鹿児島県
かごしまけん 鹿児島県 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
団体コード | 46000-1 | ||||
ISO 3166-2:JP | JP-46 | ||||
面積 |
9,186.20km2 (境界未定部分あり) | ||||
総人口 |
1,537,092人[編集] (推計人口、2024年5月1日) | ||||
人口密度 | 167人/km2 | ||||
隣接都道府県 |
熊本県 宮崎県 沖縄県[注釈 1] | ||||
県の木 | カイコウズ、クスノキ | ||||
県の花 | ミヤマキリシマ | ||||
県の鳥 | ルリカケス | ||||
県の歌 マスコット 記念日 シンボル旗 |
鹿児島県民の歌(1948年制定) ぐりぶー かごしま畜産の日(毎月29日、2月は9日) 鹿児島県シンボル旗 | ||||
鹿児島県庁 | |||||
知事 | 塩田康一 | ||||
法人番号 | 8000020460001 | ||||
所在地 |
〒890-8577 鹿児島県鹿児島市鴨池新町10番1号 北緯31度33分36秒 東経130度33分29秒 / 北緯31.56度 東経130.5581度座標: 北緯31度33分36秒 東経130度33分29秒 / 北緯31.56度 東経130.5581度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
特記事項 | 鹿児島県のシンボル旗 | ||||
ウィキポータル | 日本の都道府県/鹿児島県 | ||||
ウィキプロジェクト |
概要
元々の令制国は、薩摩︵さつま︶国・大隅︵おおすみ︶国・多禰︵たね︶国の3カ国であった。 島津家が藩主を務めていた薩摩藩は、幕末期には長州藩︵現在の山口県︶とともに薩長同盟を締結して明治維新に大きく貢献した。そのため、西郷隆盛や大久保利通、松方正義、五代友厚など政財界の要人を多数輩出した。奄美大島などの南西諸島の一部︵奄美群島など︶はかつて琉球王国︵現在の沖縄県︶が支配していた地域である。 霧島山、桜島、種子島宇宙センター、世界自然遺産の屋久島、奄美大島や徳之島などがあり、自然・文化・観光・産業などの面において、豊富な資源を有している。県庁所在地の鹿児島市は南九州地方の中心都市として栄えている。名称
鹿児島神宮︵霧島市隼人町︶に由来する。﹁鹿児島﹂の語源は、天津日高彦穂々出見尊︵山幸彦︶が海神宮︵わたつみ︶に行く際に乗った舟が鹿児山で作られたという説や、﹁神籠もる島﹂という説、﹁カゴ﹂は崖という意味で、四方が崖に囲まれている桜島は﹁カゴ島﹂と謂われ、鹿児島は桜島の古い名であるという説、など諸説ある。 現在鹿児島市と鹿児島神宮は離れているが、鹿児島郡設置当初は天降川までが鹿児島郡内であった。 小惑星(4703) Kagoshimaは鹿児島に因んで命名された[2]。地理・地域
地形
●半島 薩摩半島・大隅半島 ●岬 佐多岬・火崎︵大隅半島︶、長崎鼻・野間岬・唐岬・坊岬・開聞崎・高崎鼻 ︵薩摩半島︶、門倉崎・喜志鹿崎︵種子島︶、笠利崎︵奄美大島︶ ●山地 国見山地・高隈山地・肝属山地・出水山地 ●平野 川内平野・肝属平野・出水平野・国分平野 ●盆地 大口盆地 ●台地︵シラス台地︶ 笠野原・野井倉︵大隅半島︶ ●湾 鹿児島湾︵錦江湾︶、志布志湾、内之浦湾 ●河川 川内川・大淀川・肝属川・甲突川・万之瀬川・菱田川・天降川・雄川 他 ●湖沼 池田湖・藺牟田池・大浪池・鰻池 ●有人島 獅子島・伊唐島・諸浦島・長島・桂島 上甑島・中甑島・下甑島 新島 黒島・硫黄島・竹島 種子島・馬毛島︵現在有人島扱い︶・屋久島・口永良部島 口之島・中之島・平島・諏訪之瀬島・悪石島・小宝島・宝島 喜界島・奄美大島・加計呂麻島・与路島・請島・徳之島・沖永良部島・与論島 ●無人島 宇治群島・草垣群島・昭和硫黄島・デン島・臥蛇島・小臥蛇島・横当島・上ノ根島・七尾島 ●火山 霧島山・桜島・開聞岳・硫黄島・口永良部島・口之島・中之島・諏訪之瀬島 ●隣接都道府県 熊本県・宮崎県・沖縄県気候
南北の距離が600kmに及ぶことから伊佐市などの積雪地域もあれば、奄美群島のような亜熱帯地域も存在する。 鹿児島県本土は冬は温暖で、夏は日照時間も多いが降水量は多い。真夏日は長い期間続くが、猛暑日はそれほど多くなく、県内の最高気温記録は肝付町肝付前田の38.5℃で、沖縄県、宮城県、神奈川県に次いで低い。南国のイメージが強いが、薩摩半島は東シナ海に面するため、大陸からの寒気の影響を受けやすく、冬は厳しい寒さとなることがある。冬節風の風向次第では多量の雪雲が供給されるため鹿児島市の中心部でも積雪に見舞われることがあり、2011年1月1日には鹿児島市内でも25cmの積雪を観測するなど、九州の県庁所在地の中で最も積雪する回数が多い。また、屋久島山岳部では毎年のように積雪があり、種子島屋久島地方の平野部でもごく稀に降雪するため、積雪観測地では日本最南端である。また、1901年2月12日及び2016年には奄美市名瀬で降雪が観測されたことがある。2005年3月に奄美大島の山地での積雪が写真家によって確認されるなど、標高の高いところでは近年でもまれに降雪や積雪が見られるが、気象台や測候所での観測ではないため、公式記録とはならない。 夏から秋にかけては台風の影響を受ける。平年値 (月単位) |
甑島列島 | 薩摩地方 | 大隅地方 | ||||||||||||||
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薩摩川内市 中甑 |
阿久根 | 日置市 東市来 |
伊佐市 大口 |
さつま町 さつま柏原 |
薩摩川内市 川内 |
霧島市 溝辺 |
