ゲ イ ン 塔 部 分 が フ ル カ ラ ー で 点 灯 で き る よ う に な る と と も に 、 塔 体 2 5 0 m 付 近 と 1 5 0 m 付 近 の 中 間 部 に 連 続 性 の あ る 点 灯 演 出 が 可 能 と な っ た 。 2 0 2 0 年 ︵ 令 和 2 年 ︶ 2 月 27 日 に ﹁ 粋 ﹂ ﹁ 雅 ﹂ ﹁ 幟 ﹂ の デ ザ イ ン を 以 下 の よ う に リ ニ ュ ー ア ル し た 。
● ﹁ 粋 ﹂ ‥ 泡 の 揺 ら ぎ や 煌 め き を イ メ ー ジ し た ﹁ 水 泡 ﹂ の 緩 や か な 動 き を 追 加 。
● ﹁ 雅 ﹂ ‥ 羽 衣 の 優 美 な 動 き を イ メ ー ジ し た 光 が ら せ ん 状 に 上 昇 す る 緩 や か な 動 き を 追 加 。
● ﹁ 幟 ﹂ ‥ 幟 の 旗 が そ よ 風 に は た め く よ う な 印 象 的 な ゆ っ く り と し た 動 き を 追 加 。
こ れ 以 外 に も 、 特 定 日 に は ス ペ シ ャ ル ラ イ ト ア ッ プ が 行 わ れ る 。 以 下 は 、 過 去 に 行 わ れ た ラ イ ト ア ッ プ 。 中 に は 通 例 化 し て い る も の も あ る 。
「粋」
足元から見上げるライティング「粋」
「雅」
「キャンドルツリー」
「光の三原色」
「トリコロール」
名称
正 式 名 称 決 定 ま で の 仮 称 は ﹁ 新 東 京 タ ワ ー ﹂ 。 正 式 名 称 は 一 般 公 募 に よ っ て 寄 せ ら れ た 1 万 8 , 6 0 6 件 の 命 名 案 の 中 か ら 、 ま ず は 有 識 者 10 人 で 構 成 さ れ る ﹁ 新 タ ワ ー 名 称 検 討 委 員 会 ﹂ に よ っ て 6 つ に 候 補 が 絞 り 込 ま れ た 。 言 葉 の 美 し さ や 親 し み や す さ な ど を 基 準 に ﹁ 東 京 ス カ イ ツ リ ー ﹂ ﹁ 東 京 E D O タ ワ ー ﹂ ﹁ ラ イ ジ ン グ タ ワ ー ﹂ ﹁ み ら い タ ワ ー ﹂ ﹁ ゆ め み や ぐ ら ﹂ ﹁ ラ イ ジ ン グ イ ー ス ト タ ワ ー ﹂ の 6 つ が 名 称 候 補 と し て 選 ば れ 、 2 0 0 8 年 春 に イ ン タ ー ネ ッ ト を 通 じ て 一 般 投 票 を 行 っ た 。 そ の 結 果 、 最 多 得 票 の ﹁ 東 京 ス カ イ ツ リ ー ﹂ に 決 定 し た [ 3 5 ] 。
な お 公 募 で 最 も 多 く 寄 せ ら れ た ﹁ 大 江 戸 タ ワ ー ﹂ は タ ワ ー 建 設 予 定 地 近 く に あ る 和 菓 子 屋 ︵ 株 式 会 社 森 八 本 舗 ︶ が タ ワ ー の 名 称 決 定 を 見 越 し て す で に 商 標 を 取 得 し て お り 、 3 位 の ﹁ さ く ら タ ワ ー ﹂ も 以 前 か ら 高 輪 プ リ ン ス ホ テ ル に は ﹁ さ く ら タ ワ ー ﹂ が あ り す で に 商 標 登 録 も 行 っ て い た た め に 使 え な か っ た [ 注 釈 6 ] 。 仮 称 と し て 使 用 さ れ て い た ﹁ 新 東 京 タ ワ ー ﹂ も 既 存 の 東 京 タ ワ ー に 似 て お り 、 建 物 も 東 京 タ ワ ー を 管 理 す る 日 本 電 波 塔 社 と は ま っ た く 関 係 が 無 い た め そ れ ぞ れ 候 補 か ら 外 さ れ た 。 一 候 補 地 だ っ た 時 期 は プ ロ ジ ェ ク ト ホ ー ム ペ ー ジ で ﹁ す み だ タ ワ ー ﹂ と い う 名 称 が 用 い ら れ て い た が 、 台 東 地 区 と 連 携 し た 2 0 0 7 年 夏 頃 か ら は 見 ら れ な く な っ た 。
﹁ 東 京 ス カ イ ツ リ ー ﹂ は 東 武 鉄 道 と 東 武 タ ワ ー ス カ イ ツ リ ー の 登 録 商 標 で あ る ︵ 第 5 1 4 3 1 7 5 号 ほ か ︶ 。
注目度
日 本 一 の 建 造 物 、 さ ら に は 世 界 一 の 電 波 塔 と い う 大 き な 話 題 性 か ら 、 完 成 前 か ら 各 種 マ ス メ デ ィ ア で 大 き く 取 り 上 げ ら れ た 。 テ レ ビ で は 建 設 中 の ス カ イ ツ リ ー を 取 材 し た 特 番 が 時 折 放 送 さ れ る よ う に な っ た こ と も あ っ て 、 建 設 期 間 中 か ら " 東 京 の 新 名 所 " と な っ て お り 、 休 日 と も な れ ば タ ワ ー を 撮 影 す る 者 や 見 物 人 で 周 辺 は 混 雑 し て い る 。
ま た 全 体 の 冷 暖 房 に は 、 日 本 初 と な る 地 中 熱 を 利 用 し た 地 域 熱 供 給 シ ス テ ム が 採 用 さ れ て お り 、 そ の 点 か ら も 注 目 さ れ て い る [ 3 6 ] 。
電波塔としての東京スカイツリー
送 信 ア ン テ ナ は ゲ イ ン 塔 の 頂 上 部 に 1 局 分 80 基 の 地 上 デ ジ タ ル テ レ ビ 放 送 用 ア ン テ ナ が 8 局 分 ︵ N H K お よ び 在 京 広 域 民 放 5 社 ︵ 以 下 在 京 テ レ ビ 6 社 ︶ 用 、 う ち 1 局 分 は 予 備 ア ン テ ナ ︶ が 設 置 さ れ 、 そ の 下 に T O K Y O M X 用 の 放 送 ア ン テ ナ が 設 置 さ れ て い る 。 高 さ 5 5 0 m 付 近 に FM ラ ジ オ 用 ア ン テ ナ 、 そ の 下 に マ ル チ メ デ ィ ア 放 送 用 ア ン テ ナ が 設 置 さ れ て い る 。 送 信 機 室 は 天 望 デ ッ キ の フ ロ ア 3 5 0 の 上 に あ る H 3 6 0 の フ ロ ア に 設 け ら れ て い る [ 4 1 ] 。
地上デジタルテレビジョン放送送信設備
計 画 案 で は 従 前 の 東 京 タ ワ ー と ほ ぼ 同 等 の エ リ ア を 確 保 す る と し て い た た め 、 空 中 線 電 力 は 全 局 東 京 タ ワ ー で 送 信 し て い た 出 力 と 同 一 で あ る 。 埼 玉 県 [ 4 2 ] 、 千 葉 県 [ 4 3 ] 、 神 奈 川 県 [ 4 4 ] で は 、 ス カ イ ツ リ ー 移 転 後 も 独 立 局 用 に 、 茨 城 県 で は N H K 水 戸 放 送 局 用 に [ 4 5 ] U H F ア ン テ ナ を 複 数 設 置 す る 必 要 が あ る こ と に よ る 混 合 器 の 追 加 措 置 が 必 要 に な る ケ ー ス も あ っ た 。
T O K Y O M X 以 外 の 在 京 テ レ ビ 6 社 は 、 後 述 の 試 験 放 送 を 経 て 、 2 0 1 3 年 5 月 31 日 か ら 本 放 送 を 開 始 し た 。
一 方 、 T O K Y O M X に つ い て は N H K 水 戸 放 送 局 の 地 上 デ ジ タ ル 放 送 の 物 理 チ ャ ン ネ ル と 重 複 し 、 そ れ に 伴 う ス ピ ル オ ー バ ー に よ る 混 信 の 対 策 を 行 う た め 、 物 理 チ ャ ン ネ ル の 変 更 が 決 定 [ 4 6 ] 。 そ の 切 り 替 え を 行 う た め 、 2 0 1 2 年 10 月 1 日 か ら 東 京 タ ワ ー ︵ 20 チ ャ ン ネ ル ︶ と の サ イ マ ル 放 送 を 開 始 し [ 4 7 ] [ 4 8 ] 、 同 年 11 月 12 日 か ら 東 京 タ ワ ー か ら の 電 波 を 段 階 的 に 弱 め て い き 、 2 0 1 3 年 5 月 12 日 正 午 に 東 京 タ ワ ー か ら の 送 信 を 終 了 、 ス カ イ ツ リ ー か ら の 送 信 に 一 本 化 し た [ 注 釈 7 ] [ 4 9 ] 。
な お 、 放 送 大 学 の テ レ ビ 放 送 ︵ J O U D - D T V ︶ は 従 来 通 り 東 京 タ ワ ー か ら 送 信 さ れ 、 ス カ イ ツ リ ー か ら は 送 信 さ れ な い [ 5 0 ] ︵ 2 0 1 8 年 10 月 31 日 で 免 許 終 了 [ 5 1 ] ︶ 。 ま た 、 災 害 時 の 放 送 バ ッ ク ア ッ プ 体 制 と し て 、 災 害 な ど に よ り 東 京 ス カ イ ツ リ ー か ら 放 送 電 波 を 送 信 で き な い 場 合 に 備 え て 、 東 京 タ ワ ー を 予 備 の 電 波 塔 と し て 利 用 す る 契 約 が 、 2 0 1 0 年 9 月 27 日 に 日 本 電 波 塔 株 式 会 社 と 在 京 テ レ ビ 6 社 と の 間 で 結 ば れ て い る [ 5 2 ] 。
FMラジオ放送送信設備
在 京 FM 局 の う ち J - W A V E と N H K 東 京 FM の 2 局 が 東 京 タ ワ ー か ら の 送 信 所 移 転 を 申 請 、 2 0 1 1 年 2 月 3 日 に 変 更 許 可 が 下 り [ 5 3 ] 、 2 0 1 2 年 4 月 23 日 よ り FM 本 放 送 を 開 始 し た [ 5 4 ] [ 5 5 ] 。 同 時 に N H K - F M 放 送 を 使 用 し た V I C S の 文 字 多 重 放 送 に つ い て も 道 路 交 通 情 報 通 信 シ ス テ ム セ ン タ ー が 申 請 を 行 い 、 前 2 局 と 共 に 変 更 許 可 を 得 て い る [ 5 3 ] 。
東 京 タ ワ ー で の 放 送 時 の 空 中 線 電 力 は 1 0 k W だ っ た が 、 高 所 設 置 に 伴 う ス ピ ル オ ー バ ー を 防 ぐ た め 、 東 京 ス カ イ ツ リ ー で の 空 中 線 電 力 は 3 割 減 の 7 k W に 減 力 さ れ て い る 。 た だ し 送 信 点 高 が 東 京 タ ワ ー よ り も 遥 か に 高 く な っ た 事 ︵ 地 上 高 5 4 0 m ︶ と E R P が 逆 に 約 3 割 増 の 5 7 k W で 送 信 さ れ て い る た め 、 実 質 的 な 受 信 可 能 エ リ ア は 広 く な っ て い る 。
一 方 、 I n t e r F M な ら び に 放 送 大 学 ラ ジ オ ︵ J O U D - F M ︶ 、 T O K Y O F M は 従 来 通 り 東 京 タ ワ ー か ら 送 信 さ れ 、 東 京 ス カ イ ツ リ ー か ら は 送 信 さ れ な い ︵ 放 送 大 学 ラ ジ オ ︵ J O U D - F M ︶ は 2 0 1 8 年 10 月 30 日 で 廃 止 [ 5 0 ] ︶ 。 こ の う ち 、 T O K Y O F M は 2 0 1 3 年 2 月 11 日 に 送 信 用 ア ン テ ナ を ア ナ ロ グ テ レ ビ 放 送 終 了 で 空 い た 地 上 高 3 3 3 m の 東 京 タ ワ ー 頂 上 部 に 移 転 し て お り 、 こ れ に よ り ス カ イ ツ リ ー か ら 送 信 し て い る 2 局 と 同 等 以 上 の 出 力 ︵ 空 中 線 電 力 1 0 k W 、 E R P 1 2 5 k W ︶ で 送 信 が 可 能 と な っ て い る [ 5 6 ] 。 I n t e r F M も 2 0 1 5 年 6 月 30 日 よ り 周 波 数 を 変 更 し た 上 で 従 来 よ り 高 所 に ア ン テ ナ を 設 置 し て 送 信 を 開 始 し て い る [ 5 7 ] [ 5 8 ] 。 ま た 、 東 京 タ ワ ー の N H K - F M の 送 信 設 備 は 予 備 用 と し て 残 さ れ て い る 。
移 転 初 日 に は 、 J - W A V E と N H K - F M が 天 望 デ ッ キ か ら 移 転 記 念 特 番 を 放 送 し た 。 ま た ス カ イ ツ リ ー 開 業 初 日 に は 、 J - W A V E と ニ ッ ポ ン 放 送 が 共 同 で 東 京 ソ ラ マ チ に あ る サ テ ラ イ ト ス タ ジ オ 、 T O K Y O S K Y T R E E T O W N S T U D I O か ら 放 送 し た 。 な お ニ ッ ポ ン 放 送 は 同 日 朝 に 同 ス タ ジ オ か ら 放 送 し て お り ︵ 垣 花 正 あ な た と ハ ッ ピ ー ! の 番 組 内 ︶ 、 オ ン エ ア 自 体 は ニ ッ ポ ン 放 送 が 先 と な る 。
