ゲーテ詩集(65)

 今日は「ゲーテ詩集」その65を配信します。縦書き表示で読めますよ。
  ゲーテの詩集は、同時代のナポレオンさえ愛読したわけで、勇ましさや雄雄しさというものが文学に溶け込んでいると思うんですが、今回は動物愛護に彩られた、海の精霊の詩なのでした。それからもうひとつの詩「トゥーレの王」の金の杯の描写が静謐でした。
 

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追記  ヴィーガンが記した詩なのかと思うほど生命愛に彩られた詩で、波多野一郎の「イカの哲学」というのを連想しました。

ゲーテ詩集(64)

 今日は「ゲーテ詩集」その64を配信します。縦書き表示で読めますよ。
 今回は、闇の世界へ誘おうとする魔王と、それに対峙する父子を描いた詩です。魔物のささやきと訃音とが一体化した、古典的な詩に思いました。
 

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ゲーテ詩集(63)

 今日は「ゲーテ詩集」その63を配信します。縦書き表示で読めますよ。
 今回は、みごとな楽人が現れて、その歌声であらゆる人を魅了します。王がたいへんよろこんで、楽人に黄金の鎖を褒美に与えるのですが、この楽人は冴えた男で、黄金を受け取らずに、極上の酒を一杯だけ褒美としてもらうのでした。ゲーテ『ファウスト』の序盤でもっとも盛りあがる場面であるライプツィヒの《アウエルバッハの酒場》での美酒と幻想を……連想させるような、美しい詩なのでした。
 

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ゲーテ詩集(62)

 今日は「ゲーテ詩集」その62を配信します。縦書き表示で読めますよ。
 今回のゲーテの詩は『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』に登場したミニヨンという女性が主人公の詩で、これは有名な詩なんだと思います。
 作中で、霧に隠された洞窟と、老いた竜というのが記されていて『ファウスト』中盤でも繰り返し描かれた、神話的な表現がありました。
quomark03 - ゲーテ詩集(62)
 ねえ、いとしいお方、わたしはあなたと参りませう
あの雲に聳えた山路を御存知ですか?
驢馬は霧の中に路を求めて行き
洞窟ほらあなの中には年とつた竜が棲まつてゐて
くづれ落ちた岩の上に波のうち寄せる
あの路を御存知ですか?
………quomark end - ゲーテ詩集(62)
 

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ゲーテ詩集(61)

 今日は「ゲーテ詩集」その61を配信します。縦書き表示で読めますよ。
 夜の美しさを描きだす、幻想的な詩でした。
 
 ……若し夜分になりまして
 楽しい灯火ランプのほのかな光が流れ
 口から口へ雨のやうに
 冗談と愛とが注ぎ込みますときは……
 

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ゲーテ詩集(60)

 今日は「ゲーテ詩集」その60を配信します。縦書き表示で読めますよ。
 今回の詩では、ゲーテの中期から後期にかけての思念が垣間見られる描写があるように思いました。今回は、むつかしい状況が描きだされていて、貧者の嘆きと共に記される「天」という言葉が印象に残りました。
 

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