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「日本お笑い史」の版間の差分

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[[フジテレビ]]では、ビートたけし・明石家さんま・ダウンタウン・ナインティナインに続けと「お笑い8周期説」に則り『[[新しい波8]]』が放送された。その後2001年に、[[キングコング (お笑いコンビ)|キングコング]]がメインキャストを務めた『[[はねるのトびら]]』がスタート。「若手芸人」がブームの中心であったが、「若手」と言ってもその多くが20代後半-30代であるのが特徴的で、(芸歴で考えて)第四世代にあたる中堅芸人と同い年・同期あるいは年上・先輩であるなどといった不思議な現象が起きている。これは、コンビ結成が遅かったり、先のボキャブラ世代の時代にブレイクを逃したり、未だ東京進出を果たしていなかった大阪吉本所属の芸人が多く流入してきたことや、これらの芸人の知名度が低いゆえに正規の第五世代と同じ扱いを受けたことが主な要因である。特に『ボキャブラ天国』に起用されていた芸人(いわゆる「キャブラー」)が東京芸人に偏重していたため<ref group="注釈">当時は吉本興業所属の芸人の起用が現在では考えられない程極端に少なく、特に大阪吉本からの出演はほぼ皆無であった。ただし同じ大阪芸人でも松竹芸能からは何故か数組出演している。詳細は[[ボキャブラ天国シリーズに登場したキャブラー一覧]]を参照。</ref>、[[中川家]]、[[ケンドーコバヤシ]]、[[たむらけんじ]]、[[陣内智則]]などボキャブラ芸人とほぼ同世代の関西芸人が第五世代のブームによって売れるケースが目立った。

[[フジテレビ]]では、ビートたけし・明石家さんま・ダウンタウン・ナインティナインに続けと「お笑い8周期説」に則り『[[新しい波8]]』が放送された。その後2001年に、[[キングコング (お笑いコンビ)|キングコング]]がメインキャストを務めた『[[はねるのトびら]]』がスタート。「若手芸人」がブームの中心であったが、「若手」と言ってもその多くが20代後半-30代であるのが特徴的で、(芸歴で考えて)第四世代にあたる中堅芸人と同い年・同期あるいは年上・先輩であるなどといった不思議な現象が起きている。これは、コンビ結成が遅かったり、先のボキャブラ世代の時代にブレイクを逃したり、未だ東京進出を果たしていなかった大阪吉本所属の芸人が多く流入してきたことや、これらの芸人の知名度が低いゆえに正規の第五世代と同じ扱いを受けたことが主な要因である。特に『ボキャブラ天国』に起用されていた芸人(いわゆる「キャブラー」)が東京芸人に偏重していたため<ref group="注釈">当時は吉本興業所属の芸人の起用が現在では考えられない程極端に少なく、特に大阪吉本からの出演はほぼ皆無であった。ただし同じ大阪芸人でも松竹芸能からは何故か数組出演している。詳細は[[ボキャブラ天国シリーズに登場したキャブラー一覧]]を参照。</ref>、[[中川家]]、[[ケンドーコバヤシ]]、[[たむらけんじ]]、[[陣内智則]]などボキャブラ芸人とほぼ同世代の関西芸人が第五世代のブームによって売れるケースが目立った。



2000年代中期から後期にかけては、先述の4番組の他にも『[[ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円]]』や『[[お笑いメリーゴーランド]]』(ともにTBS)『[[とんねるずのみなさんのおかげでした]]』(フジテレビ)での「[[博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜]]」など、短尺のネタを1ネタだけ披露させる構成のネタ見せ番組がブームとなる。ネタの時間が短いため多くの出演者を確保でき、新人芸人の出演チャンスが増やされた事がこれらの番組の大きな特徴である。[[2007年]]に放送開始された『[[あらびき団]]』(TBS)など短いネタ見せを中心としており従来の番組とは趣を異にしている。

2000年代中期から後期にかけては、先述の4番組の他にも『[[ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円]]』(TBS)や『[[とんねるずのみなさんのおかげでした]]』での「[[博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜]]」や『[[お笑いメリーゴーランド|爆笑レッドカーペット]]』(共にフジテレビ)など、短尺のネタを1ネタだけ披露させる構成のネタ見せ番組がブームとなる。ネタの時間が短いため多くの出演者を確保でき、新人芸人の出演チャンスが増やされた事がこれらの番組の大きな特徴である。[[2007年]]に開始た『[[あらびき団]]』(TBS)でいのみならず、完成度の高くないネタ・実験的なネタや演出を中心としており従来の番組とは趣を異にしている。