2 0 1 4 年 9 月 3 日 に は T B S ラ ジ オ & コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ズ ︵ 現 ・ T B S ラ ジ オ ︶ 、 文 化 放 送 、 ニ ッ ポ ン 放 送 の 関 東 広 域 AM ラ ジ オ 3 社 に 対 し 、 FM 補 完 中 継 局 の 予 備 免 許 が 付 与 さ れ た [ 5 9 ] [ 6 0 ] 。 全 国 と し て は 3 番 目 、 関 東 地 方 で は 初 の 免 許 付 与 と な る [ 注 釈 8 ] AM 放 送 の FM 補 完 中 継 局 で 、 3 社 共 同 で ス カ イ ツ リ ー に ア ン テ ナ を 設 置 し 、 2 0 1 5 年 10 月 5 日 よ り 試 験 放 送 を 実 施 [ 6 1 ] 、 落 成 検 査 ・ 本 免 許 交 付 を 経 て 、 同 年 12 月 7 日 13 時 よ り 本 放 送 を 開 始 、 同 日 に は 天 望 デ ッ キ か ら 3 局 合 同 の 記 念 特 番 の 放 送 を 行 っ た [ 6 2 ] [ 6 3 ] [ 6 4 ] 。 開 局 後 は 災 害 発 生 時 に AM 親 局 送 信 所 で の 放 送 継 続 が 困 難 と な っ た 場 合 の 対 策 や 、 都 心 部 の 難 聴 取 ・ 雑 音 等 の 解 消 を 目 的 と し て 、 AM と の サ イ マ ル 放 送 が 行 わ れ る 。
マルチメディア放送送信設備
m m b i お よ び ジ ャ パ ン ・ モ バ イ ル キ ャ ス テ ィ ン グ に よ る 携 帯 端 末 向 け マ ル チ メ デ ィ ア 放 送 ︵ V H F - H I G H 帯 ︶ ﹁ モ バ キ ャ ス ﹂ は ス カ イ ツ リ ー に 4 段 16 面 の ア ン テ ナ を 設 置 、 ス カ イ ツ リ ー か ら の 送 信 で 関 東 全 域 約 1 6 0 0 万 世 帯 を カ バ ー で き る と し て い た [ 4 0 ] 。 2 0 1 1 年 9 月 14 日 に 電 波 監 理 審 議 会 か ら 予 備 免 許 を 交 付 す る こ と が 適 当 で あ る と 答 申 を 受 け [ 6 5 ] 、 翌 15 日 に 予 備 免 許 の 交 付 を 行 っ た [ 6 6 ] 。 2 0 1 2 年 4 月 1 日 に m m b i が 運 営 す る N O T T V が 放 送 を 開 始 、 ス カ イ ツ リ ー 初 の 本 放 送 送 信 局 と な っ た [ 6 7 ] 。 2 0 1 5 年 11 月 27 日 、 モ バ キ ャ ス 及 び N O T T V の サ ー ビ ス を 2 0 1 6 年 6 月 30 日 に 終 了 す る と 発 表 [ 6 8 ] [ 6 9 ] 、 同 日 正 午 を 持 っ て 放 送 を 終 了 し た [ 7 0 ] [ 7 1 ] 。
な お V H F - L O W 帯 の マ ル チ メ デ ィ ア 放 送 は 、 関 東 ・ 甲 信 越 地 区 の 企 画 ・ ブ ロ ッ ク 別 ソ フ ト 事 業 者 で あ る 株 式 会 社 東 京 マ ル チ メ デ ィ ア 放 送 に T O K Y O F M や J F N 系 列 各 局 と 伴 に 、 東 京 タ ワ ー の 運 営 会 社 で あ る 日 本 電 波 塔 が 出 資 し て お り [ 7 2 ] 、 2 0 1 5 年 12 月 7 日 に T O K Y O F M な ど が 出 資 し て 設 立 し た 株 式 会 社 V I P に 対 し 、 東 京 タ ワ ー を 送 信 所 と し て 本 免 許 が 交 付 さ れ [ 7 3 ] 、 2 0 1 6 年 3 月 1 日 に ﹁ i - d i o ﹂ の サ ー ビ ス 名 で 放 送 を 開 始 し た [ 7 4 ] 。 2 0 2 0 年 3 月 31 日 運 用 終 了 ・ 閉 局 。
タクシー無線集中基地局
送信周波数・出力
地上デジタルテレビジョン放送
FMラジオ放送
廃止された放送局
マルチメディア放送
廃止日:2016年6月30日 [86] [87]
周波数 (MHz)
放送局名
コールサイン
空中線電力
ERP
放送区域内世帯数
開局日
214.714286[注釈 9]
Jモバ 墨田MMH
JOMZ
25 kW
最大105kW[65] [88]
約1600万世帯
2012年 4月1日
Jモバ墨田DTV
JOMZ-DTV[89]
2015年4月1日
MMH…マルチメディア放送(NOTTV )配信用免許、DTV…携帯端末向け標準テレビジョン放送(開局日から配信した6つのチャンネル)に係る免許。
観測施設としての東京スカイツリー
落雷
落 雷 の 仕 組 み を 解 明 す る た め に 地 上 4 9 7 m 地 点 の ゲ イ ン 塔 根 元 部 分 に 落 雷 の 発 生 を 常 時 監 視 し 電 流 の 大 き さ や 波 形 の 変 化 な ど を 記 録 す る 計 測 装 置 の ロ ゴ ス キ ー コ イ ル が 六 角 形 状 に 囲 ん だ 形 で 設 置 さ れ て 、 東 武 タ ワ ー ス カ イ ツ リ ー 、 東 京 大 学 生 産 技 術 研 究 所 、 電 力 中 央 研 究 所 の 3 者 共 同 に よ る 研 究 が 2 0 1 2 年 3 月 よ り 始 ま っ た 。 ゲ イ ン 塔 が 延 び る 高 さ 5 0 0 m 付 近 で は 年 間 20 回 か ら 30 回 の 被 雷 が 予 想 さ れ て お り 、 地 上 よ り も デ ー タ が 多 く 蓄 積 で き る 。 高 さ が 5 0 0 m を 超 え る 超 高 層 建 築 物 へ の 計 測 装 置 の 設 置 例 で は カ ナ ダ の CN タ ワ ー だ け で 今 後 世 界 的 に 珍 し い 研 究 成 果 が 期 待 で き 、 こ の 成 果 を 基 に 雷 被 害 防 止 や 雷 に 強 い 電 子 機 器 の 開 発 に 繋 げ た い と し て い る [ 9 0 ] [ 9 1 ] [ 9 2 ] 。
2 0 1 7 年 6 月 11 日 に テ レ ビ 東 京 で 放 映 さ れ た 番 組 ﹃ 日 曜 ビ ッ グ バ ラ エ テ ィ / 撮 影 許 可 、 と れ ち ゃ い ま し た ! 〜 ガ チ 交 渉 ! テ レ ビ 初 公 開 を 連 発 SP ﹄ に お け る 電 力 中 央 研 究 所 担 当 者 の 説 明 に よ る と 、 観 測 開 始 か ら 5 年 間 で 62 回 の 落 雷 が あ っ た [ 9 3 ] 。
雲観測
防災科学技術研究所 がH458の場所に観測施設を設け、上空で発生する雲 のデータを集めている[94] 。
温室効果ガス観測
国立環境研究所 がH250の場所に観測スペースを設け、基本的に大気中の二酸化炭素 排出量をとらえるデータを集めている。統計により、石油や石炭の使用量も計算のもと算出されている。
相対性理論
﹁ 宇 宙 空 間 を 含 む 超 高 空 と 、 地 上 で は 時 間 の 流 れ が 異 な る 。 超 高 空 で は 重 力 の 作 用 が 弱 ま る た め に わ ず か に 早 ま る ﹂ と 一 般 相 対 性 理 論 で 唱 え ら れ て い た が 、 東 京 大 学 の 実 験 グ ル ー プ が 天 望 回 廊 フ ロ ア 4 5 0 と 地 上 に そ れ ぞ れ 設 置 し た 2 台 の 光 格 子 時 計 を 比 較 し た こ と で 、 こ れ が 実 証 さ れ た 。 時 差 は 一 日 に 4 5 0 億 分 の 1 秒 [ 9 5 ] [ 9 6 ] [ 9 7 ] [ 9 8 ] 。
観光・商業施設としての東京スカイツリー
下層フロアから東京スカイツリーを見上げる(2014年3月23日撮影)
下層フロア
1F東京スカイツリー団体フロア
THE SKYTREE SHOP
和洋菓子、雑貨、ステーショナリー、ファッションアイテムなどの東京スカイツリー限定グッズを販売する。
団体チケットカウンター
4F東京スカイツリー入口フロア
5F東京スカイツリー出口フロア
THE SKYTREE SHOP
日本のブランドと東京スカイツリーとがコラボレーションした限定商品を販売する。
インフォメーション
展望台
高 さ 3 5 0 m の 第 1 展 望 台 と 、 同 4 5 0 m の 第 2 展 望 台 か ら な る 。 大 規 模 な 地 震 が 発 生 し た 場 合 、 あ る い は 台 風 や 強 風 な ど に よ る 天 候 悪 化 が 懸 念 さ れ る 場 合 は 安 全 を 優 先 す る た め 営 業 を 休 止 す る 場 合 が あ る 。 営 業 休 止 ・ 営 業 終 了 ・ 当 日 券 販 売 終 了 と な る 場 合 は ホ ー ム ペ ー ジ に て 告 知 が な さ れ る ︵ こ の 場 合 で も 第 1 展 望 台 ・ お よ び 下 層 部 は 特 に 営 業 に 支 障 を き た さ な い 範 囲 で あ れ ば 通 常 通 り 営 業 さ れ る [ 注 釈 1 0 ] ︶ 。 当 日 券 購 入 後 は 天 望 デ ッ キ へ 強 制 入 場 と な る 。 尚 、 一 度 退 場 し た 後 の 再 入 場 は で き な い 。 2 0 1 9 年 4 月 か ら の 入 場 料 金 は 平 日 と 休 日 に 区 別 さ れ て の 販 売 と な る 。 休 日 料 金 は 土 日 祝 日 ・ お 盆 休 み ︵ 8 / 1 3 - 8 / 1 6 ︶ ・ 年 末 年 始 ︵ 1 2 / 3 0 - 1 / 3 ︶ 期 間 の 繁 忙 期 に 適 用 さ れ る 。
東京スカイツリー天望デッキ(第1展望台)
第一展望台の天望デッキ(2013年2月7日撮影)
天望デッキの「ガラス床」(2014年3月23日撮影)
フロア340
「SKYTREE CAFE」
「ガラス床」(厚さ8ミリの強化ガラス5枚を重ね、計4センチ分にしたルックダウンウインドウ)
フロア345
「Sky Restaurant 634(MUSASHI)」
「THE SKYTREE SHOP」
フロア350
「SKYTREE CAFE」
「パノラマスクリーン」
「東京時空ナビ」
「江戸一目図屏風」(鍬形蕙斎 筆、津山郷土博物館 蔵)の実物大の複製パネル
東京スカイツリー天望回廊(第2展望台)
第二展望台の天望回廊(2017年12月26日撮影)
天望回廊から真下を見る(2012年6月13日撮影)
東京スカイツリーの影(2014年3月23日撮影)
天望回廊へは、フロア350のチケットカウンターにて別途チケットを購入し、専用エレベーターでの入場となる。
フロア445
フロア450
「天望回廊」
「ソラカラポイント」(最高到達点 451.2m)
スカイツリーテラスツアー
2 0 1 8 年 10 月 23 日 ︵ 土 日 祝 日 は 2 0 1 9 年 11 月 30 日 か ら ︶ 営 業 開 始 。 H 1 5 5 地 点 に あ る 屋 外 を 見 学 で き る ガ イ ド ツ ア ー 。 風 を 感 じ な が ら 、 ス カ イ ツ リ ー の ダ イ ナ ミ ッ ク な 鉄 骨 越 し に み る 眺 望 だ け で な く 、 東 京 ス カ イ ツ リ ー の 構 造 や ラ イ テ ィ ン グ 用 の L E D 照 明 ・ 設 備 点 検 用 の 点 検 歩 廊 ・ 天 望 デ ッ キ 行 き の エ レ ベ ー タ ー シ ャ フ ト 3 基 分 の 昇 降 路 が 見 ら れ る 、 専 属 ガ イ ド と 共 に 紹 介 す る ツ ア ー 。 事 前 予 約 は 不 可 の 当 日 販 売 。 1 日 12 回 実 施 さ れ る 。 特 定 日 ・ 繁 忙 期 を 除 き 、 毎 日 開 催 さ れ る 。
2 0 1 9 年 10 月 2 日 か ら 午 前 中 の ツ ア ー も 開 催 さ れ 、 そ れ と 同 時 に ヘ ル メ ッ ト の 着 用 は 不 要 に な り 、 ネ ッ ク ス ト ラ ッ プ に 通 し た 一 眼 レ フ カ メ ラ 等 が 持 ち 込 み 可 能 に な る 。
天望シャトル(エレベーター)
入 口 、 出 口 フ ロ ア と 天 望 デ ッ キ 、 天 望 回 廊 を つ な ぐ エ レ ベ ー タ ー 。 シ ャ ト ル 内 に は 地 元 墨 田 区 の デ ザ イ ナ ー 高 橋 正 実 に よ る 桜 や 隅 田 川 な ど を テ ー マ に し た パ ネ ル が 設 置 さ れ る 。 1 - 6 号 機 ︵ 業 務 用 2 基 も 含 む ︶ は 東 芝 製 、 7 - 1 3 号 機 ︵ タ ワ ー の 足 元 4 基 と 天 望 デ ッ キ 内 専 用 1 基 も 含 む ︶ は 日 立 製 で あ る 。 2 0 1 3 年 4 月 か ら 東 芝 ・ 日 立 の ア ナ ウ ン ス で 乗 降 促 進 自 動 放 送 が 付 加 さ れ 、 ﹁ ド ア が 開 き ま す 、 指 な ど を 挟 ま れ な い よ う に ご 注 意 く だ さ い ﹂ ﹁ 足 元 の 段 差 に ご 注 意 く だ さ い ﹂ と 3 回 ア ナ ウ ン ス が 流 れ る よ う に な っ た 。 2 0 1 5 年 3 月 か ら 、 天 望 デ ッ キ 行 き エ レ ベ ー タ ー 4 基 は 順 次 改 修 工 事 が 行 わ れ 、 エ レ ベ ー タ ー は 強 風 に 耐 え ら れ る よ う に 工 事 が 実 施 さ れ て い る 。 い ず れ の エ レ ベ ー タ ー も 、 乗 客 を 定 員 い っ ぱ い ま で 乗 せ る た め に エ レ ベ ー タ ー ガ ー ル は 配 置 さ れ て い な い 。
停 止 フ ロ ア
● 凡 例
■ ‥ 停 止 設 定 階 、 □ ‥ 通 過 設 定 階 、 | ‥ 通 過 、 ▲ ‥ ス カ イ ツ リ ー テ ラ ス ツ ア ー 開 催 日 ︵ 特 定 日 ・ 繁 忙 期 は 除 く ︶ の み 停 止 可 能
● 号 機 の 欄 の 網 掛
■ ‥ 東 芝 製 ︵ 業 務 用 2 基 も 同 様 ︶
■ ‥ 日 立 製 ︵ タ ワ ー の 足 元 4 基 と 天 望 デ ッ キ 内 専 用 1 基 も 同 様 ︶