鹿児島 | 鹿児島市 喜入 |
指宿 | 枕崎 | 霧島市 牧之原 |
鹿屋市 輝北 |
志布志 | 鹿屋 | 肝付町 肝付前田 | ||
平均 気温 (°C) |
最暖月 | 27.4 (8月) |
26.8 (8月) |
26.5 (8月) |
25.7 (8月) |
27.0 (8月) |
27.2 (8月) |
28.2 (8月) |
27.7 (8月) |
27.6 (8月) |
27.3 (8月) |
24.8 (8月) |
24.9 (8月) |
26.2 (8月) |
26.8 (8月) |
27.0 (8月) | |
最寒月 | 9.1 (1月) |
7.5 (1月) |
7.2 (1月) |
4.3 (1月) |
5.8 (1月) |
6.5 (1月) |
8.3 (1月) |
8.5 (1月) |
8.6 (1月) |
8.6 (1月) |
5.1 (1月) |
5.7 (1月) |
7.0 (1月) |
7.1 (1月) |
7.4 (1月) | ||
降水量 (mm) |
最多月 | 433.5 (6月) |
403.0 (6月) |
426.2 (6月) |
549.5 (6月) |
505.0 (6月) |
439.0 (6月) |
502.1 (6月) |
442.9 (6月) |
478.4 (6月) |
432.5 (6月) |
432.5 (6月) |
505.9 (6月) |
521.6 (6月) |
424.0 (6月) |
455.7 (6月) |
413.1 (6月) |
最少月 | 90.0 (12月) |
68.5 (12月) |
67.2 (12月) |
54.2 (12月) |
64.5 (12月) |
78.4 (12月) |
50.1 (12月) |
67.5 (12月) |
74.4 (12月) |
70.0 (1月) |
70.0 (12月) |
51.2 (12月) |
62.3 (12月) |
52.3 (12月) |
51.9 (12月) |
58.6 (12月) | |
平年値 (月単位) |
大隅地方 | 薩南諸島 | |||||||||||||||
種子島 | 屋久島 | トカラ列島 | 喜界島 | 奄美大島 | 徳之島 | 沖永良部島 | 与論島 | ||||||||||
肝付町 内之浦 |
錦江町 田代 |
西之表市 種子島 |
中種子 | 南種子町 上中 |
屋久島 | 屋久島町 尾之間 |
十島村 中之島 |
喜界町 喜界島 |
奄美市 笠利 |
奄美市 名瀬 |
瀬戸内町 古仁屋 |
天城 | 伊仙 | 和泊町 沖永良部 |
与論町 与論島 | ||
平均 気温 (°C) |
最暖月 | 27.1 (8月) |
25.3 (8月) |
27.8 (8月) |
26.4 (8月) |
26.9 (8月) |
27.4 (8月) |
28.4 (7月) |
28.0 (7月) |
27.9 (7月) |
28.2 (7,8月) |
||||||
最寒月 | 8.8 (1月) |
6.5 (1月) |
11.5 (1月) |
10.4 (1月) |
11.4 (1月) |
12.5 (1月) |
14.6 (1月) |
14.8 (2月) |
14.7 (1,2月) |
16.1 (2月) |
|||||||
降水量 (mm) |
最多月 | 532.0 (6月) |
446.5 (6月) |
416.4 (6月) |
520.3 (6月) |
697.1 (6月) |
545.8 (6月) |
258.3 (6月) |
401.2 (6月) |
311.2 (6月) |
271.4 (6月) |
264.2 (6月) |
197.1 (5月) | ||||
最少月 | 66.5 (12月) |
67.9 (12月) |
84.7 (12月) |
110.9 (12月) |
230.4 (12月) |
94.6 (12月) |
91.4 (12月) |
158.2 (12月) |
84.3 (12月) |
87.0 (12月) |
100.1 (12月) |
80.0 (12月) |
自然公園
- 国立公園
- 国定公園
- 県立自然公園
- 阿久根県立自然公園、吹上浜県立自然公園、藺牟田池県立自然公園、坊野間県立自然公園、川内川流域県立自然公園、高隈山県立自然公園、大隅南部県立自然公園、甑島県立自然公園、トカラ列島県立自然公園
世界遺産
自然遺産
文化遺産
ラムサール条約登録地域
地域区分
鹿児島地域
カラー‥ ●鹿児島市◎︵県庁所在地︶ ●日置市 ●いちき串木野市 ●鹿児島郡 ●三島村 - 十島村 鹿児島地域は、薩摩半島の中央部に位置する3市と、薩摩半島の南西に位置する三島村、屋久島と奄美大島の間に7つの有人離島が点在する十島村からなり、南北300kmの広がりを有している。3市は、東側に桜島、錦江湾を望み、西側には日本三大砂丘の一つで白砂青松の吹上浜によって東シナ海に面しており、それぞれの地域は国立公園、県立自然公園に指定されている。三島村黒島、十島村宝島には、国指定天然記念物の森林植物群落があるほか、渡瀬線で区分される亜熱帯と温帯の生物群が見られる。また、日常的に噴煙を上げる桜島、諏訪之瀬島をはじめ5つの活火山が存在するとともに、多様で豊富な温泉資源に恵まれているほか、桜島・錦江湾や三島村・鬼界カルデラの2つのジオパークが日本ジオパークとして認定されている。 県都鹿児島市を擁し、商業、文化、アミューズメント機能、オフィス、官公庁などの様々な都市機能が集積し、人・モノ・情報の交流拠点として重要に役割を担っている。また、北部九州や関西圏との時間的距離を格段に短縮した九州新幹線をはじめ、九州縦貫自動車道、南九州西回り自動車道などの高速交通網、離島航路の発着機能を持つ鹿児島港が整備されているとともに、国際線を有する鹿児島空港と短時間で結ばれるなど、陸・海・空の交通結節点としての機能を備えている。南薩地域
