晶子詩篇全集拾遺(39)

 今日は、与謝野晶子の「晶子詩篇全集拾遺」その(39)を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 今回の作品はアンリ・ルソーの絵画『眠るジプシー女』を彷彿とさせる詩で、与謝野晶子がこの絵画を見られる可能性は、当時どのくらいあったのだろうか……と思いました。与謝野晶子の生きた時代は1900年前後で、かなり長生きで1940年初頭まで生きたのですから、ちょうどアンリ・ルソーの画業の晩期のころの時代なんです。晶子は西洋を描いた詩歌がおおく、シベリア鉄道に乗って渡仏しているで、フランスのルソーの画集を手に取る可能性は高かった。いつごろ、どういうふうにルソーを見たのだろうかと思いました。海外への旅の思いを愛でる「太陽の船出」という詩も美しかったです。
 

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