晶子詩篇全集拾遺(35)

 

 今日は、与謝野晶子の「晶子詩篇全集拾遺」その(35)を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 今回の「わが墓」という詩は不思議な作品で、与謝野晶子の詩歌が次の時代に残ってゆく、その過程を連想しました。子への愛をうたった詩も美しかったです。自身の言葉に対する冷徹な眼差しと、人間に対する思いの対比がすてきでした。
  

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父の婚礼 上司小剣

 今日は、上司小剣の「父の婚礼」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 古い小説の魅力の一つに、現代人の生き方とはまるで異なる世界に接することができる、というのがあると思います。それで現実世界の隣人との付き合いとはちがって、俯瞰して落ちついて見ることが出来る、というのがあると思うんです。
 古い文学は現代と距離感があって、時代が変わっているのでいわば毒が抜けている……と思っていたのですけれども、この上司小剣という奇妙な名前の作家の本を読むと、まるで自分の家族が悪夢を訴えかけてくるくらい、ギョッとすることがいくつも書いているんです。百年前の世間が書かれているはずなのに、いま読んでも生々しいんです。これはいったいどういうことなんだと思って調べてみると、いまコレを純文学として読む一般的な読者というのはほとんど居ないみたいなんです。なんというか、戦中戦前だけの世界観ですし。それから田舎の古い習俗と世間に生きてきたこの上司小剣は、のちに読売新聞の編集局長にまでなった大人物なんだそうです。それで世間のことをものすごくよく知っていて、百年後のいま読んでも、空恐ろしいくらい生々しい小説になっているようです。
 四章で、平七の妻が主人公の少年にいたずらをするのですけれども、これもずいぶん露骨なんです。
 主人公の、母への想いの描写が、人情味のある描写でした。主人公の九歳年上の「お時さん」という人が、父親と結婚をすることになった。
 父の家族と、隣人の平七夫婦。良い気配と悪い気配、新しいことと古いこと、こういったものを交互にあざなえるように描くのが上手いんだと思いました。
 

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九州の豪雨被害にあわれた方々に謹んでお見舞い申し上げます。少額ですがyahooネット募金で寄付致しました……。
 

不連続殺人事件 坂口安吾

 今日は、坂口安吾の「不連続殺人事件」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 これは坂口安吾が戦後すぐに発表した娯楽小説なんです。安吾本人が作中に「附記」としてこう書いています。
quomark03 - 不連続殺人事件 坂口安吾
 作者の意図するところは、皆さんに、知的な娯楽を提供し、クソ面白くもない世の中に、何日、何時間か、たのしい休養のゲームを贈り物し、一つ無邪気にシカメッ面のシワの洗濯をやりましょう、という微意にほかなりません。quomark end - 不連続殺人事件 坂口安吾
 
 「不連続殺人事件」はかなり長い小説なんですけれども、前半は謎解きという感じはまったく無くて、奇態な人々が夏に、豪華な山荘に集まってきて、夜な夜な扇情的なパーティーをする物語が展開します。
 警察の対応がけっこうおもしろいんですよ。それなりに科学的手法をもって論理的に犯人さがしが行われる、けれどもそういった手法ではまったく犯人に辿りつかずに、事件は次々に起こってしまう。警官はちゃんと要所要所で見張りをしているんです。けれども犯行はその裏をついて行われてしまう。主人公「私」の友人の「巨勢博士」というニックネームの男が、この一連の事件の謎解きをするわけなんですけれども、読者であるぼくには犯人がまったく分かりませんでした。ちょっとあまりにも事件が込み入っていて、何をどう考えたら良いのかさっぱり判らない。
 けっこうエンターテイメントに徹していて、作中に「附記」として坂口安吾が出てきて、いろいろ書くのが面白かったです。太宰治まで出てくるんですよ。純文学者が娯楽を作ったら、こんなにすごいことになるのか、と驚きました。
「人間は五十年の命ですから、イヤな奴と和平の必要はないですよ」とか、作中でかっこ良いことがいろいろ書かれていて読んでいて楽しいんです。
 よく、連続殺人が起きていて犯人を捕まえられない警察は無能だとか、いうふうに思いがちなんですが、正しいことはたいてい後手後手で動いてゆくしかないわけで、こういう事件を物語の展開でみてゆくと、とてもじゃないけど、謎の犯人までたどりつけそうにない、と思いました。
 二十二章の終わりに、いよいよ、謎解きの本番が始まるのですけど、ぼくは今、ここまで読み終えて、装画を作っていって原稿をアップロードしているところです。しょうじき犯人は、まったく分からなかったです。賢い読者と流し読み読者で、たいそう差がついちゃうんだなあと、ちょっとショックでした。
 推理小説と言えば読者をミスリードさせている、というのが大前提だと思うんですけど、今回は事態があまりにも多すぎて、ぼくにはさっぱり判らなかったです。坂口安吾は二十二章で、こう書いています。
quomark03 - 不連続殺人事件 坂口安吾
 今回をもって、皆さんの解答をいただく順となりました。
 犯人の名前だけ当てたって、ダメですよ。法廷へ持ちだして、起訴することができるだけの、推理がなければ、いけません。quomark end - 不連続殺人事件 坂口安吾
 
