一燈 太宰治

 今日は、太宰治の「一燈」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 今回は、貧者の一灯のことが題名になっている掌編小説です。現代で有名な人のたいていは、貧者ではない、と思うんですが、近代文学の魅力には、貧しさを偽りなく描き出せた人が居る、というところにもあるように思いました。
 過去を美化するのは記憶力に問題があるからだ、とかいう格言を述べた人が居るらしいんですが、近代というのがどういう時代だったか知識が乏しい自分には、どうもこの時代が興味深く感じました。
 最後の一文を読んでいて、どうも太宰治は時代を掴んでいるというか、その先の数十年間の未来に於ける異変のことが、なんだかしっかり見えているように、思えました。

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