われらが四季感 佐藤春夫

 今日は、佐藤春夫の「われらが四季感」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 日本には四季がある、というのは、ちょっとした書き間違いだと思うんですけど、日本の文学ほど四季が重大な文学はめったにないんじゃないかと思います。俳句は、そのほとんどを季語を用いて作られますし。漱石も鴎外も、そして今回話題になっている芥川龍之介も、俳句を数多に作った。佐藤春夫は、こう記します。
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 四季それぞれに、さまざまな衣類が世界のどこにくらべても多すぎるほど多いらしい事実に鑑みて、これは我々の日常生活が格別にゆたかといふでもないのに、衣類だけがこう発達したのはわが国の季節の変化がそれほど微妙なため、またはわが国人が季節の変化に敏感なためだと思へるquomark end - われらが四季感 佐藤春夫
 
 今までまったく気が付かなかったんですけど、近代文学には和服の描写がけっこう、こと細かに記されているんです。
 

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