ランボオ詩集

 

 今日は、中原中也訳の「ランボオ詩集」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 これは中原中也がジャン・ニコラ・アルチュール・ランボーの詩集を翻訳した作品です。
 ランボオは十代でほぼ全ての詩を書いて、それからアフリカに行った、という印象が強くて、細身の美男子とは思えないような、骨太な仕事をした詩人ですけど、その十代の詩の中に、のちの己の未来を指ししめしているようなものはあるだろうか、アフリカ大陸への航路や熱砂の気配があるのかなと思いながら読みすすめました。

0000 - ランボオ詩集

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晶子詩篇全集拾遺(22)

 今日は、与謝野晶子の「晶子詩篇全集拾遺」その(22)を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 今回の詩は、明治45年(1912)から大正5年(1916)あたりのパリやドイツのことを記しているんです。与謝野晶子が、この先の半世紀の、時代の変化をどうも如実に捉えていて、今読むと、不思議な気持ちになるんです。これたとえば三十年後のパリ陥落のころの読者が読んだら、どういう印象を持っただろうかとか、思いました。……なんだか凄い内容でした。
 

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輝ける朝 水野仙子

 今日は、水野仙子の「輝ける朝」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 ぼくはこれを数年前に読んだのですが、今読んでみると、なんだかすごく響いてきました。病と生について、水野仙子は書いています。
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 病氣がかうしてだんだん快くなつて見れば、やつぱり嬉しい。助かつたやうな氣がする。そしてその助かつたやうな氣のするところから、これまでにない命の貴さが感じられる。quomark end - 輝ける朝 水野仙子
 
「思ひもかけぬ青空が」……という小説の一文が印象に残りました。
 

0000 - 輝ける朝 水野仙子

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魔の退屈 坂口安吾

 今日は、坂口安吾の「魔の退屈」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 坂口安吾は戦争中に、いったいどうやって働いていたかというと、映画会社で脚本を書く仕事をしていたのだそうです。そういえば映画会社は当時、軍部からも国家からも重要視されていたので、そのために坂口安吾は戦地の最前線に送られて皆餓死する、という最大の危険性から、回避できていたようです。
 作中に書いているのですが「思想犯で警察のブタバコ暮しを余儀なくされて出てきたばかりであつた」人々は安吾の周りにあまたに居たのでした。
 安吾は黄河を撮る映画の脚本を担当していたのですけど、それはもう敗戦寸前だったため、あきらかに実現不可能な仕事だった。本文こうです。
quomark03 - 魔の退屈 坂口安吾
  黄河とは如何なる怪物的な性格をもつた独特な大河であるかといふ、歴史的地理的な文化映画の脚本……(略)quomark end - 魔の退屈 坂口安吾
 
 敗戦寸前の状況で中国の映画を作るというのは「全然無意味で、敗戦と共に永遠に流れて消える水の泡にすぎない」と書いているのですが、その無意味だった時間に、黄河の歴史の勉強をしたことには価値があった。時代が変化した時に、その後も役に立つことと、役に立たなくなることとが、ある……と思いました。
 

0000 - 魔の退屈 坂口安吾

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晶子詩篇全集拾遺(21)

 今日は、与謝野晶子の「晶子詩篇全集拾遺」その(21)を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 今回の詩を読んでいて、フランス革命のことを連想しました。ちょっと難しい詩でした。
 

0000 - 晶子詩篇全集拾遺(21)

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偶言 津田左右吉

 今日は、津田左右吉の「偶言」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 日本の伝統美は、淡泊なものが多いと考えられてきた。濃艶で華麗なものがいったいどこでどのように歴史の渦の中で、封じられてきてしまったかを、津田左右吉が検討しています。この記述が印象に残りました。
quomark03 - 偶言 津田左右吉
  気力の横逸し、生命の緊張した時代には随分力の強い、規模の大きい芸術が生まれている。過去ですら、そうであった。おとなしい、いわゆる上品な、さっぱりした趣味のみを将来に期待するのは大なる誤りである。quomark end - 偶言 津田左右吉
 

0000 - 偶言 津田左右吉

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