雨の昼 宮本百合子

 今日は、宮本百合子の「雨の昼」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 宮本百合子と言えば、政治的な随筆が有名だと思うんですけど、今回のは映画と演劇の話しです。
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  ……………彼女は啜泣きながらお祖母さんの手にすがって、「ねお祖母さん、じゃ人は一生に二度人を愛したり結婚したり出来るものなの? おお! では貞操っていうのは、どういうものなの?」ときくのだけれど、この大切な瞬間のお祖母さんはその経験ふかい白髪にかかわらず、さながら大きい棒パンのようにただ立って、切なげな表情をし……quomark end - 雨の昼 宮本百合子
 
 という記述が印象に残りました。読んでない物語の紹介を読むのも楽しいもんだと思いました。
 
 僕はつい先日、『ハンガンの怪物』を作った監督の最新作を見てきたんですけど、宮本百合子くらい上手に紹介出来たらここにいろいろ書くのになあと思いました。序盤と中盤の、貧しい人たちで結託する喜劇が、ほんとに見てて痛快だったんです。
 
 宮本百合子が、映画館の観客のことを、ちょっと描いているんですけど、今こういうようには書けない、当時の映画は特別なものであって、そのためにこんな丁寧な描写になるんだろうと思いました。

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