けが を した おほかぜくん 村山籌子

 今日は、村山籌子の「けが を した おほかぜくん」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 風が登場する童話というと『北風と太陽』が有名かと思うんですが、日本では北風はなぜだかもっと牧歌的な存在であることが多いように思います。村山籌子はあまたの童話を残した作家で、これは幼稚園児限定の、かなり幼子向けの、読み聞かせ用の童話なんです。「おおかぜくん」の元気な姿が印象に残る童話でした。「北風と太陽」ではなくて「北風と石塀」なのでした。とくになにも起きていないのに、最後の三行がなんだかすてきなおとぎ話でした。
 

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