号機
3号機
4号機
5号機
6号機
7号機
8号機
アート パネルの イメージ
春
夏
秋
冬
-
-
桜吹雪を イメージした 桜の空
花火が彩る 隅田川の空
鳳凰が輝く 祭の空
都鳥の空
フ ロ ア
H450
■
■
H445
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■
:
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H370
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:
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H350
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H345
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H340
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:
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H155
▲
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:
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5F
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■
■
4F
■
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■
■
3F
□
□
2F
□
□
1F
▲
□
● 業 務 用 兼 非 常 用 ︵ 2 基 ︶ ※ 各 々 単 独 運 転 で 、 号 機 に よ っ て 停 止 階 が 異 な る 。 利 用 に は IC カ ー ド が 必 要 。 非 常 時 は 分 速 5 4 0 m ︵ = 時 速 3 2 . 4 キ ロ ︶ で 地 上 1 階 か ら 天 望 回 廊 H 4 5 0 フ ロ ア ま で 約 1 分 弱 で 到 達 す る 。 一 般 客 は 利 用 で き な い 。
1 号 機 ︵ 主 に 大 物 ゲ ス ト や V I P 等 が 使 用 。 地 下 1 階 駐 車 場 の 車 寄 せ か ら 扉 を 抜 け る と 見 つ か る 。 ︶
地 下 1 階 - 地 上 6 階 ・ H 1 5 0 ・ H 1 5 5 ・ H 2 5 0 ・ H 2 5 5 ・ H 3 1 5 - H 3 3 5 ・ H 3 4 0 - H 3 5 0 ︵ 天 望 デ ッ キ ︶ ・ H 3 5 5 - H 4 4 0 ・ H 4 4 5 ・ H 4 5 0 ︵ 天 望 回 廊 ︶ ・ H 4 5 8
2 号 機 ︵ ス カ イ ツ リ ー ス タ ッ フ や 関 係 者 等 が 利 用 す る 。 操 作 盤 は 扉 横 側 に あ る 。 ︶
地 下 1 階 - 地 上 6 階 ・ H 7 5 ・ H 1 4 5 - H 1 5 5 ・ H 2 0 0 ・ H 2 4 5 - H 2 6 0 ・ H 3 0 8 - H 3 3 5 ・ H 3 4 0 - H 3 5 0 ︵ 天 望 デ ッ キ ︶ ・ H 3 5 5 - H 4 4 0 ・ H 4 4 5 ・ H 4 5 0 ︵ 天 望 回 廊 ︶ ・ H 4 5 8
● 天 望 デ ッ キ 内 移 動 用 ︵ 9 号 機 ︶
H 3 4 0 ・ H 3 4 5 ・ H 3 5 0
● タ ワ ー の 足 元 用 ︵ 1 0 - 1 2 号 機 、 13 号 機 は ス カ イ ツ リ ー ス タ ッ フ や 関 係 者 が 使 用 。 ︶
地 下 1 階 - 地 上 5 階 ︵ 一 般 客 用 の 12 号 機 の み 24 人 乗 り 。 10 ・ 11 号 機 は 40 人 乗 り 。 ︶
スタッフ・ユニフォーム
ス タ ッ フ は 以 下 6 職 種 が あ り 、 ユ ニ フ ォ ー ム は 東 山 恵 に よ り デ ザ イ ン さ れ て い る 。 2 0 2 0 年 10 月 1 日 か ら 新 ユ ニ フ ォ ー ム を 使 用 開 始 し た 。 衣 替 え に 合 わ せ て 、 秋 冬 ︵ 10 月 ~ 翌 3 月 ︶ ・ 春 夏 ︵ 4 ~ 9 月 ︶ に 区 別 し て い る 。
チケットカウンター・誘導案内スタッフ(男女)
インフォメーションスタッフ
Fast Skytree Ticket Counter スタッフ
THE SKYTREE SHOP スタッフ
清掃
駐車場誘導
歴史
ファイル:Tokyo Skytree1a.jpg 東京スカイツリーの工事進捗状況(2016年9月7日)
2003年(平成15年)
12月17日 在京放送事業者各者(NHK ・民放キー局5社)が600メートル級の新タワーを求めて「在京6社新タワー推進プロジェクト」を発足。
2004年(平成16年)
10月25日 押上・業平橋駅周辺地区内の地権者が「押上・業平橋駅周辺地区まちづくり協議会」を設立。
12月5日 墨田区・地元関係者が東武鉄道および押上業平橋駅周辺地区まちづくり協議会に対し、新タワー誘致の協力要請。
2005年(平成17年)
● 1 月 27 日 町 会 等 関 係 団 体 や 関 係 企 業 等 、 地 元 組 織 で 構 成 さ れ た ﹁ 新 タ ワ ー 誘 致 推 進 協 議 会 ﹂ 設 立 。
● 2 月 7 日 東 武 鉄 道 と し て 新 タ ワ ー 事 業 に 取 組 む 事 を 放 送 事 業 者 ・ 墨 田 区 に 表 明 。
● 2 月 10 日 ﹁ 新 タ ワ ー 誘 致 推 進 協 議 会 ﹂ が 決 起 大 会 を 開 催 。
● 3 月 7 日 押 上 ・ 業 平 橋 駅 周 辺 地 区 に 関 す る 都 市 計 画 決 定 ︵ 土 地 区 画 整 理 事 業 区 域 ・ 都 市 計 画 道 路 ︶ 。
● 3 月 28 日 放 送 事 業 者 が 墨 田 区 押 上 地 区 を 第 1 候 補 地 に 選 定 。
● 7 月 22 日 墨 田 ・ 台 東 両 区 の 地 元 誘 致 組 織 が 提 携 し 、 ﹁ 墨 田 ・ 台 東 新 タ ワ ー 誘 致 推 進 連 絡 会 ﹂ を 結 成 。
● 12 月 15 日 土 地 区 画 整 理 組 合 設 立 認 可 ︵ 事 業 認 可 ︶ 。
2006年(平成18年)
● 3 月 31 日 新 タ ワ ー 建 設 地 と し て 最 終 決 定 。
● 5 月 1 日 事 業 会 社 ﹁ 新 東 京 タ ワ ー 株 式 会 社 ﹂ を 本 社 所 在 地 ・ 東 京 都 墨 田 区 押 上 一 丁 目 1 番 2 号 に 資 本 金 4 億 円 ︵ 東 武 鉄 道 全 額 出 資 ︶ で 設 立 。
● 6 月 19 日 地 元 関 係 者 が ﹁ 新 タ ワ ー 建 設 推 進 協 議 会 ﹂ を 発 会 。
● 7 月 4 日 - 24 日 様 々 な 人 か ら の ﹁ 届 け ! 私 が 想 う 新 タ ワ ー ﹂ と 題 し た ア ン ケ ー ト や ア イ デ ア や 意 見 を 募 集 。 応 募 数 5 , 0 7 9 名 。
● 7 月 4 日 新 タ ワ ー デ ザ イ ン の 監 修 者 を 安 藤 忠 雄 ︵ 建 築 家 ・ 東 京 大 学 名 誉 教 授 ︶ ・ 澄 川 喜 一 ︵ 彫 刻 家 ・ 元 東 京 藝 術 大 学 学 長 ︶ に 決 定 。
● 10 月 10 日 次 の 3 点 の ﹁ 新 タ ワ ー を 核 と し た 複 合 開 発 事 業 の コ ン セ プ ト ﹁ R i s i n g E a s t P r o j e c t 〜 や さ し い 未 来 が 、 こ こ か ら は じ ま る ﹂ ﹂ を 公 表 。
● 日 本 、 下 町 の も の づ く り の D N A を 継 承 し 、 人 々 の 交 流 が 、 新 た な 都 市 文 化 を 創 造 す る ﹁ ア ト リ エ コ ミ ュ ニ テ ィ ﹂
● 人 に 、 地 球 に 優 し く 、 災 害 に 強 く 、 安 全 で 安 心 し て 暮 ら せ る ﹁ 優 し い コ ミ ュ ニ テ ィ ﹂
● 先 端 技 術 、 メ デ ィ ア が 集 積 し 、 新 し い 日 本 、 新 し い 東 京 を 、 世 界 へ と 発 信 す る タ ワ ー を 核 と し た ﹁ 開 か れ た コ ミ ュ ニ テ ィ ﹂
● 11 月 24 日 デ ザ イ ン 公 表 。 基 本 設 計 は 日 建 設 計 が 担 う 。 概 算 建 設 費 約 5 0 0 億 円 。
● 12 月 4 日 環 境 影 響 評 価 調 査 計 画 書 提 出 。
2007年(平成19年)光 の 束 を 上 空 に 向 け ﹁ 新 東 京 タ ワ ー ﹂ の 高 さ を 表 現 。 2 0 0 7 年 10 月 6 日 撮 影
東 武 鉄 道 本 社 ビ ル に 下 が る 新 東 京 タ ワ ー 建 設 地 を 示 す 垂 れ 幕 。 2 0 0 8 年 4 月 12 日 撮 影
名 称 公 募 中 の 新 東 京 タ ワ ー 建 設 予 定 地 全 景 。 2 0 0 8 年 4 月 12 日 撮 影
着 工 7 か 月 後 。 地 下 基 礎 部 分 を 終 え 、 地 上 部 分 開 始 後 2 か 月 弱 の 建 設 中 の 様 子 。 2 0 0 9 年 2 月 15 日 撮 影
タ ワ ー 建 設 中 の 空 中 写 真 ︵ 2 0 0 9 年 04 月 28 日 撮 影 ︶
国 土 交 通 省 国 土 地 理 院 地 図 ・ 空 中 写 真 閲 覧 サ ー ビ ス の 空 中 写 真 を 基 に 作 成
高 さ 2 4 5 メ ー ト ル 。 2 日 ほ ど 前 に 地 上 の 足 場 が 除 去 さ れ 初 め て 全 容 を 現 す 。 2 0 0 9 年 12 月 22 日 撮 影
当 日 限 り と さ れ た ラ イ ト ア ッ プ ・ 照 明 機 器 性 能 試 験 の 様 子 。 2 0 1 0 年 10 月 13 日 撮 影
2 0 1 0 年 12 月 24 日 ・ 25 日 の ク リ ス マ ス 時 期 に 工 事 用 の 照 明 を 夜 8 時 ま で 点 灯
2 0 1 1 年 3 月 18 日 到 達 の ﹁ 現 在 の タ ワ ー の 高 さ 6 3 4 m ﹂ 。 翌 19 日 撮 影
2 0 1 1 年 12 月 23 日 ・ 24 日 の ク リ ス マ ス 時 期 と 31 日 の 大 晦 日 の 照 明
● 8 月 30 日 新 タ ワ ー ラ イ テ ィ ン グ デ ザ イ ナ ー を 戸 恒 浩 人 に 決 定 。
● 9 月 28 日 ﹁ 新 東 京 タ ワ ー ﹂ の 本 体 施 工 者 を 数 社 に よ る 競 争 入 札 の う え 、 大 林 組 に 決 定 し て 請 負 契 約 を 締 結 し た 。 大 林 組 の 請 負 金 額 は 非 公 表 。 着 工 は 2 0 0 8 年 夏 で 、 工 期 は 3 年 6 か 月 を 見 込 む 。
● 10 月 6 日 建 設 予 定 地 で サ ー チ ラ イ ト 9 台 を 使 い 、 新 タ ワ ー の 脚 に 見 立 て た 光 の 束 を 上 空 に 向 け て 放 出 さ れ た 。 最 初 に 東 京 タ ワ ー ︵ 約 3 3 3 メ ー ト ル ︶ の 高 さ で 光 を 交 差 し 、 そ の 後 光 を 伸 ば し て 6 1 0 メ ー ト ル の 上 空 で 交 差 さ せ ﹁ 新 東 京 タ ワ ー ﹂ の 高 さ を 表 現 し た 。 こ れ は 前 年 秋 に 地 元 住 民 ら が 企 画 、 住 民 や 団 体 か ら 寄 付 を 募 っ て 実 現 し た も の 。
● 10 月 26 日 - 11 月 25 日 ﹁ 新 東 京 タ ワ ー ﹂ の 名 称 案 を 公 募 。 応 募 数 1 7 , 4 2 9 件 。 2 0 0 8 年 4 月 に 名 称 検 討 委 員 会 に よ り 数 案 に 絞 り 込 ま れ た 上 、 一 般 投 票 を 経 て 6 月 に 決 定 。
● 11 月 29 日 建 設 地 周 辺 町 会 を 中 心 と し た ﹁ 押 上 ・ 業 平 橋 地 区 新 タ ワ ー 関 連 ま ち づ く り 連 絡 会 ﹂ を 結 成 。
● 12 月 11 日 東 武 鉄 道 と 子 会 社 の 新 東 京 タ ワ ー 株 式 会 社 は 、 日 本 放 送 協 会 ︵ N H K ︶ お よ び 在 京 民 放 5 社 の 放 送 事 業 者 6 者 と 同 日 付 で 新 タ ワ ー の " 利 用 予 約 契 約 " を 結 ん だ と 発 表 し た 。 完 成 後 、 改 め て 各 放 送 事 業 者 と " 正 式 な 利 用 契 約 " を 結 ぶ と い う 。
2008年(平成20年)
● 3 月 12 日 押 上 ・ 業 平 橋 駅 周 辺 地 区 に 関 す る 都 市 計 画 決 定 ︵ 用 途 地 域 変 更 、 地 区 計 画 等 ︶ 。
● 3 月 19 日 ﹁ 新 東 京 タ ワ ー ﹂ の 名 称 案 を 、 一 般 公 募 か ら ﹁ 東 京 E D O タ ワ ー ﹂ ﹁ 東 京 ス カ イ ツ リ ー ﹂ ﹁ み ら い タ ワ ー ﹂ ﹁ ゆ め み や ぐ ら ﹂ ﹁ ラ イ ジ ン グ イ ー ス ト タ ワ ー ﹂ ﹁ ラ イ ジ ン グ タ ワ ー ﹂ の 6 通 り に 識 者 等 か ら な る ﹁ 新 タ ワ ー 名 称 検 討 委 員 会 ﹂ に よ っ て 絞 り 込 ん だ こ と を 発 表 。 一 般 投 票 で 正 式 名 称 を 決 定 す る 。 投 票 期 間 は 4 月 1 日 か ら 5 月 31 日 ま で 。
