風船球の話 小川未明

 今日は、小川未明の「風船球の話」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 これは風船が、空を自由に飛んでゆきたいと思って、勝手にどこかに行ってしまう、奇妙な童話なんです。
 

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(総ページ数/約10頁 ロード時間/約5秒)
 
追記   最後には枯れ枝に引っかかってしまって自由を失ってただ、はためいている風船というのが描きだされる児童文学で、けっきょくは現実世界の風船と同じように、哀れに打ち捨てられたようにどこかに絡まって、無駄なモノになってしまうのに、動けないタンスのほうでは、風船たちはどこかで幸せになっただろうと思い込む……このタンスの態度がなんだか魅力的な、妙なオチになっていました。タンスは古びてもなんだかずっと存在感があるけれど、風船はすぐに行き先が不明になってしまう。よくしゃべる風船とタンスなんですけれども、現実のそれに雰囲気がそっくりなのが、小川未明の上手い描写で、この存在感がなんとも印象に残る童話でした。