このような番組が増える中で、単に番組用にネタ時間を短く調整した漫才やコントだけでなく、もともと短く構成されたショートコントや一発芸、キャラネタ、リズムネタなどが数多く生み出され、そのようなネタに適応したピン芸人が台頭した他、[[ブリッジ (お笑い用語)|ブリッジ]]を多用した「一発屋」といわれる芸人が急増。ピンネタでブレイクした芸人の中には[[レイザーラモンHG]]、[[高橋茂雄|犬井ヒロシ]]、[[なだぎ武]]、[[桂三度|世界のナベアツ]]、[[ムーディ勝山]]、[[木村卓寛|天津木村]]などもともとコンビを組んでいるにもかかわらずピン芸人のような扱いを受けた若手・中堅芸人も多い。一発屋芸人は年末年始の番組に出演し一世を風靡するものの、その年の末から年明けには飽きられその後テレビから姿を消す、という新たなパターンが生まれた。また、こういった芸人は[[NHK紅白歌合戦]]に特別出演したり、[[流行語大賞]]を受賞するケースがほとんどである。

このような番組が増える中で、単に番組用にネタ時間を短く調整した漫才やコントだけでなく、もともと短く構成されたショートコントや一発芸、キャラネタ、リズムネタなどが数多く生み出され、そのようなネタに適応したピン芸人が台頭した他、[[ブリッジ (お笑い用語)|ブリッジ]]を多用した「一発屋」といわれる芸人が急増。ピンネタでブレイクした芸人の中には[[レイザーラモンHG]]、[[高橋茂雄|犬井ヒロシ]]、[[なだぎ武]]、[[桂三度|世界のナベアツ]]、[[ムーディ勝山]]、[[木村卓寛|天津木村]]などもともとコンビを組んでいるにもかかわらずピン芸人のような扱いを受けた若手・中堅芸人も多い。一発屋芸人は年末年始の番組に出演し一世を風靡するものの、その年の末から年明けには飽きられその後テレビから姿を消す、という新たなパターンが生まれた。また、こういった芸人は[[NHK紅白歌合戦]]に特別出演したり、[[流行語大賞]]を受賞するケースがほとんどである。


2021年5月5日 (水) 11:11時点における版




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演芸ブーム

お笑い第一世代

1962年頃から1969年頃まで続いた、テレビの演芸番組を中心としたブーム。景気後退の中、番組制作費が抑制された各局は制作コストがかからず視聴率が取れる演芸番組に傾斜。また、視聴者の側も不景気による沈滞ムードの中、テレビに笑いを求めていた。

漫才ブーム

お笑い第二世代


1979198255226

202155[4]
WNo.1西西

1979西

1



西AD

1980年代後半からのブーム

お笑い第三世代


19801990[5]

19801982:NSC!!3

1980西224 33[6]

バラエティ番組ブーム

お笑い第四世代


1990[7]



稿[5]



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2!2!1993[4]

1990





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M-11 - 10[12][13] 19701980︿55-1986︿616.5[14][15]

6.5!6.520202276[16] !7[17]6.5[18][19]6.57[20] !7[17] 20002010EXIT[17][21] 2020 - 6.5[14][22]6.5[23][24]

お笑い第七世代


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1216 NHK

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1949

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1019 ×2! -What A COOL we are!-

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開催が終了したイベント

脚注

注釈

  1. ^ 当時は吉本興業所属の芸人の起用が現在では考えられない程極端に少なく、特に大阪吉本からの出演はほぼ皆無であった。ただし同じ大阪芸人でも松竹芸能からは何故か数組出演している。詳細はボキャブラ天国シリーズに登場したキャブラー一覧を参照。
  1. ^ 道頓堀角座、新宿角座など、松竹芸能が所有する会場で開催される大会では、松竹芸能が主催となる。

出典



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(二)^ 1977ISBN 4582800319 

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(42)^ !! | Daily News | Billboard JAPAN - Billboard JAPAN20161019

(43)^ 77!  20161021

(44)^ !? NHK2019219/

(45)^ !4 201479oricon/


1977

 1979

1980

(9) 1982

1985

1990

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殿

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 () - 20

! - 20071011209??!QuickJapan Vol.79

 - NHK BS