カラー‥ ●枕崎市 ●指宿市 ●南さつま市 ●南九州市 南薩地域は、吹上浜砂丘、坊・野間のリアス式海岸、開聞岳、池田湖、天然砂むし温泉など豊かな自然環境に恵まれている。 また、篤姫ゆかりの今和泉、知覧の武家屋敷群や特攻平和会館、秋目の鑑真記念館などの歴史的資源や川辺仏壇などの伝統工芸品、かつお節、お茶などの特産品があり、指宿菜の花マラソン、川辺二日市、吹上浜砂の祭典や枕崎港まつりなどの個性豊かな多彩なイベントが行われている。北薩地域
カラー‥ ●薩摩川内市☆ ●阿久根市 ●出水市 ●薩摩郡 ●さつま町 ●出水郡 ●長島町 北薩地域は、県北西部に位置しており、九州三大河川の一つである川内川が流れ、陸繋島や陸繋砂州、潟湖など珍しい地形の見られる甑島をはじめとする島々、東シナ海に面した美しい海岸線やラムサール条約に登録された藺牟田池など豊かな自然に恵まれている。このほか、出水平野に飛来する鶴や奧薩摩のホタル、出水麓や入来の武家屋敷群、ブリやタケノコといった食材などが全国的に高い評価を受けている。 また、2011年春には九州新幹線が全線開業し、肥薩おれんじ鉄道の活用と併せて、観光客の増加が期待されている。姶良・伊佐地域
カラー:
姶良・伊佐地域は、霧島山系をはじめとする景勝地や温泉、肥薩線を中心とする近代化産業遺産群など優れた自然や観光資源に恵まれている。
地域のほぼ中央に鹿児島空港が位置し、九州縦貫自動車道、東九州自動車道などの高速道路や日豊本線、肥薩線、吉都線などの鉄道が走る交通の要所でもあり、その利点を生かし、IT産業などの企業立地が進んでいる。
また、「霧島国際音楽ホール」、「霧島アートの森」、「上野原縄文の森」及び「県民の森」など特色ある文化・交流施設が数多く存在している。
大隅地域
カラー:
大隅地域は、鹿屋市をはじめとする大隅半島の4市5町で、地域の面積は県全体の約23%を占めている。広大な土地、豊かな自然を活かした農林水産業が展開されており、農業生産額は県内の約4割を占めるなど、様々な食材に恵まれているほか、かのやばら園や本土最南端の佐多岬など観光資源として価値ある豊かな自然環境、景勝地を有している。
熊毛地域
カラー:
熊毛地域は、種子島・屋久島とそれぞれの属島である馬毛島・口永良部島の4島からなっている。
種子島は、日本唯一の実用衛星打上げ基地を持つ宇宙への玄関口として、また日本で初めて鉄砲が伝来した歴史ある島として知られている。
屋久島は洋上アルプスと言われ、島の中央部には2000メートル近い山々がそびえたち、その自然のおりなす景観などが普遍的な価値を持つとして評価され、日本で初めて世界自然遺産登録がなされた島である。
大島地域
大島地域は、奄美市及び大島郡(1市9町2村)からなり、地域内には、南北約400キロメートルに連なる、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島の8つの有人島(奄美群島)がある。奄美群島は、奄美群島国立公園に属する景勝地をはじめ、輝く太陽のもとに広がるエメラルドグリーンの海、サンゴ礁の間を遊泳する色とりどりの熱帯魚、サンゴ礁が砕けてできた白い砂浜、特別天然記念物のアマミノクロウサギなどの希少な動植物、平均気温21℃前後の中で年間を通じて絶えることのない花々、ソテツ・アダン・ガジュマルなどの熱帯樹に囲まれた集落など、豊かな自然に恵まれた、亜熱帯の島々である。のような亜熱帯性・海洋性の優れた自然とともに、島口(方言)・島唄・八月踊り・六調踊りなどの伝統芸能や大島紬・黒糖焼酎さらには亜熱帯性の果物類など、個性的で多様な観光資源に恵まれている。
消滅した市町村
消滅した郡
歴史
先史時代
古代
古墳時代に入った4世紀末-5世紀前半には、肝属郡東串良町の唐仁大塚古墳︵唐仁古墳群︶や曽於郡大崎町の神領古墳群など、大隅半島の志布志湾周辺に畿内王権と結び付きの強い首長勢力が現れ、前方後円墳を築いた[5]。同時期の薩摩半島では、4世紀代に日本列島西南端の古墳として南さつま市に奥山古墳︵円墳︶が出現した。また5世紀後半には指宿市に日本最南端の古墳である弥次ヶ湯古墳︵円墳︶が出現した。なお、日本最南端の前方後円墳は、肝属郡肝付町の塚崎古墳群51号墳︵花牟礼古墳︶である。 また、この時代の鹿児島県内では、大隅半島を中心に分布する地下式横穴墓や、薩摩郡さつま町の別府原古墳群など北薩地域に分布する板石積石棺墓︵地下式板石積石室墓︶など、かつては﹁隼人の墓制[7][8]﹂と呼ばれたこともあった南九州地域独特の地下式墓制が出現した[5]。なおこれらの地下式墓制については、1990年代以降の鹿児島県内における古墳の調査成果と研究の進展により、飛鳥・奈良時代の史料に現れる隼人と古墳時代の考古資料とを直接結びつける考え方を疑問視する意見が強まり、今日では﹁隼人の墓﹂という捉え方はほとんどなされていない[9][10][11]。 飛鳥・奈良時代に入る7世紀末以降、薩摩・大隅地域の住民の一部は﹁隼人﹂と呼ばれた[12]。律令国家の成立とともに隼人は次第に中央の律令制に組み込まれていく事になる。朝廷は太宰府から兵を送り702年︵大宝2年︶には唱更国︵後の薩摩国︶を設置し、また豊前国から713年︵和銅6年︶設置の大隅国にも人民を送り、朝廷の支配体制に組み込もうとする。これに対し7世紀末から8世紀前期まで4つの大きな反乱があり、中でも最大の反乱は720年︵養老4年︶- 721年︵同5年︶の隼人の反乱であり、この結果ついに平定される事になる。平定後の隼人は、9世紀初頭まで朝廷に朝貢する形態となっていたが、それ以降班田収授法が本格的に施行される[5]。これらの時期と前後する7 - 8世紀ごろには、遣唐使船の行き来︵南方航路︶や、南島の島々︵奄美、球美、信覚など︶から朝廷への朝貢の動きもあった。 1026年︵万寿3年︶には大宰大監平季基が日向の都城に島津荘を初めて開墾したと伝わる[5]。薩摩・大隅にも進出し日本国内でも有数の大規模な荘園を開墾した。称・桓武平氏流の鎮西平氏や薩摩平氏、河邊氏が南九州を領する事となり国人化していく。中世