● 5 月 14 日 現 在 の 資 本 金 4 億 円 を 放 送 会 社 な ど か ら 出 資 を 募 り 3 0 0 億 円 規 模 と す る 方 針 を 明 ら か に し た [ 1 0 0 ] 。
● 5 月 30 日 環 境 影 響 評 価 書 提 出 。
● 6 月 10 日 環 境 影 響 評 価 事 後 調 査 計 画 書 提 出 。
● 6 月 10 日 正 式 名 称 を ﹁ 東 京 ス カ イ ツ リ ー ﹂ に 決 定 。 そ れ に 伴 い 、 新 東 京 タ ワ ー 株 式 会 社 は 会 社 名 を ﹁ 東 武 タ ワ ー ス カ イ ツ リ ー 株 式 会 社 ﹂ に 変 更 。
● 7 月 14 日 安 全 祈 願 祭 [ 注 釈 1 1 ] と 起 工 式 典 を 行 い 着 工 。 タ ワ ー 部 分 の 総 事 業 費 は 約 6 5 0 億 円 を 見 込 む 。
● 9 月 2 日 W e b カ メ ラ で 建 設 中 の 様 子 の 中 継 開 始 。
● 12 月 1 日 東 京 メ ト ロ ポ リ タ ン テ レ ビ ジ ョ ン ︵ T O K Y O M X ︶ と 新 タ ワ ー の 利 用 予 約 契 約 を 締 結 。
● 12 月 6 日 基 礎 工 事 ︵ 地 中 50 メ ー ト ル の コ ン ク リ ー ト 壁 の 杭 工 事 ︶ が 完 了 。
● 12 月 26 日 エ レ ベ ー タ ー シ ャ フ ト の 工 事 が 開 始 さ れ 、 地 上 に 鉄 骨 が 立 ち 上 が り 始 め た 。
2009年(平成21年)
● 2 月 5 日 タ ワ ー 塔 体 地 下 基 礎 部 の 鉄 骨 建 て 方 を 開 始 し 、 3 箇 所 の 鼎 ︵ か な え ︶ で 安 全 祈 願 を 執 り 行 っ た 。
● 2 月 26 日 カ ラ ー デ ザ イ ン が 公 表 さ れ 、 ﹁ ス カ イ ツ リ ー ホ ワ イ ト ﹂ と 決 定 さ れ た 。
● 4 月 6 日 本 体 の 鉄 骨 ︵ 重 さ 約 29 ト ン 、 高 さ 約 4 メ ー ト ル 、 直 径 2 . 3 メ ー ト ル 、 厚 さ 10 セ ン チ メ ー ト ル ︶ を 地 中 の 基 礎 に 据 え 付 け る 作 業 と 金 ・ 銀 の ボ ル ト で 締 結 す る ﹁ 鋲 打 ︵ び ょ う う ち ︶ の 儀 ﹂ を 行 い 、 地 上 部 分 の 本 体 の 鉄 骨 を 組 み 上 げ る 工 事 が 開 始 さ れ た [ 1 0 1 ] 。
● 5 月 1 日 建 設 中 の 高 さ 3 3 . 4 メ ー ト ル か ら 公 式 サ イ ト で 順 次 公 表 開 始 。
● 6 月 8 日 本 体 鉄 骨 組 み 上 げ 工 事 の 最 初 の 山 場 で あ る 塔 本 体 を 支 え る 3 本 の 脚 を 地 上 50 メ ー ト ル で 組 み 合 わ せ る 工 事 が 行 わ れ た 。
● 8 月 7 日 高 さ 1 0 0 メ ー ト ル を 超 え 1 0 5 メ ー ト ル に 到 達 。
● 10 月 16 日 完 成 時 の 高 さ を 6 3 4 メ ー ト ル に 変 更 す る こ と お よ び ラ イ テ ィ ン グ デ ザ イ ン を 発 表 。
● 11 月 10 日 高 さ 2 0 0 メ ー ト ル に 到 達 ︵ プ レ ス 発 表 ︶ 。
● 11 月 22 日 ス カ イ ツ リ ー 内 部 を 公 開 ︵ # 外 部 リ ン ク 参 照 ︶ 。
● 12 月 15 日 併 設 す る 商 業 施 設 に 、 水 族 館 と プ ラ ネ タ リ ウ ム ︵ コ ニ カ ミ ノ ル タ プ ラ ネ タ リ ウ ム “ 天 空 ” i n 東 京 ス カ イ ツ リ ー タ ウ ン ︶ を 開 設 す る こ と を 発 表 。
● 12 月 20 日 タ ワ ー 地 上 部 を 囲 む 足 場 が 撤 去 さ れ タ ワ ー 支 柱 が 全 容 を 見 せ る 。
● 12 月 21 日 - 2 6 日 ク リ ス マ ス 時 期 と し て 工 事 用 の 全 照 明 を 夜 9 時 ま で 点 灯 し ラ イ ト ア ッ プ [ 1 0 2 ] 。
2010年(平成22年)
● 2 月 16 日 高 さ 3 0 0 メ ー ト ル に 到 達 ︵ プ レ ス 発 表 ︶ 。
● 3 月 1 日 ラ イ テ ィ ン グ 機 器 の パ ー ト ナ ー 企 業 を パ ナ ソ ニ ッ ク 電 工 に 決 定 。 ラ イ テ ィ ン グ デ ザ イ ン の オ ー ル L E D 化 を 目 指 す こ と が 発 表 さ れ た 。
● 3 月 29 日 10 時 17 分 、 上 部 に 高 さ 約 10 メ ー ト ル の エ レ ベ ー タ シ ャ フ ト が 設 置 さ れ た こ と で 東 京 タ ワ ー の 3 3 2 . 6 メ ー ト ル を 超 え て 3 3 8 メ ー ト ル と な り 日 本 一 の 高 さ の 建 設 物 と な っ た 。
● 4 月 24 日 東 武 ワ ー ル ド ス ク ウ ェ ア ︵ 栃 木 県 日 光 市 ︶ で 、 1 / 25 サ イ ズ の 東 京 ス カ イ ツ リ ー の 展 示 始 ま る 。 高 さ 約 26 メ ー ト ル 、 鋼 管 柱 と F R P 製 、 総 工 事 費 約 2 億 円 [ 1 0 3 ] [ 1 0 4 ] 。
● 5 月 5 日 最 下 部 斜 め 支 柱 に 始 ま る 第 1 展 望 台 の 鉄 骨 建 方 工 事 開 始 [ 1 0 5 ] 。
● 6 月 5 日 タ ワ ー 中 心 軸 の 空 洞 内 で ア ン テ ナ ゲ イ ン 塔 の 組 み 立 て 開 始 [ 1 0 6 ] [ 1 0 7 ] 。
● 7 月 2 日 タ ワ ー ク レ ー ン が 塔 先 端 ︵ 3 9 8 メ ー ト ル ︶ 脇 3 基 か ら 第 1 展 望 台 屋 上 に 1 基 増 設 、 計 4 基 体 制 と な る 。
● 7 月 4 日 空 調 設 備 な ど を 置 く 機 械 室 ︵ 1 5 0 メ ー ト ル ︶ 部 分 を 報 道 陣 に 初 公 開 。 第 1 展 望 台 の 鉄 骨 建 方 工 事 終 了 と さ れ た [ 1 0 8 ] [ 1 0 9 ] 。
● 7 月 26 日 7 月 2 日 の タ ワ ー ク レ ー ン 4 基 体 制 後 、 分 解 ・ 設 置 位 置 変 更 ・ 組 上 を 繰 返 し 第 1 展 望 台 上 ヤ ー ド 外 周 位 置 で の 4 基 体 制 を 確 立 [ 1 1 0 ] 。 北 を ア ナ ロ グ 時 計 の 12 時 に 例 え れ ば ク レ ー ン 4 基 の 設 置 位 置 は 目 算 で 3 時 15 分 、 5 時 30 分 、 8 時 45 分 、 11 時 45 分 [ 1 1 1 ] 。
● 7 月 30 日 高 さ 4 0 0 メ ー ト ル を 超 え 4 0 8 メ ー ト ル に 到 達 [ 1 1 2 ] 。 5 月 29 日 時 点 の 3 9 8 m か ら 2 か 月 ぶ り に 1 0 m 延 伸 。
● 9 月 11 日 高 さ 4 6 1 メ ー ト ル に 到 達 。 過 去 の 建 造 物 を 含 め て も 高 さ 日 本 一 だ っ た 対 馬 オ メ ガ 局 ︵ 4 5 5 メ ー ト ル の 支 線 式 鉄 塔 。 1 9 9 8 年 に 解 体 ︶ を 超 え た 。
● 9 月 13 日 エ レ ベ ー タ 等 を 収 容 す る シ ャ フ ト 鉄 骨 の 建 て 方 が 完 了 。
● 9 月 29 日 ス カ イ ツ リ ー の 商 業 業 務 施 設 運 営 会 社 と し て ﹁ 東 武 タ ウ ン ソ ラ マ チ 株 式 会 社 ﹂ を 設 立 。
● 10 月 13 日 当 日 限 り と し て ラ イ テ ィ ン グ に 使 用 す る L E D 照 明 の 性 能 試 験 の た め 、 18 時 30 分 か ら 21 時 10 分 ま で の 1 6 0 分 間 に 点 灯 ・ 消 灯 を ほ ぼ 20 回 ほ ど 経 た ラ イ ト ア ッ プ が 行 わ れ た [ 2 6 ] [ 1 1 3 ] 。
● 10 月 23 日 支 柱 建 方 に よ る 最 終 高 さ 4 9 7 メ ー ト ル と な る 。 そ の 後 は ア ン テ ナ ゲ イ ン 塔 を 突 き 上 げ 最 終 高 さ と す る [ 1 1 4 ] [ 1 1 5 ] 。
● 10 月 27 日 第 2 展 望 台 の 支 柱 建 方 開 始 。
● 10 月 28 日 公 式 キ ャ ラ ク タ ー ﹁ ソ ラ カ ラ ち ゃ ん ﹂ 決 定 [ 1 1 6 ] 。
● 11 月 17 日 東 京 ス カ イ ツ リ ー 並 び に 周 辺 大 規 模 複 合 施 設 の 施 設 警 備 業 務 を 、 綜 合 警 備 保 障 と 東 武 ビ ル マ ネ ジ メ ン ト が 受 注 [ 1 1 7 ] 。
● 12 月 1 日 高 さ 5 0 0 メ ー ト ル に 到 達 。 塔 体 最 上 部 に 11 月 20 日 か ら 仮 置 き を 始 め た 制 振 装 置 と 塔 体 内 か ら リ フ ト ア ッ プ さ れ た ゲ イ ン 塔 が ド ッ キ ン グ し 高 さ 5 1 1 メ ー ト ル と な る [ 1 1 8 ] [ 1 1 9 ] 。
● 12 月 16 日 N H K お よ び 在 京 民 放 5 社 に 対 し ス カ イ ツ リ ー へ の 放 送 局 の 無 線 設 備 の 設 置 に 向 け た 変 更 許 可 が 認 め ら れ る 。
● 12 月 18 日 地 上 デ ジ タ ル テ レ ビ 放 送 の ア ン テ ナ 取 付 開 始 [ 1 2 0 ] 。
● 12 月 24 日 - 2 5 日 ク リ ス マ ス 時 期 と し て 工 事 用 の 照 明 を 夜 8 時 ま で 点 灯 。
● 12 月 27 日 ス カ イ ツ リ ー を 中 心 と し た 開 発 街 区 全 体 の 名 称 を 東 京 ス カ イ ツ リ ー タ ウ ン 、 低 層 階 お よ び オ フ ィ ス ビ ル 最 上 階 の 商 業 施 設 の 名 称 を 東 京 ソ ラ マ チ 、 押 上 側 に 建 設 さ れ る オ フ ィ ス ビ ル の 名 称 を 東 京 ス カ イ ツ リ ー イ ー ス ト タ ワ ー と し た と 発 表 [ 1 2 1 ] 。 ま た 開 業 に 合 わ せ て 東 武 伊 勢 崎 線 業 平 橋 駅 の 駅 名 を ﹁ と う き ょ う ス カ イ ツ リ ー 駅 ﹂ に 変 更 し 、 駅 施 設 の リ ニ ュ ー ア ル も 行 う と 発 表 [ 1 2 2 ] 。
● 12 月 31 日 23 時 45 分 - 2 0 1 1 年 1 月 1 日 0 時 30 分 大 晦 日 か ら 新 年 を 迎 え た 45 分 間 、 ク リ ス マ ス 時 期 と 同 じ 工 事 用 の 照 明 を 点 灯 。
2011年(平成23年)
● 1 月 28 日 T O K Y O M X に 対 し ス カ イ ツ リ ー へ の 放 送 局 の 無 線 設 備 の 設 置 に 向 け た 変 更 許 可 が 認 め ら れ る [ 1 2 3 ] 。
● 2 月 3 日 N H K 東 京 FM 、 J - W A V E お よ び 道 路 交 通 情 報 通 信 シ ス テ ム セ ン タ ー に 対 し ス カ イ ツ リ ー へ の 放 送 局 の 無 線 設 備 の 設 置 に 向 け た 変 更 許 可 が 認 め ら れ る [ 5 3 ] 。
● 2 月 17 日 北 十 間 川 越 し に 見 え た タ ワ ー 正 面 の 地 上 か ら 立 ち 上 が る 支 柱 部 分 が 鉄 骨 で 遮 ら れ 始 め る 。
● 2 月 28 日 高 さ 6 0 0 m を 超 え る 予 定 で あ っ た が 降 雨 と 軽 風 な い し 軟 風 の 天 気 で 翌 日 以 降 に 持 ち 越 し た [ 1 2 4 ] 。
● 3 月 1 日 ゲ イ ン 塔 の リ フ ト ア ッ プ が 行 わ れ 、 13 時 7 分 に 6 0 0 メ ー ト ル に 到 達 。 さ ら に 13 時 29 分 に は 高 さ 6 0 1 メ ー ト ル に 到 達 し 、 広 州 塔 を 抜 い て 自 立 式 電 波 塔 と し て 世 界 一 の 高 さ と な る 。 同 日 中 に 、 6 0 4 メ ー ト ル ま で 到 達 し た [ 1 2 5 ] 。
