最後の胡弓弾き 新美南吉

 今日は、新美南吉の「最後の胡弓弾き」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 旧正月になると、木之助はいとこの松次郎と二人で、胡弓の演奏をしてお捻りをもらう、旅芸人のようなことをしていた。木之助は胡弓を弾くことが好きになって、これを毎年やっていた。味噌屋の主人がこの伝統的な芸をする少年を気に入って、毎年家に招きいれてごちそうをおごっていた。
 それが……年を経るにしたがって、旧正月に胡弓の演奏を聴く習慣が無くなっていった。相方の松次郎はもう辞めてしまった。木之助はそれでも一人で旧正月には胡弓を弾いて旅をした。本文こうです。
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  木之助は仕方がないので一人でゆくことにきめた。自分の身についた芸を、松次郎のように生かそうとしないことは木之助には解らなかった。quomark end - 最後の胡弓弾き 新美南吉
 
 このあとの展開を読んでゆくと、辞めるのにはそれなりの理由があるもんだと思いました。新美南吉と言えば、童話がもっとも有名だと思うんですが、今回のは完全に大人向けで、終盤がもの悲しいです。
 中国の二胡というのはほんとに音色が美しくて好きで、なんどか聞いたことがあったのですが、胡弓は日本の伝統楽器なのに、あまり聴く機会が無いんです。youtubeにもどうも胡弓の音楽は商業ベースの作品としては、ほとんど存在していないです。この胡弓の動画がなんだか音質がよかったです。
 

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