野分(5) 夏目漱石

 今日は、夏目漱石の「野分」その(5)を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 今回は白井道也が作っている文芸誌を読みながら、高柳君と中野君が、文芸や文化についてのちょっとした議論をしてゆく。
 そのなかで趣味の問題が書かれているのですが、これがすごい迫力でした……。
 趣味なくして「生きんとするは野に入って虎と共に生きんとすると」同じである、という評論があって、そのあとの展開に読み応えがありました。影響力がある人の、趣味の問題について論じているんですけれども、漱石独特の論考が印象に残りました。
 

0000 - 野分(5) 夏目漱石

装画をクリックするか、ここから全文を読む。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約3秒)
「野分」全文をはじめから最後まで通読する(大容量で重いです)