● 3 月 12 日 6 2 5 メ ー ト ル に 到 達 。 3 月 11 日 の 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 ︵ 東 日 本 大 震 災 ︶ に よ っ て 東 京 タ ワ ー の ア ン テ ナ が 曲 が る 被 害 が 発 生 し た た め 、 急 遽 ス カ イ ツ リ ー も 損 傷 を 受 け て い な い か 点 検 。 3 月 14 日 に 作 業 員 全 員 の 無 事 と 塔 構 造 体 へ の 被 害 が な か っ た こ と を 確 認 し た と 発 表 し た [ 1 2 6 ] 。 後 日 内 部 に 亀 裂 が あ っ た こ と が 判 明 と い う 報 道 [ 1 2 7 ] が あ っ た も の の 誤 報 で あ る こ と が わ か り 、 こ れ を 報 じ た 日 刊 ゲ ン ダ イ は 4 月 22 日 の 紙 面 で ﹁ 取 り 消 し ﹂ と ﹁ 謝 罪 ﹂ を し た [ 1 2 8 ] 。 一 方 で 地 震 発 生 の 影 響 で 資 材 納 入 に 遅 れ が 生 じ た た め 年 末 の 竣 工 予 定 が 2 か 月 延 び る 形 と な っ た [ 1 2 9 ] 。
● 3 月 18 日 13 時 34 分 、 完 成 時 の 高 さ 6 3 4 メ ー ト ル に 到 達 [ 1 3 0 ] [ 1 3 1 ] 。
● 5 月 23 日 2 0 1 0 年 7 月 2 日 以 来 4 基 体 制 と な っ て い た 建 て 方 専 用 ク レ ー ン の 順 次 撤 去 開 始 [ 1 3 2 ] [ 1 3 3 ] [ 1 3 4 ] 。
● 6 月 7 日 東 京 ス カ イ ツ リ ー タ ウ ン の 開 業 日 と 展 望 台 入 場 料 金 な ど を 発 表 [ 1 3 5 ] 。
● 9 月 15 日 ジ ャ パ ン ・ モ バ イ ル キ ャ ス テ ィ ン グ に 対 し 、 携 帯 端 末 向 け マ ル チ メ デ ィ ア 放 送 墨 田 局 の 予 備 免 許 が 交 付 さ れ る [ 6 6 ] 。
● 10 月 上 旬 N H K と 在 京 民 放 5 局 の 実 験 試 験 局 が 本 放 送 の 7 0 0 分 の 1 程 度 の 弱 い 電 波 で 試 験 電 波 を 発 信 開 始 。 関 東 自 動 車 無 線 協 会 の 実 験 試 験 局 も タ ク シ ー 無 線 の 電 波 発 射 試 験 を 実 施 [ 7 6 ] 。
● 10 月 31 日 建 て 方 専 用 ク レ ー ン 4 基 、 そ の 後 設 け た 順 次 小 型 と し た 解 体 用 ク レ ー ン 3 基 す べ て の 撤 去 完 了 [ 1 3 6 ] [ 1 3 7 ] 。
● 11 月 4 日 ス タ ッ フ 着 用 の ユ ニ フ ォ ー ム 7 種 類 を 発 表 。 デ ザ イ ン は 皆 川 明 の ミ ナ ・ ペ ル ホ ネ ン に よ る も の [ 1 3 8 ] 。
● 11 月 17 日 ギ ネ ス 世 界 記 録 に ﹁ 世 界 一 の 高 さ の タ ワ ー ﹂ の 認 定 を 受 け 、 ﹃ ギ ネ ス 世 界 記 録 2 0 1 2 ﹄ に 掲 載 [ 1 3 9 ] [ 1 4 0 ] [ 1 4 1 ] 。
● 12 月 こ の 頃 ま で に 放 送 事 業 者 に よ る 無 線 設 備 の 取 り 付 け 工 事 が 完 了 し 、 1 年 間 の 試 験 電 波 期 間 に 入 る [ 4 8 ] 。 FM 放 送 も 同 時 に 試 験 電 波 期 間 に 入 る が 、 テ レ ビ 放 送 よ り は 短 く な る 。
● 12 月 5 日 こ の 日 の 未 明 ︵ 3 時 ︶ か ら N H K お よ び 在 京 キ ー 5 局 が 東 京 タ ワ ー か ら の 放 送 休 止 時 間 帯 に 試 験 電 波 を 40 分 程 度 、 地 上 デ ジ タ ル 本 放 送 と 同 じ レ ベ ル の フ ル パ ワ ー ︵ 1 0 kW ︶ を 初 め て 発 射 [ 7 6 ] [ 1 4 2 ] [ 1 4 3 ] 。
● 12 月 23 日 6 3 4 メ ー ト ル に 到 達 し て か ら 初 め て ラ イ ト ア ッ プ が 灯 さ れ る 。
2012年(平成24年)
2013年(平成25年)
2014年(平成26年)
2015年(平成27年)
2016年(平成28年)
● 5 月 22 日 開 業 4 周 年 。 こ れ に 伴 い 、 天 望 デ ッ キ ︵ H 3 5 0 ︶ 行 エ レ ベ ー タ ー の 上 部 の モ ニ タ ー が 春 夏 秋 冬 の 演 出 に 変 わ る 。
● 6 月 30 日 正 午 、 モ バ キ ャ ス 及 び N O T T V の 放 送 を 終 了 [ 6 8 ] [ 6 9 ] 。
2017年(平成29年)
2018年(平成30年)
5月22日 開業6周年。
10月23日 H155地点にある、スカイツリーテラスツアーが営業開始(2019年11月29日までは土日祝日・特定日・繁忙期を除く平日のみ開催)。
● 4 月 1 日 天 望 デ ッ キ ・ 天 望 回 廊 の 入 場 料 金 を 改 定 。 今 回 の 改 定 で 平 日 料 金 ・ 休 日 料 金 を 設 定 さ れ る ほ か 、 セ ッ ト 券 も 新 設 。 未 就 学 児 の 方 は 無 料 に な る 。 前 売 券 ︵ 日 時 指 定 券 ︶ が 当 日 券 よ り も 安 く 購 入 可 能 [ 1 7 8 ] 。
● 5 月 22 日 開 業 7 周 年 。
● 11 月 30 日 ス カ イ ツ リ ー テ ラ ス ツ ア ー が 土 日 祝 日 も 開 催 さ れ る ︵ 特 定 日 ・ 繁 忙 期 は 開 催 さ れ な い ︶ 。
2020年(令和2年)
2021年(令和3年)
● 1 月 - 日 本 国 政 府 か ら 東 京 都 に 対 し て の 緊 急 事 態 宣 言 発 令 ︵ 第 2 回 ︶ に よ り 、 東 京 都 が 飲 食 店 へ の 20 時 ま で の 時 短 営 業 を 求 め る 要 請 に 沿 い 、 閉 館 を 20 時 ま で に 繰 り 上 げ 。
● 3 月 19 日 - 緊 急 事 態 宣 言 の 解 除 、 並 び に 東 京 都 か ら 新 た な 飲 食 店 へ の 時 短 営 業 を 求 め る 要 請 に 沿 い 、 閉 館 を 21 時 ま で に 繰 り 上 げ [ 1 8 0 ]
● 4 月 12 日 - 東 京 都 よ り 新 型 コ ロ ナ ウ ィ ル ス 感 染 症 蔓 延 防 止 等 重 点 措 置 ︵ 指 定 期 間 ・ 5 月 11 日 ま で ︶ に 指 定 さ れ た こ と に よ り 、 飲 食 店 へ の 営 業 時 間 を さ ら に 20 時 ま で に 繰 り 上 げ る 時 短 営 業 を 求 め る 要 請 に 沿 い 、 閉 館 を 再 び 20 時 ま で に 繰 り 上 げ [ 1 8 1 ]
● 4 月 25 日 - 日 本 国 政 府 か ら 緊 急 事 態 宣 言 発 令 ︵ 第 3 回 ︶ に よ り 、 東 京 都 が 飲 食 店 を 含 む 大 型 商 業 施 設 に 対 し て 休 業 を 求 め る 要 請 が 出 た こ と に 伴 い 、 食 品 フ ロ ア な ど の 一 部 専 門 店 街 を 除 き 、 全 館 臨 時 休 業 と な っ た [ 1 8 2 ]
● 6 月 1 日 - 東 京 都 に よ る 緊 急 事 態 措 置 等 の 要 請 に 基 づ き 、 平 日 料 金 適 用 日 で あ る 平 日 の み 午 後 8 時 ま で の 時 短 営 業 で 営 業 を 再 開 。 土 日 は 6 月 20 日 ま で 臨 時 休 業 、 26 日 か ら 休 日 料 金 適 用 日 の 土 日 祝 日 の 営 業 を 再 開 。
建設地決定までの誘致活動とその経過
「在京6社新タワー推進プロジェクト」は新タワーの建設地を第1候補地は「墨田・台東 エリア」、第2候補地は「さいたま新都心 」としていたが2006年3月31日に「墨田・台東エリア」に決定した[183] 。決定までには東京の各地でいくつもの誘致活動が行われた。
東京都
墨田区
第 1 候 補 地 に な っ て い た 東 京 都 墨 田 区 ﹁ 業 平 橋 ・ 押 上 地 区 ﹂ は 、 東 武 伊 勢 崎 線 の 業 平 橋 駅 構 内 の 一 部 と 押 上 駅 ︵ 京 成 押 上 線 ・ 都 営 浅 草 線 ・ 東 武 伊 勢 崎 線 ・ 東 京 メ ト ロ 半 蔵 門 線 ︶ と の 間 に あ っ た 貨 物 駅 跡 地 を 中 心 と し た 地 域 で あ る 。 跡 地 所 有 者 は 東 武 鉄 道 で あ り 、 同 社 は 事 業 主 体 と し て 建 設 費 約 5 0 0 億 円 を 負 担 す る と し て い る 。
2 0 0 5 年 ︵ 平 成 17 年 ︶ 8 月 25 日 、 同 社 が 、 N H K ・ 在 京 6 社 と 墨 田 区 と の 間 で 、 建 設 決 定 を 協 議 す る た め の ﹁ 三 者 間 確 認 書 ﹂ を 交 わ し 、 12 月 末 に 最 終 決 定 す る こ と で 合 意 し た た め 、 墨 田 区 を 候 補 地 と し て 決 定 す る こ と が 有 力 と な っ た 。 し か し 、 現 在 の 東 京 タ ワ ー を 改 修 し て 使 う 案 も 消 え て い な い こ と と 、 放 送 事 業 者 側 と 東 武 鉄 道 の 間 で 新 東 京 タ ワ ー に お け る 賃 貸 料 を 巡 る 交 渉 が 難 航 し て い た た め 、 12 月 26 日 に 年 内 の 決 定 を 断 念 し て 、 翌 2 0 0 6 年 ︵ 平 成 18 年 ︶ 3 月 末 ま で の 決 定 に 変 更 し た 。
決 定 時 期 が 延 期 と な っ た 理 由 に つ い て 墨 田 区 と 東 武 鉄 道 は 、 協 議 時 間 が 不 十 分 だ っ た た め と 説 明 し た 。 2 0 0 6 年 ︵ 平 成 18 年 ︶ 3 月 25 日 に N H K と 在 京 6 社 は 墨 田 区 に 建 設 す る こ と を 正 式 に 決 定 し 、 同 月 31 日 に 報 道 発 表 が な さ れ た 。
港区
東京タワーの運営会社である日本電波塔 は、2004年 (平成16年)夏に、放送事業者に対し、東京タワーの高さを現在より30メートル程高くしてアナログテレビ放送終了後にアナログテレビ用アンテナを撤去しデジタルテレビ用アンテナに取り替え、送信アンテナ位置を現在より約90メートル高い地上350メートルに設置するとの案を示した。この案の場合、新東京タワーの建設費約500億円に比べて改修費用約40億円と割安であり、各局の新タワーに比べて放送施設賃貸料に大きく差が付くと言われている。同社は収入の約6割を放送関連設備などの賃貸料から得ており、新東京タワーが完成した場合、放送事業者の設備がすべて東京スカイツリーへ移ってしまうなど、大幅な収入減となる。
これらの動きはさほど報道されなかったが、同社は2007年(平成19年)9月21日 にアンテナを80メートルから100メートル高くし、地上デジタル放送への完全移行に対応することを発表し、報道された。
練馬区
高さ1,008メートルの「東京ワールドタワー」を、新東京タワーとは別に練馬区 の誘致団体「東京ワールドタワー推進協議会」(奥田則男会長)が西武鉄道 系列の遊園地・としまえん の敷地約2万m2 に建設を目指して、西武とロッテグループ などとの共同で誘致活動をしていた。なお、タワーのデザインは西武線在住で漫画家 の松本零士 が担当した[184] 。
新宿区
豊島区
サンシャインシティ の隣接地にある独立行政法人 造幣局 東京支局の敷地に、高さ600メートル級のタワーを誘致する活動を特定非営利活動法人 東京アーバンクリエイト21が行っていた。また、サンシャインの広場と併せて防災用の広場ともなっていた。なお、豊島区 は前述の東京ワールドタワー(練馬区)の誘致活動にも参加していた[184] 。
台東区
商店街 や観光連盟など民間主導による「台東ワールドタワー」の誘致活動もあった。場所は台東区立隅田公園 や区民会館の周辺地区で、高さ600メートルのタワーを建設する計画だった。
足立区
東六月町のニッポン放送アンテナ跡地か舎人公園 敷地内の2か所にタワーを誘致する計画もあり、共に高さ600メートルのタワーを建設する計画だった。
千代田区
秋葉原駅 前の駐車場(後の秋葉原クロスフィールド 付近)に高さ800メートルのタワー(秋葉原タワー・アキバタワー)を建設する計画もあり、オフィスやアミューズメント施設も入居する複合施設として計画されていた。なお当初は現在ロータリーや秋葉原クロスフィールド等が立地する山手線沿いの東西(神田青果市場跡)が再開発前であり、高架を跨いだ600メートル級のタワーを構想中という報道がされていた。同駅前には800メートル級を想定したタワー模型が設置されていたことがあった[186] 。
埼玉県
さいたま市
埼 玉 県 と さ い た ま 市 は ﹁ 第 2 候 補 地 ﹂ と し て 、 大 宮 台 地 上 に 位 置 す る 埼 玉 県 さ い た ま 市 中 央 区 の さ い た ま 新 都 心 の 8 - 1 A 街 区 に ﹁ さ い た ま タ ワ ー ﹂ を 建 設 す る 構 想 を 提 唱 し て い た 。 ﹁ さ い た ま タ ワ ー ﹂ は 在 京 6 社 新 タ ワ ー 推 進 プ ロ ジ ェ ク ト に よ り 東 京 の 震 災 時 の バ ッ ク ア ッ プ 機 能 が 優 れ て い る と し て 、 ﹁ 墨 田 ・ 台 東 エ リ ア ﹂ に 次 ぐ 候 補 地 と な っ て い た 。 埼 玉 県 な ら び に さ い た ま 市 の 関 係 者 は ﹁ さ い た ま ﹂ に 対 す る イ メ ー ジ ア ッ プ 等 を 企 図 し て 懸 命 に ﹁ さ い た ま タ ワ ー ﹂ の 誘 致 活 動 を 実 施 し た も の の 、 電 波 の 混 信 世 帯 が 約 14 万 世 帯 に 及 ぶ と 想 定 さ れ 、 こ れ は ﹁ 墨 田 ・ 台 東 エ リ ア ﹂ と の 比 較 で 約 7 倍 の 規 模 に 達 し 、 そ の 対 策 費 用 も よ り 巨 額 に な る と い う 理 由 か ら 落 選 し た 。