鎌倉時代の1185年︵文治元年︶ 島津荘下司職に補任された島津忠久を祖とする島津氏が薩摩国・大隅国・日向国守護を独占するようになり、戦国時代期には戦国大名化した。また、島津氏が守護を務めた南九州の薩摩・大隅・日向のことを﹁三州﹂と称し、島津氏が戦国大名化した戦国期には﹁三州の太守﹂と称される事になる。ただし、大隅国と日向国の守護は比企能員の変に関与した疑いで早い時期に没収されており、更にに島津氏が県本土全域を支配するのは安土桃山時代に入ってからのことであり、三州に至っては1577年︵天正5年︶以降の10年程度に限られる。 中世には坊津、内之浦などが貿易港として中国、朝鮮、東南アジア地域との交易を盛んに行ったが、肥前︵長崎県︶などと同様に黒潮に乗って活動する倭寇の根拠地が南西諸島地域にあった。近世
●1609年︵慶長14年︶に薩摩藩は琉球出兵を行って琉球王国が服属し、奄美群島を領土に組み入れ、当地を使った砂糖業を成功させ、莫大な利益を上げた。 ●1779年︵安永8年︶に桜島が噴火する︵安永大噴火︶。 ●幕末には江戸幕府︵徳川家︶と島津家は姻戚関係となり水戸藩・越前藩などの公武合体派を取り込み雄藩として活躍した。また、古来よりの島津家と近衛家との繋がりで朝廷からの信任も厚く、その後の討幕運動では旧幕府軍と対峙して、薩摩藩が官軍︵政府軍︶の戦闘主力となり、長州藩や土佐藩などとともに、明治維新を成功させ、多くの維新元勲を輩出している。近現代
人口
1955年︵昭和30年︶には200万人を超えていた人口は2023年に約156万人にまで減少した。合計特殊出生率は全国平均と比較してかなり高いがそれでも人口置換水準には届かないことや、社会減が続いていることで人口減少率は大きい。鹿児島市やその郊外地域にあたる姶良市などは人口減少が非常に緩慢だがその他の地域は概ね減少率が高く、一極集中の傾向が強まっている。 増加 0.0 - 2.49 % | 減少 0.0 - 2.5 % 2.5 - 5.0 % 5.0 - 7.5 % 7.5 - 10.0 % 10.0 % 以上 |
鹿児島県と全国の年齢別人口分布(2005年) | 鹿児島県の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 鹿児島県 |
■青色 ― 男性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
鹿児島県(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。 |
政治
県政
財政
平成24年(2012年)度
- 標準財政規模 4728億9602万円
- 財政力指数 0.29 (都道府県平均 0.46)
- Eグループ(財政力指数0.2以上、0.3未満)11自治体中3位
- 鹿児島県は全国に先駆けて高齢化が進行するとともに、外海離島や半島を有し社会資本整備が立ち遅れている(行政コストが掛かる過疎地域が多い)ことなどから財政需要が増大している。平成24年3月に策定した「行財政運営戦略」を踏まえ、持続可能な行財政構造を構築するため引き続き行財政改革に取り組んでいる。
- 経常収支比率 97.0%(都道府県比率 94.6%)
- 財政が硬直化している
- 将来負担比率 235.6%(都道府県比率 210.5%)
- 実質公債費比率 16.7%(都道府県平均 13.7%)
- 人口100,000人当たり職員数 1,422.19人(都道府県平均 1,110.90人)
- ラスパイレス指数 105.8(都道府県平均 107.4)
- 地方債残高
- 普通会計分の地方債現在高 1兆7215億5100万円
- 上記普通会計分以外の特別会計分の地方債(企業債)現在高 503億600万円
平成23年(2011年)度
- 財政力指数 0.29 (都道府県平均 0.47)
- Eグループ(財政力指数0.2以上、0.3未満)9自治体中2位
県内の施設
- 鹿児島県立鴨池野球場
- 鴨池市民球場
- 鹿児島県立鴨池陸上競技場 - ジュビロ磐田、東芝ブレイブルーパスのキャンプ地
- 鹿児島ふれあいスポーツランド - 清水エスパルス、サガン鳥栖のキャンプ地
- 霧島市国分運動公園陸上競技場 - 京都サンガ、サンフレッチェ広島のキャンプ地
- サンアリーナ薩摩川内
イメージキャラクター
- 元々は2011年に開催された全国都市緑化かごしまフェア 花かごしま2011のマスコット。
国政
国会
諸外国関連施設
●チェコ政府観光局日本代表部 霧島市溝辺町麓876-15霧島高原ビール︵株︶内自衛隊
防衛省 ●陸上自衛隊 ●国分駐屯地 ●川内駐屯地 ●海上自衛隊 ●奄美基地 ●鹿屋航空基地 ●自衛隊鹿児島地方協力本部経済・産業
産業
金融
鹿児島県の指定金融機関は鹿児島銀行である。鹿児島市をはじめ県内の主な市も鹿児島銀行を指定金融機関としているが、県全体としては農業協同組合を指定金融機関としている市町村が多いのが他県ではあまり見られない特徴である[24]。県内に拠点事業所のある企業
工場
鉱山
- 住友金属鉱山(伊佐市菱刈)
本店
- 新日本科学(鹿児島市)
県内に本社のある企業
製造業
- ユピテル鹿児島(霧島市)
- イケダパン(姶良市)
- 日本澱粉工業(鹿児島市)
- 鹿児島熔材(鹿児島市)
- 鹿児島酸素(鹿児島市)
