F村での春 牧野信一

 今日は、牧野信一の「F村での春」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 F村に住みはじめた、この主人公は夜に眠れずに昼寝ばかりしている男なんですけど、夫婦でなんとか暮らしている。
 欲望の中でいちばん自制のむつかしいのが、睡眠欲なんだそうですけど、ぼくは時間だけは余裕のある生活なので、いつも多めに眠っているんですけど、この作品の主人公樽野はたっぷり時間があるのにどうも睡眠から切り離されている。それでいて昼間は眠気に襲われている。鬱々とした小説なんですけれども、ちょっと観光に出かけてみるところから、妙にすがすがしい描写があり、そのあと男は奇妙な計画を思いつくのでした。
 なんだか水木しげるの「睡眠力」というのを思い出しました。

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