今日は、仁科芳雄の「日本再建と科学」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
平和利用でしかない技術を徹底的に拡充するという1945年からはじまった、日本の科学と産業の発展の始まりのところの、科学者の考えが記されていました。敗戦後にものすごい経済発展を遂げた、二〇世紀中盤の日本の迫力が感じられる、奇妙な随筆でした。
仁科氏は平和憲法に関する、20世紀後半へ向けての近未来の考察を行っていて、これが倫理的に正しいということのみならず、経済発展や国際状勢という利害関係から見ても適切な条文であるということを説いていて、五十年先のことを読み解けているのがすごいと、思いました。
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