小さな妹をつれて 小川未明

 今日は、小川未明の「小さな妹をつれて」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 これは小学校1・2年のための童話です。二郎ちゃんと勇ちゃんはいつものように川で釣りをして遊ぶのですが、その日は、まだ赤ん坊といっても良いくらいの「みい子ちゃん」を連れているので、釣りもあんまりできずに、泣く子をあやすことになって、歩くのもなんだか疲れてしまって、帰ることさえできなくなったのでした。2人を励まそうとして、二郎ちゃんは、あることを思いつくのでした。
 

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追記  これはもう大人は読者対象になっていない本だと思って読みすすめたんですが、昔は家での仕事がとにかく多すぎたので、幼い子どもが赤ん坊の面倒をみることもよくあることだったと感じる内容でした。まだ小学生くらいの子どもでは何もできないんだろうと思って、幼い3人の物語を眺めていたら、急に主人公の「二郎ちゃん」が思いついて、母から渡されていたお金を使い込んでしまいます。これは両親から怒られるのだろう、と思ったら、疲れてしまった友だちを、助けるためにキャラメルを買ったのは、良い行いだ、といって親がほめるのでした。読者の自分が、幼子のはずの少年に追い抜かれてしまった、というように思うエピソードでした。