淡雪 原民喜

 今日は、原民喜の「淡雪」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 コロナ騒動が起きてから、ちょっとウイルスの感染がどのように起きるのかをみんな調べていったわけで、そうすると過去の行動で思い当たることが次々に出てくるんですよ。1人旅が好きなんですけど、ちょっと無理をして長時間鈍行列車に乗っていたりして、健康度の高そうなスタミナ飯を食べて、ほうぼうを歩いて旅を終えて家に帰ってくることが、数年前に何度かあったんです。あれだけ無理をして旅をしても、体調不良にならなかったから、まだまだ体力があるなと思って、帰宅してホッとしていてそのあと5日後くらいに風邪になったりしたんです。野外より自室のほうが不潔なのかな、とか思っていたんですけど、これ調べてみると、風邪ってたいてい5日間くらい潜伏してから発症するんですね。ちょっと数日間の時間差があって。 
 そんなことも知らずに今まで生きてきたんだなーとか思いました。感染したかもしれない日から1週間くらい、健康的な食事と多めの睡眠と、サウナや風呂で清潔を保つことを心がけると、症状が軽く済むのかもしれません。
 原民喜は病に臥す露子という女性の心理状態を描きだします。じっさいの原民喜の人生では、この露子の人生に似た事態が1944年に起きています。ドストエフスキーを読んでいても宮沢賢治を読んでいても、フィクションを中心に置いて物語を構成することによって文学が成立することは明らかなんだと思うんですけれども、実人生がひとつも混じらずに書くことは不可能なんだろうと思いました。原民喜「淡雪」の精緻な心情描写が印象に残りました……。
 

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