明かりの本・オーディオブック機能

「明かりの本」は、音声読み上げ機能に対応しています。
Googleのクロームに自動音声読み上げ機能をインストールすると「明かりの本」の近代文学を0円のオーディオブックとして聞くことが出来ます。漱石や谷崎の長編を、自動音声読み上げ機能を使って、耳で聞きながら読書してゆくことが可能です。これがなんだかすごいんですよ。AIが読み上げるんですけど、けっこう流暢な日本語でしゃべってくれるんです。さすがGoogleの最新AIです。
PCでも、iPhoneでもタブレットでも、オーディオブック機能の利用が可能です。iphoneでの利用についてはコチラをぜひご覧ください。
 
それではPCを使う、明かりの本のオーディオブック利用方法を説明します。
【1】 準備
まずは、グーグルChromeをこちらからダウンロードして実行します。
★そしてグーグルChromeにスピーチ機能をインストールします。機能拡張 【Read Aloud】 をインストールします。(これが重要です)
Read Aloudについてのくわしい解説はコチラを読んでみてください。
HowtoReadAloud00004 - 明かりの本・オーディオブック機能
【2】 設定
画面右上のスピーカーアイコンspeakericon - 明かりの本・オーディオブック機能をクリックして、歯車アイコンhagurumaiconfree - 明かりの本・オーディオブック機能をクリックし、速度や音程を調整します。
スピードの微妙な調節がかなり重要なんです。
HowtoReadAloud00002 - 明かりの本・オーディオブック機能
【3】 音声読み上げ
「明かりの本」で読みたい本を開きます。
画面右上のスピーカーアイコンをクリックし再生ボタン【▶】をクリックすると、音声の読み上げが始まります。
HowtoReadAloud00003 - 明かりの本・オーディオブック機能
耳で聞きながら、目で読みすすめると、読書の集中度合いがかなり増して、最後まで読み終えやすいんです。
ぜひ試してみてください。
【4】 注意点
注意点としては、「水蜜桃すいみつとう」というようなルビ付きの文字は「すいみつとう、すいみつとう」と2回くり返して読んでしまいます。それから「」という文字を「あまり」と読んでしまったり、「おちゃみず」を「おちゃちゃのみずみず」と読んでしまったりと、まあまあミスが多いです。そのへんは自分で辞書機能を使って調べ、正しい読み方を知りながら読み進めてください。耳で聞くのは、リズム良く読みすすめて、集中力を保ち続けるためだと思って、使ってみてください。ルビ付きの文字を2回くり返して読んでしまう場合の解消法はこちら

【5】 途中から読む時は……
途中から読む時は、縦スクロールバーを上手く操作して、目的の場所を見つけてみてください。
HowtoReadAloud00001 3 - 明かりの本・オーディオブック機能
なお、iPhoneやタブレットでも、同様の方法で、近代文学を耳で聞くことが出来ます。ぼくはiPadの2画面表示で、明かりの本の縦書き書籍を目で読みながら、青空文庫のヨコ書きページでスピーチ機能を使って耳でも同時に聞く、という方法で、近代小説を読みすすめています。これがいちばん漢字を上手く読み上げてくれるのです。ためしてみてください。
【6】佳境を読む時は……
ぼくは詩的な場面では音声がマヌケなので消音にして、目だけで読むことにしています。いろいろ工夫をして、眼と耳で読む、という新しい読書法を開発してみてください。
これで今まで読み終えられなかった近代文学も、最後まで読みすすめることができますよ。
説明は、以上です。
  
 オーディオブックとして聞くのにおすすめの作品ベスト3は、コレです。
 【No3】日本文化私観 坂口安吾
 坂口安吾の随筆は、深い内容を、やさしい言葉で書いているので、とても聞きやすかったです。

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装画をクリックするか、ここから全文を読む。 (使い方はこちら)
 
 【No2】痴人の愛 谷崎潤一郎
 平易で聞きやすい日本語なので、聞きながら読んでゆくのに最適です。

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 【No1】三四郎 夏目漱石
 人工知能の、間の抜けた声で聞くのに、もっとも相応しい近代文学だと思います。オーディオブックは、長時間かけてのんびり聞いてゆくのがオススメです。

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PCやiPhoneやタブレットで、オーディオブックを使えます。完全に0円です。ほかにもいろんな本をオーディオブックとして使えます。お楽しみください。