今日は、八木重吉の「秋の瞳」その55を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
古典文学では自然界と心情が重なり合って描きだされたのに対して、現代では自然界と切り離されたものごとが描きだされるようになった、という話しを聞いたことがあるのですが、八木重吉は古典と現代のどちらなのだろうかと思う、詩でした。
「おもひなき かなしさよ」という詩の言葉は、現代語に直訳しがたい、あいまいなところがあると思うのですが、「思い悩むことのない」「思いがけない」「理由もない」といった意味を持つのだと思います。この印象を固定できないところが八木重吉の詩なのではと思いました。
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