 wikipediaによれば、江戸川乱歩がこの不連続殺人事件を絶賛していて「日本の純文学作家の探偵小説は谷崎潤一郎、佐藤春夫両氏の二三の作など極く少数の例外を除いて、見るに足るものがなく、(中略)見事にこの定説を破ってみせ、ある意味では我々探偵作家を瞠目せしめたと云っていい」、「トリックに於いては内外を通じて前例の無い新形式が考案されていた」と書いているんです。読み終えてみると、かなり正統な仕掛けでした。
 犯人は双子だったとか、同姓同名の人間が二人いたのだとか、じつは死人があらかじめ準備しておいた犯行を実現できてしまったのではないかとか、いろいろ奇抜な反則技について勘ぐってみたのですが、まったく状況を読み解けないまま、最後の事件が立ち現れてしまいました……。以下はネタバレなので、未読の方は読み飛ばしてください。(坂口安吾はあくまでも正統に推理小説を展開していて、トリックとしては、犯人像を心理的に誤認してしまう、屈強で野卑な男の犯行だろうと思い込んでしまう、被害者っぽさが誇張されていて容疑者から除外してしまう、そういう一般的な心理の間隙をついた、盲点のところに犯人が立っていた、というのが真相でした。)
 

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論語物語(5) 下村湖人

 今日は、下村湖人の「論語物語」その5を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 今回の物語を一言で表現すると、巧言令色鮮し仁こうげんれいしょくすくなしじんということだと思うんですけど、これが生まれつきの軽薄さから来るのでは無くて、状況を推し進めるときに、必然的にウソが入り混じっていって、最後には虚偽のほうが中心になってしまう、という展開が印象深かったです。子路は孔子一門を有名にするために、実力が足りない人を要職につけてしまい、孔子はこの問題について直接論じるんです。今回は言語論についての考察でもあって、普通に勉強になる話しだと思いました。
 本文とは関係が無いんですが、要職に登用をされると、リスクが激増してしまう……ということを思いました。
 子路は、この小説だけを読むと、調子乗りの知者のように見えるんですけど、ほかの論語の本を読むと、孔子の一番弟子のような存在の、古参の大男で、孔子に出会うまえはたいへん野蛮な男で、孔子一門の中でもっとも武勇に長けた、戦闘的な男だったそうなんです。wikipediaで子路について書いていたので、これが参考になると思いました。
  

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★『論語物語』をはじめから最後まですべて読む(※大容量で重いです)
『論語』はこちら(※論語の原文に近い日本語訳です)

まぼろし 国木田独歩

 今日は、国木田独歩の「まぼろし」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 ぼくは今回はじめて、独歩のこの小説を読んでみました。wikipediaには独歩について、こう書いていました。
quomark03 - まぼろし 国木田独歩 
  友人の田山花袋は、独歩の人生を一文字で表すなら「窮」であると……quomark end - まぼろし 国木田独歩
 
