海野十三敗戦日記

 今日は、海野十三の「海野十三敗戦日記」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 これは海野十三が第二次大戦中の空襲などについて、記している日記なんです。ぼくはこれを二回読んだんですけど、原爆のことについて、かなりリアルタイムで書き記していて、時間の経過と共にその問題に関する理解を深めていっているところと、被害が残る広島に移住を決める家族の描写がとても印象に残りました。
 

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偶言 津田左右吉

 今日は、津田左右吉の「偶言」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 日本の伝統美は、淡泊なものが多いと考えられてきた。濃艶で華麗なものがいったいどこでどのように歴史の渦の中で、封じられてきてしまったかを、津田左右吉が検討しています。この記述が印象に残りました。
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  気力の横逸し、生命の緊張した時代には随分力の強い、規模の大きい芸術が生まれている。過去ですら、そうであった。おとなしい、いわゆる上品な、さっぱりした趣味のみを将来に期待するのは大なる誤りである。quomark end - 偶言 津田左右吉
 

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二つの道 有島武郎

 今日は、有島武郎の「二つの道」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 有島武郎はこう言うんです。
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 二つの道がある。一つは赤く、一つは青い。quomark end - 二つの道 有島武郎
 
 ここから迷いが生じる。赤と青の道。なんだか、映画でみたシーンにそっくりなことを言うもんだと思いました。
 有島武郎というと、北海道で農地の解放運動をした、という印象が強いのですが、今回の随筆を読んでいて、革命や哲学に深い関心があるように思えました。
 

0000 - 二つの道 有島武郎

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世界的 太宰治

 今日は、太宰治の「世界的」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 第二次大戦後の中国で、いちばん熱心に読まれた日本の作家は太宰治である、というはなしを聞いて、そうだったんだ、と思ったことがあります。太宰治は、戦時中からおそらく、世界文学というのをかなり志向していたのだなというのが分かる随筆でした。
 太宰治は聖書のことを語っています。そういえばユダのことも他の小説で書いていました。
 

0000 - 世界的 太宰治

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yahoo!japanで3月11日に「3.11」と検索すると10円寄付されます。
また少額ですが、Yahoo!ネット募金で東日本の大震災にかんする寄付をさせていただきました。

新しい文学の誕生 宮本百合子

 今日は、宮本百合子の「新しい文学の誕生」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 宮本百合子の戦後の本を読むと、戦争中に文学がどのくらい制限されていたのか明記されていて、こういうのを読むとおどろきます。
 戦後すぐの死者って、すごい多かったらしいんです。殺されない自由は保障されたんですけど、まだ生きる場所や働く場所が出来ていないころにどういう文学が現れてきたのか、そういうことを記している随筆なんです。戦後の混乱期にはドストエフスキーが愛読されている、と宮本百合子が書くんです。
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   二十四時間を、八時間から九時間以上職場にしばられ、千八百円でしめつけられつつ家族の生活をみている正直な勤労者の青春にとって、きょうの猟奇小説と、ロシアの人民が暗黒のなかに生を苦しんでいた時代のドストイェフスキーの世界は、何を与えるだろう。しかし、偶然は、そういう作品をも或る休みの日の夜、人々の手にとらせるのだ。その人は、何の気もなしに読む。そして何と思うだろう。どんな感じがしただろう。quomark end - 新しい文学の誕生 宮本百合子
 
 このあとの、個人が己にしか書けないことを発見する、という箇所の文章が、すごかったです。
 

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