- 健康家族(鹿児島市)
- 河内源一郎商店(鹿児島市)
- 霧島町蒸留所(霧島市)
- 坂元醸造(鹿児島市)
- 本坊酒造(鹿児島市)
- 小正醸造(鹿児島市)
- 薩摩酒造(枕崎市)
- 濵田酒造(いちき串木野市)
- 田崎酒造(いちき串木野市)
- 若松酒造(いちき串木野市)
- 森伊蔵酒造(垂水市)
- 甲斐商店(伊佐市)
- 町田酒造(龍郷町)
- 朝日酒造(喜界町)
- 田苑酒造(薩摩川内市)
- 山元酒造(薩摩川内市)
- サツマ酸素工業(鹿児島市)
- 日本ガス(鹿児島市)
- 日進印刷(鹿児島市)
- コーアガス日本(鹿児島市)
- 南九州畜産興業(曽於市)
- 大隅ミート産業(垂水市)
- アクシーズ(鹿児島市)
- アロン電機(さつま町)
- 文明農機(日置市)
- カクイ(鹿児島市)
- セイカ食品(鹿児島市)
- ヒガシマル(日置市)
- しか屋(鹿児島市)
- 美坂屋(いちき串木野市)
飲食店
建設業
金融業
卸・小売業
情報通信業
- 鹿児島ファコムセンタ(鹿児島市)
- 富士通鹿児島インフォネット(鹿児島市)
- 淵上印刷(鹿児島市)
- センコウ(鹿児島市)
- 南日本新聞(鹿児島市)
サービス(その他)
交通・運輸業
- 南国交通(鹿児島市)
- 鹿児島交通(鹿児島市)
- いわさきバスネットワーク(鹿児島市)
- 鹿児島商船(鹿児島市)
- 市丸グループ(鹿児島市)
- コスモライン(鹿児島市)
- 奄美海運(鹿児島市)
- マルエーフェリー(奄美市)
- マリックスライン(鹿児島市)
- 鹿児島海陸運送(鹿児島市)
- 折田汽船(鹿児島市)
- 日本エアコミューター(霧島市)
- 西川グループ(徳之島町)
- 株式会社エスライン九州(鹿児島市)
教育
生活・交通
警察
●鹿児島県警察交通
道路
●高規格幹線道路 ●高速自動車国道︵A路線︶ ●E3 九州自動車道・E78 東九州自動車道 ●高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路︵A'路線︶ ●日南・志布志道路・隼人道路︵東九州道の並行路線︶ ●国土交通大臣指定に基づく高規格幹線道路︵一般国道の自動車専用道路︶︵B路線︶ ●E3A 南九州西回り自動車道 ●地域高規格道路 ●南薩縦貫道︵指宿スカイライン︶・北薩横断道路︵北薩空港道路、薩摩道路、泊野道路、紫尾道路︶・都城志布志道路︵末吉松山有明道路、有明志布志道路︶・鹿児島東西幹線道路︵鹿児島東西道路︶・鹿児島南北幹線道路・大隅縦貫道︵串良鹿屋道路︶ ●一般国道 ●国道3号・国道10号・国道58号・国道220号・国道223号・国道224号・国道225号・国道226号・国道267号・国道268号・国道269号・国道270号・国道328号・国道389号・国道447号・国道448号・国道499号・国道504号 ●鹿児島県の県道一覧鉄道
県内の普通列車の本数は鹿児島市近郊を除いて毎時1本以下となっている。空港
県内には、以下の空港の他に海上自衛隊の鹿屋航空基地がある。 2012年度旅客数[25]空港 | 旅客合計 | 国内線 | 国際線 | |||
旅客数 | 定期便 | 旅客数 | 定期便 | |||
鹿児島 | 4,783,150人 | 4,675,169人 | 県外 | 東京・成田・中部・大阪・関西・神戸・静岡・ 松山・福岡・長崎・那覇 |
107,981人 | 台北・ソウル・上海・香港 |
県内 | 種子島・屋久島・喜界島・奄美・ 徳之島・沖永良部・与論 | |||||
奄美 | 537,656人 | 537,656人 | 県外 | 東京・大阪・福岡・那覇 | 0人 | - |
県内 | 鹿児島・喜界島・徳之島・ 沖永良部・与論 | |||||
屋久島 | 158,820人 | 158,820人 | 県外 | 大阪・福岡 | 0人 | - |
県内 | 鹿児島 | |||||
徳之島 | 150,691人 | 150,691人 | 県内 | 鹿児島・奄美 | 0人 | - |
種子島 | 71,694人 | 71,694人 | 県外 | (大阪) | 0人 | - |
県内 | 鹿児島 | |||||
沖永良部 | 83,767人 | 83,767人 | 県内 | 鹿児島・奄美・与論 | 0人 | - |
喜界島 | 67,459人 | 67,459人 | 県内 | 鹿児島・奄美 | 0人 | - |
与論 | 62,335人 | 62,335人 | 県外 | 那覇 | 0人 | - |
県内 | 鹿児島・奄美・沖永良部 | |||||
枕崎 | 0人 | 0人 | - | - | 0人 | - |
薩摩硫黄島 | - | - | - | - | - | - |
港湾
航路
- 鹿児島 - 桜島航路(桜島フェリー)
- 鹿児島 - 垂水航路(鴨池・垂水フェリー)
- 山川 - 山川・根占フェリー - 根占
- 甑島列島 - 串木野航路
- 長島 - 牛深航路
- 東 - 牛深航路
- 鹿児島 - 種子島航路
- 鹿児島 - 屋久島航路
- 鹿児島 - 指宿航路
- 鹿児島 - 三島航路
- 鹿児島 - 十島 - 奄美大島航路
- 鹿児島 - 奄美大島 - 喜界島航路
- 鹿児島 - 奄美大島 - 徳之島 - 沖永良部島 - 与論島 - 本部 - 那覇航路
- 鹿児島 -(指宿)- 屋久島 - 種子島航路※( )は時間帯により異なる
- 屋久島 - 種子島 -(指宿)- 鹿児島航路
- 種子島 - 屋久島 - 口永良部島航路
- 奄美大島 - 加計呂麻島 - 与路島航路
- 大阪 - 志布志 - 奄美大島航路
- 東京 - 志布志 - 奄美大島 - 那覇航路
- 山川 - 南大隅町(フェリー)(2010年2月28日に休止)
- 甑島列島-川内港航路(2014年4月2日に就航)
