今日は、上村松園の「苦楽」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
日本画家の上村松園が、創作をするときの労苦と喜びについて記しています。「絵を作る時の作家の心境について私はこう考えています」というところから記される随筆です。後半で、単なる趣味のことを書いているんです。これと本業の創作との共通項を述べているところが、創作の意味あいを理解する手がかりになるように思いました。いったん子供時代のことを思いだしつつ、難事にはげむと方向性を見誤りにくいのでは、と思いました。
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追記 上村松園は、絵を描くということは、必ず苦を伴うと言うんです。けれども、楽しさもあるのだと記します。