今日は、今野大力の「こころ」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
これはほんの数行の詩で、一瞬で読み終えてしまうんですが、今野大力の詩をもっと探してみたくなるような掌編でした。
検閲と発禁が絶えなかった日本近代文学では稀な、反戦詩を多く書いた詩人なんだそうです。
「こころ」というと漱石と、八木重吉の「秋の瞳」を連想しました。八木はこういう詩を書きました。
こころよ
では いつておいで
しかし
また もどつておいでね
やつぱり
ここが いいのだに
こころよ
では 行つておいで(八木重吉の「秋の瞳」より)
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