今日は、北大路魯山人の狂言『食道楽』を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
食の道楽について、目と鼻と口と耳と手たちがいろんな議論を繰り広げるという……奇妙な短編小説なんですけど、美を探求した陶芸家の魯山人が書いているので、やっぱり食のことを目と手で、語るところが念入りに記されています。
wikipediaと近代文学は相性が良いと思うんです。小説をwikipediaと同時に読むと面白いのは、仮想や空想の連なりの中から、どこが実感的に書かれた、事実に近いところなのか、観察したり推理したりして考察できる余地が生じて、それが魅力なのでは、と思いました。
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追記 ネットで検索をしてみると、魯山人の陶芸作品が日本の美術館でいろいろ展示されていて、観に行けるようです。