 おわりの五行が印象的でした。

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泥葬 竹内浩三

 今日は、竹内浩三の「泥葬」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 おおよそ百年くらい前のなんということもない詩を読んでみたんですけど、そこで都市の名前が出てくるんです。新宿や池袋の名前が記されています。新宿……というと都庁や歌舞伎町をイメージするんですけれども、そういうものがない新宿のことを書いている。都庁も歌舞伎町も無い新宿はイメージしにくい。昔は道ばたに腐ったものやゴミが散乱していたのかもしれなくて、泥という言葉ひとつとっても、その内側の意味がちがってしまっているのかもしれない、と思いました。無名の詩には変に現実的な描写があったりして、妙な感じがおもしろかったです。自然界の描写が二行だけ記されているんですけれども、そこだけ泥中の蓮……のような描写になっていました。
 

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晶子詩篇全集拾遺(34)

酔へ! ボードレール

 今日は、ボードレールの「酔へ!」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 今回は富永太郎が翻訳した、ボードレールの短い詩を読んでみました。これおもしろい詩なんですよ。ロックンロールな詩なんです。本文こうです。
quomark03 - 酔へ! ボードレール
  すべての廻転するものにでも、すべての歌ふものにでも、すべての話すものにでも、今は何時だときいてみたまへ。(略)『時』に虐げられる奴隷になりたくないなら、絶え間なくお酔ひなさい! 酒でも、詩でも、道徳でも、何でもおすきなものでquomark end - 酔へ! ボードレール
 
 最近、YouTubeで海外のミュージッククリップを聞いてまわることがマイブームとして再燃しているんです。はじめは音を楽しんでいただけなんですけれど、それで、いったい彼らは何を歌っているのか、ちょっと知ってみたいと思って、和訳も調べつつ、これまで黒人がブルースやラップで何を歌ってきたのかというのを、歌の和訳サイトで、いろいろ見てまわりました。人気のあるものから順番に聴いていったのですが、音楽を聴いただけでも、Black Lives Matterという言葉がつい数カ月前に生みだされたわけでは無く、長い時間をかけて求められてきたことが理解できるように思いました。
 
Public Enemy – Fight The Power 和訳はコチラ
Childish Gambino – This Is America 和訳はコチラ
Travis Scott – SICKO MODE ft. Drake 和訳はコチラ
Lupe Fiasco & Guy Sebastian – Battle Scars 和訳はコチラ
Alicia Keys – Underdog 和訳はコチラ
 
ブルースの和訳サイトもいくつかリンクを紹介します。
【和訳】B. B. King – Everyday I have the blues
【和訳】B.B. King – How Blue Can You Get
【和訳】Howlin’ Wolf – Killing Floor
【和訳】Robert Johnson – Cross Road Blues
【和訳】John Bundrick – Muddy Water
【和訳】T-Bone Walker – Stormy Monday
 
 Black Lives Matterにかんする詳しい内容は、こちらのwikipediaや、wiredの最新記事や、映画と黒人文化に関する記事、が理解しやすかったです。
 今回はボードレールの詩を読みながら、ブラックミュージックをいろいろ聴いてみました。パブリック・エナミーの”Don’t Believe The Hype!”というのが印象に残りました。
 ボードレールはフランスの詩人で、のちの世の人からブラック・ヴィーナスとも呼ばれたジャンヌ・デュヴァルと恋愛し十年以上ともに暮らしたのだそうです。詩に酔いたまえ、というボードレールの言葉が印象に残りました。全文は以下から読んでみてください。すてきな詩なんです。
 

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拷問の話 岡本綺堂

 今日は、岡本綺堂の「拷問の話」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 さいきん、同じ作家の本ばかり載せてしまってバランスの悪い更新になっているんですけど、ちょっと牢獄の本を立て続けにいま読んでいて、ついでにこの江戸時代の刑罰の物語を読んでみました。
 序盤の描写では、これがもし冤罪だったらどうするんだろうか、ということばかり思いました。罪人と記されているんですけれども、正確には容疑者なわけで、現代ではこんなことがあってはいけない事態なんです。今回の物語ではまあ吉五郎は罪人であることが明白で証拠が揃っていて、現代でも有罪で禁固刑になる事件なんですけれども……。この犯人の吉五郎はとある犯罪をしたことをけっして認めないんです。彼には彼の考え方がある。
 石川五右衛門の再来、という記述から先の描写が興味深かったです。理非の箍が外れた不気味な小説なんですけれども……菅原道真を祀るように、死者を描いていった作家たちが居たのだ、ということを連想しました。 
 むつかしい言葉を調べてみました。
 申口
 