バス
医療・福祉
教育
公立
私立
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- その他教育機関
- 農業大学校
- 川内職業能力開発短期大学校(薩摩川内市)
マスメディア
新聞
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雑誌
- タウン情報かごしま
- LEAP
テレビ局
- NHK鹿児島放送局(1958年開局)
- 南日本放送 (MBC)(JNN (TBS) 系列、1959年開局)
- 鹿児島テレビ放送 (KTS)(FNN(フジテレビ)系列、1969年開局)
- 鹿児島放送 (KKB)(ANN(テレビ朝日)系列、1982年開局)
- 鹿児島讀賣テレビ (KYT)(NNN(日本テレビ)系列、1994年開局)
-
NHK鹿児島放送局
-
南日本放送 (MBC)
-
鹿児島テレビ放送 (KTS)
-
鹿児島放送 (KKB)
-
鹿児島讀賣テレビ (KYT)
ラジオ局
県域放送局 ●NHK鹿児島放送局︵第1放送:576 kHz 第2放送:1386 KHz FM放送:85.6 MHz︶ ●南日本放送︵MBCラジオ、JRN・NRN系列︶(AM:1107 KHz FM:92.8 MHz) - 県本土および種子島ではFM波による受信も可能。 ●エフエム鹿児島 (μFM)︵JFN系列︶︵79.8 MHz︶ - 離島地域の大部分で放送波による受信は不可。 NHK・MBC のAMラジオ放送局︵中波︶はともに霧島市隼人町に送信所を設けている︵隼人ラジオ放送所を参照︶。MBCラジオとエフエム鹿児島は radiko を経由することで、地域判定により鹿児島県内とみなされる環境下でインターネット上でも聴取が可能である。 エフエム鹿児島の開局は1992年と九州のJFN系列局としては最後発であった。エフエム鹿児島は離島地域に中継局を設置しておらず、エフエムたつごう・エフエムうけんにおける一部番組の再送信を除けば、 インターネット配信︵radikoなど︶を利用しない限り同局を聴取することができない。 AMラジオ各局はFM補完中継局を設置している。MBCラジオの鹿児島局は周波数92.8MHzで2014年12月に免許を取得し[28][29] 2015年1月より本放送を開始した。2015年11月には阿久根・枕崎・鹿屋の各中継局も開局し、県本土のほぼ全域で受信できるようになった[30]。鹿児島・阿久根・枕崎・鹿屋局はワイドFM︵90MHz超え︶の帯域で送信しているが、2017年度に開局した蒲生・種子島局は従来のFMラジオ放送の帯域︵90MHz以下︶で送信している。NHK鹿児島放送局のラジオ第1放送・ラジオ第2放送は奄美地方および北薩地区でFM波による中継局を設置している︵ラジオ第2放送は徳之島と与論の2局のみ︶。NHKラジオのFM補完中継局はいずれも従来のFMラジオ放送の帯域で送信している︵各局の周波数はNHK鹿児島放送局公式サイトを参照︶。 AMラジオ︵中波︶では奄美地方・南薩地方を中心に沖縄県の放送局が、北薩地方を中心に熊本県・長崎県・福岡県の放送局が、大隅半島を中心に宮崎県の放送局が聴取可能である[26][31][32][33][34]。FMラジオ︵VHF︶では沖永良部島・与論島では沖縄県の放送局、北薩地方を中心に熊本県・長崎県の放送局、大隅半島を中心に宮崎県の放送局が聴取可能[35][36][注釈 5]。特にエフエム宮崎は鹿児島市を含めた県内の6割以上をカバーしている[37]。 コミュニティ放送 ●鹿児島シティエフエム (FRIENDS-FM762)︵鹿児島市︶一部時間帯で J-WAVE を再送信。 ●FMぎんが︵鹿児島市︶中崎電子工業が運営。 ●おおすみ半島コミュニティ放送ネットワーク︵おおすみFMネットワーク︶ - 以下の3局を総括、同一内容の放送。下記3市町の他、大崎町・東串良町もエリアに含まれる。 ●かのやコミュニティ放送︵FMかのや︶︵鹿屋市︶ ●きもつきコミュニティ放送︵FMきもつき︶︵肝付町︶ ●志布志コミュニティ放送︵FM志布志︶︵志布志市︶ ●奄美大島のコミュニティFM局 - 各局で番組を相互に供給している ●ディ!︵あまみエフエム・ディ!ウェイヴ︶︵奄美市・龍郷町・大和村︶ ●エフエムうけん︵宇検村︶一部時間帯でMBCラジオ・エフエム鹿児島を再送信 ●エフエムたつごう︵龍郷町︶コミュニティらじおさぽーたが運営。一部時間帯でMBCラジオ・エフエム鹿児島を再送信 ●せとうちラジオ放送︵せとラジ︶︵瀬戸内町︶ ●NPO法人エフエムせとうちが運営していたコミュニティFM局︵2021年2月末廃局︶と同一周波数で別法人︵一般社団法人せとうちラジオ放送︶により2022年1月に再開局[38][39][40]。 ●たるみずまちづくり放送︵FMたるみず︶︵垂水市︶ - 2015年11月よりおおすみFMネットワークを離脱、単独局/独立系に移行[注釈 6]。一部時間帯でMBCラジオを再送信。 ●FMさつませんだい︵薩摩川内市︶薩摩川内市観光物産協会が運営。一部時間帯でミュージックバードを再送信。主に本土部︵祁答院地区の一部を除く︶とさつま町中心部︵宮之城︶をエリアとする。 ●FMきりしま︵プラスきりしま︶︵霧島市︶ ●SOO Good FM︵曽於市︶一般財団法人まちづくり曽於が運営。詳細は曽於市#放送・通信を参照。 ●あいらびゅーFM︵姶良市︶あいらFMが運営。 ●おおさきFM︵FMおおさき︶︵大崎町︶2022年開局[41][42]。 1997年にフレンズFMが開局した後、2006年のFMかのや・きもつきの開局まで長らく1局体制が続いた。その後、2007年から2013年にかけて大隅半島や奄美大島、薩摩川内市、霧島市にも相次いで開局している。県内のコミュニティFM局のうち7局︵大隅半島に4局、奄美大島に3局︶は特定非営利活動法人︵NPO法人︶による運営である。FMぎんがも2011年の開局から2012年6月まではNPO法人が﹁FMさつま﹂として運営していた他、瀬戸内町もFMせとうち時代はNPO法人運営であった。 FMうけん、SOO Good FM、あいらびゅーFM、FMおおさきを除くコミュニティFM局はインターネット経由により日本国内で聴取することができる︵FMたつごう、せとラジ、FMたるみずは自社番組のみ︶[注釈 7]。なお、曽於市ではシティエフエム都城︵宮崎県都城市のコミュニティFM︶も聴取できる。ケーブルテレビ
