今回は新しい読書法について書いてみようと思います。いままで読めなかった難しい本を読破すると、とくべつな映画を見終えたとき以上の、感銘を受けることがあります。けれども本を読みすすめるのはけっこうむつかしいです。ゲーム攻略サイトではどういう操作をするとうまく遊べるのか、その方法が記されています。このページでは、本を読むための技術的な手順を記してゆこうと思います。新しい読書法について簡単に述べますと、いままでは手で紙をめくって、眼で読むだけでしたが、この新しい読書法では、眼と耳を同時に使って読書をします。
第一回は、Kindle Unlimitedの難読書を、音声読み上げで読破する方法を記してみます。必要なものはiPhoneかまたはiPadです。他のスマホでも、同様の方法で、音声読み上げが可能です。ぼくはiPadを使っています。
◆行程1
まず、Kindle Unlimitedに月額千円くらいで加入します(キャンペーン中なら月額数百円です)。また月額数百円のamazonプライム会員でも、幾つかの名作を0円で読むことが可能です。1カ月限定で加入してみることをお勧めします。
◆行程2
つぎに、読みたいのに読めなかった傑作本を数冊ほど選んで、0円で購入します。古典の現代語訳をオススメします。
◆行程3
iphoneかipadにkindleアプリを0円でダウンロードします。PC版は残念ながら音声読み上げ機能は使えません。kindleをたちあげて、序文や目次をすっとばしまして、第一章のはじまりの文章を表示させます。
◆行程4
人差し指と中指の二本指を「閉じたピース」状態(閉じたチョキ)にして、画面の上から下にスライドします。そうするとAIの自動音声読み上げが開始されます。
くわしい「スマホの読み上げ」の操作手順は、こちらのAbroader氏の解説動画を見てください。
◆行程5
イヤフォンなどを使って自動音声の朗読を聞きながら、同時に文章を目で読みすすめ、気になった文章をマークアップしながら読書します。iPadなどの画面分割機能を使うか、別のPCかタブレットを使って、二画面状態で、文章を眼と耳で読みすすめます。
耳と眼を同時に使うと、読書の集中度合いが二倍以上たかまって、映画館で映画を鑑賞するみたいにすんなりと最後まで読み終えられます。
この方法なら、1カ月で数十冊の難読書を読破することも可能だと思います。お暇な時期にぜひ、今まで読めなかった古典の難読書の読破に挑戦してみてください。
アマゾンのKindle Unlimitedにはあまたの本があるのですが、どこにどんな本があるのか、ちょっと分かりにくいのです。公式のamazon検索枠からも検索しにくくて、Kindle Unlimitedにどういう本があるのかけっこうよくわからないのです。Kindle Unlimitedにどのようにすてきな本があるのか、以下のリンクから知ってみてください。とりあえず1カ月だけ加入してみるのをお薦めします。
【Kindle Unlimited】の詩集 NHK100分de名著 古典新訳文庫 万葉集 古事記 源氏物語 菜根譚 怪談 名画 名曲
落語 俳句 料理 SF 絵本 まんがで読破シリーズ マンガでわかるシリーズ 科学
漢詩 孔子 老子 荘子
光文社新書 PHP新書 文春新書 角川新書 NHK出版新書 ヤマケイ新書 グーテンベルク21
『グーテンベルク21』と『古典新訳文庫』がとくにお薦めです。
Kindle Unlimitedには、都会の本屋くらい、しっかり本が揃っているんです。マンガもけっこうあって、ぼくは年に数回くらい加入しています。
amazonをほとんど使ったことが無い場合は、明かりの本の名作を1冊選んで、0円オーディオブック機能を使ってみてください。
読書をするときは、黙読画面と、音声画面と、ノート画面と、3つくらいの画面を同時に表示して読みすすめると便利です。