今日は、堀辰雄の「芥川龍之介の書翰に就いて」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
芥川龍之介の書簡集を読解しながら、氏の文学性の遍歴について論考している、堀辰雄の随筆です。前期の芥川は才気に溢れる「座談家」で「風流人」だったそうなんですが、後期にはどもりがちで「無風流」な人柄になっていった。晩期には、歌人の齋藤茂吉氏との手紙のやりとりが数多く残されています。作家論も記していて、芥川の多様な作風を論じていました。本文こうです。
晩年の芥川さんの仕事を見るがよい。ほとんど矢つぎ早に書かれた「玄鶴山房」「蜃氣樓」「河童」「三つの窓」「齒車」それから「西方の人」などを列擧すれば、いかにそれらの作品が變化に富んでゐるかが解るだらう。さういふ芥川さんや齋藤茂吉氏のやうな作家の諸作品を味ふには、先づ、今いつたやうな idea の數の多いことを樂しんでかかる方がいいと思ふ。
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