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文化・スポーツ
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言語・方言
伝統的に話されてきた言語・方言は、トカラ列島以北と奄美群島とで大きく異なり、日本語の薩隅方言と、琉球諸語に属する奄美語に分かれる。
食文化
- 郷土料理
伝統工芸
- 伝統工芸品
スポーツ
- プロスポーツチーム
- 鹿児島ユナイテッドFC(サッカーJリーグ)
- 鹿児島レブナイズ(バスケットボールB3リーグ)
- シエルブルー鹿屋
- スポーツチーム
- ジュ ブリーレ 鹿児島(女子サッカー・九州女子サッカーリーグ)
- 鹿児島ドリームウェーブ(社会人野球・クラブチーム)
- 甲南クラブ(社会人ラグビークラブチーム)
- 京セラ女子陸上競技部
- 陸上
- いぶすき菜の花マラソン(毎年1月)
- 鹿児島県下一周市郡対抗駅伝競走大会(毎年2月)
- 出水ツルマラソン大会(毎年10月)
- 以前、2008年(平成20年)ごろまで、プロ野球千葉ロッテマリーンズ(オリオンズ時代も含む)のキャンプ地であった。
観光
有形文化財建造物
名所・旧跡・観光スポット
- 鹿児島市の桜島、城山、いおワールドかごしま水族館、ドルフィンポート、鹿児島市街地の温泉など
- 霧島市の霧島温泉郷、日当山温泉、霧島山など
- 指宿の指宿温泉、池田湖、開聞岳など
- 出水のナベヅルの越冬(出水ツル渡来地)
- 大隅半島の佐多岬、霧島ヶ丘公園など
- 屋久島の屋久杉、白谷雲水峡など
- 奄美大島のマングローブ林など
祭事
対外関係
姉妹都市などは以下の通り。 韓国全羅北道 1989年︵平成元年︶10月 共同宣言 シンガポール 香港 アメリカ合衆国ジョージア州 1966年︵昭和41年︶11月28日 姉妹盟約 中国江蘇省 日本岐阜県 1971年︵昭和46年︶7月27日 姉妹県盟約 イギリス ロンドン カムデン区 2018年︵平成30年︶7月18日 友好都市 イギリス マンチェスター 2018年︵平成30年︶7月19日 友好都市鹿児島県を舞台とした作品
小説
●翔ぶが如く︵1972年︶ ●孤島パズル︵1989年︶ ●神様の御用人5︵2015年︶ ●ガラッパの謎 引きこもり作家のミステリ取材ファイル︵2020年︶漫画
●Dr.コトー診療所︵2001年 - 連載中。ただし、テレビドラマ版は沖縄県を舞台にしている。︶ ●行け!!南国アイスホッケー部︵1991年 - 1996年︶ ●ざっぺら︵1991年 - 1992年︶ ●ぼっけもん︵1980年代︶ ●加治隆介の議︵1991年 - 1998年︶ ●咲-Saki-︵2006年 - 連載中︶ ●も〜れつバンビ︵2009年 - 2010年︶ ●黒猫の駅長さん︵2013年 - 2017年︶ドラマ
●山河燃ゆ︵1984年︶ ●翔ぶが如く︵1990年︶ ●地球戦隊ファイブマン︵1990年︶第25、26話では桜島や指宿市など県内各地が舞台となった。 ●青い鳥︵1997年︶ ●まんてん︵2002年︶ ●Spring Story︵2004年︶日本の歌手sacraのアルバム﹃Silent Pictures﹄に収録。 ●ハイビジョンサスペンス﹁海猿〜うみざる﹂・﹁海猿2﹂︵2002年、2003年︶: 国分太一他 ●たくさんの愛をありがとう︵2006年︶主演‥ 桃井かおり ●篤姫︵2008年︶NHK大河ドラマ 主演: 宮崎あおい ●西郷どん (2018年) NHK大河ドラマ 主演‥鈴木亮平アニメ
●LEGEND OF BASARA︵1998年︶ ●無敵王トライゼノン︵2001年︶ ●ラーゼフォン︵2002年︶ ●攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG︵2004年︶ ●イノセント・ヴィーナス︵2006年︶ ●秒速5センチメートル︵2007年︶ ●うみものがたり 〜あなたがいてくれたコト〜︵2009年︶ ●ROBOTICS;NOTES︵2012年︶ ●中二病でも恋がしたい!戀︵2014年︶ ●キャプテン・アース︵2014年︶ ●新幹線変形ロボ シンカリオン︵2018年︶演劇
●孤愁の岸︵2004年再演︶ ●高校生ミュージカル・ヒメとヒコ〜ある王の物語〜︵2008年〜︶映画