﹁ さ い た ま タ ワ ー ﹂ の 建 設 予 定 地 だ っ た 、 さ い た ま 新 都 心 の 8 - 1 A 街 区 は 暫 定 的 に 駐 車 場 と し て 使 用 さ れ て お り 、 2 0 0 8 年 ︵ 平 成 20 年 ︶ 3 月 に 、 高 さ 1 8 6 メ ー ト ル の オ フ ィ ス 用 超 高 層 建 築 物 を 建 設 す る こ と で 正 式 に 決 ま っ た が 、 世 界 金 融 危 機 の 影 響 で 開 発 担 当 企 業 が 規 模 縮 小 を 要 望 、 埼 玉 県 と さ い た ま 市 が こ れ を 拒 否 し 、 2 0 1 0 年 ︵ 平 成 22 年 ︶ に 再 び 白 紙 と な っ た 。 2 0 1 1 年 ︵ 平 成 23 年 ︶ に は 、 さ い た ま 赤 十 字 病 院 や 埼 玉 県 立 小 児 医 療 セ ン タ ー な ど 、 建 物 が 老 朽 化 し て い る 県 内 既 存 医 療 施 設 の 移 転 案 が 浮 上 し 、 2 0 1 7 年 ︵ 平 成 29 年 ︶ に 移 転 が 完 了 し た [ 1 8 7 ] 。
新タワー建設自体の是非と立地を巡る議論
関 東 圏 に 新 し く 電 波 塔 を 建 設 す る こ と の 利 点 と 問 題 点 が 議 論 さ れ て い た 。
北 関 東 で は 、 地 理 的 条 件 で 宇 都 宮 ・ 榛 名 波 が 受 信 で き ず 、 タ ワ ー 波 の 受 信 レ ベ ル で さ え 低 い 地 域 で も 、 地 上 デ ジ タ ル 放 送 を 受 信 す る こ と が で き る よ う に な る 。 県 域 局 の T O K Y O M X が 茨 城 県 な ど で 混 信 の 少 な い 16 チ ャ ン ネ ル へ 変 更 と な り 、 さ ら に ス カ イ ツ リ ー へ 今 の ま ま の 送 信 出 力 ・ 指 向 性 な し で 移 転 す る こ と で 、 実 質 的 に エ リ ア が 拡 大 す る こ と が 期 待 さ れ て い た 。 一 方 で T O K Y O M X は 、 親 局 を 東 京 ス カ イ ツ リ ー に 移 し 、 東 京 タ ワ ー 以 上 に 高 い 位 置 か ら 送 信 す る こ と で 、 都 内 全 域 に 放 送 を 届 け ら れ る よ う に な る が 、 そ の 分 ス ピ ル オ ー バ ー が 大 規 模 に 発 生 す る と し て 、 近 隣 県 の 独 立 放 送 局 か ら 反 発 を 受 け て い た 。
過 去 に 秋 葉 原 地 区 で テ レ ビ 塔 建 設 の 検 討 を 行 っ た 際 に 、 ﹁ 電 波 塔 直 下 に お い て 、 高 感 度 の 受 信 機 で は ノ イ ズ 等 が 発 生 す る お そ れ が あ る ﹂ が 建 設 中 止 の 理 由 の 一 つ で あ っ た 。 こ の た め 、 東 京 ス カ イ ツ リ ー で も 同 様 の 懸 念 が あ る [ 1 8 8 ] 。
東 京 タ ワ ー と 異 な る 場 所 に な る た め 、 テ レ ビ ア ン テ ナ の 向 き を 変 え る 必 要 が あ る の で は な い か と い う 質 問 [ 1 8 9 ] が 多 数 寄 せ ら れ た が 、 総 務 省 ・ 日 本 放 送 協 会 技 術 部 な ど の 見 解 は ﹁ 問 題 な し ﹂ [ 1 9 0 ] で あ る 。 2 0 0 9 年 ︵ 平 成 21 年 ︶ ま で の シ ミ ュ レ ー シ ョ ン に よ る と 、 ス カ イ ツ リ ー に 対 し て 一 番 受 信 し づ ら い 90 度 の 向 き で あ っ て も 十 分 な 電 界 強 度 が 得 ら れ る 。 た だ 、 ご く 近 隣 で の 受 信 で は 減 衰 さ せ る ア ッ テ ネ ー タ を 使 用 し た ほ う が 安 定 す る 場 合 も あ る 。
ア ン テ ナ の 向 き に 関 し て 、 総 務 省 は 情 報 通 信 審 議 会 情 報 通 信 政 策 部 会 ﹁ 第 42 回 地 上 デ ジ タ ル 放 送 推 進 に 関 す る 検 討 委 員 会 ﹂ ︵ 2 0 0 9 年 ︵ 平 成 21 年 ︶ 1 月 16 日 開 催 ︶ に お い て 、 ﹁ 関 東 広 域 圏 の 地 上 デ ジ タ ル 放 送 の 親 局 が 、 東 京 タ ワ ー か ら 東 京 ス カ イ ツ リ ー に 移 行 す る こ と に よ る 視 聴 者 へ の 影 響 は 、 ほ と ん ど 無 い で あ ろ う ﹂ と の 見 解 を 示 し た 。
東 京 23 区 内 は 電 波 の 強 度 が 強 く 、 ア ン テ ナ が 東 京 ス カ イ ツ リ ー に 向 い て い な く て も 地 上 デ ジ タ ル 放 送 の 番 組 を 視 聴 で き る 可 能 性 が 高 く 、 ま た 東 京 タ ワ ー や 東 京 ス カ イ ツ リ ー か ら 離 れ て い る 地 域 に つ い て は 位 置 関 係 が 相 対 的 に 変 わ ら な い た め 、 視 聴 者 に 与 え る 影 響 は ほ ぼ 無 い だ ろ う と の 見 方 が 示 さ れ て い た [ 注 釈 1 4 ] 。 し か し 、 実 際 に は 後 述 の よ う な 電 波 障 害 が 発 生 し 、 移 行 ス ケ ジ ュ ー ル に 大 き な 遅 れ が 生 じ た 。
東京スカイツリーの問題点
経済面
東 京 ス カ イ ツ リ ー が で き る こ と に よ り 多 く の 観 光 客 が 当 地 を 訪 れ 、 地 元 の 商 業 が 活 性 化 す る こ と が 期 待 で き る 。 し か し 、 テ ナ ン ト を 募 集 す る 際 は 地 元 の 商 店 を 優 先 し た も の の 家 賃 が 高 い こ と か ら ︵ 墨 田 区 の 坪 単 価 は 1 万 円 前 後 だ が 、 ス カ イ ツ リ ー は 3 - 5 万 円 ︶ 1 軒 も 入 ら な い こ と に 決 ま っ た [ 1 9 1 ] 。 結 果 、 東 京 ス カ イ ツ リ ー に は 大 規 模 な 商 業 施 設 が 併 設 さ れ 、 短 期 的 に 見 る と 地 元 商 店 街 を 圧 迫 す る お そ れ が 大 き い [ 1 8 8 ] 。 長 期 的 に 見 る と 、 日 本 に お い て 過 去 に 建 設 さ れ た 多 く の 観 光 タ ワ ー や 観 光 施 設 と し て の テ ー マ パ ー ク は そ の 価 値 の 低 下 ・ 陳 腐 化 に よ り オ ー プ ン か ら 時 間 が 経 つ に つ れ 入 場 客 が 減 少 し て い る 。 入 場 者 の 安 定 的 な 確 保 に は 東 京 デ ィ ズ ニ ー ラ ン ド 、 東 京 デ ィ ズ ニ ー シ ー を 含 む 東 京 デ ィ ズ ニ ー リ ゾ ー ト の よ う な 巨 額 の 再 投 資 が 必 要 で あ る が そ の 費 用 が 十 分 確 保 さ れ て い な い こ と か ら 、 タ ワ ー 自 身 の 観 光 的 価 値 に 多 く を 依 存 す る こ と は 大 き な 経 営 的 リ ス ク を 伴 う と 指 摘 さ れ て い る [ 1 9 2 ] 。
2 0 1 8 年 に 入 り 、 入 場 者 数 が 年 々 減 少 [ 1 9 3 ] ︵ 開 業 翌 年 比 7 割 ︶ し て い る 背 景 [ 1 9 4 ] か ら 、 2 0 1 9 年 4 月 か ら 団 体 予 約 客 の 料 金 引 き 下 げ 方 針 を 発 表 し た [ 1 9 4 ] 。 こ の ほ か に 、 ス カ イ ツ リ ー タ ウ ン の 入 場 者 数 も 開 業 年 の 4 4 7 6 万 人 か ら 3 0 7 8 万 人 に 減 少 し て い る [ 1 9 4 ] 。
環境・安全面
周 辺 地 域 で は 東 京 ス カ イ ツ リ ー を 訪 れ た 多 数 の 観 光 客 ・ 見 物 客 に よ る 違 法 駐 車 、 ゴ ミ の ポ イ 捨 て 、 立 ち 小 便 、 深 夜 ・ 早 朝 の 騒 音 、 交 通 渋 滞 、 歩 き タ バ コ な ど も 問 題 と な っ て い る [ 1 9 5 ] [ 1 9 6 ] 。
タ ワ ー 本 体 に 風 が 当 た り 風 切 り 音 が 騒 音 と な る と も い わ れ る [ 1 9 7 ] 。
電 磁 波 に よ る 人 体 へ の 影 響 に つ い て の 医 学 的 研 究 は 途 上 で あ る が 、 電 磁 波 に よ り 周 辺 住 民 が 電 磁 波 過 敏 症 を 発 症 す る リ ス ク が 高 ま る 可 能 性 が 指 摘 さ れ て い る 。 ま た 電 磁 波 に よ っ て 電 磁 障 害 が 起 き 、 コ ン ピ ュ ー タ 等 に 影 響 を 与 え る 懸 念 も 指 摘 さ れ て い る [ 1 9 8 ] 。
天候問題
2 0 1 0 年 ︵ 平 成 22 年 ︶ 2 月 か ら 3 月 に か け て 3 0 0 メ ー ト ル 前 後 ま で 、 4 月 17 日 に は 約 3 5 0 メ ー ト ル の 高 さ と な っ た が 、 こ の 時 東 京 に 降 雪 が あ り 、 タ ワ ー 上 部 に 積 も っ た り 付 着 し た 雪 の 片 ま た は 塊 の 落 下 が 見 ら れ た [ 1 9 9 ] 。 こ の た め 、 降 雪 時 に は 事 務 所 内 に 対 策 本 部 を 設 け て い る 。 2 0 1 2 年 1 月 下 旬 に も 落 雪 が 原 因 と 思 わ れ る 被 害 が 半 径 2 0 0 メ ー ト ル 以 内 に 出 た 。
同 塔 は 構 造 上 は 円 筒 状 の 柱 が 上 下 斜 め に な っ て い て 雪 が 積 も り に く い が 、 そ の 材 質 が 金 属 の た め 外 気 温 の 変 化 を 受 け や す い 。 更 に 展 望 台 は 雪 が 積 も り や す く 、 高 い 位 置 に 長 時 間 積 も っ た 雪 は 氷 の よ う に 硬 く な り や す い こ と か ら 大 き な 塊 が 落 ち た 場 合 に 備 え て 、 2 0 1 2 年 ︵ 平 成 24 年 ︶ 2 月 11 日 と 12 日 に は 東 武 タ ワ ー と 大 林 組 は 通 行 人 に 落 雪 へ の 注 意 を 呼 び 掛 け た 。 ま た 、 東 武 タ ワ ー は 同 被 害 に 対 し 賠 償 に 応 じ て い る [ 2 0 0 ] 。 2 0 1 2 年 末 ま で に 地 上 1 5 0 メ ー ト ル 以 上 か ら 最 頂 部 6 3 4 メ ー ト ル の 間 に 計 45 台 へ と カ メ ラ を 増 設 し 、 積 雪 状 況 を 監 視 し て 地 上 の 約 60 人 の 警 備 員 が 歩 行 者 や 住 民 に 落 雪 の 注 意 喚 起 を 行 う [ 2 0 1 ] 。 2 0 1 3 年 1 月 15 日 に は 直 径 20 セ ン チ メ ー ト ル 以 上 の 雪 塊 が 何 度 も 落 下 し 、 一 部 で は 規 制 線 が 張 ら れ 、 ま た 民 家 の 屋 根 に 穴 が 開 く な ど の 被 害 が 4 件 発 生 し た 。
こ の よ う に 、 ス カ イ ツ リ ー は 開 業 前 か ら 落 雪 問 題 が し ば し ば 指 摘 さ れ て き た が 、 開 業 以 降 は 強 風 問 題 も 浮 上 し て い る 。 開 業 初 日 に は 、 早 く も 暴 風 雨 に よ り エ レ ベ ー タ ー の 運 行 が 一 時 停 止 さ れ 、 さ ら に 第 2 展 望 台 の 営 業 を 2 時 間 以 上 早 く 打 ち 切 っ た [ 2 0 2 ] 。 こ の 日 を 含 め 、 2 0 1 2 年 度 は 展 望 台 の 営 業 を 25 日 休 止 し た 。
2 0 1 3 年 度 ︵ 平 成 25 年 度 ︶ は 展 望 台 の 営 業 を 40 日 休 止 し た こ と が 響 き 、 ス カ イ ツ リ ー の 年 間 来 場 者 実 績 は 約 6 1 9 万 人 と 、 想 定 よ り 25 万 人 下 回 っ た [ 2 0 3 ] 。
電波障害
茨 城 県 か す み が う ら 市 で 視 聴 さ れ る テ レ ビ は 東 京 タ ワ ー か ら の 電 波 を 受 信 し て い た が 、 東 京 ス カ イ ツ リ ー か ら の 電 波 と 干 渉 し て し ま っ て 電 波 が 受 信 し づ ら く な っ て し ま う 地 域 が あ る た め 、 東 京 ス カ イ ツ リ ー に よ る 電 波 障 害 を 市 民 に 注 意 喚 起 し て い た [ 2 0 4 ] [ 2 0 5 ] 。
