疲労 国木田独歩

 今日は、国木田独歩の「疲労」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 これは……とくになにも起きない人間関係を描写していて、未完の習作のように一頁ほどで途切れてしまう掌編小説です。
 

0000 - 疲労 国木田独歩

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(総ページ数/約2頁 ロード時間/約5秒)
 
追記  推理小説の冒頭ではよくある不穏な人間関係の描写が展開するんですが、この小説ではなにも事件は起きないのでした。行き詰まりの予感と、不吉な気配で締めくくられる掌編でした。ちょっと未来のAIがこの先の話を書いたら、たぶん秀逸な推理小説が展開してゆくのでは、と思いました。