近代における世界の一体化

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世界の一体化
近世
大航海と征服・植民地化の時代
近世から近代にかけて
イギリス覇権の確立
近代
二重革命とパックス・ブリタニカ
近代から現代にかけて
2度の大戦と米国の覇権
現代
多極化の時代
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フランス人権宣言

1819

18191819

産業革命とその影響[編集]

イギリス産業革命[編集]

ワットの改良蒸気機関
リバプール・アンド・マンチェスター鉄道の開通式(1830年)

西貿21618

西貿176417691779

調

176017631763西


[]

1801

23

19

180035299225

1819西


アメリカの独立[編集]

ボストン茶会事件を描いたリトグラフ

176317641765131773177413

177517811783

17881791

1763使使退貿

178317631807貿1833貿[1] 姿1830


フランス革命とナポレオン戦争[編集]

「バスチーユ襲撃」

178971418





1804



1808

プロイセン改革[編集]


18061807




[]

1817

1819181718

19貿沿

[]


17西

181418351837


オスマン帝国及び中東情勢[編集]

アラビア半島及びエジプト[編集]


退1744西

18021798退181820

1830

[]

1821

18191838

183921

[]


181318282

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綿綿綿1820[2] 

[]


183941412141使3111貿

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アヘン戦争[編集]

アヘンを吸う様子

[3]

貿1816貿貿

貿貿183911貿184021842貿1844

藩政・幕政改革と日本[編集]


綿16綿綿18綿綿3綿[4]3

1751-1763貿調

1787

姿

5011

1832183718413

西2316[5]

綿

ラテンアメリカ諸国の独立[編集]

中央アメリカ・カリブ海諸国の独立運動の変遷(1700年-)
南アメリカ諸国の独立運動の変遷(1700年-)
イスパノアメリカの独立

1516西17802

17891791-18041804退1844

18貿貿180818091810貿

18191830182118251810182018211823

180718101822

西18231826

西
18221828

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182818301830

1838190319西19021870

1819西調

19[]

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西[8]貿[9][10]1919187020
1920西

18501870[11][12][13]19

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西[]


西西西

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1800[ 2] [ 3] 

16[ 4]15175

西



西





5

16

1800西5[14]


移住植民地[編集]


18131788

13

18281830

1840

19世紀中ごろから1917年まで(パックス・ブリタニカの時代)[編集]


161718綿綿19

貿貿姿貿貿貿

貿







西




産業革命の広がりとイギリスの繁栄[編集]

パックス・ブリタニカ[編集]


1837-190118511





1832便1870


世界史のなかの1848年[編集]


18481933

18482

35

1848



191870
1849

1848西49ers1851

貿

1848西

1848

産業革命の広がりと世界資本主義システム[編集]

国名 開始時期 特色 鉄道開通年と開通区間
イギリス 1760年代 1.木綿工業の紡績部門・綿布部門で交互に展開
2.19世紀前半「世界の工場」としての地位を確立
1825年ストックトン・オン・ティーズ - ダーリントン
フランス 1830年代 1.フランス革命で創出された小農民中心(資本蓄積の遅れ)
2.七月王政期より本格化。発展はゆるやか
3.絹織物工業(中心リヨン)から開始
1832年、リヨン - サン=テティエンヌ
ベルギー 1830年代 1.1830年のベルギー独立革命が契機
2.独立後の経済危機を克服すべく、国家主導で銀行・産業を育成
ドイツ 1840-50年代 1.領邦制のなかでのユンカー・ブルジョワの台頭
2.ドイツ関税同盟(1834年)による市場の統一
3.重工業から開始、西南ドイツやプロイセンで展開
1835年ニュルンベルク - フュルト
アメリカ 1830年代 1.米英戦争(1812年 -1814年)後のイギリスからの経済的自立
2.西部開拓による国内市場の拡大
3.南北戦争後に本格化。19世紀末には英・独を追い越す
1830年ボルティモア - エリコット・シティEllicott City, Maryland
ロシア 1890年代 1.農奴解放令(1861年)による労働者の創出
2.フランス資本の導入と国家の保護により1890年代に本格化
1838年ペテルブルク - ツァールスコエ・セロー
日本 1890年代 1.1870年代の政府の殖産興業政策が契機
2.綿織物工業から開始
3.日清戦争前後、軽工業中心に発達(下関条約の賠償金を投入)
1872年新橋 - 横浜

19西183貿貿貿貿貿

186820G77G88191870姿

貿

ヨーロッパ近代の確立[編集]

フランス第二帝政の樹立と崩壊[編集]


1848214退18481111852

33


「東方問題」とクリミア戦争[編集]


16831699西西

19調

1821183018171918531852

18563

18801878調

調

イタリアの統一[編集]


1848

21852調

1858

1860退186118661870退209

21

ドイツ帝国の成立とビスマルク体制[編集]


183318351840



(一)

(二)

(三)

18611

18667318701殿
殿1

調1873187718781882

133223B

オーストリアと東欧諸民族、ロシアの改革[編集]


186618671011860姿



1863

西21861

1877

1878調

18812

[]

[]


191803182318461848西18451846西

1848西186718691890

18891898西

南北戦争[編集]


調1828

西西2618601861退

186521

カナダ連邦[編集]

カナダ太平洋鉄道

西

西西西184649

18581866[15]18677133080%

18691871西

187521885188710

アジア・アフリカ諸地域の変容と日本[編集]

オスマン帝国の改革[編集]


11839西

18762

エジプト、イランの変化[編集]

スエズ運河(1869年)

11873

1882[16]

1856

綿751890[17]

インドの植民地化[編集]