●海軍 (映画)︵1943年、1963年︶ ●社長紳士録︵1964年︶ ●十七才のこの胸に︵1964年︶ ●007は二度死ぬ︵1967年︶ ●あゝ同期の桜︵1967年︶ ●喜劇 駅前火山︵1968年︶ ●青幻記︵1973年︶ ●東京湾炎上︵1975年︶ ●男はつらいよ 寅次郎真実一路︵1984年︶ ●ゴジラvsスペースゴジラ︵1994年︶ ●男はつらいよ 寅次郎紅の花︵1995年︶ ●モスラ︵1996年︶ ●釣りバカ日誌9︵1997年︶ ●虹をつかむ男〜南国奮斗篇〜︵1997年︶ ●プロゴルファー織部金次郎4︵1997年︶ ●十五才 学校4︵2000年︶ ●ホタル︵2001年︶ ●ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃︵2001年︶ ●ライフ・オン・ザ・ロングボード︵2005年︶ ●男たちの大和︵2005年︶ ●LIMIT OF LOVE 海猿︵2006年︶ ●日本沈没︵1973年、2006年︶ ●俺は、君のためにこそ死ににいく︵2007年︶ ●北辰斜にさすところ︵2007年︶ ●チェスト!︵2008年︶ ●海の金魚︵2010年︶ ●半次郎︵2010年︶ ●奇跡︵2011年︶ ●六月燈の三姉妹 ︵2013年︶ ●かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発 ︵2018年︶ ●きばいやんせ!私(2018年) ●ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd wave︵2019年︶ ●天外者(2020年)ゲーム
●アイギス THE FIRST MISSION ●ペルソナ3エム ●ROBOTICS;NOTES (2012)モデルになった・登場した作品
●もののけ姫︵1997年︶ 屋久島の照葉樹原生林がイメージモデルの一つとされる。 ●仮面ライダー響鬼1話目で屋久島に響鬼がフェリーに乗って向かう時に明日夢と出会いストーリーが始まる。 ●ペルソナ3 物語中盤に屋久島旅行へ行くストーリーがある。人物
鹿児島県名誉県民
受賞者氏名 | 職業 | 選定年月日 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|
稲盛和夫 | 実業家 | 2019年6月28日 | 京セラ創業者・名誉会長 2015年11月16日に県民栄誉賞受賞 |
[45] |
鹿児島県民栄誉表彰受賞者
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受賞者氏名 | 職業など | 授賞年月日 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|
百武裕司 | アマチュア天文家 | 1996年10月 | 1995年末から1996年初にかけて「百武彗星」(C/1995 Y1、C/1996 B2)を発見。 | |
鹿児島実業高等学校サッカー部 | 第74回全国高等学校サッカー選手権大会で優勝。 | |||
鹿児島実業高等学校硬式野球部 | 第68回選抜高等学校野球大会で優勝。 | |||
本郷かまと | 2002年 | 2002年に世界最高齢者となる。 | ||
柴田亜衣 | 競泳選手 | 2004年9月 | アテネオリンピック女子800m自由形で金メダルを獲得。 | |
赤崎勇 | 名城大学終身教授 | 2015年6月25日 | 2014年に『高輝度青色発光ダイオードの発明』でノーベル物理学賞を受賞。 | [46][47] |
稲盛和夫 | 実業家 | 2015年11月16日 | 京セラ創業者・名誉会長 2019年7月14日に名誉県民に選定される |
[48] |
浜田尚里 | 柔道選手 | 2021年8月 | 2020年東京オリンピック柔道女子78キロ級で金メダルを獲得。 | [49] |
川畑瞳 | ソフトボール選手 | 同オリンピックソフトボール競技で金メダルを獲得。 |
脚注
注釈
出典
参考文献
●乙益, 重隆﹁熊襲・隼人のクニ﹂﹃古代の日本3九州﹄角川書店、1970年2月。 NCID BN01879143。 ●上村, 俊雄﹃考古学ライブラリー30隼人の考古学﹄ニューサイエンス社、1984年12月。 NCID BN03969418。 ●大木, 公彦﹃かごしま検定 鹿児島観光・文化検定公式テキストブック﹄南方新社、2005年12月1日。ISBN 4861240719。 ●橋本, 達也﹁古墳研究と熊襲・隼人﹂﹃黎明館企画特別展﹁古代ロマン北南~三内丸山VS上野原~﹂関連行事資料集﹄鹿児島県歴史資料センター黎明館、2009年9月。 ●原口, 泉、永山, 修一、日隈, 正守、松尾, 千歳、皆村武一﹃鹿児島県の歴史﹄山川出版社︿県史46﹀、2011年3月30日。ISBN 463432461X。 ●永山, 修一﹁鹿児島の黎明﹂﹃鹿児島県の歴史﹄2011年3月30日、12頁。ISBN 463432461X。 ●大阪府立近つ飛鳥博物館﹃南九州とヤマト王権-日向・大隅の古墳-︵大阪府立飛鳥博物館平成24年度秋季特別展図録︶﹄大阪府立近つ飛鳥博物館、2012年9月。 NCID BB10393330。 ●白石, 太一郎﹁古墳からみた南九州とヤマト王権﹂﹃南九州とヤマト王権-日向・大隅の古墳-︵大阪府立飛鳥博物館平成24年度秋季特別展図録︶﹄大阪府立近つ飛鳥博物館、2012年9月、8-20頁。 NCID BB10393330。 ●橋本, 達也﹁地下式横穴墓とは何か﹂﹃南九州とヤマト王権-日向・大隅の古墳-︵大阪府立飛鳥博物館平成24年度秋季特別展図録︶﹄大阪府立近つ飛鳥博物館、2012年9月、139-146頁。 NCID BB10393330。 ●中村, 明蔵﹃隼人の古代史︵復刊︶﹄吉川弘文館︿読みなおす日本史﹀、2019年4月1日。ISBN 9784642071031。関連項目
●鹿児島県庁 ●鹿児島県議会 ●鹿児島県教育委員会 ●鹿児島県の自然景勝地 ●鹿児島県出身の人物一覧 ●鹿児島県高等学校一覧 ●鹿児島県指定文化財一覧 ●鹿児島県の市町村章一覧 ●薩隅方言、奄美方言、沖永良部与論沖縄北部諸方言 ●日本の地理、日本の地域外部リンク
- 行政
- 観光
- おじゃったもんせ 旬の鹿児島へ - 鹿児島県観光連盟
- ウィキトラベルには、鹿児島県に関する旅行ガイドがあります。
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