前 述 の 通 り 、 東 京 タ ワ ー か ら 東 京 ス カ イ ツ リ ー へ の 移 転 に よ り 電 波 障 害 は 発 生 し に く い と 考 え ら れ て お り 、 在 京 テ レ ビ 6 社 の 切 り 替 え は 2 0 1 3 年 ︵ 平 成 25 年 ︶ 1 月 頃 を 予 定 し て い た [ 4 8 ] が 2 0 1 2 年 ︵ 平 成 24 年 ︶ 7 月 か ら 10 月 の 間 に 、 深 夜 、 東 京 タ ワ ー か ら の 送 信 を 止 め 、 東 京 ス カ イ ツ リ ー か ら 送 信 す る 試 験 電 波 に よ る 視 聴 者 参 加 の モ ニ タ ー 調 査 を 行 っ た 結 果 、 集 合 住 宅 で 1 0 . 5 パ ー セ ン ト 、 戸 建 住 宅 で 11 パ ー セ ン ト の 世 帯 が 電 波 を 正 し く 受 信 で き な い こ と が 分 か っ た 。 原 因 と し て ア ン テ ナ の 向 き の 問 題 や 室 内 ア ン テ ナ の 使 用 、 強 電 界 エ リ ア に お い て 設 置 さ れ て い る 受 信 ブ ー ス タ ー に よ っ て 電 波 が 増 幅 さ れ 強 す ぎ る こ と で 正 し く 受 信 で き な い 問 題 等 が 挙 げ ら れ た 。 受 信 障 害 は 地 域 的 な 偏 在 で は な く 、 設 置 状 況 に 応 じ て 点 状 に 散 在 し て お り 、 試 算 で は 関 東 1 都 6 県 約 1 5 0 0 万 世 帯 ・ 事 業 所 の う ち 約 16 万 件 に 影 響 す る と 判 明 し 、 予 想 以 上 の 受 信 障 害 へ の 対 策 の た め に 機 能 移 転 が 遅 れ る 見 通 し で あ る と 、 N H K 会 長 松 本 正 之 は 2 0 1 2 年 ︵ 平 成 24 年 ︶ 11 月 1 日 の 記 者 会 見 で 明 ら か に し た [ 1 6 3 ] [ 2 0 6 ] 。
こ の た め 2 0 1 2 年 ︵ 平 成 24 年 ︶ 12 月 22 日 か ら 、 東 京 ス カ イ ツ リ ー か ら の 電 波 の 受 信 確 認 を 促 す ﹃ 東 京 ス カ イ ツ リ ー 受 信 確 認 テ ス ト ﹄ の 放 送 を 在 京 テ レ ビ 6 社 で 開 始 、 問 題 が あ る 場 合 に は 東 京 ス カ イ ツ リ ー 移 行 推 進 セ ン タ ー に 相 談 す る よ う 呼 び か け 、 計 1 0 0 億 円 を 負 担 し て 各 家 庭 の ア ン テ ナ 調 整 や 交 換 な ど 受 信 障 害 回 避 の 対 策 を 行 う こ と と な っ た [ 1 6 3 ] [ 1 6 4 ] [ 1 6 5 ] [ 2 0 7 ] 。 ま た 、 当 該 在 京 テ レ ビ 6 社 以 外 の 放 送 局 ︵ テ レ 玉 、 チ バ テ レ 、 t v k 、 放 送 大 学 等 ︶ の 受 信 に 影 響 が 出 た 場 合 に も 移 行 推 進 セ ン タ ー で 対 応 し て い る 。 こ の 問 題 に よ り 機 能 移 転 は 2 0 1 3 年 ︵ 平 成 25 年 ︶ 5 月 1 日 に 変 更 す る と し 、 そ の 後 同 年 5 月 末 頃 へ と 変 更 さ れ た 。
そ の 後 、 受 信 確 認 テ ス ト を 繰 り 返 し た 結 果 、 視 聴 者 か ら の 相 談 件 数 が 減 少 し 対 応 工 事 の め ど が つ い た こ と か ら 総 務 省 と 協 議 を 行 い 、 2 0 1 3 年 ︵ 平 成 25 年 ︶ 5 月 24 日 に 、 総 務 大 臣 新 藤 義 孝 が 今 後 の 試 験 放 送 で 受 信 障 害 が 急 増 し な い こ と や 、 各 局 が 移 転 後 も 受 信 対 策 に 万 全 を 期 す こ と を 条 件 と し て 同 年 5 月 31 日 に ス カ イ ツ リ ー へ の 移 転 を 容 認 す る 、 と 表 明 し 、 在 京 テ レ ビ 6 社 も 正 式 に 同 日 の 移 転 を 行 う と 発 表 [ 1 7 0 ] [ 1 7 1 ] [ 1 7 2 ] し た 。 そ し て 、 同 年 5 月 31 日 9 時 に ス カ イ ツ リ ー か ら の 放 送 に 移 行 し た 。
な お 、 同 年 3 月 31 日 時 点 で 16 万 4 2 5 1 件 の 相 談 が あ り 7 万 1 5 1 6 件 に 対 策 が 必 要 な 事 が 判 明 し 、 同 年 5 月 28 日 ま で の 要 対 策 件 数 は 12 万 5 4 0 0 世 帯 で あ っ た 。 さ ら に 、 同 年 5 月 31 日 9 時 の 完 全 移 行 後 、 ス カ イ ツ リ ー の 地 元 で あ る 墨 田 ・ 台 東 ・ 江 戸 川 3 区 の ケ ー ブ ル テ レ ビ を 受 信 し て い る 約 2 2 0 0 世 帯 で 、 古 く な っ た 端 子 や ケ ー ブ ル に ス カ イ ツ リ ー か ら の 強 い 電 波 が 干 渉 し た こ と が 原 因 で 、 画 面 が 乱 れ た り 何 も 映 ら な い な ど の 受 信 障 害 が 発 生 し た [ 2 0 8 ] 。 ま た 、 同 日 9 時 か ら 22 時 ま で に 受 信 相 談 コ ー ル セ ン タ ー に 1 万 7 7 9 2 件 の 相 談 ︵ う ち 対 策 工 事 が 必 要 な 相 談 が 7 6 6 4 件 ︶ が あ り [ 2 0 8 ] 、 同 年 5 月 31 日 か ら 同 年 6 月 4 日 ま で の 間 で 新 た に 2 万 7 6 4 7 件 の 受 信 障 害 が 判 明 し た こ と が 発 表 さ れ て い る [ 2 0 9 ] 。
評価
● 開 業 か ら 1 週 間 の 来 場 者 は 1 6 4 万 3 0 0 0 人 で 当 初 予 想 ︵ 約 1 1 2 万 人 ︶ の 1 . 5 倍 の 人 出 と な っ た [ 2 1 0 ] 。
● 展 望 デ ッ キ か ら 景 色 を 眺 め た 歌 手 の レ デ ィ ー ・ ガ ガ は 、 ﹁ 外 は 雨 で す が 、 こ ん な に 美 し い 景 色 を 見 た こ と は あ り ま せ ん ﹂ と 絶 賛 し た [ 2 1 1 ] 。
● 上 武 大 学 経 営 情 報 学 部 教 授 の 池 田 信 夫 は 、 ﹁ ス カ イ ツ リ ー の 建 設 に は 世 界 最 先 端 の 技 術 が 使 わ れ て い る そ う だ が 、 こ の 無 用 の 長 物 は 、 技 術 者 は 世 界 一 優 秀 だ が 経 営 者 は 世 界 最 悪 と い わ れ る 日 本 の 企 業 を 象 徴 す る ﹃ 21 世 紀 の ピ ラ ミ ッ ド ﹄ で あ る ﹂ と し て い る [ 2 1 2 ] 。
● 作 家 の 曽 野 綾 子 は 、 ﹁ 高 さ 競 争 は 後 発 国 の や る こ と で は な い で す か 。 も っ と 大 人 に な っ て も ら い た い で す ね 。 ど ん な 高 い 塔 も 今 に 抜 か れ ま す ﹂ と 評 し た [ 2 1 3 ] 。
● ア メ リ カ の 歴 史 あ る 旅 行 雑 誌 ﹃ T r a v e l + L e i s u r e ﹄ で は 、 東 京 の 7 大 ガ ッ カ リ 観 光 地 の 1 位 に 選 ば れ た [ 2 1 4 ] 。
ギャラリー
遠景
東京スカイツリー(東京都墨田区)
10.1キロメートル離れた新宿高島屋から撮影
11.6キロメートル離れた
恵比寿ガーデンプレイス から撮影
13.6キロメートル離れたJR
中野駅 の西側の跨線橋の上から撮影
17.8キロメートル離れた
羽田空港 第2ターミナルから撮影
展望台からの風景
元旦の天望デッキから富士山を望む (2013年(平成25年)1月1日撮影)
お台場、レインボーブリッジ方面を望む (2013年(平成25年)1月1日撮影)
真南の東京ゲートブリッジ方面を望む (2013年(平成25年)1月1日撮影)
手前は荒川、東京ディズニーリゾート方面を望む (2013年(平成25年)1月1日撮影)
隅田川、東武鉄道浅草駅、浅草寺を望む (2013年(平成25年)1月1日撮影)
隅田川、墨田区役所、アサヒビールタワーを望む (2013年(平成25年)1月1日撮影)
真北、足立区方面を望む(2014年(平成26年)3月23日撮影)
隅田川、
桜橋 を望む(2014年(平成26年)3月23日撮影)
隅田川、桜橋、首都高速6号線を望む夜景 (2015年(平成27年)9月23日撮影)
建設中の風景
着工前の
地盤調査 「試験実施中」。
2008年(平成20年)4月12日撮影
着工10か月後33メートル。
2009年(平成21年)
5月10日 撮影
着工1年後76メートル。業平橋駅プラットホームから 2009年(平成21年)7月14日撮影
着工1年後、三角柱をなす足場。東武橋から 2009年(平成21年)7月14日撮影
吾妻橋(浅草)からの遠望。
2009年(平成21年)
9月10日 撮影
当初計画高さ610メートルの4分の1を超え153メートル。観光
飛行船 が飛来。京成橋から。
2009年(平成21年)
9月19日 撮影
着工から1年4か月205メートル。東武橋から 2009年(平成21年)11月14日撮影
4本の足からなる正三角形の基礎の1つの支柱脚部のクローズアップ。 2009年(平成21年)12月22日撮影
東京タワーを超えた338メートル。 2010年(平成22年)3月30日撮影
高さ398メートル。第1展望台支柱建方完了、クレーン1基増設し4基体制となる。 2010年(平成22年)7月10日撮影
支柱建方での最終高さ497メートル。第2展望台下部支柱建方開始1週間後の
2010年(平成22年)
11月3日 撮影
高さ559メートル。ゲイン塔に一部のアンテナが取り付けられた。
2011年(平成23年)
1月23日 撮影
2011年(平成23年)3月18日13時34分、 高さ634メートルを達成。翌19日撮影
東京スカイツリーを扱った作品
東 京 ス カ イ ツ リ ー は 建 設 中 の 時 点 か ら 大 変 な 注 目 度 が あ り 、 新 た な 東 京 の シ ン ボ ル と し て 様 々 な 小 説 や 映 像 作 品 に 登 場 し て い る 。 た だ し 、 直 接 登 場 す る こ と も あ れ ば 単 な る 背 景 と し て 登 場 す る こ と も あ る な ど 作 品 数 だ け で も 大 変 多 い た め 、 割 愛 し て い る 。
ま た 、 東 京 タ ワ ー と 違 っ て ﹁ 東 京 ス カ イ ツ リ ー ﹂ は 商 標 名 に あ た る こ と か ら 、 東 武 タ ワ ー ス カ イ ツ リ ー の 許 諾 が 必 要 と な る た め 、 名 称 が 使 え な い 場 合 は 言 及 を 避 け る ほ か 、 ﹁ 東 京 ス カ イ タ ワ ー ﹂ な ど の よ う に 名 称 を 変 更 し て 登 場 さ せ る ケ ー ス も み ら れ る [ 注 釈 1 5 ] 。
東 京 タ ワ ー が 多 く の 特 撮 映 画 や 特 撮 テ レ ビ ド ラ マ で 怪 獣 に よ っ て 倒 さ れ る な ど の 被 害 を 被 っ て い る た め か 、 近 年 の 怪 獣 な ど を 扱 っ た 小 説 や 漫 画 、 ア ニ メ な ど で は 東 京 タ ワ ー に 代 わ る 東 京 の ラ ン ド マ ー ク と し て 東 京 ス カ イ ツ リ ー が 怪 獣 の 攻 撃 を 受 け る と い う 作 品 が 多 い [ 注 釈 1 6 ] 。
特撮作品への登場
映画
記 録 映 画 ﹃ 東 京 ス カ イ ツ リ ー 世 界 一 の ひ み つ ﹄
建 設 記 録 映 像 を 元 に し た 、 開 業 ま で の ド キ ュ メ ン タ リ ー 映 画 [ 2 1 7 ] 。 2 0 1 2 年 7 月 28 日 公 開 。 2 0 1 1 年 3 月 に 完 成 目 標 の 6 3 4 m に 到 達 し た 際 に 頂 上 部 に 鳩 が 止 ま っ て い た 出 来 事 か ら 着 想 を 得 て 、 鳩 の 目 線 で 見 た 工 事 の 一 部 始 終 を 2 羽 の 鳩 ジ ョ ン ピ ー と ク ル ッ ク ー が 解 説 し 、 工 事 が 進 む に つ れ て 2 羽 の 恋 愛 関 係 が 深 ま っ て い く 構 成 と な っ て い る [ 2 1 8 ] 。
ス タ ッ フ
● 声 の 出 演 ‥ 神 谷 浩 史 ︵ ク ル ッ ク ー ︶ 、 日 笠 陽 子 ︵ ジ ョ ン ピ ー ︶
● 監 督 ‥ 野 上 純 一
● 製 作 ‥ 井 上 伸 一 郎
● 企 画 ‥ 北 尾 知 道 、 水 越 浩 司
● プ ロ デ ュ ー サ ー ‥ 菅 山 明 美 、 清 水 修
● 製 作 ス ー パ ー バ イ ザ ー ‥ 土 川 勉
● 脚 本 ‥ 小 林 弘 利
● 音 楽 ‥ 永 山 学
● ア レ ン ジ ・ プ ロ グ ラ ミ ン グ ‥ 佐 藤 豪
● 編 集 ‥ 野 島 邦 光 、 岩 峅 郁 夫
● 音 響 効 果 ‥ 黒 田 正 信 、 田 沼 貴 裕
● 音 響 ア ド バ イ ザ ー ‥ 西 名 武
● ミ キ サ ー ‥ 新 橋 宣 彦
● 取 材 ‥ 岡 村 倫 裕 、 佐 藤 洋 輔 、 池 辺 博 哉
● CG 制 作 ︵ キ ャ ラ ク タ ー ︶ ‥ デ ジ タ ル ・ フ ロ ン テ ィ ア
● CG プ ロ デ ュ ー サ ー ‥ 松 村 傑 、 清 水 峻 、 工 楽 英 樹
● CG デ ィ レ ク タ ー ‥ 椎 名 政 治