インド大反乱



1857

18581877

187080綿西1885en調

182431886

東南アジアの植民地化[編集]


1916西

178618241819

1848192118954411909

186851551885

53

1830id:Tanam paksa

1789en:Pigneau de Behaine1802

2

1858186213188418931904

189018982154退西812121014

ロシアの東方進出[編集]


18551858

調1858沿1860沿Владивосток

3

清朝への外圧の高まり[編集]


貿貿185618572

使貿101861調沿1858沿

西185118531864西

明治維新と日本の近代化[編集]


18531沿[18]185418581854

18551862西



1868使

西188518891890187519

朝鮮の開国[編集]

国名 最初に開国させた国 開港年、条約 最初の開港場
清国 イギリスアヘン戦争 1842年南京条約 広州福州アモイ寧波上海
日本 アメリカペリー来航 1854年日米和親条約 下田箱館
朝鮮 日本江華島事件 1876年日朝修好条規 釜山仁川元山

322343貿貿3

191873187531882使

1884退


[]

1898

1870


科学技術の発達と重工業の発展[編集]


1819使

18728018691914
1885

1876188531907T

1903

18371851西18652018761895

19189320

1898190519151916

使




スポーツ分野での一体化[編集]


IOC 1896119048FIFA

モノと人の移動[編集]


貿187019134

191006,00019

182119201003,300西181919

10010


1899

調



18701882

18411880

アメリカ合衆国の経済成長と海外進出[編集]

1898年米西戦争後のアメリカ合衆国の支配地域を示した風刺画

1863J. S. &JP18921901US使

1890

1886 ()en1892西



西西1907Hen

太平洋地域の分割と自治国の成立[編集]


18

1181018931898殿

18531880

18841885189318991885

18841888189319001906

185051Commonwealth of Australia19011918931907

アフリカの分割とボーア戦争[編集]


19貿21882

18841960

101898

1879[ 5] 1910
1912

沿1881西

西2

1896



1876119009

清朝による近代化の挫折と中国の分割[編集]


西西


西18611860[19]1880

西西187518418711881貿1884退

18941895西1898
8

1898西

1900使8使

日露戦争前後のアジア[編集]


寿1902

19042919051122131051

寿19101911宿

19081905

1908西219115[20]19058 - 67519111010退1912212



1905

1905西19064SwarajSwadeshi

西

1905190681012

18761908

3B政策・3C政策とそのゆくえ[編集]

三国同盟と三国協商

191891CapetownCairoCalcutta33C

21899BerlinByzantiumBaghdad3西3B3C

189819042190521911

18821908
近代から現代にかけての世界の一体化へ
近代から現代にかけての世界の一体化へ
近代から現代にかけての世界の一体化

脚注[編集]

注釈[編集]



(一)^ 1980調5003   1993

(二)^   <>2003

(三)^ 

(四)^ 

(五)^ 

出典[編集]

  1. ^ 井野瀬久美惠 『大英帝国という経験』 講談社、2007年。
  2. ^ カール・マルクス 『資本論』 1867年。
  3. ^ 増井経夫 『大清帝国』 講談社<講談社学術文庫>、2002年、p.153を参考。
  4. ^ 川勝平太 『文明の海洋史観』 中央公論新社<中公叢書>、1997年。
  5. ^ 源了圓 「『海国図志』の日中韓の読み方の違い」『地球日本史3 江戸時代が可能にした明治維新』 産経新聞ニュースサービス、1999年。
  6. ^ ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体 ナショナリズムの起源と流行』白石隆/白石さや訳 NTT出版 1997
  7. ^ エドゥアルド・ガレアーノ(著)、大久保 光夫(訳)『収奪された大地 ラテンアメリカ五百年』新評論 1971,1986 pp.412-416
  8. ^ エドゥアルド・ガレアーノ『収奪された大地 ラテンアメリカ五百年』大久保 光夫訳 新評論 1971,1986 pp.331-335
  9. ^ エドゥアルド・ガレアーノ『収奪された大地 ラテンアメリカ五百年』大久保 光夫訳 新評論 1971,1986 pp.297-331
  10. ^ 松下洋「周辺国化のなかの民衆」『南北アメリカの500年(第3巻)』 歴史学研究会 (編)青木書店 1993
  11. ^ 松下マルタ/松下洋訳「社会ダーウィニズムからインディヘニスモに向けて ラテンアメリカ思想史における人種問題の位相」『南北アメリカの500年(第3巻)』 歴史学研究会 (編)青木書店 1993
  12. ^ 中川文雄「ラテンアメリカの民族関係と人種関係」『ラテンアメリカ人と社会』中川文雄/三田千代子 (編)新評論 1995
  13. ^ 友枝啓泰「ペルーのインディオ像」『民族交錯のアメリカ大陸』 大貫良夫(編)山川出版 1984
  14. ^ 山下範久 『世界システム論で読む日本』 講談社<講談社選書メチエ>、2003年。
  15. ^ 園田英弘 『世界一周の誕生』 文春新書、2003年、pp.180-183。
  16. ^ 加藤博 『「イスラムvs.西欧」の近代』 講談社現代新書、2006年、pp.133-136。
  17. ^ 宮田律 『物語 イランの歴史』 中公新書、2002年、pp.118-127。
  18. ^ 佐藤誠三郎・岡崎久彦 『日本の失敗と成功—近代160年の教訓』 扶桑社、2000年。
  19. ^ 池田誠ほか 『図説 中国近現代史 第2版』 法律文化社、2002年、pp.48-49。
  20. ^ 菊池秀明 『中国の歴史 10巻 ラストエンペラーと近代中国』 講談社、2005年、p.158。

参考文献[編集]