今日は、正宗白鳥の「登山趣味」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
正宗白鳥が冒頭で、日本近代文学には「海洋の文学が乏しい。海上生活を描いた傑れた文章が無い。しかし、山岳に関する文章は、明治以後にも可成り現れている」ということを書いています。言われてみれば、漱石の「草枕」でも山路が描かれているし、柳田国男も「山人」を描いて、泉鏡花も山に迷い込む物語をさかんに記しています。作家が文芸の評論を書くと、こんなに妙味のある内容になるのかと、驚きながら読みました。
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