水の三日 芥川龍之介

 今日は、芥川龍之介の「水の三日」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 これは若いころの芥川龍之介の随筆で明治四十三年の罹災生活の三日間のことを記しています。
 芥川龍之介は効率最優先という世界からかけ離れたことを書くんです。なんでも手作業でやるよりほかない、芥川龍之介とその同級生たちは、罹災民のお手伝いをしていて、手紙の代筆をせっせとやっていっている。大水で生き残った人たちには怪我がなく、家は失われても取り乱さずに避難生活を送っている様子が描かれます。芥川龍之介の記す、避難所の細部の描写が印象に残りました。
   

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