日本の全ての方々へ マハトマ・ガンジー

 今日は、マハトマ・ガンジーの「日本の全ての方々へ」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 これは十五年戦争中の近代日本文学を読む人にとっては、必読の書になると思うんですが、「非暴力不服従」を説き「剣の教義」も記したガンジーが、日中戦争と日米戦争に関して批判を行っています。この時期の大日本帝国軍がいったい何を行っていたのかを、理解できる本になっています。
 作中でガンジーはエドウィン・アーノルドの日本研究「ヤポニカ」で読み解かれた日本人の良いところを語り、それからナチスと表だって手を組んだことや、帝国の非道についての批判を記しています。「あなた方の冷酷さを模倣しない」というガンジーの言葉が印象に残りました。こののち数十年経って、ガンジーの思想を深く学び公民権運動を成功に導いたキング牧師と、同時代のマルコムXの人生について想起させられる内容でした。厳しい条件下では、ミイラ取りがミイラになりかねない、そこでどう考えるべきかということを、ガンジーの本を通して学んでいったのだと思います。wikipediaの1942年の年表と並べて読みました。
 

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