引越し 中原中也

 今日は、中原中也の「引越し」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
  中原中也は詩集「山羊の歌」がお薦めなんです。今回の随筆では、美文や美徳というものを排して、ただただ、親戚の引越のお手伝いをさせられる文士の「僕」の状況と心情が描きだされます。八十年前の日本では文学では稼げなかったわけで、親に仕送りしてもらってブラブラしている「ブラ公」の日々と思いが記されているのでした。これが……あの「山羊の歌」を書いた詩人の日常なのか、と思いながら読みました。
   

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追記  PC環境を移行中で、更新が2日間ほど滞って……ました。