● CG プ ロ ダ ク シ ョ ン マ ネ ー ジ ャ ー ‥ 浜 辺 啓 太 郎 、 田 村 貴 裕
● CG デ ザ イ ナ ー ‥ 内 田 和 博 、 戸 島 守 映
● CG 制 作 ‥ デ ジ タ ル ・ ガ ー デ ン 、 N H K ア ー ト
● 宣 伝 ‥ 坂 野 か お り 、 佐 々 木 愛 、 瀧 清 加
● 主 題 歌 ‥ 土 岐 麻 子 ﹁ つ な が る 未 来 ﹂ ︵ 作 詞 ‥ 柿 島 伸 次 、 野 上 純 一 / 作 曲 ‥ 永 山 学 、 佐 藤 豪 ︶
● 特 別 協 力 ・ 映 像 協 力 ‥ 東 武 鉄 道 、 東 武 タ ワ ー ス カ イ ツ リ ー
● 監 修 協 力 ‥ 日 建 設 計
● 映 像 協 力 ‥ 大 林 組 、 N H K
● 制 作 ‥ N H K エ ン タ ー プ ラ イ ズ
● 配 給 ‥ 角 川 映 画 フ ィ ル ム イ ン ク
● 製 作 委 員 会 ‥ 角 川 書 店 、 大 林 組 、 N H K エ ン タ ー プ ラ イ ズ 、 博 報 堂 、 ソ ニ ー P C L
ア ニ メ 映 画
﹃ 名 探 偵 コ ナ ン 異 次 元 の 狙 撃 手 ﹄
テ レ ビ ア ニ メ ﹃ 名 探 偵 コ ナ ン ﹄ の 劇 場 版 第 18 作 。 2 0 1 4 年 ︵ 平 成 26 年 ︶ 4 月 19 日 公 開 。 作 中 に 登 場 す る ベ ル ツ リ ー タ ワ ー の モ デ ル で あ り 、 高 さ が 6 3 5 m に 変 更 さ れ て い る 。 な お 、 ベ ル ツ リ ー タ ワ ー は ﹃ ル パ ン 三 世 VS 名 探 偵 コ ナ ン T H E M O V I E ﹄ ︵ 2 0 1 3 年 ︵ 平 成 25 年 ︶ 12 月 7 日 公 開 ︶ の 舞 台 の 1 つ と し て 、 ﹃ 異 次 元 の 狙 撃 手 ﹄ よ り も 一 足 早 く 登 場 し て い る 。
漫画
音楽
交通アクセス
鉄道
路線バス
東京スカイツリータウン(東京ソラマチ1階)1番のりば
東京スカイツリータウン(東京スカイツリー下)
とうきょうスカイツリー駅前
とうきょうスカイツリー駅入口
都営バス
<S-1> 上野松坂屋(毎日運行)行・東京駅丸の内北口 (土曜・休日のみ)行(浅草雷門経由)/錦糸町駅行
<都08> 日暮里駅行(東武浅草駅前経由)/錦糸町駅行
<上23> 上野松坂屋前行(墨田区役所前・浅草寿町経由)/平井駅 行(十間橋経由)
<門33> 豊海水産埠頭行(森下駅 ・門前仲町駅 ・月島駅 ・勝どき駅 経由)/亀戸駅行(十間橋経由)
春慶寺前・東京スカイツリータウン前
京成バス
墨田区内循環バス「すみだ百景 すみまるくん・すみりんちゃん」南部ルート 押上駅・錦糸町駅北口・都営両国駅方面
京成タウンバス
京成バス、京成タウンバス
押上駅前(スカイツリー前)
都営バス
京成バス
墨田区内循環バス「すみだ百景 すみまるくん・すみりんちゃん」
<北西部ルート> 曳舟文化センター・鐘ヶ淵駅方面
<北東部ルート> 東あずま駅 ・八広方面
<南部ルート> 錦糸町駅北口・都営両国駅方面
押上
都営バス
<S-1> 上野松坂屋前(毎日運行)行・東京駅丸の内北口(土曜・休日のみ)行(浅草雷門経由)/錦糸町駅行
<都08> 日暮里駅行(東武浅草駅前・奥浅草経由)/錦糸町駅行
<錦40> 錦糸町駅行/南千住駅東口行
<上23> 上野松坂屋前行(墨田区役所経由)/平井駅行(十間橋経由・押上三丁目経由)
<上26> 上野公園行(谷中・根津駅 経由)/亀戸駅行(亀戸天神経由)
<門33> 豊海水産埠頭行(森下駅 ・門前仲町駅 ・月島駅 ・勝どき駅 経由)/亀戸駅行(十間橋経由)
高速バス・直行バス
定期観光バス
その他歌 川 国 芳 作 ﹃ 東 都 三 ツ 股 の 図 ﹄ 。 左 側 奥 に 描 か れ た 塔 が 、 1 8 0 年 後 に 造 ら れ た 東 京 ス カ イ ツ リ ー に 似 て い る と 話 題 を 呼 ん だ
● 東 京 ス カ イ ツ リ ー 完 成 を さ か の ぼ る こ と 約 1 8 0 年 前 の 1 8 3 1 年 ︵ 文 政 13 年 / 天 保 元 年 ︶ 頃 に 当 時 の 浮 世 絵 師 ・ 歌 川 国 芳 が 描 い た ﹃ 東 都 三 ツ 股 の 図 ﹄ に は 、 ス カ イ ツ リ ー の 立 っ て い る の と ほ ぼ 同 じ 場 所 に ス カ イ ツ リ ー に 似 た 塔 が 描 か れ て い る ︵ 右 画 像 ︶ 。 回 向 院 で 勧 進 相 撲 が 開 か れ る 際 に 立 て ら れ る 相 撲 櫓 で あ る と い う 説 、 あ る い は 井 戸 掘 り の 櫓 で あ る と い う 説 が あ る が 詳 細 は 不 明 で あ る [ 2 2 1 ] 。
● 2 0 1 0 年 ︵ 平 成 22 年 ︶ 4 月 24 日 、 栃 木 県 日 光 市 の 東 武 ワ ー ル ド ス ク ウ ェ ア に 縮 尺 1 / 25 の ﹁ 東 京 ス カ イ ツ リ ー と 周 辺 複 合 開 発 ﹂ が 新 展 示 物 と し て 加 わ っ た 。 実 物 よ り 一 足 早 く 完 成 し た こ の 展 示 は 全 高 26 メ ー ト ル 、 総 工 費 約 2 億 円 と 発 表 さ れ て い る 。 当 日 は 同 施 設 の 開 園 記 念 日 に あ た り 入 園 無 料 D a y と な っ た ほ か 東 武 3 5 0 系 電 車 に よ る 浅 草 発 鬼 怒 川 温 泉 行 き の ギ ャ ラ リ ー 列 車 、 ﹁ ス カ イ ツ リ ー ト レ イ ン ﹂ の 運 転 初 日 と な っ た 。
● 2 0 1 0 年 ︵ 平 成 22 年 ︶ 8 月 7 日 、 読 売 新 聞 社 会 部 江 東 支 局 は 北 十 間 川 を 挟 む 真 向 か い に 取 材 に 特 化 し た ﹁ 東 京 ス カ イ ツ リ ー 前 分 室 ﹂ を 開 設 し 都 民 版 、 江 東 版 、 武 蔵 野 版 な ど に 界 隈 の 近 況 な ど 含 め て 随 時 掲 載 し た [ 2 2 2 ] 。 記 者 以 外 に も 見 物 客 を 受 け 入 れ て お り 、 展 示 パ ネ ル や 関 連 刊 行 物 の 販 売 も 行 わ れ 45 万 人 が 来 訪 し た が 、 2 0 1 2 年 7 月 1 日 を も っ て 閉 室 さ れ た [ 2 2 3 ] 。
● 2 0 1 1 年 ︵ 平 成 23 年 ︶ 3 月 18 日 、 東 京 ス カ イ ツ リ ー の ﹁ ゲ イ ン 塔 ﹂ が 引 き 上 げ ら れ 高 さ は 6 3 4 メ ー ト ル と な っ た が 高 さ を 発 表 す る 際 、 最 初 に 6 2 5 メ ー ト ル の 十 の 位 を 変 え た た め 高 さ が 一 瞬 ﹁ 6 3 5 m ﹂ と 表 示 さ れ 集 ま っ た 報 道 陣 を 騒 が せ た [ 2 2 4 ] 。
● 施 設 案 内 な ど に お け る 東 京 ス カ イ ツ リ ー の 公 式 な 中 国 語 表 記 は ﹁ 东 京 晴 空 塔 / 東 京 晴 空 塔 ﹂ と な っ て い る ︵ た だ し 一 部 ﹁ T O K Y O S K Y T R E E ﹂ と 英 語 表 記 さ れ て い る こ と も あ る ︶ 。 な お 、 当 初 は ﹁ ス カ イ ツ リ ー ﹂ の 意 味 を そ の ま ま 漢 字 に 直 し た ﹁ 东 京 天 空 树 / 東 京 天 空 樹 ﹂ を 使 用 す る 予 定 だ っ た が 、 中 国 で す で に 商 標 登 録 さ れ て い る こ と が 判 明 し た た め 、 東 武 鉄 道 は や む な く こ の 名 称 で 中 国 語 名 を 登 録 す る こ と を 断 念 [ 2 2 5 ] し 、 現 行 の 名 称 に 変 更 さ れ た 。
脚注
注釈
(一) ^ 東 京 タ ワ ー の 設 計 も 手 掛 け た 。
(二) ^ 建 築 基 準 法 上 の 工 作 物 と し て の 高 さ で 、 建 築 物 と し て の 高 さ は 4 7 0 . 9 7 m ︵ 第 2 展 望 台 の 上 部 ︶ 。
(三) ^ 電 波 塔 の 世 界 一 は ワ ル シ ャ ワ ラ ジ オ 塔 ︵ 支 線 型 鉄 塔 ︶ の 6 4 6 . 3 8 m で あ っ た が 、 1 9 9 1 年 に 倒 壊 し た 。
(四) ^ ち な み に 所 在 地 の 押 上 地 区 は 、 江 戸 時 代 前 期 の 明 暦 の 大 火 後 に 、 江 戸 市 街 の 拡 張 に 伴 う 利 根 川 の 大 改 修 に よ り 武 蔵 国 葛 飾 郡 に 編 入 さ れ て い る が そ れ 以 前 は 下 総 国 葛 飾 郡 に 属 し て お り 、 歴 史 的 に こ の 地 区 が 厳 密 な 意 味 で の 武 蔵 国 に 所 属 し て い る と は い え な い た め 、 高 さ に 武 蔵 国 の 語 呂 を 絡 め る こ と に は 計 画 時 点 で 多 方 面 か ら 歴 史 的 経 緯 を 踏 ま え て い な い と の 批 判 が な さ れ た [ 要 出 典 ] 。
(五) ^ な お ﹁ 武 蔵 ﹂ と い う 言 葉 は 、 東 武 グ ル ー プ の 学 校 法 人 根 津 育 英 会 武 蔵 学 園 が 経 営 す る 武 蔵 大 学 、 武 蔵 中 学 校 ・ 高 等 学 校 に お い て も 使 用 さ れ て い る 。 ま た ﹁ 東 武 ﹂ の 名 称 は 武 蔵 国 の 東 部 に 由 来 す る 。
(六) ^ 登 録 商 標 第 5 0 5 9 7 5 9 号 、 商 標 ‥ ﹁ 大 江 戸 タ ワ ー ﹂ 、 商 品 全 類 呼 称 ‥ ﹁ オ ー エ ド タ ワ ー ﹂ / 第 4 2 9 4 4 6 5 号 、 商 標 ‥ ﹁ さ く ら タ ワ ー ﹂ 、 役 務 全 類 呼 称 ‥ ﹁ サ ク ラ タ ワ ー ﹂ ﹁ サ ク ラ タ ワ ー ク ラ ブ ﹂
(七) ^ 当 初 は 2 0 1 3 年 3 月 31 日 に 東 京 タ ワ ー か ら の 送 信 を 終 了 し 、 同 年 4 月 1 日 か ら 送 信 所 を ス カ イ ツ リ ー に 一 本 化 す る 予 定 だ っ た が 、 2 0 1 2 年 東 京 都 知 事 選 挙 お よ び 第 46 回 衆 議 院 議 員 総 選 挙 の 実 施 に 伴 い 選 挙 報 道 や 政 見 放 送 の 公 平 性 を 確 保 す る 必 要 が あ っ た こ と か ら 、 当 初 予 定 し て い た 東 京 タ ワ ー の 減 力 が で き な か っ た た め 、 移 行 予 定 に も 遅 れ が 生 じ た 。
(八) ^ 関 東 地 方 で の 補 完 局 の 開 局 ・ 本 放 送 開 始 は 在 京 3 社 よ り 先 に 、 茨 城 放 送 が 2 0 1 5 年 8 月 に 行 っ て い る 。
(九) ^ V H F 1 1 チ ャ ン ネ ル に 相 当 す る 周 波 数 。
(十) ^ 第 1 展 望 台 ・ 下 層 部 を 含 め た 全 面 休 業 と な っ た 例 と し て は 2 0 1 9 年 の 令 和 元 年 台 風 第 19 号 = 東 日 本 台 風 の 発 生 時 、 お よ び 2 0 2 0 年 ・ 2 0 2 1 年 の 新 型 コ ロ ナ ウ ィ ル ス 発 生 に よ る 日 本 国 政 府 か ら の 休 業 要 請 発 出 に よ る も の 。 な お 2 0 2 1 年 1 - 2 月 の 緊 急 事 態 宣 言 、 並 び に 同 4 月 の 蔓 延 防 止 等 処 置 重 点 区 域 指 定 時 は 、 休 業 で は な く 営 業 時 間 短 縮 要 請 だ っ た た め 、 通 常 通 り 開 館 し た も の の 営 業 時 間 の 短 縮 ・ 終 了 前 倒 し の 処 置 を と っ て い た 。
(11) ^ 牛 島 神 社 の 宮 司 が 行 う 。
(12) ^ テ レ ビ 東 京 は 地 上 2 4 0 メ ー ト ル 地 点 に 、 N H K と そ の 他 の 在 京 キ ー 局 は 第 1 展 望 台 の 上 部 分 に そ れ ぞ れ 設 置 。
(13) ^ た だ し 、 当 時 新 聞 に 掲 載 さ れ た 完 成 イ メ ー ジ 図 に よ れ ば 現 在 整 備 が 進 め ら れ て い る ﹁ 新 宿 駅 南 口 地 区 基 盤 整 備 事 業 ﹂ の 位 置 と は 異 な り 現 在 の タ カ シ マ ヤ タ イ ム ズ ス ク エ ア 南 館 の 隣 接 地 辺 り を 想 定 し て い た よ う で あ る 。
(14) ^ 受 信 相 談 な ど の 対 応 の た め に 東 京 ス カ イ ツ リ ー 移 行 推 進 セ ン タ ー ︵ T - S A P O ︶ を N H K ・ 民 放 5 局 と 共 同 で 開 設 し て い る 。
(15) ^ 2 0 1 2 年 に 放 送 さ れ た テ レ ビ ア ニ メ 版 ﹃ C Ø D E : B R E A K E R ﹄ な ど 。
(16) ^ 2 0 1 3 年 に 放 送 さ れ た テ レ ビ ア ニ メ ﹃ ビ ビ ッ ド レ ッ ド ・ オ ペ レ ー シ ョ ン ﹄ 第 7 話 ・ 第 8 話 な ど 。
(17) ^ 登 場 す る 電 波 塔 の 形 状 は 東 京 ス カ イ ツ リ ー と い う よ り 、 む し ろ 東 京 タ ワ ー に 近 い 。
出典
関連項目
外部リンク