今日は、小川未明の「太陽と星の下」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
物語の序盤に美しい風景を描きだしていて、パウルクレーの透明な絵画みたような描写でした。動物を愛する少年の思いが描きだされます……。中期手塚治虫の創作の骨子には、この童話も重要なルーツのひとつとしてあったのではないか、と思いました。
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(総ページ数/約20頁 ロード時間/約3秒)
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物語の序盤に美しい風景を描きだしていて、パウルクレーの透明な絵画みたような描写でした。動物を愛する少年の思いが描きだされます……。中期手塚治虫の創作の骨子には、この童話も重要なルーツのひとつとしてあったのではないか、と思いました。
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今日は、小川未明の「真昼のお化け」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
これは小学校の低学年向けの童話です。思ったことと伝えたことを、一致させたいのに一致しないということに困った、という子供のころの記憶がよみがえる児童小説でした。小川未明はこういうことを子どもたちに述べているんです。
自分にだけ信じられて、他の人には、どうしてもわからない、不思議なことがあるものだということを、彼は、しみじみと感じたのでありました。
大人になったら不思議なことが減るんですけど、哲学書を読んだりするとそこにワンダーがあるわけで……。wikipediaを読むだけでもいろいろ哲学問題が書かれていてそういう本を読みたくなるんですけど、ぼくがいちばん不思議を感じておもしろかった哲学書はリンク先のこの本なんです。クリプキの本ほんとおもしろいんです。
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今日は、小川未明の「金持ちと鶏」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
この童話は、典型的な事態を描いていて分かりやすい話しなんですけれども、読み終えてから考えてみると、なんだかむつかしいことを書いているように思いました。現代ではお金持ちよりも、時間がありあまっている人に、作中にあるようなまずいことが起きてしまいがちなように思います。エスカレーションするものごとというのは現代にも現実にもよく起きていることで……。なんだか老子の「足るを知る者は富む」を連想しました。wikipediaにちょっと老子の現代語訳が載っていました。こんど老子の本も再読してみたいと思います。
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今日は、宮沢賢治の「バキチの仕事」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
ぼくはこれを、ちゃんと読んだのははじめてです。これじつは、短編小説なんですけれども、未完作品なんです。それでもずいぶん楽しめました。もしかすると、トルストイが書き起こした『おおきなかぶ』くらい、りっぱな仕事を、このあとバキチがやるのかもしれない、と思いました。
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今日は、小川未明の「月夜と眼鏡」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
これは子どものための童話ですけれど、大人でも楽しめる短編小説なんです。カズオイシグロの文学に登場する、記憶や世界認識に独自性をもつ人物像がぼくにはとても新鮮に感じられたのですが、今回の小川未明の描くおばあさんは、カズオイシグロが書こうとする人間と共通しているところがある……と思いました。小川未明の世界はもっと童話らしくて神秘的なんです。
花園には、いろいろの花が、いまを盛りと咲いていました。昼間は、そこに、ちょうや、みつばちが集まっていて、にぎやかでありましたけれど、いまは、葉蔭で楽しい夢を見ながら休んでいるとみえて、まったく静かでした。
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