今日は、八木重吉の「秋の瞳」その43を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
「わたしら二人 けふのさひわひのおほいさを」という一文が印象にのこる作品です。
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(総ページ数/約10頁 ロード時間/約5秒)
追記 八木重吉が、ストレートに愛を記した詩でした。「ちさい」と「おほい」という言葉が記された、詩らしい詩に思いました。
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「わたしら二人 けふのさひわひのおほいさを」という一文が印象にのこる作品です。
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追記 八木重吉が、ストレートに愛を記した詩でした。「ちさい」と「おほい」という言葉が記された、詩らしい詩に思いました。
今日は、信時潔の「望ましい音楽」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
これは音楽家の信時潔氏が考える、数頁の音楽批評です。まずはじめに、セロ弾きのパブロ・カザルス氏の思想をこう紹介しています。「彼は言う、自分は単純な人間で何事にも自然を尚ぶと。」「故国の独裁政権に抵抗を続けるのも、それが人性の自然に反くからであると言い、人は皆己れを人類という大木の一枚の葉と思うべきだと語っている」自然を重んじて、音楽をつくる人のことを記した短編でした。「音楽の素朴な生命力の回復を願って」という言葉が印象に残りました。
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(総ページ数/約10頁 ロード時間/約5秒)
追記 万葉集や民話といった古い本の魅力も、自然界の中にある人間の姿を描きだしているところがあるのでは、と思いました。
今日は、中谷宇吉郎の「比較科学論」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
中谷宇吉郎が百年前の近代科学のありさまを解説しています。警視庁の仕事のような「警視庁型」と、アマゾン川の奥底で大自然を探索をするような果てしのない「アマゾン型」の2種がある、とまず中谷宇吉郎氏は指摘します。よい研究はこの2種が融合したようなものだと書きます。
警視庁型は、組織的に統率をとって計画的に問題を追いつめることが出来て、委託したりもできる。机上である程度、予定が立てられる。いっぽうでアマゾン型の領域では、結果がまったく出ないことも当然ある。太平洋の深海の泥を調査して、流星がどれほど地球に降り注いだかを研究したりする。
「ニュートンの発見」から「実際に人工衛星をつくる」までを解説したところが、なんだかかっこいい文章でした。
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(総ページ数/約10頁 ロード時間/約5秒)
追記 また、哲学という学問と、科学の関係性についても解説していました。現代の科学であっても、おそらく古典哲学の名著から学ぶことはあるのでは、と思いました。戦後の随筆ですので、原爆の研究についての科学的な解説もありました。現代の科学や最新技術やAIについて、自分で調べてみてもさっぱり分からなかったりするんですけど、80年前の科学者のエッセーを読んでみると、科学の発展について、分かりやすいところがあるように思いました。
今日は、八木重吉の「秋の瞳」その42を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
「草に すわる」という詩がなんだか好きになる作品でした。
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(総ページ数/約10頁 ロード時間/約5秒)
追記 宮沢賢治の手帳でも、賢治は同じ言葉を繰り返すときに、句読点や空白に変化を持たせることがあったんですが、八木重吉も、同じ言葉を何度も使うときに、そこで少しだけ変化を作りだすのが印象に残りました。いつか八木重吉の生原稿も、自分でじっさいに見てみたいなあと思いました。
今日は、谷崎潤一郎の「細雪」その90を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
物語の終盤に関する内容を書いていますので、こんご細雪の全巻を通読する予定がある方は、本文の第一章から読んで、以下の文章は読後に読むことをお薦めします。
自由闊達な妙子には、これまでいろんな不幸が襲いかかってきて、啓坊の悪影響もあって、妙子はほとんど死にかけてしまったわけなのですが、ついにいろいろなところが快復して、やっと第一章のころの妙子の魅力が復活してきたのでした。
当時の時代の不幸が襲いかかる小説なんだろうと思っていたのですが、ここに来てだんだん良い展開になりつつあって、いよいよ終盤に近づいてきたなと思って読んでいます。作家は既に敗戦後に到達しているのですが、作中の時代ではまだ戦争が激化する場面ですので、不穏な気配はいろいろあるのでした。啓坊の渡航計画もこの後の5年間の歴史を思うとずいぶん不味い内容なのでした。
それから妙子が、不倫と窃盗をやっていた恋人啓坊に対して、どのように思っているのか、そのことが明確に書き記されていて、ちょっと驚く内容なのでした。
3女の雪子が、ふだんはまったくものを言わない人柄であるのに、4女の妙子に対しては、しっかり大事なことを話すところも印象に残りました。
人生の岐路について、いよいよ真剣に話しあわねばならず、やむを得ぬ姉妹喧嘩が起きてしまって、妙子が泣いてしまう場面もありました。本文こうでした。
妙子の眼にはいつの間にか涙が潸然と浮かんでいた。それでも妙子は、相変らず無表情な顔つきをして、頬を流れる涙を意識していないかの如くであったが、やがて、突然立ち上ると、バタン! と、部屋じゅうが震動するほど荒々しくドーアを締めて廊下へ出て行った。
あと11回でこの長編文学は完結します。
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(総ページ数/約20頁 ロード時間/約3秒)
当サイトでは『細雪 中巻一』を通し番号で『細雪 三十』と記載しています。下巻の最終章は通し番号で『細雪 百一』と表記しています。
「細雪」の上中下巻、全巻を読む。(原稿用紙換算1683枚)
谷崎潤一郎『卍』を全文読む。 『陰翳礼賛』を読む。
■登場人物
蒔岡4姉妹 鶴子(長女)・幸子(娘は悦ちゃん)・雪子(きやんちゃん)・妙子(こいさん)
追記 妙子が不幸になった原因について案じている雪子と幸子なのでした。「自分達にも一半の責任があることを思い、出来るだけ温かい愛情を以て、この変り種の妹の心を和げるように」という記載があって、姉妹の妙子に対する心情描写が印象に残る章でした。
今日は、宮沢賢治の「手帳より」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
これは、宮沢賢治の手帳に書き記された文学的メモや、詩の断片を電子書籍化したものです。判読しやすい、意味が理解しやすい箇所のみを収録してみました。
紫式部もこの名を愛用した「末摘花」に関するメモや、おそらくウィリアム・ジョージ・アストンの「文語文典」に関するメモもありました。
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(総ページ数/約10頁 ロード時間/約5秒)
追記 「明かりの本」ではお正月期間のため、更新を数日間ほどお休みします。再開は1月7日からです。