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読書中にお薦めの音楽

 きょうは0円で聴ける音楽サイトについて紹介します。読書するときに最適な、音楽がいろいろ聴けます。さいきん僕はSpotifyというサイトを使っています。これがじつは0円利用でも、広告の表示が控えめで、ちゃんと快適に使えるんです。youtubeでも聴きやすい音楽が揃っているんですけど、これはちょっと読書するには気が散りやすいサイトなので、あまり使っていません。ブラウザで聴ける無料音楽サイトを5つ紹介します。読書中にぜひ使ってみてください。すべて合法です。なお、自宅のPCやwi-fiを使って音楽を聴くことを想定しています。(野外でスマートフォンをつかって音楽を聴くと、たいてい通信料金がかかってしまいますのでお薦めしません。wi-fiが利用できるところで試してみてください)
  
SOUNDCLOUD - 読書中にお薦めの音楽
★その1 SOUNDCLOUDのジャズPlaylists
○ 登録無しで好きなだけ聴けます。広告もほとんど入らないので使いやすいです。
https://soundcloud.com/search/sets?q=jazz
 
jango - 読書中にお薦めの音楽
★その2 jango
○ これは登録無しですぐに聴けるのが魅力です。
【jango】Classic Jazz
https://www.jango.com/stations/267203974
 
Spotify - 読書中にお薦めの音楽
★その3 Spotify
○ ぼくとしてはこのSpotifyがいちばんお薦めです。eメールの登録が必要なんですが0円会員でも2020年現在では広告の数が少なめで使いやすく、最新の音楽も揃っています。しょうじき、自分が数十万円以上は支払って貯蓄したitunesミュージックの音楽倉庫よりもしっかりした楽曲リストが完備されていて、これがちょっとだけ広告視聴しているだけで聴けるというのがほんと衝撃です。30日間で15時間以上は使えないという利用制限はあるんですけど、聴き放題なんですよ。ちょっとはじめて使ったときはほんとにビビりますよ。いま海外ネットの最新事情は、こんなにすごいことになっていたのか、と驚きます。えっ? これが無料? と耳を疑いたくなるような完璧な品揃えの音楽サイトなんです。けっきょく長時間利用するのなら、このサイトの有料会員になるのがいちばん音楽を聴きやすいように思います。
 
■ Blue Note: Classic Hits
https://open.spotify.com/playlist/03v08073YFtriJYto8uO1K
 
■ クラシック音楽 Lang Lang at Royal Albert Hall
https://open.spotify.com/album/1SATY0ddfZt1ybNSeYBLp9
 
外国語の歌は、読書の妨げにならないのでお薦めなんです。
■ Danna Paola(スペイン語)
https://open.spotify.com/artist/5xSx2FM8mQnrfgM1QsHniB?si=StmNyIiZTaeGSlHvYT-25w
 
■ Egor Kreed(ロシア語)
https://open.spotify.com/artist/2KoLmBXwsgMkfAvoPBlPmb?si=7DuQHRhAToupZLXrBAyj-w
 
■ Fabio Rovazzi(イタリア語)
https://open.spotify.com/artist/35orQw8LgQn7KOFjzCyY7E?si=jztCAUW0RCKbReXbbiuFpw
 
■ ダディー・ヤンキー(スペイン語)
https://open.spotify.com/artist/4VMYDCV2IEDYJArk749S6m?si=eOaxaHSxQj2rzzmYuuqIfQ
 
■ Sultan-Uragan(ロシア語)
https://open.spotify.com/artist/6CbqzviZ9Iw6gwzOxFVLvG?si=dMgSHue-Tci7TUOwDi9axQ
 
■ Matrang(ロシア語)
https://open.spotify.com/artist/7MVKH9fm8zwRycJpRU1UGc?si=rlTeFwmGTpyTdm6RUVp8Rg
 
■ Techno State
https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DX8ZMwsPgxIOs?si=EYK7Ut47TWi5z3qmFOpMNQ
 
Jamendo - 読書中にお薦めの音楽
★その4 Jamendo
○ ダウンロードも無料の、オシャレな音楽サイトです。気に入った音楽家に寄付をすることも出来ます。Jamendoのラジオは曲を選ぶ必要が無く、読書に最適です。
https://www.jamendo.com/radios/BestOf
  
