国道150号
一般国道 | |
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国道150号 | |
地図 | |
総延長 | 127.4 km |
実延長 | 127.4 km |
現道 | 106.5 km |
制定年 | 1953年(昭和28年) |
起点 | 静岡県静岡市清水区(北緯35度0分10.55秒 東経138度29分41.72秒 / 北緯35.0029306度 東経138.4949222度) |
主な 経由都市 |
静岡県焼津市、牧之原市 |
終点 | 静岡県浜松市中央区 相生町交差点(北緯34度42分29.67秒 東経137度44分43.55秒 / 北緯34.7082417度 東経137.7454306度) |
接続する 主な道路 (記法) |
国道149号 国道473号 国道1号 国道152号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
国道150号︵こくどう150ごう︶は、静岡県静岡市清水区から御前崎市を経由して、浜松市中央区に至る一般国道である。
清水バイパス
静岡県静岡市清水区駒越西
●清水バイパス
●静岡バイパス︵新日本坂トンネル︶
●焼津バイパス
●志太榛南バイパス
●金谷御前崎連絡道路#南遠道路︵金谷御前崎連絡道路︶
●磐南バイパス
●掛塚バイパス︵遠州大橋︶
国道1号との交差
静岡県浜松市南区
静岡市の久能街道や牧之原市南部では駿河湾を望めるほど海岸に近接している。安倍川、大井川、天竜川を渡る。
概要[ソースを編集]
静岡県の内陸を通過する国道1号に対し、駿河湾・遠州灘を沿うように大きく南に迂回する経路を取る。 起点の静岡市清水区から、駿河湾沿いに位置する、焼津市、牧之原市、御前崎市などを経由し、終点の浜松市中央区に至る路線である。路線データ[ソースを編集]
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。 ●起点‥清水市[注釈 2]︵静岡市清水区、羽衣橋北詰 = 国道149号起点︶ ●終点‥浜松市︵中央区、相生町交差点 = 国道152号交点︶ ●重要な経過地‥静岡市︵大谷︶、焼津市、榛原郡相良町[注釈 3]、磐田市︵万正寺︶、磐田郡竜洋町[注釈 4] ●総延長 : 127.4 km︵静岡県 92.0 km、静岡市 26.2 km、浜松市 9.2 km︶重用延長を含む。[2][注釈 5] ●重用延長 : 0.1 km︵静岡県 - km、静岡市 - km、浜松市 0.1 km︶[2][注釈 5] ●未供用延長 : なし[2][注釈 5] ●実延長 : 127.4 km︵静岡県 92.0 km、静岡市 26.2 km、浜松市 9.1 km︶[2][注釈 5] ●現道 : 106.5 km︵静岡県 77.8 km、静岡市 22.5 km、浜松市 6.1 km︶[2][注釈 5] ●旧道 : 3.7 km︵静岡県 - km、静岡市 3.7 km、浜松市 - km︶[2][注釈 5] ●新道 : 17.2 km︵静岡県 14.2 km、静岡市 - km、浜松市 3.0 km︶[2][注釈 5] ●指定区間‥なし[3]歴史[ソースを編集]
起点について、当初は国道1号駿河大橋︵安倍川︶西詰の丸子新田交差点︵手越原I.C交差点︶にあった[4]が、1981年︵昭和56年︶に静岡市の広野交差点から清水市[注釈 2]までの静岡県道26号静岡久能清水線の一部および静岡県道204号大谷用宗線を編入し[5]、起点も清水市[注釈 2]に変更された。その後も枝状に分かれることとなった広野交差点から丸子新田交差点までの区間も国道150号として扱われていたが、2005年︵平成17年︶に静岡市へ移管された[注釈 6][5]。これにより、起点側で国道1号とは直接接続することはなくなった。 静岡市の大崩海岸の断崖を通っていた旧道区間は、その名の通り何度も土砂災害に見舞われて、ルートを変遷させてきた[6]。この区間は、バイパスである新日本坂トンネルの開通によって国道が移り、2004年︵平成16年︶に海上高架区間があった旧道は静岡県に移管されて静岡県道416号静岡焼津線に替わった[7][6]。年表[ソースを編集]
●1953年︵昭和28年︶5月18日 - 二級国道150号静岡浜松線︵静岡市 - 浜松市︶として指定施行[8]。 ●1965年︵昭和40年︶4月1日 - 道路法改正により一級・二級区分が廃止されて一般国道150号として指定施行[1]。 ●1971年︵昭和46年︶7月5日 - 大崩海岸の第5洞門が通行中の乗用車1台を巻き込みながら崩落[9]。同区間が長期間通行止めとなった。 ●1981年︵昭和56年︶4月30日 - 起点側を延伸し、一般国道150号︵清水市[注釈 2] - 浜松市︶として指定施行[10]。 ●2004年︵平成16年︶7月30日 - 静岡バイパスの広野交差点 - 焼津バイパスの木屋川交差点を本線に転換。 ●2005年︵平成17年︶2月1日 - 広野交差点 - 木屋川交差点︵大崩海岸沿いを経由する旧道︶を静岡県道416号静岡焼津線に、手越原I.C. - 広野交差点を静岡市道手越原広野三丁目線に指定[注釈 6][5]。 ●2023年︵令和5年︶6月2日 - 令和5年台風第2号による集中豪雨で焼津市八楠交差点から静岡市駿河区小坂交差点を結ぶ区間で通行止[11]。路線状況[ソースを編集]
静岡市・焼津市の﹁バイパス﹂区間および御前崎市内は概ね4車線化されている。バイパス[ソースを編集]
通称[ソースを編集]
●しみずマリンロード ●いちごライン ●久能街道 ●掛塚街道︵浜松市︶ ●遠州大橋通り︵浜松市︶道の駅[ソースを編集]
●風のマルシェ 御前崎︵御前崎市︶地理[ソースを編集]
通過する自治体[ソースを編集]
交差する道路[ソースを編集]
ギャラリー[ソースを編集]
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静岡県静岡市駿河区
用宗小石町 -
静岡県焼津市宗高
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国道473号との分岐
静岡県牧之原市波津 -
静岡県御前崎市合戸
脚注[ソースを編集]
注釈[ソースを編集]
出典[ソースを編集]
(一)^ ab“一般国道の路線を指定する政令︵昭和40年3月29日政令第58号︶”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年10月11日閲覧。
(二)^ abcdefg“表26一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月9日閲覧。
(三)^ “一般国道の指定区間を指定する政令︵昭和33年6月2日政令第164号︶”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年10月11日閲覧。
(四)^ 人文社 1989, pp. 102, 111.
(五)^ abc“様式集” (PDF). 静岡県交通基盤部. 2014年3月3日閲覧。
(六)^ ab平沼義之 2018, p. 107.
(七)^ 佐藤健太郎﹃国道者﹄新潮社、2015年11月25日、45頁。ISBN 978-4-10-339731-1。
(八)^ ウィキソースには、二級国道の路線を指定する政令︵昭和28年5月18日政令第96号︶の原文があります。
(九)^ ﹁泥中に無残な1遺体 静岡の山くずれ﹂﹃中國新聞﹄昭和46年7月7日15面
(十)^ “一般国道の路線を指定する政令の一部を改正する政令︵昭和56年4月30日政令第153号︶”. 法庫. 2013年1月13日閲覧。
(11)^ “︻台風2号︼静岡市清水区と焼津市で道路が冠水 通行止めに”. SBS NEWS (2023年6月3日). 2023年6月5日閲覧。