牛女 小川未明

 今日は、小川未明の「牛女」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 菅原道真を祀る、ということでもそうだと思うのですが、日本では、善き人であるのに不憫な事態に陥ってしまったことについて、想像を膨らませながらくりかえし丁寧に描くことがあるんだと思いました。山とおおきな女が、印象的に描きだされる、美しい童話でした。
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 子供こどもは、母親ははおやこいしくなると、むらはずれにって、かなたのやまました。すると、天気てんきのいいれたには、いつでも母親ははおやくろ姿すがたをありありとることができたのです。ちょうど母親ははおやは、だまって、じっとこちらをつめて、うえ見守みまもっているようにおもわれたのでありました。quomark end - 牛女 小川未明
 

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青い時計台 小川未明

 今日は、小川未明の「青い時計台」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 晩方になるととなり町のほうから美しい音色が聞こえてくる。それでさよこはその街を探してみようと一人で草原をゆくのでした。星の街とでもいうようなふしぎな街がたちあらわれます。
 そのすてきな音色は、ある家の中から生じているのでした。少女はその家の中を、窓辺からじっと見つめます。
 良い音色をもらす家の中では幸福な父親と娘たちの時間が流れている。少女は自宅に帰ってからも、その音色に導かれるようにして、ときおりその家のようすをのぞき込むのでした。やがて父が老衰し、娘たちは成長して新しい人びとを招きいれる、それから……終盤もみごとな、小学生のための童話でした。大人も読める童話だと、思いました。
    

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あなうさピーターのはなし ベアトリクス・ポッター

 今日は、ベアトリクス・ポッターの「あなうさピーターのはなし」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 ウサギはあまり動かないし、そこらへんの草を食べているだけで良いわけだし、かわいい見た目なんですけれども、じっさいの生きざまは、オオカミや鷹や捕食者から逃げる必要があるわけで、土の中の穴に逃げ込んだり耳をすましたりいろいろたいへんなわけで、そういう生きものの世界をベアトリクス・ポッターはみごとな童話にしていました。
 

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あのときの王子くん サン=テグジュペリ

 今日は、サン=テグジュペリの「あのときの王子くん」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 これはサン=テグジュペリのいちばん有名な童話の新訳なんです。小さな星に生きて、いろんな人びとと出逢ってゆく王子さまの物語です。youtubeにもこの朗読作品があります。本物のナレーターによる朗読で、これがすごいんです。ぼくはこの児童文学を読むのは2回目なんですけれども「大人の人ってやっぱりそうとうおかしいよ」という王子くんの言葉に、ずいぶん納得がゆきました。京都は着倒れの街だと昔から言われるんですけど、ぼくはどうも見栄っぱりの星の大人がなんとも面白く感じました。あっさり終わる部分なのですけれども。後半の、ヒツジと花の、謎めいた記載が印象に残りました。
   

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煙突と柳 小川未明

 今日は、小川未明の「煙突と柳」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 これは小学生向けの童話なんです。北風と太陽……のような物語なんですけれども、おもしろいのは中心に居る太陽が、ほとんど言葉を用いないのが特徴的だと思いました。小川未明は沈黙の置き方が上手い、というように思いました。なんだかすてきな童話でした。
 

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おやゆび姫 アンデルセン

 今日は、アンデルセンの「おやゆび姫」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 これがおそらくもっとも有名な、アンデルセンの童話なんだと思います。終盤で、姫につけられた羽根や、中盤のモグラの存在……と、不思議に奇妙な箇所があるんです。この「どうも分からない」ところがかえってこの童話を印象深くしているのでは、と思いました。
 動物の中ではツバメがいちばん数多く記されていてずいぶん良い仕事をしています。アンデルセンと同じ、おとぎばなしを語る仕事までしているんです。ツバメの喜怒哀楽がなんだかすてきでした。
 

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