Youtube - 読書中にお薦めの音楽
★その5 Yotubeミュージック
○ いわずと知れたYoutubeです。当たり前なんですがyoutubeで音楽が聴けます。これは読書しながら使うにはちょっと無理があるかと思います。いろいろおもしろい動画が次から次に出てきて、そっちに夢中になってしまって、読書どころではなくなって、果てしなく気が散っちゃうからです。それでもミュージッククリップの揃いかたは世界一です。世界中の音楽が聴けます。
 
■ Eddy Kenzo(ウガンダ)
https://youtu.be/VAzRKql3vpY
 
■ Sauti Sol(ケニヤ)
https://youtu.be/oNXvfQv1Qyc
 
■ Sech(エクアドル)
https://youtu.be/sijiZyndvtc
 
それから、youtubeには音楽の再生に特化したYoutube Musicというのがあります。これは読書に最適だと思います。開始時に数秒の広告が入りますが、テレビやラジオと比べるとかなり使いやすいです。
■ bluenote ■ ショパン ■ ドビュッシー ■ ヴィヴァルディ ■ シューベルト ■ シベリウス ■ チャイコフスキー ■ ハイドン ■ バッハ ■ モーツァルト
 
有料利用ならSpotifyが使いやすい。無料の広告ありで聴くならYoutubeMusicという結論になりました。
以上です。ほかにも出逢ったことのない音楽が、ネット上には、あまたに眠っています。

bookimage01901sono136 2 - 読書中にお薦めの音楽

 
(電子書籍の更新は2日後に再開します)

論語物語(4) 下村湖人

 今日は、下村湖人の「論語物語」その4を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 この物語を読んでいると、対人関係の色濃さ、というのを感じるんです。現代で、こんなに密接に人と関わることがあるんだろうか……と思いました。日本では特に、こういう師弟関係は、存在しそうに無いです。
 孔子は、浮き足だって未来の成功を夢見ている子路にたいして、諭したいんですけれども、子路には「浅薄」な自負心があってそれで考えを深めることができない。孔子が弟子を慮るその内容に興味をひかれました。もうちょっといろんな本で孔子のことを知らないと、どうも判らないところがあるように思いました。こんど別の本も読んでみようかと思います。ちょっと調べてみると、文庫本だけでも五十冊以上、孔子の本がありました。
『孔子』の本は、Kindle Unlimitedの読み放題で、あまたに読むことができるので、ぼくはとりあえず今からこれを読もうと思います。
https://amzn.to/30WpzZM

 

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『論語』はこちら(※論語の原文に近い日本語訳です)

最後の胡弓弾き 新美南吉

 今日は、新美南吉の「最後の胡弓弾き」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 旧正月になると、木之助はいとこの松次郎と二人で、胡弓の演奏をしてお捻りをもらう、旅芸人のようなことをしていた。木之助は胡弓を弾くことが好きになって、これを毎年やっていた。味噌屋の主人がこの伝統的な芸をする少年を気に入って、毎年家に招きいれてごちそうをおごっていた。
 それが……年を経るにしたがって、旧正月に胡弓の演奏を聴く習慣が無くなっていった。相方の松次郎はもう辞めてしまった。木之助はそれでも一人で旧正月には胡弓を弾いて旅をした。本文こうです。
quomark03 - 最後の胡弓弾き 新美南吉
  木之助は仕方がないので一人でゆくことにきめた。自分の身についた芸を、松次郎のように生かそうとしないことは木之助には解らなかった。quomark end - 最後の胡弓弾き 新美南吉
 
 このあとの展開を読んでゆくと、辞めるのにはそれなりの理由があるもんだと思いました。新美南吉と言えば、童話がもっとも有名だと思うんですが、今回のは完全に大人向けで、終盤がもの悲しいです。
 中国の二胡というのはほんとに音色が美しくて好きで、なんどか聞いたことがあったのですが、胡弓は日本の伝統楽器なのに、あまり聴く機会が無いんです。youtubeにもどうも胡弓の音楽は商業ベースの作品としては、ほとんど存在していないです。この胡弓の動画がなんだか音質がよかったです。
 

0000 - 最後の胡弓弾き 新美南吉

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